閘門でぎっしり詰まりたい欲望について

閘室に詰め込まれた、無慮大数の艇の一隻になりたい…。
●4月5日の航行で、ぎっしり閘門を目の当たりにして以来、閘室に詰まってみたい欲望が日に日につのってきて、のっぴきならぬ(?)状態になってきました。閘門好きも、いよいよ病膏肓に至ってきたようです。
●イヤ、無慮大数などと(そもそも無理だ)ゼイタクは言いません、我が艇と同クラスなら、せめて10隻ほどでも充分堪能できるでしょう。
舷々相磨する、船いきれムンムンの状態で、「奥に詰めてください!」などという閘門管理棟からの殺伐とした放送を聞きながら、有無を言わさず閘室に詰め込まれ、ザブザブと注排水される閘門!
接触すまい、させまいと、差し出されるボートフックに、ピリピリと張り詰める空気。怒気をはらんだまま、水したたるゲートから吐き出される船、フネ!
…オトコの夢ですな(どこが?)
●えっ、そんな奇特なボートオーナー、10人も集まらないですって?
ううん、充分ゼイタクな妄想でしたか。申しわけないです。
まあ、冷静に考えても、「閘門通過が楽しい」と言ってくれた艇長さんには、あまりお会いしたことがないし…。むしろ、「時間がかかって、ちょっとイライラする」という意見もあるくらいで…。
やはり難しいかもしれません。
でも、いつかは体験してみたいですねえ…。
(旧江戸川、江戸川閘門、21年4月5日撮影)

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橋の裏側…1
●旧ブログでも、折に触れてご覧に入れていた「橋の裏側」シリーズを、こちらでも新規まき直しの上、続けてみたいと思います。お目汚しまで…。
●荒川、JR荒川中川橋梁。
橋脚の補強工事中で、「注意」と書かれた三角の小旗が、桁下にたくさん下がっています。桁と枕木のすき間から差し込む、日差しが作る模様がキレイでした。
(21年3月15日撮影)
●隅田川、東武伊勢崎線花川戸橋梁。
中路式トラスの裏側は、構造にも奥行きがあって、なかなか見ごたえがあります。
●隅田川、両国橋。
こちらも工事中。桁の支承部が、満潮時に水に浸かるのでしょう、だいぶ錆が浮いて痛んでいるようです。鋼桁橋の名橋だけに、メンテは念入りにお願いしたいですね。
(21年3月15日撮影)
●神田川、柳橋。
橋をくぐって木製の桟道が渡され、桁下をダビット代わりに端舟を釣るなど、都内では類を見ない、桁下空間の高度利用! 血の通った水辺は、こうでなくては…。
●神田川、JR総武線神田川橋梁。
高度をかせぎながら、斜めに渡る総武線をがっしり支える、大股開きの橋脚部分を見上げて。
その圧倒されるような力強さは、鋼鉄構造物の意気地を見せつけるかのよう。戦後しばらくまで、東京を代表する風景の一つとして、頻繁に取り上げられたのもうなずけます。
(特記以外21年5月3日撮影)

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橋脚の補強工事中で、「注意」と書かれた三角の小旗が、桁下にたくさん下がっています。桁と枕木のすき間から差し込む、日差しが作る模様がキレイでした。
(21年3月15日撮影)

中路式トラスの裏側は、構造にも奥行きがあって、なかなか見ごたえがあります。

こちらも工事中。桁の支承部が、満潮時に水に浸かるのでしょう、だいぶ錆が浮いて痛んでいるようです。鋼桁橋の名橋だけに、メンテは念入りにお願いしたいですね。
(21年3月15日撮影)

橋をくぐって木製の桟道が渡され、桁下をダビット代わりに端舟を釣るなど、都内では類を見ない、桁下空間の高度利用! 血の通った水辺は、こうでなくては…。

高度をかせぎながら、斜めに渡る総武線をがっしり支える、大股開きの橋脚部分を見上げて。
その圧倒されるような力強さは、鋼鉄構造物の意気地を見せつけるかのよう。戦後しばらくまで、東京を代表する風景の一つとして、頻繁に取り上げられたのもうなずけます。
(特記以外21年5月3日撮影)

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