平久川
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平久川
所在地:東京都江東区冬木~江東区塩浜1
延長:1.2km
最小水深:A.P.-1.8m
最小桁下高:A.P.+3.2m
メモ:仙台堀川(青印)から丁字流で別れ、大横川(赤印)と交差し、汐浜運河(緑印)に接続して終わる水路。北端、木場西側の区間は江戸以来のものだが、大正末から進展した埋め立てにつれて平久川も延長され、現在の姿になった。南端部に平久水門(青鋲印、2径間)がある。
通航量は慨して少ないが、大横川西半部が桜の名所であるため、4月初旬ごろの週末は、お花見やイベント参加の艇で輻輳する場合がある。
全体的に橋の桁下高が低く、北半部にある大和橋、鶴歩橋は、ともに桁下高A.P.+3.2mと特に低いこともあり、通過時の潮位には、十分注意して航行したい。



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呑川
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呑川
所在地:東京都大田区東蒲田2~大田区東糀谷6
延長:2.5km(可航区間)
最小水深:A.P.-1.0m
最小桁下高:A.P.+4.1m
メモ:かつては、船溜の入堀や小河川が縦横に走っていた大田区南部に、生き残った数少ない可航河川の一つ。現在の流路のうち、可航区間のほとんどは新呑川だが、呼称は原典に従った。
海老取運河(青印)と接する河口近くにある、暫定繋留施設に始まり、可航区間のほとんどが船溜として利用されているので、全域を通じて徐航が望ましい。船着場は夫婦橋(青鋲印)1ヵ所だが、呑川新橋下流北岸(赤鋲印)の公園にも、整備する計画があるようだ。航行上、特に危険なところはないが、天神橋上流から徐々に浅くなり、夫婦橋船着場前の屈曲部内側は砂洲がある。



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目黒川
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目黒川
所在地:東京都品川区大崎1~目黒区下目黒1
延長:4.2km(可航区間)
最小水深:A.P.-1.6m
最小桁下高:A.P.+4.1m
メモ:かつては、工業地帯の舟運路として、活況を呈した歴史を持つ都市河川。河口部で、高浜運河(青印)および天王洲南運河(赤印)に接続している。船着場としては、東海橋(青鋲印)があるが、市場橋下流にも一ヶ所、船着場(赤鋲印)の跡がある。
可航区間は、都道312号線・目黒通りを渡すコンクリートアーチ、目黒新橋下流までの約4kmで、それより上流は浚渫がされておらず、きわめて浅いので動力船の航行は難しい。
可航区間の状況は、下流の屈曲部内側に一部浅いところがあるほかは、特に危険なところはないが、両岸水面下には基礎護岸の張り出しがあるので、特に干潮時には、岸に近づかないよう注意したい。
沿岸は、桜の名所としても知られており、4月には花見船の運航があるなど、輻輳する場合がある。



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横十間川
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横十間川
所在地:東京都墨田区業平5~江東区扇橋3
延長:2.5km
最小水深:-1.8m(水位低下化水面よりの水深)
最小桁下高:+3.5m(水位低下化水面よりの高さ)
メモ:周辺の土地が低い(いわゆる江東ゼロメートル地帯)ため、人為的に平常時の水位をA.P.-1.0m程度まで下げた、水位低下化河川のひとつ。江戸時代、墨東開発の進展にしたがって開鑿された、歴史の古い運河で、かつては沿岸の亀戸天神にちなみ、天神川とも称された。
現在、南半部は親水公園として閉塞水面になっているので、外部に通じた可航区間は、北半の2.5kmのみである。北端で北十間川(青印)、南端で小名木川(赤印)に接続する。
水深、桁下高とも充分あり、特に危険なところはないが、天神橋南側の西岸寄りは、数十mに渡って浅瀬がある(竿の澪標あり)ので、東岸に沿って通航するとよい。また、レガッタの練習水面として盛んに利用されている川でもあるため、徐航の上、十分注意して航行するのが望ましい。
船着場は、旧江東水上バスの乗船場として造られた、ポンツン桟橋の天神橋(青鋲印)、固定岸壁の亀戸(赤鋲印)の2ヶ所があるが、現在定期便の寄港はない。



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