京浜運河(東京) その1
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京浜運河(東京) その1
所在地:東京都港区港南3~大田区羽田空港1
延長:7.5km
最小水深:A.P.-3.0m
最小桁下高:A.P.+5.5m
メモ:京浜間内水ルートの北半部を形成する、水上交通の要衝。同名の本船運河が神奈川県にも存在するので、特に『東京』をつけて区別した。
水深、桁下高とも充分あるが、官公庁船艇をはじめ、曳船、客船を含めた通航は頻繁にあり、また繋船施設も多いので、通航時は注意を要する。
【「その1」の区間のメモ】西岸に天王洲運河(青印)が分岐し、また天王洲南運河(赤印)との十字流がある。北端部東岸には、湾岸警察署(旧水上警察署)の桟橋(黄印)がある。
小型船舶の繋留施設としては、ワールドシティタワーズの桟橋(緑印)があるが、入居者およびチャーター船利用者専用で、一般への開放はされていない。



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勝島南運河
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勝島南運河
所在地:東京都大田区平和島1
延長:1.4km(うち可航域:約0.7km)
最小水深:A.P.-2.5m
最小桁下高:A.P.+5.6m
メモ:京浜運河(東京)南部西岸から分岐する運河。水深・桁下高ともに充分ある。北岸中央部に、東京都観光汽船のしながわ水族館桟橋(青印)がある。
最奥部は、平和島競艇場の水面として利用されており、勝平橋西部のブイ(赤印)で仕切られているので、一般の船舶は入ることができない。レース中は近づかない方が無難。



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勝島運河
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勝島運河
所在地:東京都品川区勝島1
延長:1.1km
最小水深:A.P.-2.5m
最小桁下高:A.P.+5.5m
メモ:京浜運河(東京)中央部西岸から分岐する運河。水深・桁下高ともに充分ある。沿岸には、屋形船・釣り船の船溜が点在しており、船台など造修施設もあることから、徐航が望ましい。
南端部西岸に立会川(赤印)が注ぐ。また、繋留施設として、「勝島運河 運河の駅」(青印)という小型桟橋がある。桟橋はNPO法人が管理しており、一般への常時開放はされていない。
立会川河口以南、勝島南運河に続いていた区間は、昭和51年に埋め立て開始、同56年に完了し、現在はしながわ区民公園となっている。



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ガスミオ運河
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ガスミオ運河
所在地:東京都大田区昭和島1~昭和島2
延長:0.7km
最小水深:A.P.-3.0m
最小桁下高:A.P.+8.0m
メモ:京浜運河(東京)南端部西岸から分岐し、平和島運河(青印)に至る運河。水深、桁下高ともに充分ある。平和島運河北岸に、釣り船などの繋留施設があり、小型船舶の通航がある。
一風変わった名称は、かつて平和島運河西岸―現・ふるさとの浜辺公園―に、東京ガスの工場があったこと(瓦斯澪)に由来すると思われる。



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タグ : ガスミオ運河
海老取運河
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海老取運河
所在地:東京都大田区羽田空港1
延長:0.95km
最小水深:A.P.-3.0m
最小桁下高:記事参照
メモ:京浜間内水ルートの一部を形成する、水上交通の要衝と言って良い運河。北を平和島運河・京浜南運河に接し、南は海老取川へと続く。西岸に呑川(青印)、北前堀(赤印)、南前堀(緑印)が分岐する。
北端部東岸には、湾岸署の羽田水上派出所(空色印)があり、警備船艇の出入りがある。台船・曳船の船溜りもあり、また南端部西岸には、小型船舶の暫定繋留施設があるため、全体に徐航が望ましい。
北側入口には、首都高の羽田可動橋(黄印)があるが、現在は使用を休止しており、閉じることはまずない。南前堀付近の首都高も、桁下高は満潮時で3m以上ある。
水深は充分あるが、海老取川、北前堀、南前堀の接続部は浅い部分がある。



【羽田可動橋・20年9月5日撮影】

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