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花畑川


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花畑川
所在地:東京都足立区六木3~足立区神明1
延長:1.5km
最小水深:A.P.-2.4m(メモ参照)
最小桁下高:A.P.+3.2m
メモ:中川(青印)と綾瀬川(赤印)を短絡し、中川上流と東京方面との舟運の便をはかるために開鑿され、昭和6年に竣工した水路で、花畑運河とも呼ばれる。
中川側に六ツ木水門(青鋲印)、綾瀬川側に花畑水門(赤鋲印)があるが、六ツ木水門は常時開なのに対し、花畑水門は常時閉で、実質通り抜けができない状態になっている。
なお花畑水門については、「江東治水事務所の水門『閉鎖・開放情報』」(ミニまぐバックナンバー)によると、月1回程度の運転とされているが、「花畑運河研究所」の記事「水門問題! その①」「水門問題! その②」によれば、綾瀬川への浄化用水導入のため、潮時にあわせて連日開閉されていた時期もあったようだ。
橋の桁下高は総じて非常に低く、特に中川方から数えて二本目の、桜木橋が最も低い。幸い通過時の水位は、六ツ木水門の前後にある電光掲示板で、(A.P.+)0.01m単位で知ることができるので、充分注意して航行したい。
魚探で測深した限りでは、水底には凹凸は見られず、区間を通じて水深もほぼ一定していたが、六ツ木水門の水位表示A.P.+1.4m前後の時点で、測深深度が1.8~2m程度であったので、上記の最小水深データには疑問が残る。
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タグ : 花畑川花畑運河六ツ木水門花畑水門

平久川


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平久川
所在地:東京都江東区冬木~江東区塩浜1
延長:1.2km
最小水深:A.P.-1.8m
最小桁下高:A.P.+3.2m
メモ:仙台堀川(青印)から丁字流で別れ、大横川(赤印)と交差し、汐浜運河緑印)に接続して終わる水路。北端、木場西側の区間は江戸以来のものだが、大正末から進展した埋め立てにつれて平久川も延長され、現在の姿になった。南端部に平久水門(青鋲印、2径間)がある。
通航量は慨して少ないが、大横川西半部が桜の名所であるため、4月初旬ごろの週末は、お花見やイベント参加の艇で輻輳する場合がある。
全体的に橋の桁下高が低く、北半部にある大和橋、鶴歩橋は、ともに桁下高A.P.+3.2mと特に低いこともあり、通過時の潮位には、十分注意して航行したい。
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タグ : 平久川平久水門

平和島運河


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平和島運河
所在地:東京都大田区大森東2~大田区大森南5
延長:1.8km
最小水深:A.P.-1.0m
最小桁下高:A.P.+4.5m
メモガスミオ運河青印)を入口とし、昭和島の西、大森との間を隔てる水路と、京浜南運河赤印)と干潟を二分し、京浜運河海老取運河緑印)を結ぶ南方水面に分けられる。運河の名称となった、平和島西側を通る水路は、昭和56年に埋め立てられ、後に平和の森公園が整備された。
大森側に内川水門(青鋲印)、貴船水門(赤鋲印)、呑川水門(緑鋲印)(いずれも一径間)がある。北端には業務船の船溜が、また各水門の奥も船溜になっており、地元の船の出入りがある。
南方水面は、多摩川を経て神奈川方面に抜ける、内水ルートの一部であり、各河川に船溜が多い水域であることもあって、業務船・プレジャーボートを問わず、通航が頻繁である。
航空写真でもわかるように、水面中央に干潟があるため、澪筋は昭和島と大森に沿って、迂回するような形で通っているが、これを知らずに直行しようとして、干潟に乗り上げる事故が絶えない。干潟の北西角には、オレンジ色のブイ(空色印)も設置されているので、特に満潮時はよく確認してから通航したい。
また、昭和島の西から南方水面に出る部分、モノレール高架の直下あたりは非常に浅く、干潮時の航行が困難な場合がある。
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タグ : 平和島運河内川水門貴船水門呑川水門

平久運河


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平久運河
所在地:東京都江東区塩浜1~江東区枝川1
延長:1.2km
最小水深:A.P.-2.5m
最小桁下高:A.P.+3.3m
メモ平久川の延長部にあたる運河。汐浜運河青印)から別れて南下、汐見運河赤印)の十字流からほぼ南東に向かい、東雲運河緑印)の末端部と接続している。北端の白妙橋は、本運河で最も桁下高が低いので、通過時の潮位に注意されたい。
両岸の枝川1~2丁目は、大正末から昭和初期にかけて、ゴミ処分場として造成された埋立地で、後に工業用地として運河の利用がはかられたが、現在では荷揚げ施設も減少し、通航する船もあまり多くない。
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【白妙橋・20年9月16日撮影】

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タグ : 平久運河

春海運河


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春海運河
所在地:東京都中央区佃3~中央区晴海5
延長:3.1km
最小水深:A.P.-4.0m
最小桁下高:A.P.+5.1m
メモ:晴海・豊洲の2大埠頭に挟まれた、本船のための水面であった本運河も、再開発による豊洲埠頭の閉鎖や架橋で、次第に内水化している。
北端部、広大な旧貯木場を擁する、隅田川派川豊洲運河青印)に接する水域は、各水路とのジャンクションとして通航が多い。再開発によって生まれた「ららぽーと豊洲」には、水上バスの桟橋(赤印)が設けられ、複数社による運航が行われているので、定期船の出入りが頻繁にある。また春海橋南側には、小野田レミコン(太平洋セメント)(緑印)の岸壁があり、小型の本船が着岸する。
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タグ : 春海運河晴海大橋豊洲大橋