10月9日のトリづくし

212001.jpg10月9日、近場回りをしたときのスナップです。今年後半は天候がすぐれず雨天続きとあって、穏やかな晴れ間がありがたく、特にどこを訪ねるあてもなく、とにかく出ようともやいを解いたのでした。

コンクリート柵の上を見やると、鴨さんが尾を振り振り散歩したり、ツブれてくつろいだりと思い思いのポーズで並んでいました。秋も深まり、気がつけば水鳥たちの季節に入りつつあったのです。

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上と同じ鴨たちの角度違い。可愛らしいしぐさに惹かれて近づきすぎたのか、イヤそうに腰を浮かしかけている鴨がいる一方で、そっぽを向いてどこ吹く風の子も。

向こうを向いた鴨の視線の向こうに、ちょうどスカイツリーが霞んで見え、「今日のスカイツリーはちょっと霞んでるが~」と、観天望気をしているように思えて、笑いが込み上げてきたものでした。

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安心し切ってツブれている鴨さんたち見たさに、ちょっと寄せ過ぎたかしら。首を細長く伸ばして警戒心をあらわにし、腰を浮かせてつぶらな瞳でこちらを見つめます。

おっとと‥‥柵に寄せ過ぎました、危ない危ない。トリ好きにとっては事故を誘発しかねない、危険な魅力のあるツブれ鴨! 舵を取る皆さん、どうかお気をつけて(私だけ)。

212004.jpgもの凄い勢いで泳ぎ去ってしまったので、うまく撮れませんでしたが、この秋初めてのオオバン君に出会いました!

最近は他の水鳥を押しのけて、東京の水路で勢力を拡大しつつあるオオバン君。夕刻にあの哀愁に満ちた鳴き声を耳にするのも、風情があっていいものです。冬が近づいている証拠ですね。

212005.jpg最後はトリさんではありませんが、妙に可笑しかったのでご紹介。曙北運河、都市計画運河橋梁の橋脚にいた亀さん。

貝の密生した面がチクチクして嫌なのでしょうか、妙に四肢を踏ん張って力みかえり、首も反り返らせてどこか勇ましいポーズ。もうすぐ寒くなりますから、冬眠の場所を探さないといけませんよね。
撮影地点のMapion地図

(29年10月9日撮影)

(『荒川河口のフネブネ』につづく)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 水辺の鳥たち

8月19日のトリさん

(『8月19日の晴海橋梁…2』のつづき)

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道々に拾ったトリ好きスナップをいくつか。一枚目は出しなに撮った独身鴨さん。珍しくピントが合い、鴨も逃げずにじっしていてくれたので、可愛らしい姿がしっかり収まり、嬉しい一枚となりました。

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都市計画運河橋梁の下流側にある、円筒形の基礎でくつろぐ鷺、鴨各一羽。木っ端ブネの姿を認めるなり、逃げ腰ではありましたけれど‥‥。

この円筒形基礎、潮位が低いときしか見られず、何の遺構かわからないので、気になる存在ではあります。昔はもう一つ橋があったのか、それとも旧橋の基礎の片割れが残されたものでしょうか。

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新月島川、桟橋の角でくつろいでいた鵜さんにカメラを向けたら、わさわさと羽を広げて、乾かすしぐさをサービス(?)してくれました。ありがとう!

鵜もこの10年でずいぶん数が増え、街場の河川でも姿が見られるようになりました。餌の魚が豊富である証しであります。

210019.jpgそして豊洲貯木場跡の柵列。南東側の水路をゆるゆる流しながら、鳥たちの思い思いにくつろぐ姿を楽しめます。

水鳥的には今はシーズンオフですから、中の水面を埋め尽くすような数はおらず、柵の上にぱらぱらと鴨、鷺、鵜など留鳥の諸君が翼を休めている程度ですが、その分のどかさが味わえてよいものです。


210020.jpgそんな中で、ひとりヒョロリンと首を伸ばしていた鷺さんの姿に惹かれて、一枚ものしてみました。

首を羽の中にうずめて、丸くなった状態からこれをやられると、本当にろくろっ首かと思えるほどの伸び具合。顔が正面を向いていたのも手伝い、失礼ながら妖怪じみた不気味さすらありました!
撮影地点のMapion地図

(29年8月19日撮影)

(この項おわり)

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8月13日のトリさん

(『源森川水門、竣工間近』のつづき)

8月13日の散策で、道々見たもろもろを以下に垂れ流します、お目汚しまで。まずは久しぶりにトリづくしとまいりましょう。

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209077.jpg平和島運河の干潟水路、モノレールが河底トンネルにもぐってゆくケーソンの周りには、コンクリートの防護杭が並んでいます。その1本1本に1羽づつ、水鳥たちがちょんちょんと乗っているのですから、そりゃもうトリ好きとしてはカメラを向けたくなるというもの。

上のアオサギ君のように、飄々と立っているのも佳し、カモメ君のようにまったりツブれるのも佳し。

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使われなくなって久しい羽田可動橋のフェンスは、鵜さんの社交場。クルマも人も通らぬ道端は格好のくつろぎ空間となり、安心してボリボリ羽づくろいする姿も見られました。

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今年はついに、鴨のヒヨコ艦隊に出会わず終わってしまいそう‥‥と思っていたら、今回何とか一つの群れを発見することができました。

もっとも、ポヤポヤの小さなヒヨコたちではなく、親とさして変わらないくらい成長した、若鳥といってもよいサイズのもの。オカの鳥でいったら、巣立ち雛というところでしょうか。それでも、まだ甘えん坊な雛の雰囲気を残しており、可愛らしいものでした。

209080.jpg東雲北運河の北端、京葉線の高架下にある朽ちた丸太の桟橋は、近所の水鳥の休憩所になっているのですが、何度かカメラを向けても、決まってピントが合わない場所でもありました。

今回も鵜たちがびろ~んと羽を広げて乾かしたり、鴨たちがツブれているところを見て吸い寄せられ、カメラを向けたものの‥‥結果はご覧のとおり。ううう(鵜だけに)。

(29年8月13日撮影)

(『8月13日の川景色…1』につづく)

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タグ : 水辺の鳥たち 平和島運河 東雲北運河 砂町運河 海老取運河

前川の白鳥

(『大洲閘門ふたたび…3』のつづき)

201016.jpg大洲閘門を堪能した後、前川畔をぶらぶらとお散歩しました。北岸には、宅地に面してご覧のような並木道があり、砕石を敷かれた道端には花壇や、一部には水際に降りる階段にベンチもあって、ちょっとした公園のおもむきです。

ときおり薄日が差すなか、階段のベンチに腰をおろして一息ついて、閘門をバックに水鳥たちの遊ぶ姿を眺めていました。

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手前には白鳥、遠方に点々と見える黒い水鳥は、オオバンでしょうか。クォッ、クォッという哀愁を帯びた鳴き声がときどき川面を渡って、実にのどか。白鳥と閘門、絵になりますのう。

腰をおろしてしばらくすると、白鳥の一羽がやおら向きを変え、我々のいる方へ向かってきました。

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白鳥――昨年十六島で見たのと同じ、コブハクチョウでした――は手で触れそうなほど近くまで寄ってきて、浅瀬に二本の足で立つと、黒い目でチラチラと目線をくれながら、ボリボリ、もしゃもしゃと羽づくろいを始めたのです。

まったく人を警戒せず、リラックスしきった様子から、よほど馴れているのでしょう。地元の方に可愛がられ、日ごろおいしいものをもらっているに違いありません。

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201020.jpg餌になるものを持っていなかったので、「ゴメンネ、ゴハンないんだよ」と声をかけたものの、白鳥君は悪びれもせず羽づくろいを続行。気長に待つ構えのようです。

白鳥に誘われてか、オオバンも数羽寄ってきて、つつき合ったり、追いかけっこしたりと、ケンカを交えながらも物欲しそうな顔。う~ん、東京の水鳥さんたちも、これくらいフレンドリーだと、トリ好きとしては嬉しいんですがねえ。餌のないことを詫びながら、可愛らしい表情やしぐさを、しばし楽しませてもらったのでした。
撮影地点のMapion地図

(29年1月2日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 前川 水郷 水辺の鳥たち

秋の水郷三昧…20

(『秋の水郷三昧…19』のつづき)

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下るにつれて、川面に鴨の群れがちらほら見られるようになりました。もう水鳥が渡ってくる季節なのですね。

198097.jpg夕方の冷気が堪えるのでしょう、どの鴨さんも首をうずめ、むくむくと羽を膨らませておまんじゅうのよう。東京の川と違って、舟が近づいても飛んで逃げたりせず、間近で可愛らしい姿を堪能できるのが、トリ好きとしては嬉しいですね。

中高の古そうなコンクリート桁橋、万代橋が見えたあたりで、今度は白鳥を一羽発見! 先ほどの中洲の乗り場といい、白鳥によく出会う日ではあります。


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中洲にいたのと同じ、コブハクチョウのようです。こちらもまったく逃げるそぶりは見せず、ゆったりとマイペースで流している風情。餌付けはされているのかな?

こんな近くで、しかもちょうどこちらを振り向いてくれた瞬間が撮れて、これまた嬉しいものが。同乗のお客さんからも、歓声があがりました。小首をかしげたさまは愛らしいものの、一人ぼっちのせいかどこか寂しげにも見えます。

198099.jpgピントが合っていなくてごめんなさい。舟の転回地点、国道が渡る北辰橋の手前で、数羽のコブハクチョウに餌を与えている人が。人馴れした感じからして、やはり餌付けされていたのですね。

船頭さんによると、一人ぼっち君の方は気が弱いのか、いつも群れから離れて暮らしているとのことでした。小野川遊覧のアイドル的存在なのはいいですが、それを聞くと少々哀れではあります。
撮影地点のMapion地図

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帰路、すっかり陽の陰った川面を、哀愁を漂わせて泳ぐ一人ぼっち君。見たところ毛づやも良いので、栄養状態は悪くないものと思いますが、元気で暮らしてほしいものです。

楽しかった水郷三昧の一日は、暮れゆく小野川の川景色と水鳥たちという、風情のある風景で〆となりました。

(28年11月6日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 佐原 小野川 水郷