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新造艇の名前は?

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3月31日、4月7日は2週続けて出かけることができました。いわずと知れた毎年恒例、お花見であります。せっかくなので、まとめた方がよさそうなものは、2回分いっしょに垂れ流してしまいましょう。まずは巡視艇から。

汐見運河を西航、墨田川造船本社前を通ったら、ジブチ向け巡視艇が艤装中でした。あれ? 「SAAD OMAR GUELLEH」は辰巳に移動していたはず‥‥。よく見るとハルナンバーはP-16、新造艇だ!

315002.jpgこのときは時間がなかったので一航過しただけ、トランサムの艇名は確認せずじまいでしたが、建屋の中をズームでのぞいてみると‥‥。

あっ、もう一隻建造中の船体がありますね。輸出艇なのか、海保艇なのか‥‥。いずれにせよ楽しみ。続々と新艇が建造されるさまを拝見しているだけで、何だか力が湧いてくるような気がするのですから、不思議なものです。

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帰りに辰巳にも寄ってみると、3月10日にはいた「ぼうそう」と「ひよどり」は姿を消し、「SAAD OMAR GUELLEH」一隻のみに。建造に時間がかかったせいでしょう、喫水線下もだいぶ褪色してきました。

舷側のベコベコ‥‥いわゆる"瘦せ馬"が目立つのは、海保船艇と違って塗色がグレーだからか‥‥。軽量構造を目指すあまり、極端な薄板にしたとか、素人だけに斜め上の妄想をしてしまいました。

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4月7日、気になっていたハルナンバーP-16の名前を知りたくて、東雲北運河を下る形で航過。トランサムをのぞいてみると‥‥。

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え、ええと、「ALI MOHAMED KAKO」‥‥でいいのかな?
字の送りが微妙で、「AL I MOHAMED K AKO」にも見えるのですが‥‥。いずれ検索してみよう(今はしないあたり)。

(令和6年3月31日・4月7日撮影)

(『運河の給油所、解体』につづく)

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タグ : 東雲北運河墨田川造船巡視艇東京港

3月10日のフネブネ…4

(『3月10日のフネブネ…3』のつづき)

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台場の海保バース、おなじみ測量船「昭洋」を桟橋ごと正面から。ところどころに錆の浮いた船体に任務の厳しさを感じながら、ブイ列に従って台場の内水面へ入りました。

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航路が丁字になったところまで来ると、ちょうど水辺ライン「さくら」が進入してきました。第三台場の石垣と、常緑樹をバックに眺める白い船体、なかなか渋い景観で佳きもの。

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これもおなじみ、東雲運河の関東宇部コンクリートに接岸する二隻の独航艀、「第一豊和丸」「第二豊和丸」。あいかわらずキレイですね。

たまには船尾側からも愛でてみようと一枚スナップ。甲板室が設けられていることもあり、船尾周りはスクエアでトランサムも幅がたっぷりとられていて、もやいを取るときなど作業しやすそうです。

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隅田川派川、豊洲貯木場跡の柵列を抜けたあたりで、久しぶりにドラゴンボートの練習風景を拝見。艇名は読めませんでしたが、櫂の動きが気持ちよく揃って、軽快な漕ぎっぷりが素敵。水面は穏やかでしたから、よい練習日和だったことでしょう。

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汐浜運河は深川八中前の、業務船溜。何度も目にしている曳船なんですが、水線上に上がってきたフジツボや、剥離した上に塗り重ねた塗装の肌、操舵席のオーニングの華奢さなど、星霜を経たディテールがたたみかけてきて、哀愁を感じてしまったのですね。船齢は40年超といったところでしょうか、あと何年くらい、こうして愛でられるのかしら。
撮影地点のMapion地図

(令和6年3月10日撮影)

(『さようなら、船の科学館本館』につづく)

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タグ : 東京港東雲運河隅田川派川汐浜運河水上バス曳船

3月10日のフネブネ…3

(『3月10日のフネブネ…2』のつづき)

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「ポセイドン1」の船首側‥‥AFバースに対面する形でもやっていたのは「第三開洋丸」。遠洋漁船スタイルのこの船も、海洋調査船なんだそう(『調査船隊紹介サンエイ・マリン)。669総t、平成13年竣工とのこと。船橋付近の舷側に書かれた「RESEARCH VESSEL」の文字が、きりっと引き締まった雰囲気を醸していてよいですね。

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第一航路に出て、並みいる紅白のキリンさんたちを眺めながら北上。コンテナ埠頭のA4バースには、EVERGREEN船隊の一隻が盛んに荷役中。

船名はよく見えなかったけれど、「EVER CERTAIN」かな? ちょこん、といった感じで接舷していた船は、「アナナス」でした。潤滑油を補給する、久宝海運のオイルタンカーなんだそう。

314013.jpgクルーズターミナルの内側、青海は東京海上保安部の船溜を訪ねてみると‥‥「ゆめかぜ」を名乗る白い巡視艇の向こうに、グレー塗装の艇が。えっ、こっちが「ゆめかぜ」じゃないの?

久しぶりの臨検!」で、「ウチの管内でグレーのはもうこれだけなんですよ」と伺ったのですから、間違いっこありません。


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ズームでたぐってよっく見てみると‥‥あ、トランサムの船名「ゆめかぜ」の抜き文字が、外されたのか、それとも塗りつぶされたのか、船体と同色になっていました。

そうか‥‥旧「ゆめかぜ」は退役して、新「ゆめかぜ」に代替わりしたんですね。大型巡視船でも、退役船が船名やSマークを塗りつぶされたところは、ウェブ上にアップされた愛好家の写真でよく目にするところ。我が艇に"臨検"してくれた親しみ深い艇、心からお疲れさまといってあげたいです。

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いささか寂しい気持ちを抱えながら、第一航路に戻ったところ、それを吹き飛ばすような爽快感あふれる走りぶりを見せてくれた艇が。湾岸署の「せきれい」! 白い航跡を長く引いて、気合の入ったプレーニングがまあ格好いいこと。水面上に浮いた喫水線下がきれいなのも、好印象でした。


(令和6年3月10日撮影)

(『3月10日のフネブネ…4』につづく)

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タグ : 東京港巡視艇警備艇

3月10日のフネブネ…2

(『3月10日のフネブネ…1』のつづき)

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「ぼうそう」、「SAAD OMAR GUELLEH」、「ひよどり」がフレームに収まったところで一枚。この3隻だと、フライブリッジを持つ「SAAD OMAR GUELLEH」のボリュームが目立ちますね。ともあれ、艤装艇で賑わう辰巳はいいものです。

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南下して第二航路へ出、西へ向かいました。10号地の先端、フェリー埠頭にはオーシャン東九フェリーの「フェリーどうご」(12,636総t)が接岸中でした。

見上げるような高い乾舷に、低く抑えたシルエットの上部構造物、白一色にオレンジのライン1本が引かれた簡潔な塗装が、長さ190m余の船体によく似合って、まことにスマート。

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陽射しに輝くその魅力に惹かれて、久しぶりに正面を狙ってみたくなりました。高い乾舷が実に頼もしく、抑えめの船橋がどっしりと重心の低い印象を醸して、これまた佳きもの。ああ、晴天ってありがたい!

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10号地埠頭の西、青海埠頭のAHバースには、黒い船体に「FUKADA」の文字を白抜きで大書きした、嫌でも目立つ船が! 深田サルベージ建設の作業船「ポセイドン1」だ!

高い船首楼とぐっと低めた後甲板は、航洋曳船タイプといってよい重厚なスタイル。見るからに強力そうなクレーン、"オーラを放つ"とはこのようなモノを指すのでしょう、まさに容貌魁偉の魅力であります。

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ぐっと寄って、右舷後方から堪能。船橋の後妻板にも大きな窓を備えているのが、いかにもこの手の船らしくていいですね。詳細は「多目的作業船『POSEIDON-1(ポセイドン1)』のご紹介」(PDF)に掲載されており、興味深い記事ですのでぜひご覧ください。

4,015総t、全長78m、速力12kt。波浪による動揺を減衰させる機能を持つJJクレーン、その向こうに見える紅白の櫓は、海面下3,000mまで掘削できる掘削装置「GMTR150」、3,000mまで潜れる有索無人潜水調査艇 「はくようS-3000」の搭載‥‥。海洋開発の尖兵という言葉が、自然に浮かぶような機能の多彩さであります。
撮影地点のMapion地図

(令和6年3月10日撮影)

(『3月10日のフネブネ…3』につづく)

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タグ : 東京港

3月10日のフネブネ…1

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3月10日は先月同様、メンテを兼ねた短時間の近場徘徊。雲一つない快晴に恵まれて、爽やかな気分でお散歩を楽しめました。まずはフネブネからまとめます。

おなじみ、曙運河南口‥‥辰巳埠頭東端の沈曳船観察。前回1月と違って、潮位が低いので船体まで見えますね。

毎度同じような感想で恐縮ですが、煙突やブルワークなどの突出部から朽ちて、時を経るごとにフラットかつ、垂直面が透けてくる印象。操舵室が崩壊して原形を失ったら、さすがに悲しくなるかも。

314002.jpg前回は墨田川造船辰巳を訪ねなかったので、今回は真っ先に足を運んで(艇に乗っているのに、この表現も妙ですが)みました。

さて、どうかな‥‥おお、入渠艇はいないものの、桟橋に計3隻の船影が見えますね。なかなか賑やかです、来てよかった。



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海洋大の実習艇「ひよどり」、後甲板にオーニングが張られ、その下にあるウインチらしき機械は厳重に梱包されて、少し印象が変わりました。後ろからまじまじ眺めるのは初めてで、新鮮な感じ。

トランサムは中央が切り欠かれ、開口にローラーが備えてあるのが見えます。オーニング下にあるウインチで、仕掛けや網などを敷設・揚収するためのものでしょう。しかしトランサムのフラットがこう狭くては、船名が入れられず、船籍港だけになるのは仕方がないですね。

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残る2隻は、長い間本社前にいたジブチ向け巡視艇「SAAD OMAR GUELLEH」、そして千葉県警「ぼうそう」。

「ぼうそう」はたびたび修繕でここに滞在しているのを目にしており、常連さんといってもいいですね。最近では、昨年12月に千葉港で会っています。「SAAD OMAR GUELLEH」、船橋が立ち上がって、一気に工程が進んだようで何より。

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さんさんと降り注ぐ陽光に、白い船体を輝かせる「ひよどり」をもう一枚。警察・海保船艇とは違った雰囲気を持つ端正さがあって、よいものです。3月に引き渡されるとのことでしたから、もう就役して、品川キャンパスのポンドにもやっているのかしら。
撮影地点のMapion地図

(令和6年3月10日撮影)

(『3月10日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 警備艇墨田川造船東京港