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6月7日の隅田川…3

(『6月7日の隅田川…2』のつづき)

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252062.jpg新豊橋をくぐったあたりで、2本目の浮流コルゲートチューブに遭遇。テラスに立っている人とくらべると、直径は50㎝どころではなく、1mはあるように思えました。

間なしに、豊島橋のある大屈曲の手前で、3本目を発見。いずれも進行方向右側ということは、流速のゆるい淀みで引っかかっているということか‥‥。ともあれ、3つも連続して近くに固まっているのは、何かただならぬ感じがしたものです。

252063.jpg大屈曲を過ぎて豊島橋をくぐったところで、PWCのフリートが轟々と追い越してゆくのをやり過ごしていたら、白い通船が一隻遡上してくるのに出会いました。船名は「ちどり」。

最初はPWCたちに気を取られて気づかなかったものの、静まってからよく見ると、後ろに白いしぶきを上げて、曳航されている小さなモノが‥‥あっ?

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コルゲートチューブを曳いている!

下流へ捜索に出て、どこかの現場から豪雨で流出したパイプたちを、拾って歩いていたというわけですね。お疲れさまでした。不謹慎ではありますが、珍しいシーンを目にできて、何やらトクをした気分になったのが正直なところです。

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そうそう、ちょっと戻りますが、豊島橋のすぐ下流側では嬉しい出会いが。このカルピスの包み紙みたいな柄のクレーン船、平成28年9月に「9月10日の日本橋川・神田川…5」で見たのと、同じ個体ですよね?

可愛らしい塗装が印象的だったので、久しぶりの再会に思わずニッコリ。手前の曳船「第二海神」も渋くて素敵です。
撮影地点のMapion地図

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の隅田川…4』につづく)

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タグ : 隅田川 曳船 台船

6月7日の隅田川…2

(『6月7日の隅田川…1』のつづき)

252056.jpg丸太ん棒を左に避け、木っ端屑が集まって浮島と化した塊りを右に避け‥‥と、浮流物のあまりの多さに間断なく舵を切っていたら、また大物が! イヤ、色物でしょうか?

朱色のパイロン! これは目立ちますし、浮流物としても珍しい部類で目を引かれますよね。どこの現場から流されたのか、豪雨の激しさが想われたものでした。

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新田橋を正面に見たところで、新しい発見が。すぐ上流側に、仮橋らしい鈑桁橋が架けられていました。幅があまりないことから、人道橋でしょうか。

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仮橋(?)の真下から。ううん、もしかしたら架け替えなのか‥‥。ついこの間、平成26年末(『12月30日の川景色…1』参照)には、橋脚の補修工事をしていたのですが‥‥。

まあ、補修からそう間をおかず改架された例は他にもあるので、昭和36年竣工の59歳となれば、寄る年波から致し方ないことではあります。

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この鞍馬形の橋脚4基が連なる重厚さと、鈑桁がおりなす無骨な雰囲気が好きで、通るたびにカメラを向けたものですが、残念ながらお別れも近いようです。

その後、気になって検索してみると、まあ結構な記事がヒットしました。その中の一つ、「新田橋仮橋歩道橋設置工事の工事説明会を開催します」(マチパブ)をリンクしておきましょう。やはり仮橋は人道橋で、架け替えの準備だったのですね。お疲れさまでした、新田橋‥‥。
撮影地点のMapion地図

252060.jpg浮流物のことばかりで恐縮ですが、目を引かれるものがあってこれも一枚スナップ。コルゲートチューブと呼んでいいのでしょうか、住宅でも屋外の電気配線をするときに使う樹脂製のフレキシブルな管ですが、これははるかに大きく、直径50㎝はありそう。

もしやさっきのパイロンと、同じ現場から流されたのかしら? 思わず二度見するほどの大きさで、素材ゆえか、沈まずに浮いていることにも驚かされたものでした。

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の隅田川…3』につづく)

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タグ : 隅田川

6月7日の隅田川…1

(『6月7日の岩淵水門』のつづき)

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岩淵といえば、ここを定繋地とする国交省の清掃船を見ることができるのも、楽しみの一つです。こちらは「ちどり」。フネ離れというと失礼ですが、重機を思わせる外観が特徴のカタマラン。平成29年10月「隅田川上流のフネブネ」で見たときとくらべると、塗色がだいぶ色褪せてきましたね。

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いま一隻のカタマラン清掃船、「水明号」を船尾側から。豪雨の後だからでしょう、水線付近は泥色に染まっていました。

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少し下れば、日本化薬専用渡船の「しんでん」も。船尾に引っかかった浮流物が溜まっていて、豪雨時の厳しさが想われました。

ところで、以上3隻、揃って下流側へ船首を向けてもやっていますね。通常は流速もそうないので問題は起きないのでしょうか、今回のように豪雨でゴミが流れてくるとなれば、平たいトランサムではこのように溜まって、抵抗となり最悪ロープが切れ、転覆の危険も考えられます。やはり川舟のセオリーに沿って、上流に船首を向けて繋留するのが無難ではありますね。

252054.jpg少し下り、下水道局神谷ポンプ所と樋門が見えるところにあった、水上バスも横付けできそうな立派なポンツン桟橋の船着場が。前回通ったときもあったかな? 例によって、気づいていないだけだとは思いますが。

この下流、新神谷橋の近くに、水辺ラインの寄港地である神谷船着場がありますから、水上バス用とは考えづらいですね。防災船着場の名目で造られたのでしょう。
撮影地点のMapion地図

252055.jpg‥‥しかしまあ、浮流物が目立ちますね。荒川でも結構見られましたが、河道が狭く、また新河岸川からの合流がある分濃縮(?)されるのか、すごく増えた気が。

ぶつかったらステム(船首材)のFRPが欠けてしまいそうな、大きなものも少なくありません。写真はその中でも群を抜く大きさだった合板! タタミ一畳はあったでしょうか。くわばらくわばら、衝突したらタダでは済みますまい。

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の隅田川…2』につづく)

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タグ : 隅田川 清掃船 渡船

6月7日の荒川、ほんの少し

(『6月7日の綾瀬川…2』のつづき)

252036.jpg通るたびに同じような視点で仰いでしまうのが、この堀切ジャンクション。宙に描かれる大三角、何度見ても爽快な眺めであります。

この後、すでに触れた綾瀬水門の早瀬でスリルを楽しんで、荒川に戻ったわけです。以下なじみの川景色から、少しだけスナップを選んでみました。



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綾瀬水門を出て遡上を再開し間もなく、東武伊勢崎線を筆頭に、5本のトラスが密集するここも楽しいところ。

以前も紹介した、橋脚の断面図つきの「接触注意」標識、橋に掲げられた船舶向けメッセージの中でも、秀逸な部類に属するのではないでしょうか。まあ、標識が設けられたということは、それほど事故が多い証しでもありますが‥‥。

252038.jpg荒川下流部でも華のある橋、五色桜大橋の手前には江北橋‥‥あら、あそこだけちょっとバグったような、解像度の低く見えるところが‥‥(笑)。

橋が養生でドット絵に見えるのは、今まで何度か経験しましたが、バックがさらに大きい橋だとより面白い見え方に感じますね。下路式鋼橋の楽しみの一つ(?)として、ジャンル化していいくらいに思えます。

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少し遠かったのですが、河中のロボット三等兵、西新井水位観測所も一枚。ちょっと不思議なのは、大きな増水に何度も遭ったであろうにもかかわらず、螺旋階段の手すりなどに、ゆがみなど損傷の跡が見られないこと。まめに管理されているのでしょうか。

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周りの風景も一緒に撮りたくて、芝川水門を少し遠目に下流側から。大干潮時とあって、岸辺の浅瀬が大きく露出し、もやわれた船が泥の上に座り込んでいるのも風情がありますね。

水門の背後、新芝川排水機場は外壁の更新工事なのか、レンガ色だった壁面がはぎとられて、コンクリートの生地が露出していました。
撮影地点のMapion地図

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の旧岩淵水門』につづく)

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タグ : 綾瀬川 荒川 芝川水門

6月7日の綾瀬川…2

(『6月7日の綾瀬川…1』のつづき)

252031.jpg京成押上線・荒川橋梁の前後にも、護岸工事の台船群がもやっていました。

流路左側にオレンジ色のブイが点々と打たれているのは、台船たちからアンカーロープが伸びていることを示しているのでしょう。恐らく控えのもやいで、ロープ自体は河底に沈んでいると思われますが、アンカーの状態がわかりません。行き足をゆるめて、慎重にまいりましょう。

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私好みの通船「はやぶさ2号」。古典的通船スタイル、シンプルかつ堅牢そうな働き者の姿に惹かれます。船首甲板上、クリートやビットでなく、角材の繋船杭というのがまたそそりますよね。

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ここで一つ、思わず二度見した珍物件を‥‥。右のいびつな物体、目に入った最初は「FRP製のイルカ人形でも沈んでいて、そのくねった尾っぽが水面上に飛び出しているのかなあ?」と、思わずあさっての方向へ妄想してしまったほど、どこか生きものっぽい、ちょっと気味悪く感じられるカタチでした。

正横にきてからよっくよく眺めたところ、ストックアンカーの2本ある爪の1本が、大潮の翌日という大干潮で水位が低くなったことにより、にょっきり顔を出しただけだったことが判明! まさに、幽霊の正体見たり、というオソマツでした。

252034.jpgおなじみの定番物件ながら、その個性ゆえ毎回目を向けてしまうこちら、堀切避難橋。

水平感覚を狂わせるような架橋法もさることながら、八角に抜いたような天の構造も素敵。おまけにバックは強烈な造形で水門好きの心をとらえて止まない、堀切菖蒲水門ときているのですから、何度見ても飽きさせないものがあります。


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その堀切菖蒲水門にもご機嫌伺い。お変わりなくご同慶の至りでありますが、わずかな変化といえば、左の巻上機室下端から蔦がからんできていること。これは早めに刈り取っておかないと、夏のうちに蔦で覆われ、オバケ屋敷みたいになってしまうかも‥‥。
撮影地点のMapion地図

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の荒川、ほんの少し』につづく)

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タグ : 綾瀬川 堀切菖蒲水門 台船