27年度川走り納め…12

(『27年度川走り納め…11』のつづき)

186056.jpg

186057.jpg毎度おなじみ、グラブ付きクレーンのいる建材屋さんもご盛業の様子。残念ながら、ここを通るときはいつも休日で、動いているところを見たことはありません。一度でいいので、稼働中の姿を拝んでおきたいものです。

その右手、芝浦4丁目南東角の桟橋構造も独特で、放射状に持ち送りを配した脚が目を引きます。テラス化著しい芝浦運河地帯、これももはや、貴重な光景といえるかもしれません。

186058.jpg
右に舵を切って高浜運河を南下、新港南橋を過ぎたあたりで振り返って一枚。ちぎれ雲が流れる冬の青空を、ガラス張りのビルが映す美しさ、晴れてよかった。

186059.jpg天王洲運河との十字流、「T.Y.ハーバー ブルワリー」の前を通ろうとしたら、高浜運河東岸に、新しいポンツン桟橋が完成しているのに気づきました。

写真左手に以前からあった桟橋には、過去2回着けてレストランを利用したことがあります。その後、事情があって桟橋の利用が難しくなったことは知っていましたが、新しくできたこちらはどうでしょう、艇で気軽に立ち寄れるようになるとよいのですが。


186060.jpg
桟橋はくし型で3本、ハンドレールも備えた豪華版で、見たところ5隻が同時繋留できそうな構造。奥には、大きなバージハウスも見えますね。以前から、杭を打つなど工事をしているのは知っていましたが、いよいよ完成したということでしょうか。

帰宅後、T.Y.ハーバーのサイト「TYSONS&COMPANY」を拝見したところ、昨年になって「T.Y.HARBOR BREWERYとWATERLINEを改装、名前を改めそれぞれT.Y.HARBORとT.Y.HARBOR RIVER LOUNGE(リバーラウンジ)に」、とありました。
新しい桟橋とバージハウスは「リバーラウンジ」というのですね。桟橋の利用について知りたくなり、インフォメーションをはじめ、サイトの各所のぞいてみたのですが‥‥う~ん、特に記事はないみたい。探し方が悪いのかしら。
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…13』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 高浜西運河 高浜運河

27年度川走り納め…11

(『27年度川走り納め…10』のつづき)

186051.jpg
「喰われるトラス」芝浦橋をくぐるのも久しぶり。変わらぬ喰われっぷりを仰ぎながら、元気な姿を確認。橋台を含む周囲にも、特に変化はないようですね。

186052.jpg
この堅牢そのものな感じ、まさに縁の下の力持ち。間近で見上げると、桁の下端、ちょっとコケっぽく、緑色になった部分があるのに気づきました。

高架下の橋って、直射日光に曝されることが少ない分、塗料の劣化や褪色が進まない利点がありますが、水気が乾きにくいのは致し方のないところではあります。

186053.jpg例の物件(過去ログのこちら参照)もなくなって久しく、水上に張り出したような建築も、徐々に整理されつつありますが、まだ何とか生き残っている物件もあります。

そういえば、朝潮運河にもついこの間まで、似たような建物(『年の瀬の運河風景…1』参照)があったんだよなあ‥‥。あの変貌ぶりを思うと、高浜西運河のこの風景が、貴重極まりないものに思えてきます。


186054.jpg

186055.jpg高浜橋をくぐろうとしたら、高欄に「工事中 航行注意」の横断幕が。向こうにはどうやら、仮橋らしい足場も見えますね。ううん、ここもいよいよ架け替えかしら。

水路上に張り出した建築物(?)をもう一つ。背後のビルは新しそうなのに、桟橋状のこれは年季が入っているあたり、珍妙な感じがして惹かれます。今は駐車場として使われているようですが、かつてはバージが接岸することもあったのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…12』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 高浜西運河 芝浦橋

9月20日の水路風景…4

(『9月20日の水路風景…3』のつづき)

179016.jpg

179017.jpg高浜水門の耐震補強、以前「6月3日の芝浦運河地帯…2」でも触れましたが、改めてアップで眺めると、やはり凄いものが。三本の堰柱を流路方向、海側にそのまま延長した形で、柱というより、肉厚な壁といった感じです。

これがビルのように中が空洞なのではなく、いわばムクなのですから、その質量感は相当なもの。くぐりながら仰いでみると、石像や石垣と似た重々しさを持って、視界を圧してきます。

堰柱の高浜西運河側(下写真)は、一変して高さを抑えてはあるものの、基部にピッタリと寄り添わせて、重しといった風情で鎮座していました。地味ですが、頼もしいディテールではあります。

179018.jpg

179019.jpg
高浜西運河を半ばまで直進して右折、頭上を滑るモノレールを眺めながら芝浦西運河へ。高層マンションとテラスに囲まれたとはいえ、業務船の船溜はなお健在で、のんびりしたいい雰囲気を楽しませてくれます。

操舵室の妻板を三面にしたこの曳船、どこかで走っているところを見たことがあるような‥‥。比較的ローディテールで、すっきりした雰囲気なのが気に入りました。タイヤフェンダーに隠れて、残念ながら船名は読み取れず。

179020.jpgビルの間から見え隠れする爽やかな秋の空、運河に沿ってうねるモノレールと、芝浦運河地帯の醍醐味を味わいつつ、ゆるゆると微速で北上。ああ、晴天って本当にありがたい(しつこい)。

渚橋をくぐって右へ折れ、芝浦運河経由で港内へ戻ってみましょう。お天気もよいので、行きかうフネブネの姿も生き生きしているに違いありません。
撮影地点のMapion地図

(27年9月20日撮影)

(『9月20日の水路風景…5』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 高浜西運河 芝浦西運河 高浜水門 曳船

3月29日のお花見水路…6

(『3月29日のお花見水路…5』のつづき)

170026.jpg芝浦運河といえばまず思い出されるのが、第一東運のクレーン付き倉庫。今回はご本尊であるクレーンの一つを、ズームで思い切りたぐってものしてみました。逆光気味だったのが残念でしたが、各部のディテールや「ホイストNO.2 2.9t TOUN」の表示もくっきりととらえられて、まずまずとニンマリ。

ちなみにこの上階、張り出した床下の構造や、縁に見えるネットから見て、明らかにヘリポートですよね。Googleマップの航空写真で確かめたら、やはり大きな「H」マークが描かれていました。

170027.jpg
高浜西運河では、おなじみ宙を飛ぶモノレールにカメラやスマホを向けて、青空をバックに爽快な風景を楽しむことができたのですが‥‥。

この後、高浜西運河に入ったあたりから、雲が段々と濃くなり、肌寒くもなってきました。予報通り、天気が崩れてきたようですね。目黒川へ急ぎましょう。

170028.jpg
すっかり曇ってしまった空の下、目黒川に入ると、こちらは大横川を上回る開花率。基礎護岸が水面下に隠れているので、あまり寄せることはできませんが、この様子なら遡上限界点まで見に行っても楽しめるでしょう。目黒新橋を目指して前進!

170029.jpg
撮影地点のMapion地図

170030.jpg遡上を始めて間なしに、縄定さんの観光船「縄定丸」が下航してきたのに出会い、お客さんと手を振り合って別れました。この咲きっぷりなら船宿さんも書き入れどき、道々多くのフネブネに出会えそうですね。

曇天ますます濃く、カメラを向けてもパッとしない川景色になってしまうのは残念でしたが、次々と現われる見事な桜並木に、Nさん夫妻も感に堪えないご様子。やはり来てよかったと思えたものでした。

(27年3月29日撮影)

(『3月29日のお花見水路…7』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 芝浦運河 高浜西運河 目黒川

曇り空の京浜運河で

(『9月28日のタイクーン』のつづき)

135086.jpg港内を横断して、大黒大橋をくぐると、雲ますます濃く、黒みを増して凄味のある形相。自然に行き足も速くなろうというものです。ホームスピードというやつでしょうか。

右手、大黒埠頭には、いつも郵船の自動車運搬船がもやっていますが、通ったときはここだけ陽がさして、曇天をバックに輝いていました。

135087.jpg
頭上の重苦しさにせきたてられて、京浜運河を東航していると、F記者がふと、「アレ、何ですか?」と、興味をそそられた様子で指さしました。

近づいてみると、なるほど面白そうな物件です。左右に伸びたトラス状の構造は、右手の塔状構造物からワイヤーで吊られており、水面上にぐるりと回転する仕組みのようですね。ばら荷の揚搭設備でしょうか。蔦が絡まっているところ見ると、もう使われていないのでしょう。

帰宅後、Google航空写真で見たところ、これらしきものを発見。後ろに見えるタンクは、すぐ近くにあるように思えましたが、上空から眺めるとかなりの距離があります。あまりにも大きいので、近くにあると錯覚したようです。

135088.jpg揚搭設備を離れて、ふたたびホームスピードでの前進。後ろを振り返ってみると、直上の重苦しさとは裏腹に、横浜上空はまだ晴れているようですね。

雲の濃淡からすると、どうやら我が艇は、剣呑な方向へと突っ込んで行っているような…。どうか、降られませんように。



135089.jpg
京浜運河から塩浜運河へ入り、千鳥運河へさしかかろうとするあたりで、F記者のテンションが急上昇。逆光に黒く沈む両岸の工場群に一眼レフを向け、しきりに「いいですねえ!」を連発しています。

なるほど、いわれてみると、悪の要塞を思わせるような、禍々しく迫力のある表情で、好天下とはまた違った面白さ。先ほどの揚搭設備といい、さすが目のつけどころが違いますね。

135090.jpgこの後、千鳥運河に入ってから、ついに小雨がぱらつき出してしまいました。もっとも、海老取川に入るころにはそれも止み、さらに進んで芝浦運河地帯では、夕焼けで赤く照らされるまでに回復。

「いずも」も堪能できたし、久しぶりに横浜の水路も味わえて、楽しい一日でした。そういえば、大岡川にもご無沙汰しています。また近いうちに、再訪してみようかしら。
撮影地点のMapion地図

(25年9月28日撮影)

(この項おわり)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 京浜運河 塩浜運河 高浜西運河