震災後の水郷を訪ねて…14

(『震災後の水郷を訪ねて…13』のつづき)

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ふたたび利根川を渡って、香取神宮にご挨拶と震災復興祈願をし、今回の水郷訪問を終わることにしました(過去ログ『香取神宮』参照)。

参道を覆う鬱蒼とした森は、以前と変わらない厳かな雰囲気でしたが、あちこちにパイロンで柵をされたところがあり、被害があったことを物語っています。社殿は無事かしら…。
撮影地点のMapion地図

59067.jpg参道を登っていくと、やはり灯篭は倒れてしまったものが多く見られ、中には写真のように、砕けてしまっているものもありました。

知人の石材店の若社長によると、「灯篭のように頭が大きいものは、地震があると歩くように移動を始め、つまづいて倒れてしまう例が多い」とのことでした。重心が高いので、肩をゆするような振り子運動が始まり、「歩き出し」てしまうということなのでしょう。

59068.jpg総門下の石の鳥居も、根元に大きく剥離したような亀裂が入り、パイロンで囲まれていました。

しかし、拝殿や東郷元帥の書を掲げた楼門(下写真)には被害が見られず、胸をなでおろすとともに、古建築の堅牢さに感じ入ったものです。


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おなじみの水辺をいくつか駆け足で巡ってみて、想像以上の被害にお見舞いの言葉もありませんが、復旧した区間から運航を再開した観光舟、売り声も逞しい商店と、水郷の皆さんの士気の高さに、逆に救われたような気持ちになりました。

いち水郷ファンとして、今年はせめて昨年の倍くらいは訪れて、微力ながら応援したいものだと思っています。


(23年5月2日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 香取神宮 水郷