新芝川再訪…1

(『綾瀬水門は閉鎖中』のつづき)

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今回は新芝川を、実に、足掛け7年ぶりに訪ねてみる気になりました。まあ、やはりああいうこと(過去ログ『新芝川…3』参照)があったのと、再訪を期しながらも、その後芝川マリーナ上流で河道にフェンスが張られ、遡上ができなくなってしまったことで、やる気の萎えることおびただしく、興味が薄れていたのだと思います。

領家水門を見に、河口近くを何度かつっついたことはありますから、正確には新芝川奥部(?)ということになりましょうか。河川繋留のフネブネも、この数年で一掃されてしまい、だいぶ雰囲気も変わったことでしょう。

おなじみ「調整中」のステッカーを掲げっぱなしの芝川水門、左径間をくぐって進入。あ、昨年末訪ねたときに、巻上機室の塗装について妙なこと(『年の瀬の荒川…3』参照)を書いてしまいましたが、正面は以前から未塗装でした。お詫びして訂正します。
撮影地点のMapion地図

74007.jpg河口付近は浅く、魚探の感がいきなり跳ね上がります。この日は潮位の低い時間帯に到着したこともあって、水深は1.5mかそれ以下でした。

航路は北岸寄りにあり、南側はさらに浅くなっています。水門の左径間から入ったのもそのためで、写真の赤矢印をつけた、二つのブイから右手は入らないように、魚探の感を見ながらゆっくり前進。

74008.jpgブイに寄せて一枚。浮体にアルミパイプを立てた簡単なものですが、ボール状のものだけより高さがあってよく目立ち、目標としても視認しやすくありがたい限り。

まあ、芝川マリーナを母港とされている艇長さんは、このあたりよくご存知のことと思いますが、自分用の覚え書きということで。

74009.jpg水が引いているせいもあって、向こうの水際には瀬が露出しており、いかにも浅そうですね。上の写真でもわかるように、ブイのギリギリまで寄せて、どのくらい水深が上がるか確かめてみようとしていたら…。

ご覧のとおり、水面とほぼ同じ高さで露頂している杭が! 背中にヒヤリとしたものが走り、慌てて舵を戻しました。ここ、最初に来たときは繋留船があったところですので、杭はその名残でしょうか。

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領家水門の手前にも、左側から扉体の正面にかけて、大きく瀬が出ているのが見えました。いざというとき、水門として支障なく働けるのかしら、と心配になるくらいの泥の積もり具合。先日の台風のときは、ここを開いて排水したのかな?


(23年9月25日撮影)

(『新芝川再訪…2』につづく)

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タグ : 新芝川 芝川水門 領家水門

年の瀬の荒川…3

(『年の瀬の荒川…2』のつづき)

46011.jpg芝川水門は、堰柱上の巻上機室の背面と側面のみ、クリーム色に塗装していました。正面から見たとき、巻上機室の側面が妙に白く見え、光の加減にしては変だなと思ってくぐってみると、背面にはまだ足場が残っている堰柱もあり、最近の工事であることがわかりました。

正面はなぜ塗らずに残されたのでしょう? 後で改めて塗るのでしょうか。

46012.jpg水門をくぐった直後、左手に新芝川排水機場の側面を眺めて。

この角度から見ると、緑の土手や植栽も手伝ってか、まるで図書館か公会堂といった穏やかな風情で、とてもポンプ施設には見えませんね。



46013.jpg
とはいっても、背後に回ってみると、格子を並べた取水口が口を開けており、いざ増水となれば容赦なく濁流を呑みこむ、コワモテ(?)の一面が見えて面白いものです。

46014.jpg東京周辺では数少ない、鉄骨組み堰柱が魅力の領家水門と、久しぶりのご対面。風の抜ける荒川の川面を一本外れれば、こんなにも穏やかな水鏡、それに澄み切った青空。

光線の塩梅もよろしく、まさに絶好の水門日和、機嫌の悪かろうはずはありません。澄んだ空気と水と、低い陽射し。冬の水路行がクセになるゆえんであります。
撮影地点のMapion地図

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領家水門を堪能しつつ小休止して、ふたたび硬いさざ波の立つ荒川へ。

河道がほぼ西へ向くと、完全な向い風となり、波と流速によるエンジンへの負荷で、ビリビリとかなりの震動が…。左舷に積んである艪が、震動でだんだん後ろへずれてきてしまい、時々直さねばならないほどでした。


(22年12月29日撮影)

(『年の瀬の荒川…4』につづく)

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