4月20日の水路風景…2
(『4月20日の水路風景…1』のつづき)

●4月も後半に入ると、陽射しも強くなり顔がチリチリするほど。高架下水路の日影がありがたくなる、そんな季節の到来でもあります。
俎橋の下流あたりで、屈曲の向こうからヤマハSRVが出現。短声を軽く鳴らして面舵に当て、減速して待つ姿勢を示すと、あちらもすぐに気づいて行き足を落し、手を振りあって別れました。以心伝心、気持ちのよいことであります。

●分水路くぐりのご要望もあったので、全長が短く、潮位も問わない水道橋2号分水路へご案内。最近、ちゃんと銘板を撮っていなかったことに気づいて、進入しつつパシャパシャと何枚か。
内部は特に異状なく、静かな暗闇が広がる別世界。高架下の日影をありがたく感じた身も、洞内のひんやりとした冷気はさすがに肌寒く、初夏というにはまだ早いことを実感したものです。
●神田川を下り、河口近くの船宿街に至って、屋形に憩うユリカモメの一群が目に留まりました。
頭の黒いのをなぜか、若鳥かヒナに近いものと誤解していたのですが、改めて調べてみると夏羽といって、繁殖期に換羽した模様だそう。何だか、昔の漫画の泥棒さんみたいで、これはこれで可愛らしいですね。

●河口の南側、湾岸署隅田川水上派出所の前では、テラスの基礎が竣工間近でした。
前進した護岸の外側に、繋船杭が新たに設けられ、従来の階段はすっかり削られて堤防とツライチになり、下流側に新たな階段が設けられと、工事は結構な手間だったようですね。テラスが完成したら、両国橋の下をくぐって歩けるようになるのかしら。
【撮影地点のMapion地図】
(29年4月20日撮影)
(『4月20日の水路風景…3』につづく)

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●4月も後半に入ると、陽射しも強くなり顔がチリチリするほど。高架下水路の日影がありがたくなる、そんな季節の到来でもあります。
俎橋の下流あたりで、屈曲の向こうからヤマハSRVが出現。短声を軽く鳴らして面舵に当て、減速して待つ姿勢を示すと、あちらもすぐに気づいて行き足を落し、手を振りあって別れました。以心伝心、気持ちのよいことであります。


内部は特に異状なく、静かな暗闇が広がる別世界。高架下の日影をありがたく感じた身も、洞内のひんやりとした冷気はさすがに肌寒く、初夏というにはまだ早いことを実感したものです。

頭の黒いのをなぜか、若鳥かヒナに近いものと誤解していたのですが、改めて調べてみると夏羽といって、繁殖期に換羽した模様だそう。何だか、昔の漫画の泥棒さんみたいで、これはこれで可愛らしいですね。

●河口の南側、湾岸署隅田川水上派出所の前では、テラスの基礎が竣工間近でした。
前進した護岸の外側に、繋船杭が新たに設けられ、従来の階段はすっかり削られて堤防とツライチになり、下流側に新たな階段が設けられと、工事は結構な手間だったようですね。テラスが完成したら、両国橋の下をくぐって歩けるようになるのかしら。
【撮影地点のMapion地図】
(29年4月20日撮影)
(『4月20日の水路風景…3』につづく)

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22年度川走り初め…1

幸いにして穏やかな隅田川を遡り、神田川河口、隅田川水上派出所にもやう警備艇「いそちどり」の姿を見ながら左へ。

ここは川の上でお正月らしさが味わえる、数少ない場所でもあります。

さっぱりと拭き清められた船体に、ささやかな松飾りの緑が清々しい…。船とともにある暮らし、また船がかわいがられていることを実感する、静かな水辺風景です。

このあたりで台船を見るのは、久しぶりです。何の工事をしているのか、通りがてら観察してみましょう。

●前後に大きなスパッド(杭)を降ろし、護岸に張り付くような形で停泊している台船の上は、デンヨーやユンボが積まれて、資材類で雑然とした雰囲気。
ユンボがいるところを見ると、浚渫でしょうか?
【撮影地点のMapion地図】
(22年1月3日撮影)
(『22年度川走り初め…2』につづく)

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