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水郷ちょい散歩…1

309001.jpg遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

能登半島の震災、羽田の航空機事故、小倉の大火と惨事が相次ぎ、祝辞を口にするのもはばかられるような年明けとなってしまいましたね‥‥。そんな中、2日は恒例のあんば様(阿波大杉神社)へ、艇のお札をいただきに初詣。帰路は少しだけ寄り道して、水郷散歩をしてきました。

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あんば様は例年のごとく、朝から大いに賑わっていました。雲が多く気温の上がらない日でしたが、参詣者の熱気は寒風を吹き飛ばすかのよう。昨年のお札を納め、拝殿で航行の安全と被災者の皆様の無事を祈願し、新しいお札をいただいて、駐車場も混雑しているので早々に神社を離れました。

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お昼までまだ時間があるため、水郷の風光を愛でながらのんびりドライブ。2ヶ所ぐらい寄り道できるでしょうか。

写真は国道125号線、新利根川沿いの光景。雲の多い日でしたが、このときはしばらく晴れ渡り、低い堤防上の枯れた並木がくっきりと川面に姿を映す、美しい川景色を眺めることができました。

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国道51号線を北上、北利根橋南詰で右折し常陸利根川の堤防道に入ってすぐ、新横利根閘門に到着。平成28年1月、対岸、牛堀の権現山公園から眺めたことはありましたが、現地に足を踏み入れたのは平成21年1月以来。実に15年ぶりです。

堤防道が、管理橋の高さに合わせてぐっと勾配を増してゆき、そのサミットに屹立するゲート。実に水郷らしい閘門風景で、心洗われる思いがしたものです。

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昔と同じ角度から、後扉室と前扉室を一枚に収めて。少し雲が出てきましたね。通航があって間がなかったのか、後扉室の扉体からは滴が垂れて、水音を立てていました。

平成21年の写真と見くらべたところ、左の堰柱上端、巻上機室と接するあたりが、欠け落ちているのが目につきました。凍結膨張か、それとも震災時の揺れが原因なのか‥‥強度上の影響はあまりなさそうですが、ちょっと心配になりますね。
撮影地点のMapion地図

(令和6年1月2日撮影)

(『水郷ちょい散歩…2』へつづく)

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利根川河口堰閘門を訪ねて…1

293001.jpg2月12日、1月に続いてあんば様に詣でてきました。お願いしていた一件が成就し、そのお礼参りというわけです。

朝一番でお参りした境内は、掃き清められた参道にまだ茅の輪があって、清々しい雰囲気。この後昇殿参拝に申し込み、各地から訪れた崇敬者とともに、神前に額づいて御礼申し上げてきました。


293002.jpg参拝の後はドライブがてら、未訪物件を二つ見て回ることにしました。まず訪ねたのは、利根川河口堰閘門。

常陸利根川と利根川の合流点近くにあり、背割堤上および、常陸川大橋~利根川大橋の道路も2車線かつかつで、しかも交通量も多いときては停めるところがなく、15年前(過去ログ『常陸川閘門…1』参照)は通過しながら写真を撮っただけで、長い間再訪する機会がなかったのでした。

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今回、Googleマップで停める場所を検討。背割堤上の下流側、管理道路が伸びていますが、十字路からすぐのところで閉鎖されているわけです。ここにチェーンが渡されていたとしても、クルマ2~3台分なら停められそうと踏み、入れなければスルーすればいいやと、北東側から進入。

結果は、釣り人さんのクルマが1台あったものの、余裕で停めることができ、胸をなでおろしました。風は強いですが幸い好天、閘門見物にうろついてみるとしましょう!

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高水敷に降りて、まずは側面から前後扉室の両ゲートを一枚。冬枯れのススキ原越しに15年ぶりの再会です。

右側、前扉室は下利根流域に点在する閘門・水門たちと共通の、直線的なあっさり目のデザイン。左の後扉室は、河口堰ゲートと揃えたとおぼしき、堰柱上に大きな巻上機室が載ったかたちで、ずいぶん印象が異なります。

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上流側、前扉室から攻めてみることに。利根川河口堰は、閘門を含めた堰柱すべてに番号が振られていて、前扉室手前の堰柱がそのアンカー、13番というわけ。

扉体の汚れや信号の灯器、スピーカーなどのディテールに、現役閘門の息吹を感じて吸い寄せられる思い。近づいて堪能とまいりましょう。
撮影地点のMapion地図

(令和5年2月12日撮影)

(『利根川河口堰閘門を訪ねて…2』につづく)

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タグ : 利根川河口堰閘門閘門利根川阿波大杉神社

前川二閘門の変化…1

292001.jpg明けて1月2日は、あんば様‥‥阿波大杉神社へ恒例の初詣。「初めての初日の出…6」で触れたように、うっかりお札を外した艇で出かけ痛い目に遭い、霊験を改めて実感したことですし、これからもなお崇敬に励まなければと、気持ちを新たにお参りです。

いつもは朝一番で着くところ、寝坊して昼近くとなったこともあり、駐車場は徒歩10分の山の麓、本殿の前は長蛇の列。かえってお正月らしい賑わいが体感できて、よかったかもしれません。

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お札をいただいた後は、これも恒例の水郷ドライブへ。冬の陽射しを浴びながら、新利根川に沿って東へ進みます。雲一つない澄んだ青空、開けた水辺風景‥‥ああ、水郷って何度来てもいいものですねえ。

今回は、潮来の前川にある二つの小閘門を訪ねてみようと思いました。特に鰐川と接するところにある米島閘門は、過去ログ「米島閘門…1」以来の再訪で、15年ぶりです。

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米島閘門に到着。堤防上に上がれば、広大な鰐川を渡ってくる川風が身に沁みるところですが、好天で暖かな日和であったのは何よりでした。

華奢に感じる堰柱の上に、少々大ぶりとも思える箱型の巻上機室が載った、頭でっかちでユーモラスな感じのする、小さなセルフ操作閘門。こうして並列するゲートを眺めたかぎりでは、15年前とあまり変わりがないように見えました。

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久闊を叙しつつスキンシップをはかろうと、鰐川の高水敷へ。閘門ゲートの右に併設された樋門ゲート、その規模ゆえにやけに目立つ螺旋階段‥‥特異な構造を持つ極小閘門らしい表情、いいですねえ。こちらから見ても、巻上機室壁面の塗装が少しはげ、年齢並みにくたびれた以外は、さしてお変わりないような。

あれ? と気づかされたのは、眺めて一息ついてから。閘門ゲートが中途半端に開いているのと、信号が点灯していないこと。点検か何かで、運転を止めているのかな?

292005.jpg周りをうろついて検分しようと、法面を登っていたら、前回撮り忘れていたバイパスゲートの開度計が目に入り、パチリ。開度計、好物なんですよね。

盤上の銘、劣化しはがれて読みにくくなっていましたが、「西田鉄工株式会社 熊本県宇土市松山町」でしょうか。
撮影地点のMapion地図

(令和5年1月2日撮影)

(『前川二閘門の変化…2』につづく)

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タグ : 阿波大杉神社前川米島閘門閘門水郷

1月2日の水郷風景…1

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1月2日は例年どおり、あんば様‥‥阿波大杉神社へ初詣。極彩色の拝殿を仰いで参拝の後、昨年1年、艇を守っていただいたお札をお返しし、新しいお札をいただきました。

早く出て9時前には着いたのですが、すでに駐車場は一杯。霊験あらたかなのは我が艇でも証明済み(!)ですから、人気のほどもむべなるかな。今年も艇と乗員の安全、お世話になっている皆様のご多幸を、よろしくお願いいたします。

215002.jpg冬の好天に誘われて、これも例年のごとくささやかな水郷散歩へ。国道125号線を南下し最初に立ち寄ったのは、おなじみ横利根閘門公園。冬の陽光に照らされて、レンガの側壁が美しく輝いています。

駐車場から横利根水門と閘門の間、船着場のある水面前へ出てみると、たくさんの鴨がゴマ粒をばらまいたように浮いていました。

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堤防で風が適度に防がれ、よほど居心地がよいのかまあえらい数ですが、まだ数十m離れているにもかかわらず、鴨さんたちは口々にグァッ、グァッと警戒音を発して、こちら側から遠ざかりつつあるのが何とも。

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驚かさないようにゆっくり水辺に降り、ズームでたぐって、対岸で丸くなっている鴨さんたちを愛でることに。

陽が当たっているとはいえ、地面まですっかり冷え切っては、ツブれることもかなわぬようです。それでも寒さは寒し、ふくらんで片足立ちし、首を突っ込んで暖を取るさま、可愛らしいものですね。

215005.jpg閘門扉室の上から、横利根水門を望んだところ。私がほんの1分ほど左側の岸にいただけで、見事に右側へ寄っているという、鴨さん群の露骨なこと(笑)。

陽が高くなるにつれて、だんだん風が強くなってきました。冷たい川風になぶられながらも、広く抜けた空のもと、水の匂いに近しい水郷の冬枯れ風景、毎年のことながらやはりよいものです。
撮影地点のMapion地図

(30年1月2日撮影)

(『1月2日の水郷風景…2』につづく)

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タグ : 横利根川水郷横利根閘門横利根水門閘門阿波大杉神社水辺の鳥たち

大洲閘門ふたたび…1

201001.jpg1月2日は、例年通り阿波大杉神社‥‥あんば様へ初詣。航行安全をお祈りした後、昨年のお札を納めて新しいお札をいただきました。あんば様の霊験で、昨年も一年間無事故で楽しむことができました。今年もよろしくお願いいたします‥‥。

参拝後はこれも例年通り、水郷散歩をすることに。しばらく訪ねていなかった、潮来は前川の水位低下化区間を守る、大洲閘門に向かうことにしました。


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曇り空の下、大洲閘門の北側に到着。道路は閘室上を渡っており、右手のゲートが前扉室(水位の高い方)で、潮来市街側。左手が水位低下側に接する後扉室で、北浦(鰐川)の方向です。

ここから見ると、極小閘門とはいえ、閘室の全長が結構あることがわかります。およそ20mくらいでしょうか。

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橋の上から後扉室を見下ろして。前回訪ねたのが20年の2月10日(過去ログ『大洲閘門…1』ほか)ですから、実に9年ぶり。前回からくたびれた雰囲気だったのが、さらに星霜を経て、もはや枯れた感じに。

閘門の向こうはよい釣果が上がるのか、数人の釣り人さんが棹を振るっています。堰柱の上には、数羽のハトが静かに鳴きながらくつろいでいますね。どうやら、巻上機室(単なるステンレス薄板のかぶせものですが)の中に巣を作っているようです。

201004.jpg後扉室の扉体をアップで。極小閘門なのに、フック式二段ゲートをおごったのはなぜだろうと、前から疑問に思っていました。堰柱高さを抑えたいから? でも、恐らく停止スイッチを押す長い棒が、ご覧のとおり上に突き出ているので、あまり意味をなしていない気もします。

扉体の上端には、ハトさんのフンが点々と(笑)。住み心地は良好のようであります。



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東側の河畔に降りて、屈曲の外側からズームでたぐってみました。少し晴れ間がのぞいてきて、明るくなった水面に二つのゲートが倒立像をつくる、静かな水門風景。

周りは冬枯れでもこんなに草が茂っており、道路側から眺めるのとまた違った、一種廃閘門のようにも見える角度。釣り人さんが去ってしまうと、時々走り抜けるクルマの音のほかはなく、枯れた川景色を前に、しばし静けさを楽しみました。
撮影地点のMapion地図

(29年1月2日撮影)

(『大洲閘門ふたたび…2』につづく)

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タグ : 大洲閘門前川水郷閘門阿波大杉神社