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「銀座百点」7月号に…

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月刊誌「銀座百点」よりお声がかかり、6月22日発売の7月号に掲載された巻頭座談会、「水路の街・東京の今」の一人として登場させていただきました。「Tokyo Great Tours」の肥塚由紀子氏、「水都東京を創る会」の早瀬仁人氏との鼎談です。

肥塚氏は昨年12月2日にNHKで放送された「金曜EYE あなたも知らない!TOKYO発見旅」(『最近のお手伝い4題』参照)にも出演され、お顔は拝見していましたが、お会いするのは初めてです。

失礼ながら、「銀座百点」について名前以外よく存じ上げておらず、銀座のタウン誌という認識しかなかったのですが、「銀座百店会のご紹介」を読んでみると‥‥。

「銀座百点」は、商店会である「銀座百店会」により昭和30年創刊。アレ、何で「百店」なのに「百点」なんだろう? と思ったら、結成の目的に「サービス・信用とも百点の街を目標に、銀座の発展に寄与し、<世界の銀座>の実現に努力する」とあり、なるほど! とヒザを叩きました。「百点の街」を目指すという意味だったのですね。

そんな高い志の下に刊行されているだけあって、執筆陣も錚々たる方々ばかりで、緊張することこの上ないのですが、色々とお話しさせていただきました。本文とは別に、プロカメラマンの撮影による水路風景もカラーを8ページもおごって下さり、横判も手伝って美しい川景色が楽しめます。

お送りいただいた7月号を拝読して、個人的にすごく興味を惹かれた点が一つ。宮本亜門・山田五郎両氏の対談「ふるさとは銀座です」で、宮本氏が現在は高速道路になっている、築地川に水があったころの想い出を語られている下り。

「演舞場公演の初日の前に、あの川から役者たちが船を仕立てて築地川から上がって小屋入りする風習があったんですよ」(原文ママ)‥‥おおお、「船乗り込み」のシーンを生で見られた世代だったとは! 
堀割は過去のものとなっても、こうしたお話しがさらりと出てくるあたり、さすが「銀座」の看板を掲げた雑誌ならではと、大いにうなずかされたものでした。こういった地元の方ならではの想い出話があったら、もっと読んでみたいものですね。

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タグ : 銀座百点