釜口水門を訪ねて…6
(『釜口水門を訪ねて…5』のつづき)
●コンデジ突然のご臨終に気持ちが萎えかけましたが、古い予備機を持ってきていたのが幸いし、気を取り直してうろつき続行。腕がよくないのに加え、画質もだいぶ落ちますが、ご容赦ください(あんまり変わらないかも)。

●舟通し、扉体を細めに開けて注排水する方式でなく、別途バイパス管と注排水ゲートを備えた、本格的なものです。写真は扉体上から見た、注水ゲートの駆動部分。
円錐台形のケーシングに「マエサワ」のメーカー名が浮き彫りにされ、銘板には「前澤工業株式會社」「西部電機工業株式会社」の名前が。製品名は「バルブコントロール」、型式名は「LTDK-1」だそうです。
●さて、ここで先ほど触れた、「水の資料室・釜口水門展示室」を拝見してみることにしました。管理棟南側の階段を上り、正面玄関右手、写真の扉が資料室。
当日は日曜で、管理棟はひっそりしていましたが、資料室は自由に見学できます。ちなみに開館時間は、8時30分から17時15分まで。

●規模はささやかなものながら、パネル展示のほかに模型もいくつかあり、なかなか見ごたえがあります。諏訪湖や天竜川の地勢、治水史から説き起こし、旧釜口水門の登場、現水門の建設経過も詳しく説明され、その筋の方ならずとも楽しめるでしょう。
数冊ながら関連図書の閲覧もでき、また現水門を解説した無料配布の刷りものや、記念スタンプまであります。ちなみに本項を書くに当たり、配布物の「釜口水門」(PDF・長野県諏訪建設事務所)の記事を参考にさせていただきました。

●いくつかある模型の中で、やはり目を引かれてしまうのはこれ、釜口水門の100分の1模型。
適度に簡略化さているので、ディテールが整理されて構造がわかりやすいのが良いですね。
●そうそう、前庭には右写真の、プリムス製ディーゼル機関車も展示されていました。ずいぶん頑丈そうな上屋に守られて、大事に保存されているようです。
解説では大正13年製、旧水門の建設工事で使用とありましたが、キャブは戦後製らしいものだったので、工事終了後も長きに渡り、他所で使われていたものを「里帰り」させたのでしょう。
(26年11月30日撮影)
(『釜口水門を訪ねて…7』につづく)

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●コンデジ突然のご臨終に気持ちが萎えかけましたが、古い予備機を持ってきていたのが幸いし、気を取り直してうろつき続行。腕がよくないのに加え、画質もだいぶ落ちますが、ご容赦ください(あんまり変わらないかも)。

●舟通し、扉体を細めに開けて注排水する方式でなく、別途バイパス管と注排水ゲートを備えた、本格的なものです。写真は扉体上から見た、注水ゲートの駆動部分。
円錐台形のケーシングに「マエサワ」のメーカー名が浮き彫りにされ、銘板には「前澤工業株式會社」「西部電機工業株式会社」の名前が。製品名は「バルブコントロール」、型式名は「LTDK-1」だそうです。

当日は日曜で、管理棟はひっそりしていましたが、資料室は自由に見学できます。ちなみに開館時間は、8時30分から17時15分まで。

●規模はささやかなものながら、パネル展示のほかに模型もいくつかあり、なかなか見ごたえがあります。諏訪湖や天竜川の地勢、治水史から説き起こし、旧釜口水門の登場、現水門の建設経過も詳しく説明され、その筋の方ならずとも楽しめるでしょう。
数冊ながら関連図書の閲覧もでき、また現水門を解説した無料配布の刷りものや、記念スタンプまであります。ちなみに本項を書くに当たり、配布物の「釜口水門」(PDF・長野県諏訪建設事務所)の記事を参考にさせていただきました。

●いくつかある模型の中で、やはり目を引かれてしまうのはこれ、釜口水門の100分の1模型。
適度に簡略化さているので、ディテールが整理されて構造がわかりやすいのが良いですね。

解説では大正13年製、旧水門の建設工事で使用とありましたが、キャブは戦後製らしいものだったので、工事終了後も長きに渡り、他所で使われていたものを「里帰り」させたのでしょう。
(26年11月30日撮影)
(『釜口水門を訪ねて…7』につづく)

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