日和山公園と山居倉庫

(『下瀬閘門を訪ねて』のつづき)

183116.jpg江戸から明治にかけて、最上川舟運がもたらした富を、内貿海運である北前航路への中継ぎをすることで栄えてきた酒田は、いわば水運によって一時代を築いた街です。

当然、往時をしのばせる史跡がいくつも残っているわけですが、今回は代表的ともいえる二つ、日和山公園と山居倉庫を訪ね、この小旅行の締めとしました。

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タグ : 酒田港 巡視船 和船 日和山公園 山居倉庫 新井田川

下瀬閘門跡を訪ねて

(『酒田港の官船2隻』のつづき)

183101.jpg酒田港を訪ねた第一の目的は、最上川本流と酒田港の間にかつて存在した、下瀬閘門の跡をぜひ見ておきたかったからです。

この閘門を知ったのは、以前入手した古い絵葉書の写真から。この絵葉書こそ、私が最上川舟運を意識したきっかけでもあります。今回の小旅行は、この一枚から始まったといってもいい過ぎではありません。まずはその絵葉書からご覧いただきましょう。
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タグ : 下瀬閘門 閘門 最上川 酒田港 絵葉書・古写真

酒田港の官船二隻

(『北楯頭首工と北楯堰…2』のつづき)

183096.jpg最上峡を離れ、酒田の市街へ向かうことにしました。相変わらず陽はさんさんと降り注ぎ、刈り入れを終えた田んぼからの照り返しが、まぶしいくらいです。

道々、田んぼに結構な白鳥の群れがおり、トリ好きとしては見逃せずに寄り道して一枚。ぺったりと座ってくつろいだ様子が、実に可愛らしいですね。後で聞いたところでは、最上川畔の飛来地で餌付けが禁止されたため、周囲の田んぼに落ち穂を求めて、白鳥の群れが分散するようになったとのこと。

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最上川舟運の終点であり、かつては北前航路の重要な寄港地であった酒田港には、魅力的な水運趣味スポットがいくつかあります。かねてから訪ねたかった、ある場所を目指して移動中‥‥おおお? 写真のような光景が目に入ってしまいました! これは見ておかなければウソでしょうと、またも寄り道に。

山形県警の警備艇、「はぐろ」! 船底清掃も兼ねた再塗装で上架中なのか、隅々まで美しく塗り上げられ、ピカピカですね。

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せっかくですから、真正面よりいいお顔を。爽やかな空と海風吹く中、艇も整備成って晴れ晴れとした表情に見えます。

バックに広がる酒田港の第一印象は、漁船を中心としてもやうフネブネも多く、岸壁や上屋もきれいで、まさに盛業中といった感じ。港として賑わっているさまが、一見しただけでも伝わってくるようでした。

183099.jpg上架されているとなれば、船底の様子も眺めておきたいもの。真鍮色に輝くプロペラと軸周り、そして舵も。こちらは塗料を剥がしたばかりなのか、すっかり生地があらわになっています。再塗装はこれからのようですね。

他府県の官船(自治体なので、『官』はおかしいかな?)を目にできる機会は、ごく限られるので、この出会いは実に嬉しかったものです。まして上架状態で間近に堪能できるとくれば、嬉しさも倍増であります。


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「はぐろ」の向こうには、岸壁にもやうもう一隻の官船が! 「山形県漁業監視調査船」と甲板室に大書きした艇の名は「峯月」!  どちらも旧海軍艦艇っぽい名前でイイなあ。

船底色の鮮やかさを見るに、この艇も塗り替え成って間もないのでしょうか。グレーの船体が巡視艇の旧塗装を思わせて、官船らしい引き締まった好ましい雰囲気。いや~、一隻ならず二隻までも! 寄り道してよかったです、はい。
撮影地点のMapion地図

(27年11月22日撮影)

(『下瀬閘門跡を訪ねて』につづく)

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タグ : 警備艇 漁業監視艇 酒田港 水辺の鳥たち