那珂川河口再訪
(『萬右衛門川の面影…6』のつづき)

●前後しますが、旭橋周辺に向かう前に、前回も訪ねた河口近くの公園(過去ログ『那珂湊には…』参照)に寄り道してみました。駐車場やお手洗いも完備した、テラスのある気持ちのよい公園でしたが、やはり地震と津波の爪痕は今なお生々しく、至るところが陥没し、砕石やコンクリート片が散乱していました。
それでも駐車場は一杯で、散策や釣りを楽しむ人々で賑わっていたのに救われる思い。冷たくも爽やかな風を浴びて、河口風景をしばし堪能。

●隣接する変わり型水門、那珂湊漁港水門(過去ログ『那珂湊漁港水門』参照)ものぞいてみると、こちらも傷跡未だ癒えず…。
水門や左右の建屋、信号器もしっかりと健在だったのは頼もしく感じましたが、左側のシャッターがべっこりと凹んださま、津波の水勢の凄まじさが迫ってくるようで、言葉がありません。
●北側、港内に目を転じてみると、旗を掲げた松飾りも勇ましい漁船がもやい、お正月らしい雰囲気です。
昼食時に入った魚市場の食堂で、ご主人にうかがったところによると、津波は漁港一帯を0.8mほど冠水させ、復旧はほぼ成っても客足の衰えは著しく、震災後は例年の約6割減とのことでした。
●漁船たちの左側には、保安庁船艇らしいシルエットの「とうかい」が。漁業監視艇か何かでしょうか。
検索してみたら、bambooさんのブログ「向こう側に」がヒット。記事「買い物に行って。」によると、茨城県の漁業取締船で、37.9ktも出るのだとか。他にも港内にもやうフネブネを詳しく解説されているので、ぜひご覧ください。
【撮影地点のMapion地図】
(24年1月2日撮影)
(この項おわり)

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それでも駐車場は一杯で、散策や釣りを楽しむ人々で賑わっていたのに救われる思い。冷たくも爽やかな風を浴びて、河口風景をしばし堪能。

●隣接する変わり型水門、那珂湊漁港水門(過去ログ『那珂湊漁港水門』参照)ものぞいてみると、こちらも傷跡未だ癒えず…。
水門や左右の建屋、信号器もしっかりと健在だったのは頼もしく感じましたが、左側のシャッターがべっこりと凹んださま、津波の水勢の凄まじさが迫ってくるようで、言葉がありません。

昼食時に入った魚市場の食堂で、ご主人にうかがったところによると、津波は漁港一帯を0.8mほど冠水させ、復旧はほぼ成っても客足の衰えは著しく、震災後は例年の約6割減とのことでした。

検索してみたら、bambooさんのブログ「向こう側に」がヒット。記事「買い物に行って。」によると、茨城県の漁業取締船で、37.9ktも出るのだとか。他にも港内にもやうフネブネを詳しく解説されているので、ぜひご覧ください。
【撮影地点のMapion地図】
(24年1月2日撮影)
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