8月13日の川景色…1

(『8月13日のトリさん』のつづき)

209081.jpg毎度おなじみ、豊洲運河水上派出所。夏とあって、右側の木々もテラスにはみ出るほどこんもりと繁り、ぽつりと孤立しがちな派出所の雰囲気を和らげる、よいシーナリィになっていますね。

ところで、「豊洲運河」を名乗りながら、建物の正面も繋留施設も、東雲運河を向いていることに、以前からちょっと引っかかっていました。

しかし改めて考えてみると、「豊洲運河・水上派出所」と勝手に解釈していただけで、実は「豊洲・運河水上派出所」なのではないでしょうか。所在地・豊洲4丁目の地名を冠した上で、湾岸署のいう、水門閉鎖時に運河群が閉塞水面となったときの警備拠点(東京湾岸警察署・交番等)、という意味で「運河」を入れたのではないかと。

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京浜運河では、首都高羽田線の更新工事がたけなわで、あちこちに足場ができていますが、これはその中でも出色の規模である、八潮橋付近のもの。

既製桁を幾重にも重ねて、幹線道路の橋と見まがうボリュームは圧倒されるばかり。桁下高を示す看板も、いい意味で緊張感をかもし出して、なかなか格好よし。

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これも同じく京浜運河、勝島1丁目付近。単に、2編成のモノレールが離合するところを撮ったのですけれど、仕上がりを見てみたら、左の倉庫上に掲げられたインプラントの看板が放つ濃厚なオーラに、全部持って行かれていることが判明! ナゼか悔しい気持ちに。

広告主の歯医者さんには大変申しわけないのですが‥‥。どこか、外国映画の日本のシーンで出てくる、微妙にズレた日本語看板を思い起こさせるものがあり、勝手に抗し難い吸引力を感じてしまったのでありました。すみません。

209084.jpgさて、京浜運河から見える構造物のなかで、最も魅力的なものを挙げよといわれたら、船頭は迷わず、モノレールの大井競馬場前駅を推すでしょう。

高架鉄道駅数あれど、ここまで圧倒的な鋼材組み橋脚を見せてくれるものは、少なくとも都内ではないでしょう。しかも運河畔にあるのが幸いし、さえぎるものなく全貌が愛でられる、という点も惹かれる理由です。

209085.jpg
いや~、いいですねえ!

一見、華奢に見えるこの脚の長さ、それを空中に途切れなく、真っ直ぐ伸びるホームの凛とした感じが打ち消して、全体を引き締めているように思えます。そういう意味では、出入口通路が真ん中でなく、北端の橋詰にまとめられた効果は大きいでしょう。
撮影地点のMapion地図

(29年8月13日撮影)

(『8月13日の川景色…2』につづく)

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タグ : 東雲運河 京浜運河 豊洲運河水上派出所 水上派出所

東雲運河


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東雲運河
所在地:東京都江東区枝川1~江東区豊洲6
延長:3.2km(+枝部0.4km)
最小水深:A.P.-4.0m
最小桁下高:A.P.+5.4m
メモ:江東運河地帯と、東京港西部を直結する運河。
北東端に、豊洲運河(青印)、平久運河赤印)、東雲北運河緑印)、砂町運河空色印)、辰巳運河黄印)が一堂に会する、実質6叉流という、都内最大の運河集中地点を有していることもあり、業務船・プレジャーボートを問わず通航は頻繁で、水上交通の要衝と言ってよい。
豊洲運河との合流点角地に、湾岸警察署・豊洲運河水上派出所(紫印)と、その桟橋施設があり、また区間のほぼ中央には、東雲水門(4径間・青鋲印)がある。
北東端の6叉流では、出会い頭の衝突事故が起きやすいので、進入時は徐航し、他の船舶に充分注意することが望ましい。
区間南西部、背割堤の南側水面は、旧貯木場で、現在大半が埋め立てられたが、釣りのスポットとして進入するボートも見られる。なお背割堤は、かつての東京港外郭線を形成していた、防波堤の一部が、埋立の進捗によって取り残されたもの。
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