5月8日の運河風景

(『最狭水路打通の日!…7』のつづき)

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最狭区間を抜けられた嬉しさを胸に、足取りも軽く隅田川へ出ました。そして恒例、大島川水門の進捗観察ショットを一枚。

いつもは裏側ばかりだったので、今回は表から眺めてみました。右側の堰柱の表面が滑らかになり、中央のそれはそうでないところを見ると、耐震補強の巻き立てでもしているのかしら。装飾でも施されるのかと思っていたら、違ったようです。扉体前面、信号の右に電光掲示板らしきものも見えますね。

192067.jpg入港した客船を眺めてから帰ろうと、隅田川派川を経て春海運河に出てみました。おお、いるいる!

架橋後、長年不遇をかこっていた豊洲大橋も、環状2号線の延伸工事が進むのに合わせて、橋上のもろもろが施工されたようですね。水上からでは舗装の様子が目にできるわけもなく、高欄と街灯が立ち上がっているのが見られるにとどまりましたが、それだけでも、どこか生き生きとした感じがして、以前とはだいぶ雰囲気が違って見えたものです。

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晴海には「にっぽん丸」、「ぱしふぃっく・びいなす」が接岸していました! 客船が2隻も同時に入港するのは、そうそうあることではありません。

船体の塗色、スタイルとも対照的な2隻が並んださま、好天に恵まれたこともあり、まことに眼福でありました。

192069.jpg朝潮運河に入ってみると、トリトンスクエア前に新しい橋が架かっていました! 昨年、「11月29日の水路風景」で見かけた大規模な足場は、どうやらこのためのものだったようです。

人道橋でしょうか、ゆるやかに沿った桁を持つ、3径間の華奢な感じのする橋で、高層ビルの増えてきた周囲の雰囲気に、よく似合っています。

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見上げてみると、裏側はまろやかな曲面を帯びており、桁側面は斜めに落とされていて、一見飾り気のない外観ながら、デザインに意を用いているのがわかりました。晴海側も居住人口が急増していることですし、人道橋の増設は大いに歓迎されるに違いありません。
撮影地点のMapion地図

(28年5月8日撮影)

(この項おわり)

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ゲートブリッジの開通した日…6

(『ゲートブリッジの開通した日…5』のつづき)

87026.jpg春海運河に入りました。風が強いので、水面はなおごつごつした感触ですが、第三航路あたりの厳しさからくらべれば、波高も低くだいぶ楽です。ららぽーと豊洲に向かうアーバンランチを左舷に見ながら、豊洲大橋をくぐりつつ、振り返ったところ。

しかし、豊洲大橋の工事は、いまだ凍結されたままのようですね。過去ログ「春海運河スペクタクル…3」で、架橋中の巨大クレーン船「富士」に出会ってから早や4年。本来ならば、3年ほど前に完成していなければならないはずですが、凍結の請願が出てから、話がどうこじれたのでしょうか。

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裏側はそこそこきれいに見えますが、表はアスファルトも敷いていないでしょうから、そろそろ痛みが出てきてもおかしくありません。何とかならないものでしょうか…。

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ららぽーと豊洲を前にして取舵を切ると…、おおお、ついさっき第二航路で出会った、第参拾八龍丸が! 太平洋セメントの岸壁へ、今まさに接岸せんとする瞬間に出くわすことができ、こりゃラッキー、と急接近。

小型船と違い、第二航路を西端まで進み、第一航路に入ってと結構な遠回りをしてくるのですから、こちらはゆっくりゲートブリッジ見物をしてから戻っても、ほぼ同着というわけです。

87029.jpgもやいが投げられ、ウィンドラスで引きしぼられて着岸するまでを、ゆっくりと見物させてもらいました。

しかし、舷側のハンドレールに「太平洋セメント」と抜き文字を掲げたあたり、いかにも専用船の雰囲気で、書体にちょっと懐かしさも感じられて、よいものですね。



87030.jpg春海橋をくぐって、豊洲貯木場跡の横までくると、晴海側・豊洲側とも台船が数隻出ており、工事なお盛んといったところ。堤防の手前に、新たな石積み護岸を設ける工事でしたか、ずいぶん長くかかっているようですね。

旗を上下する警戒船に手を振って応えながら、右へ曲がって貯木場跡の南東側水路に入り、豊洲運河に入りましょう。
撮影地点のMapion地図

(24年2月12日撮影)

(『ゲートブリッジの開通した日…7』につづく)

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タグ : 春海運河 豊洲大橋 橋の裏側

橋の裏側…2

6月7日に撮影した、橋の裏側をご覧に入れます。

7079.jpg春海運河、豊洲大橋。

完成が待たれる、春海運河の新しい顔。日差しの強いこの季節、大きな橋のつくる影がもたらす涼感は、実に爽やかで、ありがたく思えるものです。



7080.jpg砂町南運河、若洲橋。

旧橋を橋脚から持ち上げて、画面奥の方向へ移動中。手前に見えるのは、一部完成して供用中の新橋です。




7081.jpg江戸川、江戸川大橋。

継ぎ手に多数のボルトが打ち込まれた、物々しい耐震補強を施された橋脚が目を引きます。リベット組みの昔の橋梁のようで、かえって魅力的かも。



7082.jpg江戸川、総武線・江戸川橋梁。

複々線橋梁の、どっしりとした量感。構造の間から差し込む陽光が、橋脚に破線の模様を描いています。




7083.jpg江戸川、京成電鉄本線・江戸川橋梁。

草いきれでむせ返りそうな初夏の河原に、ささやかな影を作りながら吸い込まれてゆくトラス…。





(すべて21年6月7日撮影)



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春海運河


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春海運河
所在地:東京都中央区佃3~中央区晴海5
延長:3.1km
最小水深:A.P.-4.0m
最小桁下高:A.P.+5.1m
メモ:晴海・豊洲の2大埠頭に挟まれた、本船のための水面であった本運河も、再開発による豊洲埠頭の閉鎖や架橋で、次第に内水化している。
北端部、広大な旧貯木場を擁する、隅田川派川豊洲運河青印)に接する水域は、各水路とのジャンクションとして通航が多い。再開発によって生まれた「ららぽーと豊洲」には、水上バスの桟橋(赤印)が設けられ、複数社による運航が行われているので、定期船の出入りが頻繁にある。また春海橋南側には、小野田レミコン(太平洋セメント)(緑印)の岸壁があり、小型の本船が着岸する。
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