22年度川走り初め…3
(『22年度川走り初め…2』のつづき)
●船河原橋をくぐった上流、西岸の目白通り沿いの護岸を、ご覧のとおり結構な規模で工事しているのが、以前から気になっていたのですね。
平日、このあたりをクルマで通ることが多く、特に首都高飯田橋ランプを降りてくるとき、いやでも目に入ってくるので、こと何度も通った可航河川の工事でもありますから、気にするなという方が無理というもの。一度、艇から見ておきたかったのです。
【撮影地点のMapion地図】
●現場はぐるりを鋼矢板で囲われて河水から守られ、工事の方は三が日ですから、もちろん休みだったものの、ポンプだけはフル回転して、現場に染み出てくる水をかい出していました。
工事は、旧来の護岸を一部取り除き、そこに鋼管をずらりと並べて打ち込み、新しい護岸の基礎を造っている段階のようですね。

●頼もしそうな太さの鋼管(でいいのかな?)が建ち並ぶ壮観。護岸の臓物…イヤ骨組ですか、やはりなかなかお目にかかれるものではないので、よーく見ておこう。
この工事が始まったころ、護岸を取り除いて、現れた土を豪快に掘り下げていたので、「あっ、新しい船着場でも造るのかしら?」と、好都合な期待を抱いたのですが、進捗するにつれそれが望み薄であることがわかり、鋼管が打ち込まれるに至って、これは違うな、と一人で勝手に落胆する始末。
まあ、工事の名称や目的は、現場の道路側に掲げてあるのでしょうが、なかなか見に行く機会がありませなんだ。
●現場を眺めながら、いったん上流側に抜けて振り返り、下流側を見たところ。
下流から近づくと、東側に飯田橋ランプが張り出しているので、可航幅がえらく狭いように感じられ、少々緊張させられますが、上流側からの視点では一転、結構な余裕があるように見えるから不思議です。
●現場見物が終わって少しホッとしたせいか、お腹が空いてきました。気温は11℃で、この時期としては比較的あたたかとは言え、寒いことには変わりありません。
わずかな陽だまりを求めて、小石川橋上流付近まで下り、熱い魔法瓶のお茶とおむすびで軽く昼食。まあ、川沿いのビルに入っている会社もお休みということもあり、このあたりが人目につきにくく、静かでのんびりできる、ということもあるのですが。
【撮影地点のMapion地図】
(22年1月3日撮影)
(『22年度川走り初め…4』につづく)

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平日、このあたりをクルマで通ることが多く、特に首都高飯田橋ランプを降りてくるとき、いやでも目に入ってくるので、こと何度も通った可航河川の工事でもありますから、気にするなという方が無理というもの。一度、艇から見ておきたかったのです。
【撮影地点のMapion地図】

工事は、旧来の護岸を一部取り除き、そこに鋼管をずらりと並べて打ち込み、新しい護岸の基礎を造っている段階のようですね。

●頼もしそうな太さの鋼管(でいいのかな?)が建ち並ぶ壮観。護岸の臓物…イヤ骨組ですか、やはりなかなかお目にかかれるものではないので、よーく見ておこう。
この工事が始まったころ、護岸を取り除いて、現れた土を豪快に掘り下げていたので、「あっ、新しい船着場でも造るのかしら?」と、好都合な期待を抱いたのですが、進捗するにつれそれが望み薄であることがわかり、鋼管が打ち込まれるに至って、これは違うな、と一人で勝手に落胆する始末。
まあ、工事の名称や目的は、現場の道路側に掲げてあるのでしょうが、なかなか見に行く機会がありませなんだ。

下流から近づくと、東側に飯田橋ランプが張り出しているので、可航幅がえらく狭いように感じられ、少々緊張させられますが、上流側からの視点では一転、結構な余裕があるように見えるから不思議です。

わずかな陽だまりを求めて、小石川橋上流付近まで下り、熱い魔法瓶のお茶とおむすびで軽く昼食。まあ、川沿いのビルに入っている会社もお休みということもあり、このあたりが人目につきにくく、静かでのんびりできる、ということもあるのですが。
【撮影地点のMapion地図】
(22年1月3日撮影)
(『22年度川走り初め…4』につづく)

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旧綾瀬川の護岸工事

見通しのよくないことで有名な、隅田水門から中をのぞいてみると…。いつもと様子が違います。何か工事をしているようですね。
【撮影地点のMapion地図】

基礎護岸の直前に、新たに矢板が打ち込まれつつあり、さらにその前にも足場様のものが組まれて、基礎護岸から鋼材が渡されているところを見ると…遊歩道を兼ねた、テラスでも作るのかしら?
しかし、これ以上可航幅を狭めると、ただでさえ通過に苦労している水辺ラインの水上バスが、ますます通りづらくなるような…。
(21年4月5日撮影)

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朝潮運河に行ってみると…3
(『朝潮運河に行ってみると…2』のつづき)
●ちょっとだけ嬉しかったのは、この可愛らしいバージ(艀)に出会えたこと。第十一あかつきがもやっていた桟橋に、平べったい姿を横たえていました。
バージというと、だんびろで大きな図体のものが普通ですから、この「第二ふじ」の10mそこそこの小ささには、微笑ましい感じすらしました。
●船尾近くには、簡素なものながら、ちゃんと木製のラットと操舵席が設けられています。舷側に排気管が出ているところを見ると、エンジンが付いていて、自航できるのかもしれません。
プーリーやフェアリーダーらしきものが備えてあるので、ワイヤーやロープを繰り出すための船なのでしょう。業種を考えると、筏を組む番線を繰り出したりするのかな…などと、あれこれ想像がふくらみました。
●この日のような大干潮時には、あまり朝潮運河を通ったことがなかったので、月島側に広々と露出した砂洲を、珍しく眺めてしまいました。
水上に張り出した家屋を支える柱も、根元まですっかり露出して、いつもと違った雰囲気です。
●佃水門をくぐり、朝潮運河を出てほぼ正面、海洋大学のシンボルである保存船・明治丸を見てみると…。
あれっ、3本あるマストが全部、短くなっている!
修繕中かな? まさか解体ではありますまいが、やはり2ヶ月ぶりに水路に出ると、驚かされることが多いですね。
【撮影地点のMapion地図】
●櫓の練習もしたかったのですが…小雨が降ったり止んだりと、天候もあまり好転しないので、今年の初航行はこれにて切り上げ、帰途につきました。
帰り道、豊洲運河の護岸工事現場では、お気に入りの小型曳船の一隻、第十七富士(過去ログ『3月23日の曳船たち』参照)に出会い、ちょっとトクした気分になれたのは幸いでした。
(21年3月1日撮影)
(この項おわり)

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バージというと、だんびろで大きな図体のものが普通ですから、この「第二ふじ」の10mそこそこの小ささには、微笑ましい感じすらしました。

プーリーやフェアリーダーらしきものが備えてあるので、ワイヤーやロープを繰り出すための船なのでしょう。業種を考えると、筏を組む番線を繰り出したりするのかな…などと、あれこれ想像がふくらみました。

水上に張り出した家屋を支える柱も、根元まですっかり露出して、いつもと違った雰囲気です。

あれっ、3本あるマストが全部、短くなっている!
修繕中かな? まさか解体ではありますまいが、やはり2ヶ月ぶりに水路に出ると、驚かされることが多いですね。
【撮影地点のMapion地図】

帰り道、豊洲運河の護岸工事現場では、お気に入りの小型曳船の一隻、第十七富士(過去ログ『3月23日の曳船たち』参照)に出会い、ちょっとトクした気分になれたのは幸いでした。
(21年3月1日撮影)
(この項おわり)

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