12月12日のフネブネ…7
(『12月12日のフネブネ…6』のつづき)
●第一航路に出て、品川埠頭のコンテナ船を左手に眺めながら北上。
航路に出た直後目を奪われたのは、「A MYOKO」なる船名の鮮やかな塗色。舷側の低い近海航路タイプの中型コンテナ船、見上げるような船体の大型のそれとは、また違った魅力があっていいものですよね。

●面舵に当てて、お台場西側の航路から内水面に入ろうとすると、やはり惹かれるのはここを定繋地とする測量船の姿。
もやっていたのはおなじみ「拓洋」‥‥錆が一面に浮いた船体に、過酷な任務が想われますが、この日はまたずいぶんとアップトリム。搭載燃料を極限まで使い切るとこうなるのか、それとも何かの調整中なのかはわかりませんでしたが、初めて見る姿に驚いたものでした。
●お台場内水面を微速で抜けて、北西側の航路から外へ。これもおなじみのものではあるんですが、ふと、航路を示すブイを記録しておこうと思い立ち、通り過ぎざま一枚。
ちゃんと白抜きで東京都のマークが入っていて、なかなか可愛らしいもの。水上バスの航路とあって人目につくからか、手入れもされていてきれいですね。

●例によってエンジンの健康管理で全速を出そうと、東雲運河に船首を向け増速したところで、東電堀発のスカイダックと行逢。
ガイドさんはじめ、お客さんの何人かもこちらを向いて手を振ってくれていたのですが、この時点では距離があったのと、すでに行き足がついていたため、カメラを向けた一瞬しか目を向けなかったせいで気づいておらず、帰港後写真を拡大してみて恐縮した次第。せっかく手を振ってくださったのに、本当にごめんなさい‥‥。

●東雲北運河に入って、お楽しみの一つ、木村造船所の船台をのぞいてみると、2隻が上架中でした。「はやかぜ」は港湾局監視船、もう一隻は湾岸署の警備艇ですが‥‥う~ん、船名はわかりませんでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年12月12日撮影)
(『12月12日のフネブネ…8』につづく)

にほんブログ村

航路に出た直後目を奪われたのは、「A MYOKO」なる船名の鮮やかな塗色。舷側の低い近海航路タイプの中型コンテナ船、見上げるような船体の大型のそれとは、また違った魅力があっていいものですよね。

●面舵に当てて、お台場西側の航路から内水面に入ろうとすると、やはり惹かれるのはここを定繋地とする測量船の姿。
もやっていたのはおなじみ「拓洋」‥‥錆が一面に浮いた船体に、過酷な任務が想われますが、この日はまたずいぶんとアップトリム。搭載燃料を極限まで使い切るとこうなるのか、それとも何かの調整中なのかはわかりませんでしたが、初めて見る姿に驚いたものでした。

ちゃんと白抜きで東京都のマークが入っていて、なかなか可愛らしいもの。水上バスの航路とあって人目につくからか、手入れもされていてきれいですね。

●例によってエンジンの健康管理で全速を出そうと、東雲運河に船首を向け増速したところで、東電堀発のスカイダックと行逢。
ガイドさんはじめ、お客さんの何人かもこちらを向いて手を振ってくれていたのですが、この時点では距離があったのと、すでに行き足がついていたため、カメラを向けた一瞬しか目を向けなかったせいで気づいておらず、帰港後写真を拡大してみて恐縮した次第。せっかく手を振ってくださったのに、本当にごめんなさい‥‥。

●東雲北運河に入って、お楽しみの一つ、木村造船所の船台をのぞいてみると、2隻が上架中でした。「はやかぜ」は港湾局監視船、もう一隻は湾岸署の警備艇ですが‥‥う~ん、船名はわかりませんでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年12月12日撮影)
(『12月12日のフネブネ…8』につづく)

にほんブログ村
早起き近場散歩…4
(『早起き近場散歩…3』のつづき)
●西側では、運河内へ桟道状に敷設された、首都高羽田線の高架が更新されている工事が続いていますが、何んとなく目を引かれたのがこれ。
上下線の接続部になるものでしょう、桁の側面に開口した窓に、どこかブラウン管テレビを思わせる造形のものが、いくつも顔をのぞかせていました。「あ、テレビっぽい」と思っただけで、特に意味のないおそまつですが‥‥。
●天王洲南運河との十字流、右手にはおなじみ若潮橋(仮橋)。5年前こちらにも書きましたが、初めて意識してからもう14年になります。
「仮橋」と大書きしたのもさることながら、仮設構造物としての息の長さも珍しく、印象深い橋ではあります。すでに昨年6~8月、上下線がそれぞれ供用され、役目は終えているはずですが、撤去が進んでいないようですね。

●京浜運河北口の顔といえば、湾岸署水上安全課、そして隣接した高輪消防署・港南出張所の船溜に連なる、警備艇と消防艇群。
フラッグシップ的存在の20m級、「ふじ」以下各艇が憩うさま、夏の五輪警備下で、緊迫した雰囲気の印象が鮮やかなので、今さらながら日常が戻ってきたことを確認して、何かホッとさせられたような。お疲れさまです。

●運河北口のもう一つの顔、浚渫船「海竜」。光線の塩梅もよろしく、早起きは3文の得と独りごちて一枚。
先代の浚渫船「雲取」は、休日で稼働していなかったとはいえ、作業地で船団を組んでいるところに何度か出くわしましたが、「海竜」になってから、出動風景はいまだに拝めておらず。掃除機のように水底の泥を吸い込んでいるところ、一度でいいので見てみたいものです。

●微速で航進しながら「海竜」にカメラを向けていたら、警備艇「かわせみ」が帰港してきました。こちらもいい角度で陽射しを浴びて、よい表情です。乗り組みさんがフェンダーを下げて船首に向かい、達着の準備をしているのも一息ついた感じで、好きな一枚になりました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年11月14日撮影)
(『早起き近場散歩…5』につづく)

にほんブログ村

上下線の接続部になるものでしょう、桁の側面に開口した窓に、どこかブラウン管テレビを思わせる造形のものが、いくつも顔をのぞかせていました。「あ、テレビっぽい」と思っただけで、特に意味のないおそまつですが‥‥。

「仮橋」と大書きしたのもさることながら、仮設構造物としての息の長さも珍しく、印象深い橋ではあります。すでに昨年6~8月、上下線がそれぞれ供用され、役目は終えているはずですが、撤去が進んでいないようですね。

●京浜運河北口の顔といえば、湾岸署水上安全課、そして隣接した高輪消防署・港南出張所の船溜に連なる、警備艇と消防艇群。
フラッグシップ的存在の20m級、「ふじ」以下各艇が憩うさま、夏の五輪警備下で、緊迫した雰囲気の印象が鮮やかなので、今さらながら日常が戻ってきたことを確認して、何かホッとさせられたような。お疲れさまです。

●運河北口のもう一つの顔、浚渫船「海竜」。光線の塩梅もよろしく、早起きは3文の得と独りごちて一枚。
先代の浚渫船「雲取」は、休日で稼働していなかったとはいえ、作業地で船団を組んでいるところに何度か出くわしましたが、「海竜」になってから、出動風景はいまだに拝めておらず。掃除機のように水底の泥を吸い込んでいるところ、一度でいいので見てみたいものです。

●微速で航進しながら「海竜」にカメラを向けていたら、警備艇「かわせみ」が帰港してきました。こちらもいい角度で陽射しを浴びて、よい表情です。乗り組みさんがフェンダーを下げて船首に向かい、達着の準備をしているのも一息ついた感じで、好きな一枚になりました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年11月14日撮影)
(『早起き近場散歩…5』につづく)

にほんブログ村