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5月20日の神田川・日本橋川…2

(『5月20日の神田川・日本橋川…1』のつづき)

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賑やかな後楽園ブリッジと、ひっそり息づく震災復興橋・後楽橋のコンビ。後楽橋の径間から、ここが狭窄部であることが実感できます。分水路が必要なわけですね。

後楽園ブリッジの上では、高欄に肘をついてカメラを構えている男性が。「男前に撮ってね!」と声をかけたら、親指をグッと突き出して笑ってくれました。

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そして後楽橋の向こう、日本橋川を分かつ丁字流では、三崎町中継所常駐の顔なじみ、豆曳船「第30中島丸」が、きれいに整備された姿でもやっていました。

最近ようやく、本当にようやく気づいたのですが、第30中島丸の操舵室、上下に動く可動式ですよね? キャブの後端角、メッキのレールが天地方向に取り付けられていて、外側からそれを支えるガイドも見えるからです。レールの長さからして、可動寸法は1mに満たないくらいですから、プッシャーとして伸びあがるためというより、橋の桁下高をクリアするためのものなのでしょう。

220073.jpg日本橋川に入ってしばらく、首都高の西神田出入口付近まで下ってくると、白く船首波を盛り上げて、行逢船が遡上してくるのを発見。

このあたりは高架の幅も広く、薄暗いので船種がなかなかわかりませんでしたが、南堀留橋をくぐったあたりで判明。湾岸所の警備艇ですね! このあたりで出会うのは珍しいです。

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減速して十分右に寄せ、避航の意思を示して待っていると、すぐに警備艇も行き足を落としてくれ、「ご苦労さまです!」と手を振って別れました。艇名は「らいちょう」、やっぱり警備艇はグレー塗装が好きだなあ‥‥。

220075.jpgさて、毎度気になる復元工事中の常磐橋。進捗のほどは如何と、最微速で可航径間に近づいてみると‥‥。

おおお、アーチの輪石、少しづつですが数が増えているようですね! 何分足場ががっちりしているので、水面からの観察は苦しいものがありますが、くぐりざまのぞいてゆきましょう。
撮影地点のMapion地図

(30年5月20日撮影)

(『5月20日の神田川・日本橋川…3』につづく)

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タグ : 神田川 日本橋川 高架下水路 曳船 警備艇 常磐橋

ガーデン埠頭にて

(『飛島木場の閘門…7』のつづき)

206175.jpg戦前の中川運河をしのんで」でも触れましたが、閘門・水門めぐりを終えた後は名古屋港ガーデン埠頭を訪ね、遅い昼食も兼ねてゆっくりすることにしました。

ご存知のように、海事・港湾関連の見どころがまとまっており、フネ好きには楽しいところです。拝見したものの中から、いくつかピックアップしてみました。

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タグ : 中川運河 名古屋港 ガーデン埠頭 砕氷艦 和船 警備艇

27年度川走り納め…14

(『27年度川走り納め…13』のつづき)

186066.jpg浚渫船「海竜」の船橋をアップで。通り過ぎざま、船首からマスト、船尾までよ~く観察してみたものの、お正月の松飾りは見当たりませんでした。見落としただけかな?

「海竜」の定繋地から少し南の曳船溜では、ずらりともやった大小の曳船が、それぞれ1本づつ松飾りを振り立てていて、壮観といってよいものがありましたから、あるいは「海竜」にも‥‥と思ったのですが。

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警備艇の帰港シーンにでくわしました。艇名は「かわせみ」、動く船影の少ない静かな港内を横切って、プレーニングからスーッと微速航行に移るさま、どこかのんびりとした、くつろいだ風情に見えたものです。

バックに見えるいかついガット船、コンベアを交錯させるプラントも今日は静まり返って、年の瀬らしい雰囲気が感じられました。

186068.jpgさて、ここで港内から芝浦運河に戻り、先ほど通ってきた新芝運河との分流点あたりまで北上。リベット組みの浦島橋、裏側に反射した陽射しがゆらめいて、なかなかきれい。

新芝運河に入る直前、気になる艇を見かけ「あっ、あれはもしかして!」とピンときたので、近くで眺めてみたくなったのです。見えてきた‥‥左前方、黄色い艇がメザシにもやっていますよね。あそこは以前から、店舗所有のものらしい桟橋があったところです。

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目の覚めるようなレモン色一色の船体に、「TOKYO WATER TAXI」と大書きされたこの2隻、文字どおり水上タクシーと銘打って、27年11月に開業したもの(船社サイトはこちら)。11月初めでしたか、ウェブのニュースで就航が近いこと、既設の船着場を活用して営業することなどが報じられ、船宿など既存の船社でない企業が参入したことを知り、驚かされたものでした。

東京新聞の記事によると、6人乗り、全長6.3m、幅2.8m、3.4tとのこと。東京オリンピックの年までに、船隊を「60隻に増やしたい」という社長の言葉にも二度ビックリです。

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さて、艇を航過しながら眺めた印象はと申しますと、「手堅い感じで、しかも可愛らしくまとめたなあ」ということ。艇の規模にくらべて、長さ・高さともに大き目のカディ(甲板室)は、居住性とともに、乗降のしやすさも重視しているように見えました。エンジンをインアウト(船内外機)とし、船尾周りをすっきりとブルワークで覆ったのもよろしく、高い乾舷とともに安定感がありますね。

ただこのタイプですと、操舵席は当然船首でしょうから、後ろに目が行き届かない難点はありますね。また船型からして、一人でもやいと客扱いをするのは、乗員専用のハッチがないとやりづらそうです(訂正。→サイト掲載の写真を見ると、ハッチがありました)。この点、各船宿所有のフラットボートのように、船尾に操舵席があるスタイルの方が、お客さん全員に十分目配りができ、両舷にもアクセスしやすく、一人乗組みがより容易なように思えます。

個人的に好ましく思ったのは、垂直な窓を3面に配したカディ前面と、バーチカルステム(垂直船首)! この2つが、どこか業務船風の堅実な感じを与えており、鈍重といったら語弊がありますが、派手な塗装と絶妙に打ち消し合って(?)、独特の雰囲気をかもし出しているように思えるのです。

現在はこの2隻のみのようですが、これから順次隻数も増えて、都内の水路でたびたび出くわすことになるのでしょうか。ご安航をお祈りしています。
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…15』につづく)

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タグ : 京浜運河 芝浦運河 警備艇 浚渫船 東京港

27年度川走り納め…13

(『27年度川走り納め…12』のつづき)

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「リバーラウンジ」のバージハウス近影。セイルをイメージしたと思しき天幕が目立ち、ハウスの屋上は柵と階段が備えられて、夏は夕涼みによさそうですね。

船体に舷窓が見えるということは、甲板下にも部屋があるのでしょうか。右手にも一本桟橋が見えるので、外側にもう一艇着けられそうです。

186062.jpgバージハウスの右並びに見える、内山コンクリートのサイロだかタンク(写真右手、クリーム/ブルーのツートン)がきれいに塗りあげられていたので、カメラを向けたところ‥‥。むう、お相撲さんが強烈過ぎて吸い寄せられてしまいました。

格闘ゲームのキャラクターのような雰囲気もさることながら、壁面画としても巨大なそのスケール、遠くからでも目立ちますね。惜しむらくは、周りをビルに囲まれていて、ほぼ正面からしか見えないことでしょうか。

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186064.jpgおなじみ、クジラを両の扉体に描いた目黒川水門をくぐって左へ、京浜運河に出ました。さんさんと降りそそぐ冬の陽を浴びて輝く水門、佳き哉、よきかな(こればっかり)。

モノレールの走行音を聞きながら京浜運河を北上、品川埠頭橋を仰ぎつつ、船溜の多い北端区間に突入。大晦日のこととて、行き合う船も少なく、いたって静かな水路風景ではあります。

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湾岸署の船溜に近づいて、バウを突き合わせ憩う警備艇部隊を一枚。停泊時も、水上警察旗(『新川畔をお散歩…3』参照)は掲げたままなのですね。
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…13』につづく)

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タグ : 高浜運河 天王洲南運河 京浜運河 警備艇 目黒川水門

酒田港の官船二隻

(『北楯頭首工と北楯堰…2』のつづき)

183096.jpg最上峡を離れ、酒田の市街へ向かうことにしました。相変わらず陽はさんさんと降り注ぎ、刈り入れを終えた田んぼからの照り返しが、まぶしいくらいです。

道々、田んぼに結構な白鳥の群れがおり、トリ好きとしては見逃せずに寄り道して一枚。ぺったりと座ってくつろいだ様子が、実に可愛らしいですね。後で聞いたところでは、最上川畔の飛来地で餌付けが禁止されたため、周囲の田んぼに落ち穂を求めて、白鳥の群れが分散するようになったとのこと。

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最上川舟運の終点であり、かつては北前航路の重要な寄港地であった酒田港には、魅力的な水運趣味スポットがいくつかあります。かねてから訪ねたかった、ある場所を目指して移動中‥‥おおお? 写真のような光景が目に入ってしまいました! これは見ておかなければウソでしょうと、またも寄り道に。

山形県警の警備艇、「はぐろ」! 船底清掃も兼ねた再塗装で上架中なのか、隅々まで美しく塗り上げられ、ピカピカですね。

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せっかくですから、真正面よりいいお顔を。爽やかな空と海風吹く中、艇も整備成って晴れ晴れとした表情に見えます。

バックに広がる酒田港の第一印象は、漁船を中心としてもやうフネブネも多く、岸壁や上屋もきれいで、まさに盛業中といった感じ。港として賑わっているさまが、一見しただけでも伝わってくるようでした。

183099.jpg上架されているとなれば、船底の様子も眺めておきたいもの。真鍮色に輝くプロペラと軸周り、そして舵も。こちらは塗料を剥がしたばかりなのか、すっかり生地があらわになっています。再塗装はこれからのようですね。

他府県の官船(自治体なので、『官』はおかしいかな?)を目にできる機会は、ごく限られるので、この出会いは実に嬉しかったものです。まして上架状態で間近に堪能できるとくれば、嬉しさも倍増であります。


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「はぐろ」の向こうには、岸壁にもやうもう一隻の官船が! 「山形県漁業監視調査船」と甲板室に大書きした艇の名は「峯月」!  どちらも旧海軍艦艇っぽい名前でイイなあ。

船底色の鮮やかさを見るに、この艇も塗り替え成って間もないのでしょうか。グレーの船体が巡視艇の旧塗装を思わせて、官船らしい引き締まった好ましい雰囲気。いや~、一隻ならず二隻までも! 寄り道してよかったです、はい。
撮影地点のMapion地図

(27年11月22日撮影)

(『下瀬閘門跡を訪ねて』につづく)

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タグ : 警備艇 漁業監視艇 酒田港 水辺の鳥たち