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11月10日の水路風景…2

(『11月10日の水路風景…1』のつづき)

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神田川をさらに下り、昌平橋を前にしたあたりで、行逢船が見えてきました。減速して右に寄せ待っていると、どうやら湾岸署の警備艇のようです。向こうも減速し避航してくれたので、手を振ってすれ違いました。

242007.jpg船名は「いそちどり」。この日は今上の即位の礼の行事の一つ「祝賀御列の儀」が行われ、都心部は結構な警戒ぶりでしたが、河上もそれなりの態勢であろうと、少々身構えていた部分もありました。

ところが、日本橋川・神田川を一巡して、出会った官船はこの警備艇のみ。橋上で待機する機動隊のバスはいくつか見られただけに、ちょっと拍子抜けしたのは正直なところです。

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ふたたび隅田川に出て、浅草へ向かうことにしました。厩橋で観光汽船「アワータウン」を正横に見て一枚。鋭い秋の陽射しが、船体のディテールや橋の構造をくっきり浮き立たせて、何気ないスナップも気持ちのよいものに。

242009.jpgすでに各所で報じられていますが、東武線隅田川橋梁の側面に人道橋を併設する件、すでに工事が始まっているようですね。

美しいトラスの外観が損なわれることもあり、少々複雑な気持であるのですが‥‥。古豪鋼橋を撫でまわせるとあれば、やっぱり嬉々として利用してしまうんだろうなあ。フネブネの写真をものするにも格好の場所になりそうですから、船舶ファンにも朗報といってよいでしょう。

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波もない穏やかさとあって、晴海沖まで出て漂泊しつつしばしの休憩。と、左舷後方からゆっくり、臨港消防署の「すみだ」が現れました。演習を終えて、朝潮運河に帰港するところですね。行き足を抑えゆるゆる進む姿、初めて見るどこかのんびりとした表情。逆光に黒く沈む船体を見送ったのでした。
撮影地点のMapion地図

(元年11月10日撮影)

(『11月10日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 神田川 隅田川 東京港 警備艇 水上バス 消防艇

10月1日の川景色

240001.jpg10月1日は、6日日曜日の準備があってお休みをもらい、清掃・整備と点検を兼ねての近場回り。

幸いさわやかな秋晴れで風も穏やか、短時間ながらいくつか面白いものも目にできて、楽しく過ごすことができました。

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タグ : 汐見運河 東雲北運河 日本橋川 東京港 常磐橋 イグアナクレーン 警備艇 高架下水路 亀島川水門 新砂水門

3月15日の川景色…2

(『3月15日の川景色…1』のつづき)

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帰路の海老取運河にて。浚渫船団がいて警戒船に誘導されながらの通航だったのですが、残念ながら稼働しておらずお休み中のよう。

手前の揚錨船は「あさぎり」。その左にいる白い鉄舟とともに、見たことがある船だなと思っていたらそのはず、10年前、21年にに高浜運河で出会っていたのでした。

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毎度おなじみ羽田可動橋も、うららかな陽射しの下、いいお顔をしていたので一枚。

防音壁とフェンスの上では鵜たちが羽を休め、防護柵の周りにはユリカモメが群れる‥‥。餌が豊富な干潟水路に面している地の利もあるのでしょう、鳥たちにとってはよい社交場のようです。

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過去に何度か触れたと思いますが、京浜運河では首都高羽田線の更新工事が今やたけなわ。塗装も真新しい高架がぐんぐん伸びてゆくさま、やはり気分が高揚しますよね。

手前に見える桟道タイプの現羽田線と、モノレールの橋脚と線路が星霜を経たいい色(?)なだけに、新しい高架の白い肌が際立って見えます。

231059.jpg京浜運河を出て港内を北上中、遠くをプレーニングでスッ飛ばしてゆく警備艇が。ハルナンバー視21「すみれ」。

運河北口にある、湾岸署の繋留施設(舟艇部隊は『水上安全課』なる部署だそう)に寄港するところでしょうか。ホームスピードといったところですね。


231060.jpg隅田川に入り、上下する水上バスたちの姿を愛でつつ遡上。「エメラルダス」が下航してきたところを一枚。ちょうどトップの展望デッキを、スタッフが組み立てている最中でした。

「松本型」水上バスも3隻が揃い、便の頻度も上がって、より多くの人が楽しめるようになったことでしょうね。


(31年3月15日撮影)

(『3月15日の川景色…3』につづく)

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タグ : 海老取運河 京浜運河 隅田川 東京港 羽田可動橋 浚渫船 警備艇 水上バス

12月9日の川景色…1

(『12月9日のフネブネ…3』のつづき)

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フネブネで一つ取りこぼしが。帰路、多摩運河を出て多摩川の澪筋をたどろうとしていたら、浅瀬を下流に大きく避けた航路を取って、一隻の小型艇が西航してくるのが見えました。

遠目のシルエットは、妙に船体が扁平で四角く、そのくせ上部構造のかさがある、頭でっかちな印象。一瞬、ファンボート(プロペラ艇)かと思ってしまいました。昔、月刊「世界の艦船」で読んだのですが、かつて海上保安庁が浅瀬の多い多摩川河口域で用いるため、ファンボートを一隻だけ運用していたことが頭の片隅にあったのです。

228102.jpg近づいてみると、舷側表記から神奈川県警(横浜水警)の「やまゆり」と判明。ファンボートなんかではなく、どうやらカタマランのようです。

まあしかし、舷側が低くて這うようなスタイルですね。カディがかさ張っているので、お世辞にもスマートとはいえない外観ですが、担当水域に合わせて船型を考えたのでしょうか。運河の出口で停止して進入を待ち、乗り組みの方と手を振りあって別れました。

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以下、この日に眺めた川景色や物件から、気になったものをいくつか。扇橋閘門の工事進捗を見ておきたくなり、小名木川へ。以前も触れた新小名木川水門、更新工事はほぼ終わったようで、足場も右端を残して外されていました。

う~ん、見たかぎり、やはり左径間はこのまま廃止されるのか‥‥。前にも触れた扉体の番号はもとより、堰柱の補強や再塗装もなされていないあたり、ちょっと異様な光景ではあります。

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228105.jpg東から裏側を見て。前後を角落しで塞がれているものの、旧扉体は残されているのですね。工事はまだ途中で、これからコンクリートで閉塞するとかされるのかしら(ぐぐれ)。

鉄板で巻き立てられた堰柱の天端を見ると、ボルトが出ていますね。単なる痕跡なのか、それとも管理棟からこの上に橋でも架けるのかなと、あれこれ想像してしまいました。
撮影地点のMapion地図

(30年12月9日撮影)

(『12月9日の川景色…2』につづく)

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タグ : 多摩川 小名木川 新小名木川水門 警備艇 江東内部河川

12月9日のフネブネ…3

(『12月9日のフネブネ…2』のつづき)

228096.jpg帰路に海老取運河を北上中、羽田水上派出所の桟橋に視22「あじさい」がもやっていました。

エンジンは回したままでしたが、艇内に人影が見えなかったので、皆さん上陸して派出所の中におられたのでしょう。日曜日もご苦労さまです。



228097.jpg往路に京浜運河を南下していた際、天王洲運河から港内に大型クレーン船がチラリと見えたので、帰りは寄ってみようと第一航路を横断し、船の科学館前へ。きっと桟橋の建設工事ですよね。

近づいてみると、森長組の「第一豊号」でした。4月に出会った深田サルベージの「富士」とは違い、旋回式クレーンの低重心なシルエットが遠目にも見てとれます。

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排水量27,000t、1,800t吊の威容! 曇天の暗い色合いに辟易していただけに、目が覚めるようなクレーン船特有のカラーリングが、しみじみ視神経に心地よいのでした。

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いや~、キレイですね。おまけに今ごろになって(!)晴れてきたこともあり、オレンジがよく映えること。手前に設けられた小型(といっても十分大きいですが)のクレーンは、150t吊の補助クレーンだそうです。

228100.jpg迷惑をかけないよう、警戒船の動きを横目で見ながら遠巻きに眺めていたら、おなじみ東海汽船「セブンアイランド虹」がフォイルボーンで颯爽と北上。

ガスタービンの排気で、背景がユラユラするのがまた臨場感あふれてよいもの。接近してくるときは、最初は音もなく静かに、次にサァーッという水切り音が先に聞こえて、正横を通過する際にタービン音とドォーッという噴射音が伝わる、といった順序でした。

(30年12月9日撮影)

(『12月9日の川景色…1』につづく)

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タグ : 海老取運河 東京港 警備艇 クレーン船