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6月7日の辰巳埠頭

252001.jpg久しぶりの出港となった6月7日。まず荒川を岩淵まで上がり、隅田川に入って、12年ぶりに石神井川を訪ねる心づもりだったのですが‥‥まあ、その顛末は後ほど触れるとして、あけぼの水門をくぐり南下。

先日、墨田川造船でトランサムのみ拝んで姿を消した、「みかづき」の艤装中のシーンを期待して、辰巳埠頭の艤装桟橋と浮きドックのある一角を、最初の目的地としたのであります。

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曙運河を出て、右へ舵を切ると‥‥おお、入渠中の艇がいますね! 巡視艇ではなく、警察船艇のような雰囲気です。近づいてみましょう。こちらに来るのも久しぶりで、新顔を見られるとなれば、自然に顔もほころぶというもの。

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ほぼ真後ろから。トランサムの船名は「ぼうそう」、定繋港は東京。塗装から間もないのでしょう、グレーの舷側色も、船底色も鮮やか。ピカピカに磨かれて金色に輝いている真鍮のペラは、3軸でした。走りもきっとパワフルでしょうね。

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左舷に回って、ドックの開口部からのぞいた舷側の文字を読むと‥‥どうやら、千葉県警の警備艇みたいですね。嬉しい出会いではありました。

期待した「みかづき」ですが、影も形もなし‥‥う~ん、残念。以前の経験から考えて、結構な期間を艤装に費やすであろうとみていたので、もういなくなるとは!

252005.jpg気温相応に靄が出て、空は白っぽく冴えないものの、その分水面は穏やか。小型の本船たちが居並ぶ辰巳埠頭も、まだ起き出して間もないような、静かな雰囲気です。

ゲートブリッジをかすめて、砂町南運河経由で荒川に入ろうと、スロットルをぐっと倒しプレーニングへ。結構な距離を走るので、メリハリをつけて効率よくまいりましょう。

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の砂町南運河』につづく)

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タグ : 曙運河 あけぼの水門 墨田川造船 警備艇

4月4日のフネブネ

(『ひたすら満開の桜…6』のつづき)

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4月4日に出会ったフネブネをまとめます。
大横川・平久川の変則十字流で、右手の大横川から飛び出してきた小型清掃船、通称“手上げ”。今年はさくらまつりがなかったので、この時期としては通船も少なく静かな川面でしたが、清掃船のパトロールは変わらず続けられているのですね。

249032.jpg大島川水門を出て隅田川に入った直後、観光汽船の「竜馬」と「道灌」が実にいいタイミングで離合。新川1丁目の堤防上に咲き誇る、桜並木をバックにものすることができました。

‥‥しかし、ここから見たかぎり、一人もお客さんが乗っていないような‥‥。時節柄仕方がありませんが、このお花見日和、何とも寂しい風景ではありました。この直後、4月8日より長期休航になってしまうとは。

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神田川では、仙台堀の区間で豆曳船「第36中島丸」と行逢。大きく避航していただいてありがとうございます。点々と浮かぶ桜の花弁が、航跡に美しい模様をつくっていて、春らしい素敵なシーンが撮れました。

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その少し後、ほぼ続航といってよい形で、警備艇「いそちどり」が登場。徐航している姿を正面からとらえると、滑走時の軽快な感じとは違った重々しさが。警察船艇はやっぱり、グレーが格好いいですねえ‥‥。

249035.jpgおなじみ墨田川造船、「3月15日のフネブネ…2」でも触れた建造中の巡視艇(巡視船かも?)「みかづき」の進捗を拝見。

おっ、本塗りに入ったようで、おなじみの塗色になりましたね。船名はマスキングされているのでしょう、白く塗りつぶされて見えなくなっていました。

(令和2年4月4日撮影)

(『竣工間近な常磐橋』につづく)

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タグ : 平久川 隅田川 神田川 東雲北運河 清掃船 水上バス 曳船 警備艇 巡視艇

3月15日のフネブネ…2

(『3月15日のフネブネ…1』のつづき)

247056.jpg海王丸の船首側にメザシにもやっているのは、水産庁の漁業取締船「照洋丸」と同じく漁業調査船「開洋丸」、どちらもおなじみの顔ぶれ。

「開洋丸」トランサムのスリップウェイが魅力的で、出会うたびまじまじと眺めてしまいます。捕鯨母船を思わせるものがあるからでしょう。こちらはクジラでなく、トロール網を展開・揚収するためのものでしょうが、普通の船にはない装備はやはり魅力で、よいものですね。

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帰り道は、例によって東雲北運河へ。二つの造船所があるこの水路は、ご存じのとおり官船を中心に、ちょっと惹かれる船影に出会える確率が高いところ。さて本日は‥‥おっ、屋形とポンツン桟橋の間に、グレーの警察船艇らしいのがはさまっていますね!

247058.jpgハルナンバー視6、「たかお」でした。木村造船所に修繕にでも来たのでしょう。操舵室の上背があるので、潮位の高い日だと、くぐれない橋が出てきそうです。

先ほど見たら、建屋内の船台はいっぱいだったので、となりの屋形「第二あら川丸」と一緒に、順番待ちといったところでしょうか。


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さらに進んで、こちらもおなじみ墨田川造船。しばらく前から、建屋内の船台上で建造中の船がいて、通るたびに意識していました。

この日ようやく、トランサムに船名が書き込まれたのを発見。「みかづき」、語感からして巡視艇でしょうか。ホテルみたいな名前だなあ‥‥と、俗な感想が漏れたものです。グレーなのはきっと下塗りで、これから本塗装に入るのでしょうね。

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最後は船ではありませんが、この項の積み残しということで一つ。東雲運河の旧防波堤、ご存じのように天端に木を生い茂らせた(『東雲運河の旧貯木場…1』以下のシリーズ参照)風情のある姿で、石組みの法面護岸とあわせて、運河風景をまろやかなものにしていた、いわば立役者だったのですが‥‥。

この日帰路に通ってみたら、何と、結構な延長のある防波堤全体が剪定されていたのです! 向こうも見えない密林だったのが、スカスカの疎林レベルにまで。枝を刈りはらったどころか、幹もずいぶん切られたであろうと感じるくらい。

長年にわたり放置されていたのですから、今さら構造物の保護のため、とは考えづらいですね。オリンピックに関連して、会場に近いここに不審者が潜まないようにとか、警備上の理由なのではないでしょうか。

(令和2年3月15日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 東京港 東雲北運河 東雲運河 警備艇 墨田川造船

11月10日の水路風景…2

(『11月10日の水路風景…1』のつづき)

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神田川をさらに下り、昌平橋を前にしたあたりで、行逢船が見えてきました。減速して右に寄せ待っていると、どうやら湾岸署の警備艇のようです。向こうも減速し避航してくれたので、手を振ってすれ違いました。

242007.jpg船名は「いそちどり」。この日は今上の即位の礼の行事の一つ「祝賀御列の儀」が行われ、都心部は結構な警戒ぶりでしたが、河上もそれなりの態勢であろうと、少々身構えていた部分もありました。

ところが、日本橋川・神田川を一巡して、出会った官船はこの警備艇のみ。橋上で待機する機動隊のバスはいくつか見られただけに、ちょっと拍子抜けしたのは正直なところです。

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ふたたび隅田川に出て、浅草へ向かうことにしました。厩橋で観光汽船「アワータウン」を正横に見て一枚。鋭い秋の陽射しが、船体のディテールや橋の構造をくっきり浮き立たせて、何気ないスナップも気持ちのよいものに。

242009.jpgすでに各所で報じられていますが、東武線隅田川橋梁の側面に人道橋を併設する件、すでに工事が始まっているようですね。

美しいトラスの外観が損なわれることもあり、少々複雑な気持であるのですが‥‥。古豪鋼橋を撫でまわせるとあれば、やっぱり嬉々として利用してしまうんだろうなあ。フネブネの写真をものするにも格好の場所になりそうですから、船舶ファンにも朗報といってよいでしょう。

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波もない穏やかさとあって、晴海沖まで出て漂泊しつつしばしの休憩。と、左舷後方からゆっくり、臨港消防署の「すみだ」が現れました。演習を終えて、朝潮運河に帰港するところですね。行き足を抑えゆるゆる進む姿、初めて見るどこかのんびりとした表情。逆光に黒く沈む船体を見送ったのでした。
撮影地点のMapion地図

(元年11月10日撮影)

(『11月10日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 神田川 隅田川 東京港 警備艇 水上バス 消防艇

10月1日の川景色

240001.jpg10月1日は、6日日曜日の準備があってお休みをもらい、清掃・整備と点検を兼ねての近場回り。

幸いさわやかな秋晴れで風も穏やか、短時間ながらいくつか面白いものも目にできて、楽しく過ごすことができました。

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タグ : 汐見運河 東雲北運河 日本橋川 東京港 常磐橋 イグアナクレーン 警備艇 高架下水路 亀島川水門 新砂水門