FC2ブログ

観音崎散歩…2

(『観音崎散歩…1』のつづき)

167006.jpg
磯の上から、フネブネをほしいままにする楽しいひととき。南下してきたオレンジ色の船体に惹かれて、ズームでたぐり寄せて一枚。

LEG(液化エチレン)タンカー「オベリックス」。船首越しに以前訪ねた、富津岬の明治百年記念展望台(過去ログ『富津岬から…1』参照)が見えます。

167007.jpg視線を右に転じれば、商船三井と大書きしたRORO船が上がってきました。船名はよく見えませんでしたが、「さんふらわあ とうきょう」でしょうか? 眺めた角度のせいなのか、少しダウントリムに見えます。

しかし、ちょっと視線を動かすだけで、プラントや煙突が林立する工業地帯に、山肌が海に迫る南房総と、背景がガラリと変わるのですから、写真を撮っていても面白いでしょう。艦船の撮影スポットとして好まれるのも、わかるような気がしました。

167008.jpg
ひとしきりフネブネの姿を堪能してから、観音埼灯台を見学してみることにしました。よく知られているように、我が国初の洋式灯台が設置されたところでもあります。

舗装されているとはいえ、灯台まではつづら折りの急坂。衰え著しい船頭は道半ばでもう汗だく、息も絶え絶えの情けないありさま。それでも灯台の姿が目に入ると、たちまち元気が戻ってくるのですから、不思議なものです(ちょっと足がガクガクしていたけれど)。

167009.jpg息を整えながら、受付で拝観料を払い、さっそく拝見と構内へ。案内板にある資料展示室は後にして、まずは灯台を見てみましょう。

写真下、木立の切れ目から富津の方を眺めて。水際から眺めるのと、また違った爽快感あふれるパノラマ。灯台を見上げつつ沖を船行きしていた20数年前と、まったく逆の視点から眺めることができて、感慨深くもありました。
撮影地点のMapion地図

167010.jpg

(27年1月18日撮影)

(『観音崎散歩…3』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 観音崎 観音埼灯台

観音崎散歩…1

167_001.jpg
1月18日は、観音崎公園を訪ねてきました。観音崎といえば、灯台や海上交通センターがまず思い浮かぶ、浦賀水道に面した海上交通の要衝。三浦から長躯、東京の水路を訪ねていたころは、行き帰りに仰いでは「ああ、ここまで来た!」とホッとしたり、後航程の厳しさを思って、脳内でハチマキをしめ直す場所であり、懐かしくもあるのですが、陸路訪ねるのは初めてです。

当日は幸いにして気持ちのよい晴天で、横浜付近では冠雪した富士山の美しい姿が見られたほどでした。この様子なら、湾央の景色やフネブネの姿も、心ゆくまで堪能できるでしょう。

167002.jpg観音崎公園に到着、駐車場から海岸に出ると、砂浜のあるこぢんまりとした入り江の真ん中あたりに、石組みの桟橋らしきものが。

少し沖にも、ずいぶん古びたコンクリート製の桟橋(下写真)が見え、こちらは傾いて水没しかかっている風情です。どうやら、真ん中が崩壊してしまった桟橋みたいですね。


167003.jpg
沖の桟橋をアップで。テーパーの付いたコンクリート柱の先端には、アイのような金物が見えます。もしかしたら、かつては滑車を取り付けて、デリックとして使われていたのかもしれませんね。

このあたりは、かつて東京湾要塞の一翼を担った、沿岸砲台群が設けられていた土地柄ですから、関連する遺構も少なくないと聞いています。いかにも星霜を経ていそうな肌から、この桟橋も、砲台や兵舎への搬入施設として造られたものに違いない、と一人決め。

167004.jpg散策路を奥へ進むと、岬のように突き出した磯がありました。山裾は日陰になって寒いので、磯の上は陽に当たりながら海を眺める人たちや、釣り人さんで賑わっています。

おりしも、コンテナ船が浦賀水道航路を南下中、目を奪われて立ちつくす人や、カメラを構える人もあり、出船入船のビュースポットとしては具合がよさそう。お仲間に入れてもらいましょう。

167005.jpg
岩場を難儀しながら先端に向かい、さっそく一枚と、ちょうどやってきた本船にカメラを向けたのがこれ。

房総の山並に黒い船体が映える巨船をバックに、タックした直後のジブをひらめかせた、モーターヨットがフレームに収まりました。
撮影地点のMapion地図

(27年1月18日撮影)

(『観音崎散歩…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 観音崎