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霞ポート水門と管理橋…3

(『霞ポート水門と管理橋…2』のつづき)

92036.jpgここで水門が守っている、船溜の方を見てみることに。水門が「霞ポート水門」を名乗っているのなら、この船溜も「霞ポート」なのかしら? 

東側に門があったので、銘板でも掲げられていないかしらとうろついてみたものの、それらしきものなし。道路は草ぼうぼうで、中をのぞくと大きな水たまりができており、あまり使われていない様子でした。
撮影地点のMapion地図

92037.jpg
取り付け道路の途中から、船溜を眺めたところ。東側には、甲板室を持つ台船が3隻、並んでもやっていました。こちらも色あせて、塗装もはがれ、長い間使われていない雰囲気…。

92038.jpg管理橋の上から、少し角度を変えて見てみると、一番奥の1隻のみカタマランでした。水面清掃船かな? 

他の2隻は外観から、浚渫船などに動力を供給する発電設備を搭載した船か、詰所のような役割をする船のように思えました。船名は手前が「みずすまし」、奥が「美浦」。真ん中のものはフェンダーに隠れて、「水×」と、一文字しかわかりませんでした。

昨日から続いた豪雨のせいで、水は茶色く濁っており、水路の入り口はフェンスで閉ざされているにもかかわらず、浮流物も多くあまりコンディションはよくありません。

92039.jpg船溜の西側は、国交省霞ヶ浦河川事務所・土浦出張所の建物群。背後には、旧建設省や自衛隊の施設でおなじみ、マイクロ波通信の鉄塔がそびえ立ち、なかなかそそる光景ですね。鉄塔には「水郷筑波国定公園」の看板が掲げられていました。

過去ログでも触れたように、ここには、霞ヶ浦インフォメーションセンター「水の交流館」なる展示施設があり、見学してみたかったのですが、残念ながら到着が遅くなり、この日は見られずじまい。

ちなみに楽天トラベルの「たびノート」によると、開館時間は10:00~16:00、入館料無料、要予約とのこと。検索しても、オフィシャルサイトに行きあたらないので、現在も開館しておられるのかどうかはわかりません。

92040.jpgかすかに聞こえる高い回転数の爆音に、霞ヶ浦の方を振り返ってみると…おお、先ほど乗ったホワイトアイリスが、マリーナに帰港するところでした。時刻からして最終便でしょう、ディンギーの白帆の間を、一直線に突っ走ってきます。

しかし、こうして遠くから眺めても、船尾波がもりもりと盛り上がっているのが見え、飛ばしぶりがリアルにわかりますね。

(24年5月4日撮影)

(『霞ポート水門と管理橋…4』につづく)

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タグ : 霞ポート船溜台船ホワイトアイリス