綾瀬川再訪…4
(『綾瀬川再訪…3』のつづき)
●綾瀬新橋に近づきました。おお、これならイケそう!
フロントグラス上端から透かし見て、桁下に向こうの景色が見られたので、問題なく通過できると踏みました。久しぶりの自艇でのすり抜け、胸が高鳴ります!
●これが前回訪問時、19年9月16日の状態。
この時点での推算潮位が120cm前後、両端の桁下ぎりぎりまで水面が迫っているのがわかります。
橋脚をいっぱいまで沈めた橋は、なんとも余裕のない、締まらない雰囲気に見えて、ちょっとかわいそうです。上の写真とくらべてみると、まったく別の橋のように感じられるから不思議ですね。(前回の様子は『初めての綾瀬川…7』参照)
●ではさっそく、くぐらせていただきましょう! ぐっとスロットルをしぼって、進入開始。
前回と、今回の潮位差が約100cm。目測で、通れることがわかっているとはいえ、頭上を圧する桁の低さは並みではなく、やはり緊張させられます。
●艇上端と桁下の余裕は、30cm強はあったでしょうか。通過中、自艇の立てた引き波が追いついてきて、艇がピッチングを始めてしまい、ゴツンとやりはしないかと、一瞬ヒヤリとさせられました。
川幅が広くなく、基礎護岸が垂直なせいもあって、岸に反射した引き波が減衰しないのでしょう。
●橋をくぐりつつ、橋脚を見たところ。親柱の銘板が確かめられればよいのですが、リベットで組んであることや、継手の様子からして、昭和30年代以前の建造でしょうか。
前回来たときは、両端の径間も、同じ色に塗られていることから鋼桁かと思ったのですが、今回くぐりながらよく見てみたら、コンクリート製でした。
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)
(『綾瀬川再訪…5』につづく)

にほんブログ村

フロントグラス上端から透かし見て、桁下に向こうの景色が見られたので、問題なく通過できると踏みました。久しぶりの自艇でのすり抜け、胸が高鳴ります!

この時点での推算潮位が120cm前後、両端の桁下ぎりぎりまで水面が迫っているのがわかります。
橋脚をいっぱいまで沈めた橋は、なんとも余裕のない、締まらない雰囲気に見えて、ちょっとかわいそうです。上の写真とくらべてみると、まったく別の橋のように感じられるから不思議ですね。(前回の様子は『初めての綾瀬川…7』参照)

前回と、今回の潮位差が約100cm。目測で、通れることがわかっているとはいえ、頭上を圧する桁の低さは並みではなく、やはり緊張させられます。

川幅が広くなく、基礎護岸が垂直なせいもあって、岸に反射した引き波が減衰しないのでしょう。

前回来たときは、両端の径間も、同じ色に塗られていることから鋼桁かと思ったのですが、今回くぐりながらよく見てみたら、コンクリート製でした。
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)
(『綾瀬川再訪…5』につづく)

にほんブログ村
綾瀬川再訪…3
(『綾瀬川再訪…2』のつづき)
●足場の上流には、古い護岸の改修時に出たとおぼしき、ガレキの山を積んだ台船がもやっていました。
2隻の幅広な台船が、流路を狭めているせいでしょう、このあたりだけ流れが速くなっており、バウが少しふらつきます。
●地下鉄千代田線・常磐快速線の橋をくぐった左手には、ボートが一艘、手製の足場に繋がれていました。17ft艇でしょうか、オープンのバウカディで、狭水路や低い橋のある区間の川走りには、もってこいのタイプですね。
前回来たときには、ここにもやっている艇はなく、小菅ジャンクション下流に数隻見られる程度でしたが、今回見たら姿を消していました。
●直線河道に、継ぎ目のないコンクリート護岸…綾瀬川下流名物(?)の、単調な川景色が続きます。
ひたすら真っすぐとは言っても、ボーッと舵を握っているわけにはいきませんでした。
なぜなら…。
●写真のような、葦かススキらしい枯れ草を中心にしたゴミの固まりが、けっこう頻繁に流れてくるため、気が抜けないのです。
中でも、ビニール袋やヒモが一緒になったものは、船外機にからんでインテークを塞ぐため、前方の水面から目が離せません。この前日は、強い風をともなった雨だったため、上流の土手から流されてきたのでしょう。
●パース画のような景色の奥に、綾瀬新橋が見えてきました。
今回の目的の一つは、前回訪問時にくぐれなかった、この綾瀬新橋を突破すること。おりしも、芝浦での推算潮位23cmという、干潮のピークを約50分後にひかえ、ここ綾瀬川でも充分水位は下がっているはず。さて、どんなあんばいでしょうか…。
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)
(『綾瀬川再訪…3』につづく)

にほんブログ村

2隻の幅広な台船が、流路を狭めているせいでしょう、このあたりだけ流れが速くなっており、バウが少しふらつきます。

前回来たときには、ここにもやっている艇はなく、小菅ジャンクション下流に数隻見られる程度でしたが、今回見たら姿を消していました。

ひたすら真っすぐとは言っても、ボーッと舵を握っているわけにはいきませんでした。
なぜなら…。

中でも、ビニール袋やヒモが一緒になったものは、船外機にからんでインテークを塞ぐため、前方の水面から目が離せません。この前日は、強い風をともなった雨だったため、上流の土手から流されてきたのでしょう。

今回の目的の一つは、前回訪問時にくぐれなかった、この綾瀬新橋を突破すること。おりしも、芝浦での推算潮位23cmという、干潮のピークを約50分後にひかえ、ここ綾瀬川でも充分水位は下がっているはず。さて、どんなあんばいでしょうか…。
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)
(『綾瀬川再訪…3』につづく)

にほんブログ村