7月28日の川景色…3
(『7月28日の川景色…2』のつづき)

●河道中央に固まった船団を真横から。陰になって見えない船もありますが、ユンボを乗せた浚渫船、土運船らしいバージが2隻、その下流側に曳船が3隻の計6隻。2隻のバージのみ、奥から「第26三港丸」「三港丸35号」と船名がわかりました。
遠くから見たときは、「花火大会で使った、台船を片付けているのかな?」とも思われましたが、どうも違うようですね。浅瀬ができたので、浚渫しているのでしょうか。
●ともあれ、昨日は見物の人々でごった返し、また豪雨で時ならぬ騒ぎになったであろう河畔や橋の上も、今はいつもどおりの穏やかさ。
観光汽船の乗り場には、おなじみ「道灌」が接岸し、お客さんを満載して出発を待っていました。
●吾妻橋下流側西岸は、長らく続いていたテラス工事と、橋脚の補強も終わり、工事のフネブネも去って、久しぶりにさっぱりとした表情。
テラスが竣工したことで、今まで見えづらかった吾妻橋の橋台部分、石板で装飾されたアーチも眺められるようになって、何よりでありました。
●おっと、ここは未紹介でした…。吾妻橋と駒形橋の間、西岸に設けられた簡易船着場、駒形橋船着場です(過去ログ『簡易船着場、拝見!…1』『簡易船着場、拝見!…2』もご覧ください)。
ご存知のように、隅田川には一般艇でも自由に利用できる、岸壁式の簡易船着場がこの他3ヶ所(都建設局『隅田川簡易船着場』参照)あります。もっとも、輻輳水域で引き波の反射も激しいところですので、小型艇で利用するには、それなりの覚悟が必要ではありますが…。
【撮影地点のMapion地図】

●下航していると、緑色の曳船が追い付いてきて、しばらく並走。桜橋上流で先ほど見た、3隻のうちの1隻でしょうか。船名は「第十一栄進丸」。
あっ、船首にクジラと波が描かれている! 曳船でこんなお洒落をしているのは珍しいと、走りながら必死にカメラを構えましたが…。ううむ、船首波がかぶって、うまく撮れませんでした。
(25年7月28日撮影)
(『7月28日の川景色…4』につづく)

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●河道中央に固まった船団を真横から。陰になって見えない船もありますが、ユンボを乗せた浚渫船、土運船らしいバージが2隻、その下流側に曳船が3隻の計6隻。2隻のバージのみ、奥から「第26三港丸」「三港丸35号」と船名がわかりました。
遠くから見たときは、「花火大会で使った、台船を片付けているのかな?」とも思われましたが、どうも違うようですね。浅瀬ができたので、浚渫しているのでしょうか。

観光汽船の乗り場には、おなじみ「道灌」が接岸し、お客さんを満載して出発を待っていました。

テラスが竣工したことで、今まで見えづらかった吾妻橋の橋台部分、石板で装飾されたアーチも眺められるようになって、何よりでありました。

ご存知のように、隅田川には一般艇でも自由に利用できる、岸壁式の簡易船着場がこの他3ヶ所(都建設局『隅田川簡易船着場』参照)あります。もっとも、輻輳水域で引き波の反射も激しいところですので、小型艇で利用するには、それなりの覚悟が必要ではありますが…。
【撮影地点のMapion地図】

●下航していると、緑色の曳船が追い付いてきて、しばらく並走。桜橋上流で先ほど見た、3隻のうちの1隻でしょうか。船名は「第十一栄進丸」。
あっ、船首にクジラと波が描かれている! 曳船でこんなお洒落をしているのは珍しいと、走りながら必死にカメラを構えましたが…。ううむ、船首波がかぶって、うまく撮れませんでした。
(25年7月28日撮影)
(『7月28日の川景色…4』につづく)

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11月3日のフネブネと川景色…3
(『11月3日のフネブネと川景色…2』のつづき)
●神田川・日本橋川と亀島川をめぐる私語厳禁の航行を終えて、隅田川に出たところで久しぶりの会話を会話を交わしていると、さっそくご褒美(私にとっては)のように、何やら機材を満載した台船を曳いて遡上する曳船が、重々しい爆音とともに登場。
分解したクレーンの部材のように見えましたが、どこへゆくのでしょう? 先ほど見た、日本橋水門に向かうのでしょうか。

●ここで休憩上陸のご要望があり、最寄りの上陸地点ということで、勝鬨橋西詰の簡易船着場へ(過去ログ『簡易船着場、拝見!…1』参照)。
上陸希望のお二人を下ろしたあとは、いったん岸を離れて漂泊しつつ待機。当たり前ですが流速があるので、行き足を止めるとみるみる流され、橋の下流まで離されてしまいました。
●まあ、岸を離れた理由は二つあって、一つが船着場の真ん前で、ドラマか何かのロケをしており、あまりお邪魔をしてもいけないなと思ったこと。
幸い、2度の離着岸時にはカメラは回っていなかったとのことで、お詫びしつつお二人を収容し離れましたが、ロケ隊の方もよもやフネが横付けしてくるとは思わなかったでしょうから、さぞびっくりされたことでしょうね。
●もう一つがこれ、通航船の多さです。特に業務船にとっては通常運航の日とあって、水上バスに加えて曳船や独航艀の通過があり、引き波の絶えることがありません。
フェンダーの有効長も短く、両端にオーバーハングのある簡易船着場への横づけは、引き波にもまれて護岸にパンチを食らう前に、できれば一瞬で済ませたかったからです。
ちなみに船名は興運丸。99tクラスの油槽船ですね。どちらからの帰りでしょうか。

●船着場を離れて、再び隅田川を遡上。新大橋は、支塔の片割れがネットですっぽり覆われて、塗装工事中でした。
抜けるような青空に、山吹色の新しい塗色がよく映えてキレイですね。橋を圧するほどの高さになってしまった河畔のビル群にも、この装いなら負けないでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(22年11月3日撮影)
(『11月3日のフネブネと川景色…4』につづく)

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分解したクレーンの部材のように見えましたが、どこへゆくのでしょう? 先ほど見た、日本橋水門に向かうのでしょうか。

●ここで休憩上陸のご要望があり、最寄りの上陸地点ということで、勝鬨橋西詰の簡易船着場へ(過去ログ『簡易船着場、拝見!…1』参照)。
上陸希望のお二人を下ろしたあとは、いったん岸を離れて漂泊しつつ待機。当たり前ですが流速があるので、行き足を止めるとみるみる流され、橋の下流まで離されてしまいました。

幸い、2度の離着岸時にはカメラは回っていなかったとのことで、お詫びしつつお二人を収容し離れましたが、ロケ隊の方もよもやフネが横付けしてくるとは思わなかったでしょうから、さぞびっくりされたことでしょうね。

フェンダーの有効長も短く、両端にオーバーハングのある簡易船着場への横づけは、引き波にもまれて護岸にパンチを食らう前に、できれば一瞬で済ませたかったからです。
ちなみに船名は興運丸。99tクラスの油槽船ですね。どちらからの帰りでしょうか。

●船着場を離れて、再び隅田川を遡上。新大橋は、支塔の片割れがネットですっぽり覆われて、塗装工事中でした。
抜けるような青空に、山吹色の新しい塗色がよく映えてキレイですね。橋を圧するほどの高さになってしまった河畔のビル群にも、この装いなら負けないでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(22年11月3日撮影)
(『11月3日のフネブネと川景色…4』につづく)

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