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水上バスで淀川遡上…3

(『水上バスで淀川遡上…2』のつづき)

15011.jpgご覧のとおり、トップまでガラス張りのため、橋を見上げて楽しむこともできますし、座席も非常に低い位置にあるので、水面が手が触れんばかりの間近に眺められるなど、水上バスとしては、きわめて優秀な造りだと思うのです、が…。

やはり、水上に一旦出ると、一時たりとも閉所におとなしくしていられないという、厄介な病気を持つものとしては、今ひとつヤル気が出ない…。というわけで、橋の写真もほとんど撮っていません。(わがまま言ってゴメンナサイ。)

15012.jpg左手に、阪神高速守口線が寄り添うこのあたりでは、数隻のレガッタが練習中でした。ヤル気が今ひとつなので見損ねましたが、近くに艇庫があるのだそうです。

一瞬、高速道路の桁が、緑に塗られているように見えたのですが、よくよく眺めてみると、緑色のネットで覆っているようです。どうやら、ハトのフン害防止のためとお見受けしましたが、いかがでしょうか。

15013.jpgああ、イイ感じの造船所が…。「ああ」なんて、気色の悪い声をとお叱りを受けそうですが、かようなモノを目にすると、やはり心底ホッとして、タメ息が出てしまうのです…ああ。

先ほど見たものと同様の、砂船でしょうか、船台上に引き上げられて修理中の船が一隻。背後には、真新しい巨大マンション群が迫っている…いずこもご同様のようですね。

15014.jpg
大川を渡って、北東に向かう阪神高速の橋脚の間から、本日のメインイベント、毛馬閘門が姿を現しました。
大阪の閘門を、初めて体験できる嬉しさと、わが身のままならなさが交錯して、一人で脳内悲喜こもごも(泣)。う~む、どうしたものか…。

15015.jpg閘門直前の橋、毛馬橋をくぐるに至って辛抱たまらなくなり、ご迷惑と思いつつも、お願いしてみることにしました。

逞しく日焼けした初老の船員さんに、「閘門を撮りたいんですけど、外に出させていただけますか…」と声をかけると、意外にも「いいですよ、どうぞ」との答え。
よっしゃあ!(嬉)
現金なことにヤル気も急上昇、船員さんに案内され、後部ハッチから久々の(大げさだな)外界へ。
撮影地点のMapion地図

(21年9月11日撮影)

(『毛馬閘門…1』につづく)

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タグ : 淀川大川大阪水上バス砂船毛馬閘門閘門水上バス

水上バスで淀川遡上…2

(『水上バスで淀川遡上…1』のつづき)

15006.jpg船内は4人掛けの座席が二列に分かれて並び、中央の通路幅を残してトップにもガラス窓があり、眺望が確保された明るい雰囲気。

後で知ったのですが、キャビンの屋根は、低い桁下高をかわすため、窓ごと上下できるカラクリになっているとのこと。写真中央にも、ジャバラでおおわれた支えのようなものが見えますが、あの中に、油圧シリンダーでも入っているのでしょうか。

15007.jpg「駅前船着場」、八軒家浜を出港。4人掛けに2人づつという、ゆったりした席割りで、お客さんは年配のご夫婦中心。

道中は、鍵屋資料館のH氏による、詳しい舟運史の解説あり、見事な三十石舟唄の披露ありと盛りだくさん。この種のツアーには珍しく、飲み物や軽食の販売もありました。


15008.jpg
船はスラスターをきかせて反転、大川遡上へ。大川とはご存知のとおり、旧淀川の通称で、放水路として開鑿された新淀川とは、ちょうど隅田川と荒川の関係を思わせるものがあります。

天満橋、川崎橋と過ぎ、窓越しに見えてきた古典的な鋼橋は、国道1号を渡す桜宮橋。真ん中に関節のある、3ヒンジ型タイドアーチという珍しい橋で、昭和5年の竣工だそうです。(河童倶楽部さんの『桜宮橋』に詳しい記事あり)
大阪は、「八百八橋」を豪語するだけあって、古い名橋も多く、もっとじっくり見てみたかったのですが、窓越しではこれが精一杯…。う~ん、もどかしい。

15009.jpg帝国ホテル大阪前の桟橋、その名も「OAP港」には、ダミーの外輪をつけたシックな水上バス、「ひまわり」が停泊中。船員さんが手を振ってくれました。

むむ、この船だと、スターンやトップのデッキに出られそうな構造ですね…。ちょっとうらやましい。
撮影地点のMapion地図

15010.jpgおお、右手には建材揚場らしい、砂を山積みした河岸に、何隻か独航艀のような武骨系のフネが。失礼して、右列のお客さんの頭越しに撮影。ううう、もっとよく見てみたいよう…。

H氏のお話では、これから向かう枚方付近で、今でも川砂の採取が行われており、砂船で淀川を下って、ここまで運んでくるとのこと。これはいいお話を聞きました、淀川舟運は、今も生きているのですね。この日は金曜日、途中で下ってくる砂船とも、出会えるかもしれません。


(21年9月11日撮影)

(『水上バスで淀川遡上…3』につづく)

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