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5月20日の巡視船…1

220001.jpg5月20日の日曜日は、19日の予行と合わせて海上保安庁の観閲式が羽田沖で挙行され、東京港にも参加船艇が寄港すると聞き、巡視船見たさで出てきました。

ちぎれ雲がたくさん浮かんだ青空を見上げつつ出航。写真は砂町運河と曙運河の十字流。護岸とテラスの工事でしょうか、杭打船が並んでいます。


220002.jpg流れ来るちぎれ雲は急速に密度を増し、時々日が陰るようになりました。予報通り曇りになるようですね。

東雲運河に入ると、ほかに船影のないのを確かめてから、スロットルを一杯に倒しデッドフルに。急がないと、陽射しの下で巡視船を拝めそうにありません。到着するまで、どうか持ちますように‥‥。


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全速のまま港内に出て豊洲の突端をかわし、晴海埠頭を遠望したところで‥‥何とか間に合いました! 「そうや」、ヘリ巡視船の最年長で、01のハルナンバーも誇らしげですね。

すでに雲は濃く、一刻の猶予もなさそうだったので、飛ばしながらズームで連写したものの一枚。白い船体色はやはり、陽射しの下で見たいものです。

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近づいたところでようやく減速、先頭から「そうや」、「やしま」、「だいせん」の3隻が居並んだところを。いずれも大型のヘリ巡視船で、もの凄くトクをした気分!

みるみるうちに雲はすき間を狭め、いちばん奥、「だいせん」のいるあたりはすでに暗く陰っていますね。後少し、持ってくれればいいのですが。

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まずはお近づきのご挨拶と、「そうや」の前を最微速で航過しながら、真正面のいいお顔を。

観閲式を前にお化粧直ししたのか、舷側の塗色も美しく、30年超のPLH最古参とは思えないほど。船首水線近くに僅かな段差が見えるのは、砕氷時の乗り上げを考えての補強でしょうか。
撮影地点のMapion地図

(30年5月20日撮影)

(『5月20日の巡視船…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 東雲運河 春海運河 巡視船 台船 東京港

夕暮れの「富士」

(『新造消防艇「おおえど」拝見』のつづき)

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4月29日のスナップを、落穂拾い的にいくつか。おなじみ豊洲貯木場跡のコンクリート柵、すでに冬の水鳥は姿を消しましたが、夏鳥といってよい面々が思い思いに羽を休めていました。

鵜の黒々とした姿が幅をきかせる中で、一羽のみ目立っていたのがアオサギ君。首を高くもたげて、風に抗し立つ姿は凛とした魅力がありました。

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これも何度か紹介した、曙運河南口にある墨田川造船の浮きドック。この角度から眺めると、床に置かれた盤木や側面中段のランボードなど、内部のディテールがよく観察できて、そそるものが。入渠したくなりますねえ!

219048.jpg砂町運河では、久しぶりに海上保安庁の複合艇と反航。手を振ると、乗り組みさんがいっせいに手を振りかえしてくれました。

たまにこのあたりの運河で複合艇を見かけるのは、なぜでしょう。墨田川造船で建造中の巡視艇から、装載艇をトライアルに出してくるのかな?(少しはぐぐれと)


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艇の清掃を終えてマリーナを出た後、ふと思い立って、船の科学館前に足を向けてみました。クレーン船「富士」の陸側から見た姿を、撮っておきたくなったのです。

夕凪も終わって風はふたたび強まり、ジブやワイヤーがビュウビュウとなる音が聞こえてくる中、暮れなずむ港内をバックにそびえる巨体を一枚。

219050.jpg風に吹かれつつ眺めるうち、甲板上や曳船のブリッジにポツポツとライトが灯り、宵の雰囲気満点です。

今回設置した桟橋ジャケットでしょうか、「13号地進客船ふ頭 ジャケットB」と横断幕が掲げられているのが見えました。
撮影地点のMapion地図


(30年4月29日撮影)

(この項おわり)

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タグ : クレーン船 東京港 春海運河 砂町運河 水辺の鳥たち

豊海橋がジャッキアップされる?

218036.jpg4月8日は、お世話になっている方をご招待しての近場巡り。昨日7日は大荒れだった空模様も一転、少し肌寒いものの穏やかに晴れて、気持ちのよい水路行となりました。

砂町運河では港湾局の監視艇「わかしお」と反航。いつもながらシャープかつ端正な姿、しかも手入れが行き届いてピカピカです。

218037.jpg隅田川に出て、水上バスと並んで遡上しながら永代橋をくぐると、高欄側面左寄りに「日本橋川 工事中につき 航路幅減少」の横断幕が。

これも、今回のお題と関係があります。舵を左に転じて、日本橋川河口と向き合ってみましょう。



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ご覧のとおり、豊海橋にも横断幕が。おまけに桁裏は中央を残して足場が架かり、右手の護岸上には、何やら重機の姿も。工事中なのは、第一橋の豊海橋だったのです。

実はこれより前、工事区間の警戒船のお勤めもされているH艇長より、豊海橋はジャッキアップして桁下高を増高する工事にかかる旨、お話を伺っていましたから、「いよいよ始まったんだ!」と、心の中で快哉を叫んだものでした。

しかし、検索して確認しようとしても、ヒットするものはどれも「豊海橋の車両通行止めのお知らせ」(中央区)のように、陸側に向けた道路工事のお知らせばかりで、ジャッキアップの話が一向に出てきません。

う~ん、まだ計画段階で、発表されるに至っていないのかな? 納得のゆかないまま、この日豊海橋を前にしてみたら、横断幕の文言にそれらしいものが。拡大してみましょう。

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豊海橋の工事により、下記の時間帯は、日本橋川が通航止めとなります。/通航止め日時:H30年5月23日(水)(予備日5月24日、25日、28日、29日)時間8時~20時

ウェブ上のお知らせに載っている、陸上の車輌通行止め期間は、2月1日から5月31日。わざわざ船舶の通航を止め、日中のみ1日で済ませようとしているところを見ると、この5月23日ほかがジャッキアップ+支承嵩上げ工事の日とみても、よさそうな気がしてきました。

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現時点で公開情報に当たれないこともあり、タイトルには「?」をつけさせていただきますが、豊海橋の嵩上げ、考えてみれば理にかなった話ではあります。

もともと桁下高が計画高水位を割っていて、堤防に食い込んだ形であり、また今をときめく日本橋船着場への出入りを考えても、豊海橋の低さは懸案事項だったに違いありません。新造、改架という線も考えられたでしょうが、国内では数少ない珍型式の震災復興橋、多少手間ではありましょうが、姿はそのままジャッキアップという案が出ても、不思議ではないでしょう。

日本橋が美しく洗浄され、錦橋は補修の上エポキシ塗装で面目を一新、常磐橋も解体調査後再組立、そして聖橋は補強とともに本来の姿に復元‥‥と、日本橋川・神田川筋の古い橋たちに対する手厚さは、近年とみに目立ってきた感があります。

かつては補修の際、今風な装飾を施したりして、原形を失わせたりした例が少なからずありましたが、最近は竣工時のデザインをできる限り保ちつつ、橋の寿命を延ばす方向へシフトしてきたように思えます。これも水上からの目線が増えたおかげ、と悦に入るのは、ちょっとうがち過ぎでしょうか。

(30年4月8日撮影)

(『4月8日の常磐橋』につづく)

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タグ : 砂町運河 隅田川 日本橋川 水上バス 監視艇

駆け足お花見水路…4

(『駆け足お花見水路…3』のつづき)

218016.jpg大島川水門の右径間を出ようとすると、向こうの右手護岸上に、何やら新しい構造物が立っている‥‥。コンクリートの色がまだ新しく、陽光を反射しているので目立ちますね。

下の写真が正横から見たところ。鋼管の3本脚で、やたらとガッチリした印象です。いずれテラスとなるであろう、張り出しの上に設けられていますが、さて何でしょうね?

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形からして、水門の運転や大横川の通航情報を発信する、電光掲示板が載る架台のように思えました。間違っていたらごめんなさい。

大横川も目黒川同様、お花見水路として知られるようになり、この時期には輻輳するので、日にちを限って通航を規制しようかという話も出ているとのこと。これが電光掲示板だとしたら、そのための準備も兼ねているのかもしれません。

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218019.jpg大横川を出ると、ちょうど水上バス「ヒミコ」が下航してきました。堤防上の桜並木をバックに、季節感のあるスナップを撮りたくなるもの。

佃島もなかなか濃厚な咲きっぷりで、遠望するとピンクの真綿を敷いたように見え、よいものです。ちょっと距離をおくと薄霞がかかってしまうのも、春らしさを感じさせますよね。

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最後は砂町運河、潮見運動公園の桜を背負った清掃船、「第七清海丸」の姿でシメることができました。すでに4~6月のご案内画像で、一瞬前の写真を掲げましたが、明るい船体塗色に桜並木が似合って、これまた春めいたフネ写真になったと自画自賛。1時間に満たない駆け足散歩の割には、大いに楽しめて満足でした。
撮影地点のMapion地図

(30年3月28日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 大横川 隅田川 隅田川派川 砂町運河 水上バス 清掃船 大島川水門

駆け足お花見水路…1

218001.jpg3月28日は船舶検査で、日中お休みをもらってマリーナへ。準備の時間も考えて早めに着いたので、満開の桜だけでも眺めておこうと、近場を駆け足で巡ってきました。平日ならではの光景も見られて楽しめましたが、実質1時間も走っていません。

今や水鳥の一大勢力であるオオバン君も、だいぶまばらになってきました。また寒くなるまで、しばらくお別れだね‥‥。

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曙北運河、古賀オール対岸の桜並木も見事だな‥‥と左に寄せようとしたところ、小型曳船が河道を一杯に使って、転回中なのに目を奪われました。バージの着岸作業をしているんだ!

桜はあっという間に頭の片隅へ追いやられ、久しぶりに見る曳船の実働風景に吸い寄せられるていたらく。右手前のバージの姿勢からして、曳かれてきたもやいをレッコし、惰力で達着する直前なのでしょう。ということは、次に曳船のバウで押すなりして、着岸の補助をするに違いありません。

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曳船は結構な速度で、コマネズミのようにくるん、と回頭すると、着岸中のバージに向かって舵を戻しました。

いや~、古賀オール前で曳船を目にするのは何年ぶりでしょうか。以前はバージの舷側にもやっていたのが、それも止められて久しく、えらく新鮮な感じ。羽ばたくキンクロ君たちもフレームに入って、動きのあるいい雰囲気に撮れました。

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曳船はバージの船首ギリギリに迫ると、ドロロロンと爆音を響かせてゴースターン。

船名は「第9三福丸」、押しつぶしたような、まるでタライのような煙突、倒したマストと、高さを抑えたスタイルが運河で活躍する曳船ならではの雰囲気を醸し出して、実に魅力的です。

218005.jpg軸線正面を見やれば、ちょうど東西線の電車が車庫に入るところ。都市計画運河橋梁の向こう、左手のささやかな桜並木も見事に咲いているのですが、時間もないので遠くからチラ見にとどめ、汐見運河に左折。

目指すはもちろん大横川ですが、平日とあって道々にも期待できそう。胸をふくらませながら、行き足は落とさず続けて前進。
撮影地点のMapion地図

(30年3月28日撮影)

(『駆け足お花見水路…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 古賀オール 曳船 水辺の鳥たち