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臨検されてみたい


ここ何年か、臨検される機会に恵まれていません。臨検とは、オカで言うところの、警察の検問に相当するのでしょうか、怪しい船に対して、海軍や沿岸警備隊など、お役所の船が不審尋問することを指します。

密輸船や、第三国の船を偽装した敵船に対して、士官に率いられた一隊が、ボートで乗り込んでゆくあれです。映画や小説などでご覧になった方もおられるでしょう。

内水でたかだか木っ端ブネを、海上保安庁が取り調べるのを指して、「臨検」と呼ぶのが正しいのかどうかはわかりませんが…。18年5月、写真の大師運河で「臨検」されたときは、大好物の保安庁艇を前にのぼせあがり、気分はもう不審船。こちとら「臨検! 臨検!」と盛り上がってしまい、今さら「アレは臨検じゃない」と言われても凹むので、呼び名に関しては目をつぶっていただきたいです。

まあ、そんな面倒なことを「恵まれていない」とは…と、呆れられる向きもおありでしょうが、考えようによっては、これは最高の非日常体験ではないでしょうか。

その広大な担当水域にくらべて、ただでさえ絶対数が少ない保安庁の船に、しかも港湾部とはいえ運河で、ピンポイントでじきじきにお声掛けいただく! それだけでももったいなくて、泣けてきます(笑)。

冗談はともかく、保安庁の仕事ぶりに直接触れることができるというだけでも、実に貴重な体験でした。一般公開などではない、水に浮かぶフネ対フネで接する職員や船艇の表情は、素人の目から見ても快い緊張感がある、まさに生きた船のそれで、岸壁にもやっているのを眺めるのとは大違い。

保安官の身のこなしも、いかにも船乗りらしいきびきびしたもので、しかも丁寧に対応していただき、頭の下がる思いがしたものです。

ちなみに私、写真のときを含めて、保安庁には2回「臨検」されたことがあります。最初のときは、ちょっとした違反があり、恥ずかしながら「キップを切られる」ていたらくでしたが、もちろん今は大丈夫。いつ「臨検」されてもいいように、準備万端整えてお待ちしております。

機会があったら、警察の船にも「臨検」してもらいたいなあ…。

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タグ : 監視取締艇 大師運河

7月18日のフネブネ

(『水門先生と水路行…4』のつづき)

7月18日の水路行で出会った、フネブネの姿をいくつか。土曜日とあって、休日には見られない、お仕事ブネの働く姿を楽しむことができました。

10021.jpg旧江戸川を遡上中、新中川河口の今井水門にも立ち寄り、嬉々として写真を撮っていると、上流側にいたのが、都のコンベアー清掃船。

ちょうど、目指すゴミを拾った直後なのか、エンジンをふかし、濃いディーゼルの排気を上げて岸を離れるところ。ご苦労さまです。

10022.jpgこちらも同じく清掃船、砂町運河の潮見基地にて。仕事を終えた船たちが、桟橋に接岸しようと入れ替え中。

これを見た佐藤氏、「(清掃船は)カワイイですね~!」
えっ、カワイイ?
…ええ、そうですね、きっとカワイイに違いない!


10023.jpg同じく砂町運河、大型の台船を引いて、低い爆音とともに曳船が登場。う~ん、いい音してますね。トラックや重機とは違う、切れ目のないウォンドロロロ~という爆音、たまりませんわ!

巨大団地と曳船、江東運河地帯ならではの水路風景です。


10024.jpg東雲運河、東雲水門近くのポンドでは、保安庁の監視取締艇が接岸して、二人乗りのPWCを臨検中。

東雲橋の東には、湾岸署の警備艇もいたりして、珍しくものものしい雰囲気。橋の上を、要人の車列が通るとか、警備の必要があったのかしら…。


10025.jpgガンダムの近くで見た、保安庁の巡視艇「ゆめかぜ」。次第に白一色・Sマークの艇が多くなり、昔ながらの、グレーの船体の巡視艇も、珍しくなってきた気がします。

「何だか、警察とか保安庁のフネが多いですねえ」と佐藤氏。う~ん、そう言われてみると、いつもより多く出会っている気が。やはり、何事かあって、警備を強化していたのかもしれませんね。


(21年7月18日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 清掃船 曳船 監視取締艇 巡視艇 新中川 砂町運河 東雲運河