10月30日のフネブネ

197001.jpg今回の入渠は少し長引き、帰港は2週間後、10月30日に。往路同様、たまに小雨のぱらつく曇天で、ヤル気のそがれることおびただしいものがあったのですが、道々フネブネの姿を拾って楽しむことができました。

これも往路と同じく、2隻のPWCと江戸川閘門を通って下航開始。厚着をしてきたつもりでしたが、気温も思ったより低く、嫌でも帰路を急がざるをえません。

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強行接舷?

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海上保安庁の監視取締艇「かぺら」が、マリーナに入ってきました。青海の東京海上保安部に配属されている、湾奥ではおなじみの艇で、運河や港内でもたびたび出会ったことがあります。

ディーゼル2機掛け2軸、合計600馬力の爆音は重々しく、鼻先に迫ってくるとなかなかの迫力。回頭しようとしていたので、ニュートラルに入れて待ちながら眺めていると、一つ気づいたことがありました。左舷に長々と伸びる黒いフェンダー、べっこり凹んだところや、痛々しく破れたところがありますね。

「やっ、フェンダーがこの状態ということは、違反船相手に強行接舷でもして、一戦交えたということか。勇ましいな!」などと勝手な妄想をしつつ、回頭の済んだ「かぺら」の脇をすり抜けて別れました。

家に帰ってから、ふと「そういえば、以前『かぺら』に臨検されたことがあったなあ」と思い出し、「臨検ではじまる水路行!」のときの写真と、今回のを見くらべてみると‥‥。

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一昨年からあったことが判明。
あのときは、「臨検! 臨検!」とすっかり舞い上がっており、フェンダーまで注意が及んでいませんでした。お恥ずかしい。

しかし、フネの機能に差し障りがない部分とはいえ、3年近くもほぼそのままとは、少々哀れな気がしないでもありません。破れてだらりと垂れ下がっていた外皮を、無造作に繕って済ませているのもいじましく、任務激増の折柄、諸事物要りで手元不如意な保安庁のご苦労を、取り替えることもかなわないフェンダーに察せられたというお話でありました。

(27年7月19日撮影)

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タグ : 砂町運河 監視取締艇

臨検ではじまる水路行!

120001.jpg気温は少し低めだったものの、お天気に恵まれた爽やかな黄金週間でしたね。5月4日は近場のお散歩に出港、久しぶりに未紹介の区間も訪ねることができ、充実した水路行となりました。

砂町運河に出てみると、さっそく海上保安庁の複合艇と出会いました。巡視船の装載艇かな? にこやかに手を振ってくれた乗り組みの皆さんと別れて、曙北運河・曙運河との十字流に出たら、珍しくもう一隻、保安庁の監視取締艇に遭遇! 喜んでカメラを向けようとすると…。

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「すいませーん、免許と船検証を見せていただけますか?」
うひゃひゃひゃ臨検だよ!!!
お待ち申しあげておりましたですよ!!


監視取締艇の臨検は、「臨検されてみたい」で触れた18年5月以来、実に7年ぶり! 以前のくり返しになりますが、「こんなの臨検じゃない!」と突っ込まれても凹むので、もうほっといてください。船頭的にはこれこそ臨検なのです!
撮影地点のMapion地図

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「お急ぎのところ、時間をとってしまいすみませんね…」と、好青年の保安官はひたすら低姿勢。いえいえ、こちとら大歓迎でございますですよ…という湧き上がる喜悦を外に出すと、不審者になるので必死に押し隠し、差し出されたタモ網に免許と船検証を入れ、ご下問に答えるなど冷静を装って対応します。

調べが済むまでの雑談の中で、ちょっとイタズラ心がめばえて、一つ質問をしてみました。
「この艇、何ノットくらい出ますか?」好青年の保安官、笑いながら答えて曰く、
「いや~、それはちょっといえないんですよ~」あ、やっぱり(笑)。

警備用の船艇の中には、任務上、速力など性能が未公表のものがいくつかあり、監視取締艇もその例に漏れないようですね。

もっとも、月刊「世界の艦船」昨年7月号の、海上保安庁特集を開いてみると、監視取締艇「おりおん」型は5総t、全長10m、機関ディーゼル2基、出力600馬力、速力40ktとなっていました。

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ふたたびタモ網が差し出されて、免許と船検証を返してもらい、お名残り惜しくも臨検終了。スターンを見せて去りゆく艇を見送っていると、乗り組みのお二人が手を振ってくれました。まったく惚れ惚れするナイスガイぶりであります。

ちなみに今回出会った「かぺら」、平成8年3月ヤマハ蒲郡製造の竣工といいますから、もう結構なベテラン。これからも港湾部の治安維持に、頑張っていただきたいものですね。

120005.jpg豊洲運河に入ると、港湾局の監視艇「わかしお」と出会いました。臨検に加えて、官庁艇と3連続で行き会い、これは幸先がよいわいとほくそ笑むオトコ一名。

4連休中でこの陽気ともなれば、お散歩する艇も増えると踏んでの出動でしょうか、乗り組みの皆さん、ご苦労さまです。


(25年5月4日撮影)

(『環状2号線の架橋工事…1』につづく)

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タグ : 砂町運河 豊洲運河 監視取締艇

運河でストーカー

(『目黒川をのぞいてみると…3』のつづき)

56077.jpg目黒川を出た後は、高浜運河高浜西運河芝浦運河といつものコースで、沿岸の桜たちを拾いながらさらに北上。

写真は芝浦運河の浦島橋と南浜橋の間、芝浦二丁目にある、ささやかなテラス沿いの桜並木です。周りに人影がないところを見ると、ちょっとした穴場(?)かもしれません。



56078.jpg芝浦運河北端、古川水門を視界にとらえたあたりで、先行する一隻の艇を発見。あっ、海上保安庁の監視取締艇だ!

運河上ではもう数回出会っている(しかもうち一度は『臨検』された!)とはいえ、珍しいことには変わりありません。例によって悪い癖が出て、ストーカーしてしまおうと、ぐっと増速して航跡の中へ。

56079.jpg芝浦運河を出た監視取締艇は、右に舵を切って竹芝運河、浜崎橋の下へ。まあ、まさか古川へ向かうはずはありますまいが、淡い期待を抱いてしまいました。

しかし、巡視艇と違ってマストがないとはいえ、レドームなどトップの装備類を考えると、結構高さがありますね。もう少し潮位が高ければ、このあたりの橋はとてもかわせないでしょう。
撮影地点のMapion地図

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幅が広く、トンネルのような浜崎橋・新浜崎橋をいっしょにくぐって、港内へ。大馬力の高速艇らしい爆音を、間近に聞きながらのストーカー、短い間でしたが楽しませていただきました。

ほぼぐるりに取り付けられたフェンダーが、ここから見ても大きく両舷側に張り出しているのがわかります。ちなみに艇名は「かぺら」でした。

56081.jpg「かぺら」と別れ、隅田川を遡ると、今までとは打って変わった波荒い川面に、都大路の賑やかさを実感。やはり春先の大川筋は、フネブネの引き波で静まる間もないくらいでなければ。

波にもまれつつ、右へ左へと忙しく舵を切りながら、目指すは定番中の定番、大横川です。


(23年4月10日撮影)

(『内部河川の桜…1』につづく)

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タグ : 芝浦運河 竹芝運河 隅田川 監視取締艇

11月21日の運河風景

(『11月21日の東雲水門』のつづき)

11月21日の帰路に見た、フネブネなどをいくつか。

45026.jpg東雲水門をくぐったら、保安庁の監視取締艇「かぺら」と遭遇。乗組みのお二人が、ジッとこちらを見つめており、思わず緊張。

何分あちらは40ktオーバーを叩きだす大馬力艇、ここで増速されたらちょっと…と思っていたら、本当に急加速され、盛大な引き波にしばし翻弄されるはめに。

45027.jpg東雲北運河、木村造船所前の桟橋化バージにもやう、通船らしき「かもめ」なる艇。

船首尾が垂れ下がったような甲板のラインに、少し頭でっかちな上構が乗っかった、まるでマンボウのようなおっとりとした雰囲気の艇です。


45028.jpg曙運河、おなじみ古賀オールの岸壁前では、港湾局の監視船「はやみ」と反航。

全高が低く、低い橋のある運河走りも得意そうな平べったい船型ながら、決して鈍重ではないシルエット。3年前、過去ログ「9月5日のフネブネ…3」でも紹介しましたが、こちらで会ったのは初めてです。


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東雲北運河で。いやもう、ごもっともでございますですよ。

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12月26日からのタイトルでもご覧に入れた、イグアナクレーンのド真ん中バージョン。

慣れ親しんだ物件でも、見る角度を変えると、一粒で二度美味しい楽しみ方ができますね。
撮影地点のMapion地図

(22年11月21日撮影)

(この項おわり)

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