トーマス独航艀

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ええ‥‥お恥ずかしい話ではありますが。
スーパーでこんなものを↑衝動買いしてしまいました。

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タグ : 独航艀

船橋港へ向かう…2

(『船橋港へ向かう…1』のつづき)

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若洲の東端が右舷正横に来たので、ここで大きく変針。独航艀にお別れしようと振り返ったら、ゲートブリッジの真下に小さく、真っ白に冠雪した富士山が。これも冬の快晴下ならではの贅、大いにトクをした気分です。

富士山がはっきり見えるときに、気をつけなければいけないのは北西の突風ですが、出港前に見た天気予報では終日微風、午後は少し南の風が入る程度と、日中はおおむね穏やかとのことでした。

200007.jpgゲートブリッジを船尾方軸線に見て、真東からやや南寄り、気持ち沖に出すような感じで、針路110度を取りました。約3浬はこの針路を維持します。

今見返してみると、湾奥海上を千葉方面に向かうのは、浦安の境川(『境川に向かう』参照)を訪ねて以来、実に7年ぶり! 水路がないと、いかに腰が重くなってしまうか、ヘタレぶりがわかろうというものですわ。

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境川のとき同様、本船泊地をかすめる形になるので、錨泊するフネブネが間近に見られるのも楽しみの一つ。単錨泊なので、風向きがわかるのも面白いものです。微風なので、各船で向きが違いますが、おおむね北西と見てよいでしょうか。

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10分後、次の変針点に近づきました。煙突とガスタンクの方が目立っていますが、その間にある鉄塔、浦安市千鳥の南端角にある、第三管区海上保安部・浦安レーダー局(地図はここ)が左舷正横に見えるところ。

200010.jpgここでやや北寄り、およそ70度まで取舵に当てると、ほぼ正面に幕張でしょうか、高層ビル群が目に入ってきました。

地乗り航法では、いかによい目標をとらえるかが舟行きの能率に直結しますが、先ほどまでと違って、針路上に顕著な目標が出てきたので、しめたとばかりにビルの一本を選び、気持ちの上でも楽になりました。後は5浬弱直進し、船橋航路と交差するのを待つばかり。

(28年12月31日撮影)

(『船橋港へ向かう…3』につづく)

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タグ : 独航艀 東京ゲートブリッジ 東京港臨海大橋

船橋港へ向かう…1

200001.jpg先日お知らせしたとおり、大晦日は船橋港(千葉港葛南港区)を訪ねてきました。いくつかの防潮水門や船溜など、趣味的に惹かれるものがまとまって見られる水域であり、いつか行ってみようと思っていたのです。

とはいうものの、沖へ出るのが苦手な弱虫木っ端ブネとしては、海路を経なければならないのは大きなハードル。静穏極まりなく、かつ好天であることが大前提で、湾奥がそんな好海況になるのはやはり冬、川走り納めを兼ねて、暮れも押し詰まった出航と相成りました。

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砂町運河に出ると、雲一つない、抜けるような晴天ながら、風もなく水面はぬめりを帯び、油を流したように滑らかと、願ったりかなったりの海路日和。もっとも、運河は静穏でも、沖の海況はわかりませんが。

大晦日にもかかわらず、工事中の新砂水門では警戒船が遊弋し、ゲートにも監視員の方が立って誘導してくれています。感謝の気持ちを込めて手を振ると、向こうも笑って振りかえしてくれました。

鋼管矢板で囲まれた、新水門の基礎工事水域にはクレーン台船が一隻いたものの、さすがに作業をしている様子はなし。澄んだ水鏡に、陽光を浴びて錆色の姿を映す矢板や鋼材の杭。冬の運河らしい、光に満ちあふれた静かな川景色です。

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荒川に出たところで、思い切りよくスロットルを倒し、プレーニングに入りました。陽を浴びて輝く、荒川河口の橋梁群を後ろに見ながら、次の変針点である若洲の南端まで南下。

冷たい空気が頬を刺すものの、遠く横浜や房総まで一望できる澄んだ空気と、穏やかな海況にテンションも上がり、寒さを忘れて快走を楽しむ船頭。まずは順調な滑り出しであります。

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若洲もそろそろ途切れようというあたりで、先行している二隻の船に追いつきました。荒川を下ってきた独航艀です。逆光なので船名はわかりませんが、新河岸川か荒川の和光市か、荷を下ろして母港に帰るのでしょう。

ここまで沖に出ても、油を流したようなてろりとした水面に変わりはなく、若干のゆるいうねりが加わる程度。20kt超で進んでいても、不快な硬めのピッチングも少なく、文字どおり滑るような乗り心地。我が木っ端ブネも、川走りのスローモーぶりを脱ぎ捨てて、滑走艇の面目躍如とばかり、久々の連続高速航行! これなら船橋までも、快適な船行きができそうですね。

200005.jpg若洲の突端が近づいてきたので、もうすぐ左に大舵角を取らなければいけません。回転数をしぼって独航艀を先行させ、彼の左舷側に出ることにしましょう。

ウェーキを乗り越え航跡に入ると、波が静まるとともに、一瞬排気の匂いが立ち込めるのもまた佳し。もう一回ウェーキで飛び跳ねて距離を取ってから、左舷側をしばらく並走して変針点へ。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋港へ向かう…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 荒川 新砂水門 独航艀

10月30日のフネブネ

197001.jpg今回の入渠は少し長引き、帰港は2週間後、10月30日に。往路同様、たまに小雨のぱらつく曇天で、ヤル気のそがれることおびただしいものがあったのですが、道々フネブネの姿を拾って楽しむことができました。

これも往路と同じく、2隻のPWCと江戸川閘門を通って下航開始。厚着をしてきたつもりでしたが、気温も思ったより低く、嫌でも帰路を急がざるをえません。

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タグ : 旧江戸川 砂町運河 汐見運河 東雲北運河 江戸川閘門 独航艀 監視取締艇 巡視艇 消防艇 墨田川造船

初秋の隅田川

(『9月10日の日本橋川・神田川…5』のつづき)

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少し戻りますが、上流側から両国橋の銘板を見上げて。

改修前の、緑に赤のラインという塗装にくらべ地味ですが、昭和初期の橋らしい重厚な魅力を引き出す、よい塗色だと思います。

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新大橋下流まで下ってきたら、右手、日本橋消防署の桟橋があるあたり、数隻の船がテラスにもやって、工事中でした。

セメント運搬の独航艀「第二十三芝浦丸」が、宇部三菱セメントのロゴを入れたコンクリートプラント(?)搭載の台船に横付けし、奥にはクレーン付き台船もいます。右手に見える足場から、堤防の補修工事でしょうか。

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195054.jpgそして清洲橋。川面を渡る風はさらりと爽やかで、ときおりトンボの飛ぶ姿も見られ、秋の訪れを感じさせるものが。雨の多い夏だったので、この爽快な好天が、まこと貴重に思えたものでした。初秋の大川筋、佳き哉、よきかな。

隅田川派川に入れば、明治丸の山吹色のマスト。空気が澄んできたせいか、空の青さによく映えています。


195055.jpg6叉流まで戻ってきて、スロットルを戻しながら一瞬迷いました。真っ直ぐ帰港しようか、それとも、も少し寄り道してゆこうか‥‥。

まあ、かかる時間がそう変わるわけでなしと、大きく取舵を切って東雲北運河へ入ることに。この選択が、直後に驚きの出会いをもたらそうとは!
撮影地点のMapion地図

(28年9月10日撮影)

(『東雲北運河のロータリーボート』につづく)

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