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2月9日の川景色…4

(『2月9日の川景色…3』のつづき)

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246017.jpg上架されていたのは、台船‥‥というかポンツン桟橋でしょうか、味のある抜き文字で「船1号」とありました。都章がちゃんと入っているのもいいですね。キャンバーのついた甲板には緑の滑止ペイントが塗られ、ボラードのほか複数のハッチや空気抜きなど、意外とディテール豊かです。

船台のあるスロープの水際では、オオバン君たちがおくつろぎ中。寒さで丸くふくらまり、可愛いものでした。

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伊澤造船の本屋(?)を正面から狙い、いかにもバックヤードらしい雰囲気の屋内を撮ってみたかったのですが、残念ながら影になっていて失敗。

それでも、水面に張り出したトタン張りの本屋に、枠で無造作に吊り上げられたFRP艇、星霜を経た護岸の肌や錆色の鋼材、手前に浮かぶおなじみ「伊沢丸55号」と、街場の造船所らしい滋味あふれる角度で、よいものでした。

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246020.jpg旧綾瀬川を出て右を見たら、トタンの上屋がついたいい感じのポンツン桟橋に、コンベア清掃船「第二みどり丸」がもやっており、真横につけて一枚。

隅田川に出ると、すぐ上流が屈曲であるせいか、荒川よりだいぶ風が穏やかで、しばらく微速のままリラックスムードで下航。気ままに寄り道しながら、南下とまいりましょう。
撮影地点のMapion地図

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…5』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田川 伊澤造船 水辺の鳥たち 清掃船 曳船 台船

8月11日の運河風景…1

(『船底清掃の効果!』のつづき)

238016.jpg東雲運河を出て、港内にを横切ります。引き波が常にあるので、水面は平らかではありませんが、そこそこ穏やかで気持ちよくプレーニング。

晴海沖あたりで、はるか向こうを北上する船が。プッシャーバージタイプのゴミ運搬船「すみだ1号」「すみだ2号」のコンビですね。運河で出会ったときと違って、白波を蹴立てて結構な力走ぶりです。

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おなじみ高浜水門から、芝浦運河地帯に入ってみましょう。しばらく訪ねていなかったので、いくつか変化が見られるはずです。

しかし毎度のことながら、扉体の錆、ますます痛々しくなってきましたね‥‥。継手に沿って広がるだけでなく、ボツボツとあばた状のものが増えてきました。絵があるだけに、なおさら痛ましく感じられます。

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水門をくぐってすぐ右手、丸新運輸前の桟橋にもやう曳船2隻。左は「あかぎ」、右は船名不詳。どちらもほどよくくたびれていて、形にも味があります。「あかぎ」の抜き文字が特に滋味にあふれていて、惹かれるものがありました。

238019.jpg橋をくぐってすぐ左手に見えるのは、芝浦清掃作業所。浚渫でもしているのか、クレーン船と土運船が横付けしていました。

不燃ゴミの舶載は止めて久しいはずですが、「芝浦清掃作業所」(港区HP)によると、収集車から大型車への積替えは継続しているようですね。舶載が現役の三崎町、堀舟の両作業所は、今や貴重な存在です。

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そのまま高浜西運河を直進すると、錆色の大きな足場が、河道一杯に黒い影を落とす工事現場に近づいてきました。高浜橋の改架工事です。

右にもやう通船は、警戒船なのかな? 旗を振る人も見えずひっそり、どうやら休工中のようですね。微速前進、工事の様子を拝見してゆきましょう。
撮影地点のMapion地図

(元年8月11日撮影)

(『8月11日の運河風景…2』につづく)

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タグ : 高浜西運河 高浜水門 東京港 清掃船 曳船

3月9日のフネブネ

(『英艦「モントローズ」来航!…4』のつづき)

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ちょっと戻って二つほど。これもおなじみの顔ですが、宇部のクレーン下に仲良くもやう「第三豊和丸」、「第五豊和丸」の姉妹船をぐっと寄せてスナップ。

美しい塗装とともに、この種の船が見せる量感豊かなスタイル、よいものです。恐らく同型船ですが、船首だけ見てもゴムフェンダーの取り付けや、水線下に2条、斜めに走るリブの位置が異なるなど、ディテールの違いが見てとれ楽しいもの。

231047.jpg船ではないですが備忘録として。テラス工事のため、長らく豊洲運河側に仮設のポンツン桟橋を設けていた豊洲運河水上派出所。東雲運河側のテラスが竣工して、繋留設備も新たに設置されました。

今となっては、ちょっと懐かしくなるような外観で、数ある水上派出所の中でも最も「交番」らしいこの派出所にも、落ち着いた日々が戻ってきたようです。

231048.jpg相生橋で左へ舵を切り、豊洲水門をくぐろうとしたら先行船が。おお、プッシャーバージタイプのゴミ運搬船、「すみだ1号」だ! 走っているところに出くわすのは、これが初めてです。

嬉しくなって、水門と豊洲橋をくぐるしばしの間、航跡内を続航。排気の香りと橋の作る陰翳、逆光の中きらめく航跡のコントラストに陶然となり、シャッターを切ったのが3月12日からのタイトルです。

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橋をくぐってからは増速して、追い越しざま撮ったのが上の一枚。航行中の姿勢はご覧のとおり、2隻が「へ」の字を保ったまま。

普通なら、ピッチングで凹んだり、盛り上がったりと形の変化がみられるものですが、バージが小型なせいでしょうか。お尻の重いバージを、押船がなだめすかして進ませているようで、微笑ましいものがありました。

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最後は新砂水門近くで見かけた、いかにも前歴が海保船艇、といったこの艇。帰宅後「海上保安庁全船艇史」(海人社・平成15年)をひもといたところ、昭和54年に1番艇が就役した「しようこう」型灯台見回り船の後身のようですね。現在の船名は「MTS2011」、警戒船任務にでも就いているのでしょうか。

(31年3月9日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 東雲運河 豊洲運河 砂町運河 独航艀 清掃船 水上派出所

12月30日のフネブネ…1

(『平成最後の川走り納め…15』のつづき)

229076.jpg以下例によって、平成最後の年末晦日となった12月30日、帰路の道々に出会ったフネブネのスナップをまとめます。

旧綾瀬川河口、おなじみ伊澤造船前にて。青空にそびえる高層マンションをバックに、時が止まったかのような鉄の匂い濃厚な川景色。こちらもおなじみ「伊沢丸55号」、船体がだいぶくたびれてきたような。元気で働き続けてほしいものです。

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229078.jpg上は白鬚橋下流で、テラス沿いの杭にもやっていた曳船。船名はタイヤフェンダーに隠れており、多分「しまだ」かな? 年末も晦日なのに、以上2隻は松飾りが見えないのが気になりますね。

右はプッシャー+バージ型式のゴミ運搬船、「すみだ1号」「すみだ2号」。こちらはちゃんと押船の操舵室後部と、バージのユンボ上に松飾りをされていました。

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力強く上航する、観光汽船の水上バス「道灌」を見送って。冬季、しかも今日は風が少し強めとあって、後部の解放デッキが閉塞状態なのもむべなるかな。

航過後に撮ったせいで、首都高向島線の隅田川道路橋――両国ジャンクションと呼んだ方が通りがよいですね――がすっぽり養生されて、銀色に輝いているさまが背景になり、印象的なシーンとなりました。

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隅田川派川から春海運河へ抜けた時点で、スロットルを一杯に倒しデッドフルで爽快にプレーニング。臨海部で見られる年末の風物詩目指して、エンジンの健康管理もあり、しばし全速航行を楽しむことにしました。
撮影地点のMapion地図

(30年12月30日撮影)

(『12月30日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田川 春海運河 曳船 水上バス 清掃船

10月30日の運河風景

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10月30日火曜日は、撮影のお手伝いで古川にいってきました。穏やかな好天に恵まれて、まことに気分爽快。天候不順が長く続いた後だけに、実にありがたかったものでした。

写真は、この秋初めて出会ったキンクロハジロ君たち。長旅の疲れか、首をくるんと突っ込んで丸くなっている子が多かったです。群れの中には、オオバンの姿も見られました。

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六叉流から東雲運河に入り、港内へ向かいます。ここしばらく、曇天になれていたせいか、雲一つない晴天は光量過多な感じがして、目がチカチカするくらい。サングラスを持ってくるべきでした。

そんな逆光の中、東京港埠頭(株)の黄色い清掃船、「第六清海丸」と行逢。平日ならではの業務船の稼働風景、今日はいくつ見られるかなあ。

227003.jpg‥‥と期待していたら、さっそく平日でなくては目にできないものが。おおお、宇部さんのダブルリンク式引込みクレーン、動いてるぞ!

船倉から砂をすくい上げて、今まさにホッパーへ落とし込もうというシーンに出くわしたのであります。お手伝いの道々なので止めることはできず、走りながら見当をつけ、片手でバシャバシャやりました。

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グラブから砂がだばぁ、と流し込まれる瞬間! いや、あわただしく行き過ぎながらでありましたが、この一瞬にここにおられて、本当によかったです!

227005.jpg東雲運河、港内とデッドフルで気持ちよく飛ばし、毎度おなじみ古川河口‥‥いや、その延長線である竹芝運河に到着。

第一橋たる人道橋、確か長らく使われていないと聞いていましたが、桁まですっぽり養生されて、工事に入ったことがわかりました。整備してふたたび供用されるのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(30年10月30日撮影)

(『10月30日の古川…1』につづく)

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タグ : 東雲運河 竹芝運河 水辺の鳥たち 清掃船