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淀川畔を歩いて…1

(『旧毛馬第一閘門を訪ねて…9』のつづき)

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短いながら濃厚なひとときを過ごして、淀川の堤防道に立ち小休止。下流側を望むと、水管橋、阪急千里線淀川橋梁、国道14号長柄橋が並んで、好天も手伝い実に爽快な川景色。いや、来てよかった‥‥。

305049.jpg上流側には、右手に排水機場の巨大な建屋、奥には毛馬水門・閘門と続いています。時間が限られていますが、も少しお散歩してゆきましょう。

写真ではわかりにくいですが、堤防道を横断する舗装路があって、ダンプがしきりに横切り、そのたびに警備員さんが通行人を止めています。ダンプは左手の坂道を下って、どこへ行くかというと‥‥。


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眼前に河道を圧して立ち並ぶ、利根大堰の工事現場に向かっていたのでした。手前には、既製鋼桁を組んだ仮設橋も見られ、堰のすぐかたわらまで道が通じているのがわかります。何の工事かというとですね‥‥!

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堰に併設される閘門を造っているのです!

淀川大堰に閘門を併設し、通船の便をはかる計画があることは報道されていたので、またこれで閘門が増えるワイと、閘門好きとして単純に喜んでいたのですが、こうして生で現在進行形の工事を目にすると、「ホントにできるんだなあ!」と興奮の度合いも桁違い。

計画の詳細は「淀川大堰閘門」(国土交通省 近畿地方整備局 淀川河川事務所)をご覧ください。リンク先のPDFパンフレットに掲載された3Dモデル図によると、閘室長は70m、径間は20mとありました。ゲート形式は、外観からローラーゲートでしょう。

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さらに上流側へ歩いて、淀川大堰の堰柱ズラリを堪能。いや~、ここに閘門ができたら、毛馬閘門と連続で通航する水上バスの便ができるのかなあ。影も形もないうちから、早くも妄想が広がったのでありました。
撮影地点のMapion地図

(令和5年9月30日撮影)

(『淀川畔を歩いて…2』につづく)

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タグ : 淀川淀川大堰

水上バスで淀川遡上…4

(『毛馬閘門…3』のつづき)

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閘門を出ると、導流堤の向こうに、淀川大堰の威容が望まれました。

シェル式ローラーゲート6門、うち4門の制水ゲートは、径間55mと国内最大級を誇り、完成まで実に9年を要した、大阪を代表する水門…。角に丸みをつけ、グレーとブルーのツートンに塗り上げた、巻上機室もなかなかよい雰囲気で、都会っ子らしいスマートさが感じられます。

毛馬閘門の項でも紹介したように、現在、淀川大堰で上下流は分断されており、大川からも、堰の下流に船舶が出ることはできないのですが、「淀川大堰閘門」(淀川河川事務所)によると、閘門設置も検討中とのこと。もし実現したら、ぜひ通ってみたいものです!

15032.jpg淀川大堰を後に、船はぐっと面舵を取り、鏡のような淀川の水面を押し分けて上流へ。

おや、船の後部ハッチからひょっこり顔を出したのは、先ほど私を外に出してくれた、大恩人の船員さん。やおら一眼レフを取り出したかと思うと、淀川大堰にレンズを向け、熱心に撮影を始めました。お仕事の一環なのか、もしや、私と同様の水門好きなのかしら…。

15033.jpg初めて見る、古代以来の舟航河川、淀川の水面。第一印象は、「江戸川に似た雰囲気だなあ…」ということ。

川幅が広いのもあるかもしれませんが、都心部の近傍にありながら、どこか牧歌的なその表情に、一発で惹かれてしまいました。


15034.jpg閘門を抜けてからの第一橋は、青いローゼの水管橋…残念ながら、名前はわかりません。写真奥の堤防の向こうにある、淀川通りを越えるためでしょうか、1径間だけ高めて、サイホンになっているのが印象的。

おっ、手前に何やら、赤レンガの円筒形構造物が3つ並んでいる…。取水施設かな?

15035.jpg水管橋の上には、無慮大数のカワウ君たちがお休み中。その下を見ると、「工事中につき」「迂回航路」の看板が。

……ええ、まあ想像はついたかと思いますが…、看板を見た瞬間、反射的に「鵜飼航路」というどうしょうもないダジャレを思いつき、一人でウケていた不審人物は私です、はい。
撮影地点のMapion地図


(21年9月11日撮影)

(『水上バスで淀川遡上…5』につづく)

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タグ : 淀川大堰淀川大阪水上バス水上バス