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千葉港散歩…2

(『千葉港散歩…1』のつづき)

308021.jpg左へと回り込んだどん詰まりの全景、これは離れるときに撮ったもの。正面奥の陸上は、千葉市消防局・中央消防署臨港出張所、千葉県警察本部分庁舎、千葉海上保安部など、セキュリティ関連のお役所が集まっているエリアです。

桟橋は右から海上保安部、消防局、県警水上警察、それに一番左は観光船乗り場だそう。ではちょっとだけ、拝見させていただきましょう。


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海上保安部の桟橋には、3隻の巡視艇がもやっていました。おお、うち2隻は船体がグレーですね。巡視艇らしさが強調されて、好きな塗色です。

手前の「しらうめ」は長崎生まれの20m型、元は灯台見回り船だったそう。他の2隻は桟橋の陰になって見えず、向こう側に回ろうかしらと考えたものの、1隻が黒煙を吐いてアイドリングしており、出港を邪魔したらことと、遠慮することにしました。

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やはり一番目立っていて惹かれたのが、この消防艇「まつかぜ」。千葉港でなければ見られない、まさに地場のフネですよね。真紅の船体、放水塔がそびえる引き締まった姿、いいですなあ。

千葉市消 防局消防艇 『まつかぜ』」(PDF)によると、100総t、全長31m、速力17㏏、平成16年竣工とのこと。

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県警水上警察の艇は、桟橋の間隔が狭すぎて、側面がわかるものはこれがせいいっぱいでした。グレーの船体は一番大型の「ぼうそう」。

このほか両脇に、監視取締艇タイプの小型艇「はつたか」「まき」がいました。千葉県警のサイトによると、「ぼうそう」は41総t、36㏏となかなかの韋駄天なのですね。

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消防艇「まつかぜ」、左舷側に控えのもやいが渡っていたり、県警の桟橋上では体操中の職員さんにジロリと睨まれたりして、ちょっと腰が引けていたのですが、も少しねばって、ほぼ正横からもスナップできたので改めて。

いや~‥‥よくまとまった、スマートかつ力強い外観にほれぼれ。光線の塩梅もよろしく、よい表情がものできたと嬉しくなりました。官船がこじんまりと肩を寄せ合った風情の、落ち着いた雰囲気の佳い船溜、ほんの短時間ながら楽しませていただきました!

(令和5年12月3日撮影)

(『千葉港散歩…3』につづく)

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タグ : 千葉港巡視艇消防艇警備艇

千葉港散歩…1

(『千葉港へ向かう…3』のつづき)

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初めての入港とあって、物見高くキョロキョロしてしまうもの。沿岸にそびえるクレーンたちも、都内のそれとは違う個性を感じてしまいます。

進入時は緊張していたせいかうまく撮れていなかったので、2枚だけ帰りのスナップを。中央埠頭対岸、JFEスチール北側にいたクレーンのコンビ。形は似ていてもコンテナのそれより、いかつい感じがしますよね。

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同じくJFEスチールの東側、こちらは荷役中でした。ぐっと腰を落としたスケルトンの脚が、遠目に見てもパワフルな力量を思わせて、まあ頼もしいこと。ばら積船から原料を揚げる、アンローダーみたいですね。

308018.jpgさて、我が艇の行先のお話に戻りますと、都川を目指すなら直進して最奥部に分け入ってゆくところ、寄り道の欲が出て、手前を中央埠頭へ沿って左へ折れ、北東方向に伸びる水路に入りました。

右手は出洲埠頭E~F岸壁で、小型の本船が数隻もやっていて賑やかそう。奥の防波堤の向こうには、曳船も何隻か見えますね。

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艫づけで3隻並んだ、端正な感じのハーバー・タグたちを前に一枚。いいタイミングで、京葉線の電車が通りました。マンションの立ち並ぶ街並みは千葉市中央区問屋町、千葉みなと駅もほど近い、交通至便なところです。

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さらに左へ回り込むように舵を切り、水路のどん詰まりにバウを向けると‥‥。巡視艇や消防艇! ハイ、官船の船溜なのでした。都内ではまずお目にかかれない、まさに地場のフネブネとなれば、目尻も下がろうというもの。燃料計を気にしながらも、しばし鑑賞に及ぶとしましょう。
撮影地点のMapion地図

(令和5年12月3日撮影)

(『千葉港散歩…2』につづく)

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タグ : 千葉港曳船巡視艇消防艇

BSフジ「次課・長州の力旅」に…。

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BSフジ「次課・長州の力旅」よりお座敷がかかり、出演者のお三方をご案内してまいりました。一昨日5月20日に放送された今回は「#22 船でディープな東京水路探訪 名シーン続々! 爆笑傑作選」と題されているとおり、総集編的な内容の狭間に入るような形ですが、同番組からお声がかかるのはこれで3度目。ありがたいことであります。

以下、今回ロケ時の道々にものした数葉と、いい機会なので過去2回の出演時のことにも、スナップとともに少し触れさせていただきたく。お目汚しまで。
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タグ : 神田川豊洲運河砂町運河消防艇警備艇次課・長州の力旅BSフジ

11月13日のフネブネ

(『11月13日の有明南運河』のつづき)

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11月13日に出会った、フネブネの姿をまとめます。上は10号地西岸壁、VAバースにもやう近海郵船のRoRo船、「しゅり」を正面間近から仰いだところ。

逆光に浮かび上がる量感たっぷりの高い乾舷、非対称の船橋周りが印象的。15,816総tの迫力が堪能できる角度でした。

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墨田川造船辰巳、艤装中の「たかつき」の進捗記録。8月11日9月11日と見てきましたが、機銃座、電光掲示板も取り付けられ竣工も間近のよう。あとは細部の仕上げレベルといったところでしょうか。

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墨田川造船本社では、建屋内に伏せた状態で組立中の、新たな船体が登場。右側、10月23日にはまだ船体のみだった巡視艇に、甲板室が立ち上がっていました。

すでにトランサムへ抜き文字の船名が取り付けられていましたが、「✕✕かぜ」なのは何とかわかったものの、判読には至らず‥‥。ともあれ連続建造の賑わい、嬉しいものです。

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前回進水直前と思われた「きくかぜ」が進水、「しゃちかぜ」と並んでの艤装に入っていました。同型艇が続々生み出されてゆくのって、ホントにいいですなあ‥‥。

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毎度のごとく、木村造船所はどうかしらとのぞいてみると‥‥オッ、と思わず声が出ました。消防艇が2隻仲良く塗装中で、その鮮やかな塗色に目を奪われたからです。

左の「はるみ」はすでに船名に白く色が差され、ジンクも新しいものが取り付けられていますね。「きよす」は塗装が終わっていないのか、まだマスキングされたまま。どちらもウォータージェットのノズルを取り外しているので、普段はゴツいトランサム周りがすっきりした感じに。上架時ならではの表情が見られて、興味深いですね。

(令和4年11月13日撮影)

(『11月13日の水路風景』につづく)

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タグ : 東京港東雲北運河巡視艇消防艇墨田川造船

10月23日の官船たち

(『築地大橋の怪物』のつづき)

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おなじみの"官船"たちのスナップほか、いくつかまとめます。天気がよいと、何を撮っても楽しいですね。

臨港消防署を少し引き気味に眺めて。降り注ぐ秋の陽射しに船橋構造物を輝かせて、「みやこどり」と「おおえど」が桟橋に憩うていました。背後のマンション群、足場がかかっていますがまだ選手村からの改装が竣工していないのでしょうか。

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同じ「みやこどり」でも、こちらは湾岸署の警備艇。豊洲運河水上派出所の前にもやう、これもおなじみの光景です。

並みいる派出署の中でも、ここは陸上の交番に最も近い雰囲気を持つ建物。スマートな警備艇と、今や古風といってよい"交番"のミスマッチ感、何度目にしても味わいがあります。

288008.jpg艇を進めると、魚が水面からピョンピョンと跳ねる東雲北運河をゆるゆる歩かせて、墨田川造船へ。先月進水した巡視艇、「しゃちかぜ」の艤装はどうでしょうか。

暁橋越しに眺めた艤装桟橋‥‥黒く塗り上げられたポンツン「すみだ7」にもやった「しゃちかぜ」、船尾から見るとまだ喫水が浅くて、水線下の船底塗色が目立ちますね。


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288010.jpg「しゃちかぜ」、先月25日とくらべると、甲板室の下塗りがほぼ完了したようで、一面グレーになっていました。

建屋のシャッターが開いており、建造中の艇をチラ見‥‥。船体の塗装が済んだ進水間近の艇、トランサムの船名は「きくかぜ」と読めました。右手にももう一隻、建造中の未塗装船体が見えますね。
撮影地点のMapion地図

(令和4年10月23日撮影)

(『綾瀬新橋に行こうとしたら…1』につづく)

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タグ : 朝潮運河東雲運河東雲北運河消防艇警備艇巡視艇墨田川造船