11月13日のフネブネ
(『11月13日の有明南運河』のつづき)

●11月13日に出会った、フネブネの姿をまとめます。上は10号地西岸壁、VAバースにもやう近海郵船のRoRo船、「しゅり」を正面間近から仰いだところ。
逆光に浮かび上がる量感たっぷりの高い乾舷、非対称の船橋周りが印象的。15,816総tの迫力が堪能できる角度でした。

●墨田川造船辰巳、艤装中の「たかつき」の進捗記録。8月11日、9月11日と見てきましたが、機銃座、電光掲示板も取り付けられ竣工も間近のよう。あとは細部の仕上げレベルといったところでしょうか。

●墨田川造船本社では、建屋内に伏せた状態で組立中の、新たな船体が登場。右側、10月23日にはまだ船体のみだった巡視艇に、甲板室が立ち上がっていました。
すでにトランサムへ抜き文字の船名が取り付けられていましたが、「✕✕かぜ」なのは何とかわかったものの、判読には至らず‥‥。ともあれ連続建造の賑わい、嬉しいものです。

●前回進水直前と思われた「きくかぜ」が進水、「しゃちかぜ」と並んでの艤装に入っていました。同型艇が続々生み出されてゆくのって、ホントにいいですなあ‥‥。

●毎度のごとく、木村造船所はどうかしらとのぞいてみると‥‥オッ、と思わず声が出ました。消防艇が2隻仲良く塗装中で、その鮮やかな塗色に目を奪われたからです。
左の「はるみ」はすでに船名に白く色が差され、ジンクも新しいものが取り付けられていますね。「きよす」は塗装が終わっていないのか、まだマスキングされたまま。どちらもウォータージェットのノズルを取り外しているので、普段はゴツいトランサム周りがすっきりした感じに。上架時ならではの表情が見られて、興味深いですね。
(令和4年11月13日撮影)
(『11月13日の水路風景』につづく)

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●11月13日に出会った、フネブネの姿をまとめます。上は10号地西岸壁、VAバースにもやう近海郵船のRoRo船、「しゅり」を正面間近から仰いだところ。
逆光に浮かび上がる量感たっぷりの高い乾舷、非対称の船橋周りが印象的。15,816総tの迫力が堪能できる角度でした。

●墨田川造船辰巳、艤装中の「たかつき」の進捗記録。8月11日、9月11日と見てきましたが、機銃座、電光掲示板も取り付けられ竣工も間近のよう。あとは細部の仕上げレベルといったところでしょうか。

●墨田川造船本社では、建屋内に伏せた状態で組立中の、新たな船体が登場。右側、10月23日にはまだ船体のみだった巡視艇に、甲板室が立ち上がっていました。
すでにトランサムへ抜き文字の船名が取り付けられていましたが、「✕✕かぜ」なのは何とかわかったものの、判読には至らず‥‥。ともあれ連続建造の賑わい、嬉しいものです。

●前回進水直前と思われた「きくかぜ」が進水、「しゃちかぜ」と並んでの艤装に入っていました。同型艇が続々生み出されてゆくのって、ホントにいいですなあ‥‥。

●毎度のごとく、木村造船所はどうかしらとのぞいてみると‥‥オッ、と思わず声が出ました。消防艇が2隻仲良く塗装中で、その鮮やかな塗色に目を奪われたからです。
左の「はるみ」はすでに船名に白く色が差され、ジンクも新しいものが取り付けられていますね。「きよす」は塗装が終わっていないのか、まだマスキングされたまま。どちらもウォータージェットのノズルを取り外しているので、普段はゴツいトランサム周りがすっきりした感じに。上架時ならではの表情が見られて、興味深いですね。
(令和4年11月13日撮影)
(『11月13日の水路風景』につづく)

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10月23日の官船たち
(『築地大橋の怪物』のつづき)

●おなじみの"官船"たちのスナップほか、いくつかまとめます。天気がよいと、何を撮っても楽しいですね。
臨港消防署を少し引き気味に眺めて。降り注ぐ秋の陽射しに船橋構造物を輝かせて、「みやこどり」と「おおえど」が桟橋に憩うていました。背後のマンション群、足場がかかっていますがまだ選手村からの改装が竣工していないのでしょうか。

●同じ「みやこどり」でも、こちらは湾岸署の警備艇。豊洲運河水上派出所の前にもやう、これもおなじみの光景です。
並みいる派出署の中でも、ここは陸上の交番に最も近い雰囲気を持つ建物。スマートな警備艇と、今や古風といってよい"交番"のミスマッチ感、何度目にしても味わいがあります。
●艇を進めると、魚が水面からピョンピョンと跳ねる東雲北運河をゆるゆる歩かせて、墨田川造船へ。先月進水した巡視艇、「しゃちかぜ」の艤装はどうでしょうか。
暁橋越しに眺めた艤装桟橋‥‥黒く塗り上げられたポンツン「すみだ7」にもやった「しゃちかぜ」、船尾から見るとまだ喫水が浅くて、水線下の船底塗色が目立ちますね。

●「しゃちかぜ」、先月25日とくらべると、甲板室の下塗りがほぼ完了したようで、一面グレーになっていました。
建屋のシャッターが開いており、建造中の艇をチラ見‥‥。船体の塗装が済んだ進水間近の艇、トランサムの船名は「きくかぜ」と読めました。右手にももう一隻、建造中の未塗装船体が見えますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年10月23日撮影)
(『綾瀬新橋に行こうとしたら…1』につづく)

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●おなじみの"官船"たちのスナップほか、いくつかまとめます。天気がよいと、何を撮っても楽しいですね。
臨港消防署を少し引き気味に眺めて。降り注ぐ秋の陽射しに船橋構造物を輝かせて、「みやこどり」と「おおえど」が桟橋に憩うていました。背後のマンション群、足場がかかっていますがまだ選手村からの改装が竣工していないのでしょうか。

●同じ「みやこどり」でも、こちらは湾岸署の警備艇。豊洲運河水上派出所の前にもやう、これもおなじみの光景です。
並みいる派出署の中でも、ここは陸上の交番に最も近い雰囲気を持つ建物。スマートな警備艇と、今や古風といってよい"交番"のミスマッチ感、何度目にしても味わいがあります。

暁橋越しに眺めた艤装桟橋‥‥黒く塗り上げられたポンツン「すみだ7」にもやった「しゃちかぜ」、船尾から見るとまだ喫水が浅くて、水線下の船底塗色が目立ちますね。


建屋のシャッターが開いており、建造中の艇をチラ見‥‥。船体の塗装が済んだ進水間近の艇、トランサムの船名は「きくかぜ」と読めました。右手にももう一隻、建造中の未塗装船体が見えますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年10月23日撮影)
(『綾瀬新橋に行こうとしたら…1』につづく)

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5月4日のフネブネ
(『5月4日の水門たち…2』のつづき)
●5月4日の徘徊で出会ったフネブネを少し。
タワーマンションに囲まれて、今や残ったのが奇跡のような町場のドックヤード、伊澤造船。
この日の上架船は、船台を幅いっぱいに占拠した台船2隻でした。錆を落としてから、船底から甲板まで再塗装しているのでしょう。左の1隻はベコベコの波板で小屋掛けした、屋根付きなのが珍しい感じですね。

●隅田川に出て、穏やかな川面をゆるゆると下ってゆくと、言問橋の上流でコンベア清掃船「建河清第3号」と行逢。
乗り組みさんが二人とも右舷に出ており、船を護岸ギリギリまで寄せて実に丹念なお掃除ぶり。本当に頭が下がります‥‥。

●さらに下航してゆくと、水辺ライン両国発着場の上流にある繋船スペースでは、水上バス船隊が出航前の清掃中でした。
職員の皆さんが上半身シャツ一枚になり、水を流しながらブラシをかけるさま、実に素敵な1シーン。心なしか「こすもす」も嬉しそうな表情に見えます。

●いつも同じようなことをいって恐縮ですが、通航船艇の引き波に翻弄される姿が痛ましい日本橋消防署桟橋をスナップ。
おなじみ「はまかぜ」、「きよす」がもやっていましたが、「はまかぜ」は船尾に噴流が見られ、消防士の皆さんが乗り込んできたので、どうやら演習に出発する模様。我々にとっては休日でしたが、環境局、消防署とも、公的機関は平日扱いなのですね。
●4月10日に続いて、この日も平久川の日の丸クレーンにご挨拶してきました。
今回は初めて右舷(?)を眺められたのですが、あらら、こちらは側面全てが国防色(?!)ではないのですね。左舷より少しインパクトは弱い気がしますが、白フチ付き日の丸はきちんと掲げられていて、オーナーさんのこだわりが感じられたものでした。
(令和4年5月4日撮影)
(『5月4日の水路風景…1』につづく)

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タワーマンションに囲まれて、今や残ったのが奇跡のような町場のドックヤード、伊澤造船。
この日の上架船は、船台を幅いっぱいに占拠した台船2隻でした。錆を落としてから、船底から甲板まで再塗装しているのでしょう。左の1隻はベコベコの波板で小屋掛けした、屋根付きなのが珍しい感じですね。

●隅田川に出て、穏やかな川面をゆるゆると下ってゆくと、言問橋の上流でコンベア清掃船「建河清第3号」と行逢。
乗り組みさんが二人とも右舷に出ており、船を護岸ギリギリまで寄せて実に丹念なお掃除ぶり。本当に頭が下がります‥‥。

●さらに下航してゆくと、水辺ライン両国発着場の上流にある繋船スペースでは、水上バス船隊が出航前の清掃中でした。
職員の皆さんが上半身シャツ一枚になり、水を流しながらブラシをかけるさま、実に素敵な1シーン。心なしか「こすもす」も嬉しそうな表情に見えます。

●いつも同じようなことをいって恐縮ですが、通航船艇の引き波に翻弄される姿が痛ましい日本橋消防署桟橋をスナップ。
おなじみ「はまかぜ」、「きよす」がもやっていましたが、「はまかぜ」は船尾に噴流が見られ、消防士の皆さんが乗り込んできたので、どうやら演習に出発する模様。我々にとっては休日でしたが、環境局、消防署とも、公的機関は平日扱いなのですね。

今回は初めて右舷(?)を眺められたのですが、あらら、こちらは側面全てが国防色(?!)ではないのですね。左舷より少しインパクトは弱い気がしますが、白フチ付き日の丸はきちんと掲げられていて、オーナーさんのこだわりが感じられたものでした。
(令和4年5月4日撮影)
(『5月4日の水路風景…1』につづく)

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