FC2ブログ

8月15日のフネブネ…1

(『8月15日の水路風景…10』のつづき)

254066.jpg

254067.jpg8月15日に出会ったフネブネを以下数回にまとめます。まずは7月12日に引き続き、艤装中の巡視船「みかづき」の姿を。

前回から一月ですから、一見それほど艤装が進んだようには感じられませんが、それでも船橋上の手すりや給気口のルーバー、一部のハッチなど塗装済みのところが増え、船橋も養生されてと進捗がうかがえました。

254068.jpg
第二航路に出て西行、フェリー埠頭の前まで来ると、オーシャントランスの「フェリーびざん」が、独航艀タイプの業務船を横付けして停泊中でした。

これに乗ると、徳島まで行けるんだよなあ‥‥。徳島で閘門と河川航路を堪能してから早や一年、コロナ禍が収束して、また訪ねられる日が来るんだろうか‥‥。

254069.jpg
城南島、消防庁第二方面訓練場の桟橋には、日本橋署の「はまかぜ」がもやっていて、着いたばかりなのか、隊員さんたちが機材を抱えて上陸しているところでした。舟艇勤務の皆さんは、車輛のそれと違った演習をされるのかしら。

254070.jpg多摩川からの帰路、海老取運河を北上していたとき、東岸、羽田水上派出所に隣接した業務船の船溜を眺めていたら、「アッ!」と声を上げてしまうモノが!

他の船の陰になっていたので、往きには目に入らず、気づかなかったのです。これは近寄って観察しておこうと、スロットルを引き、面舵を切りました。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日のフネブネ…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 東京港 京浜運河 海老取運河 巡視船 消防艇 清掃船

7月12日の運河風景…6

(『7月12日の運河風景…5』のつづき)

253036.jpg恒例の常磐橋復元工事の進捗観察。橋上には足場や養生が見られ、路面や高欄など、細部の仕上げを行っているとおぼしき雰囲気。

そうそう、この向こう、上流側右手にある小さな橋詰テラス、前から気になっていたのですが、今回の進捗で「あっ、もしかして」と妄想(あくまで妄想です、ハイ)させるものがありましてね。


253037.jpg
前回はなかった柵が設けられ、テラスらしくなってきた‥‥のはさておき。中に立てられた錆色のゲート開閉装置らしき2本、錆びたまま濡れたような照りを帯びていて、どうもクリアー塗料を塗られたようですね。

左上にある、宙に浮いたような不思議なマンホールとあわせて考えると、恐らくこれ、下水設備か何かの展示としてあつらえているのではないか、とピンとくるものがありました。かつての地下の様子を、地表から一段下がったここに再現するとすれば、面白いアイデアだとは思いますが、ここに設けた由来が知りたいところではあります(間違っていたらごめんなさいね)。

253038.jpg
上流側から。親柱と袖高欄の乳白色が目立ち、竣工してから渡りつつ撫でまわしてみたい気持ちがむくむくと。コロナ禍もあってか今しばらくかかりそうではありますが、楽しみにその日を待ちたいものです。

253039.jpg
帰路の寄り道は、定番の東雲北運河。木村造船所の前では、上架待ちでしょうか、日本橋消防署の「きよす」の姿が。バックの建屋、木々と緑系が多いところだけに、消防艇の船体色はほどよく目立って、視神経に沁みる感じ。基本的に暖色系の船が好きというのもありますが。

253040.jpgそのまま北上、ハンバーガー店「スキッパーズ」が見えるところまで来たら、ちょうどフライブリッジ付きクルーザーがバウを突っ込んで、品物を受け取っているところに出くわしました。

ここで他艇の受け取りシーンを見たのは初めてということもあり、「スキッパーズ」ファンとしてはすっかり嬉しくなったものです。貴重なプレジャー対応のお店、大いに利用していただいて、盛り立ててゆきたいものですね。

(令和2年7月12日撮影)

(この項おわり)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 日本橋川 東雲北運河 常磐橋 高架下水路 消防艇 スキッパーズ

3月15日の臨港消防署

(『3月15日の朝潮水門』のつづき)

247046.jpg朝潮水門を抜けて南下すれば、左手はおなじみの臨港消防署が見えてきます。

おや、主力船艇である「みやこどり」、「おおえど」ほかの姿が見えませんね。演習で近場の水域に出かけているのでしょうか。エリアが広く、桟橋も立派になった分、大型艇がいなくなると、かつてよりがらんとした印象を強く感じました。


247047.jpg
人影もなく、静かな桟橋にもやう各艇を眺めて。まずは「はるみ」。自艇から見れば、決して小さいなりではないのですが、桟橋が立派で厚みがあるため、ずいぶんこじんまりとして見えますね。

247048.jpg
「はるみ」の対面には「すみだ」。バックはみっちり選手村のマンション群、毎度のことながら、入居後は整備や暖機もはばかられそうな気がして、一人気をもんでしまうのです‥‥。

247049.jpg

247050.jpgこちらは小型艇2隻「しぶき」と「はやて」。江東など狭水路をパトロールしているときに出会いたくなるような、親しみのもてるサイズですよね。

ゆるゆると最微速で流したまま、朝潮運河を出て港内へ。取舵を切ると、桟橋に憩う「海王丸」が織りなす索具やマストが間近に見上げられ、ほれぼれと仰いだものでした。

(令和2年3月15日撮影)

(『3月15日のフネブネ…1』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 朝潮運河 消防艇

11月10日の水路風景…2

(『11月10日の水路風景…1』のつづき)

242006.jpg
神田川をさらに下り、昌平橋を前にしたあたりで、行逢船が見えてきました。減速して右に寄せ待っていると、どうやら湾岸署の警備艇のようです。向こうも減速し避航してくれたので、手を振ってすれ違いました。

242007.jpg船名は「いそちどり」。この日は今上の即位の礼の行事の一つ「祝賀御列の儀」が行われ、都心部は結構な警戒ぶりでしたが、河上もそれなりの態勢であろうと、少々身構えていた部分もありました。

ところが、日本橋川・神田川を一巡して、出会った官船はこの警備艇のみ。橋上で待機する機動隊のバスはいくつか見られただけに、ちょっと拍子抜けしたのは正直なところです。

242008.jpg
ふたたび隅田川に出て、浅草へ向かうことにしました。厩橋で観光汽船「アワータウン」を正横に見て一枚。鋭い秋の陽射しが、船体のディテールや橋の構造をくっきり浮き立たせて、何気ないスナップも気持ちのよいものに。

242009.jpgすでに各所で報じられていますが、東武線隅田川橋梁の側面に人道橋を併設する件、すでに工事が始まっているようですね。

美しいトラスの外観が損なわれることもあり、少々複雑な気持であるのですが‥‥。古豪鋼橋を撫でまわせるとあれば、やっぱり嬉々として利用してしまうんだろうなあ。フネブネの写真をものするにも格好の場所になりそうですから、船舶ファンにも朗報といってよいでしょう。

242010.jpg
波もない穏やかさとあって、晴海沖まで出て漂泊しつつしばしの休憩。と、左舷後方からゆっくり、臨港消防署の「すみだ」が現れました。演習を終えて、朝潮運河に帰港するところですね。行き足を抑えゆるゆる進む姿、初めて見るどこかのんびりとした表情。逆光に黒く沈む船体を見送ったのでした。
撮影地点のMapion地図

(元年11月10日撮影)

(『11月10日の水路風景…3』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 神田川 隅田川 東京港 警備艇 水上バス 消防艇

7月28日の水路風景…4

(『7月28日の水路風景…3』のつづき)

237016.jpg港内を北上し、一つ見ておきたいものがあったので、朝潮運河を目指しました。臨港消防署の新庁舎です。

臨港消防署ウェブサイトによると、7月1日より新庁舎に移転とありました。供用されて一カ月経っていない、まさに出来立ての姿ですね。桟橋のある南側には防波堤が新設されましたが、運河南端とあって、風向きによっては難儀するかも、と余計な心配をしてしまいました。

237017.jpg
ではさっそく拝見しましょう、当たり前ですがコンクリートの肌も塗装も、すべてが真新しくきれいで、清々しい感じがします。

細身の防波堤に接するように、スロープと上架設備、艇庫が設けられていました。隅田川畔、仮庁舎時代を通してなかった設備で、これで小型艇の整備は自前で行えるようになったのですね。レールが4本敷かれているのは、船台が大きな重量にも対応できるようになっているためと思われます。

237018.jpg「おおえど」と「すみだ」がもやう、庁舎前のこの桟橋の頑丈そうなこと! ちょっとやそっとの地震や津波では、傾きもしなさそうな頼もしさがありますね。

隅田川畔時代、建物はとても魅力的だったのですが、あの手狭さを思うと、理想的といってもいい過ぎでない立派な繋留施設ですね。職員の方々も、大いにやりやすくなったことでしょうね。

237019.jpg
そしてこちらが新庁舎。屋上には大きく張り出したヘリポート、角には桟橋を一望できるガラス張りの部屋も設けられと、外観も特徴的でなかなか格好のよいもの。消防署の象徴たる、火の見櫓はさすがに廃されたようですね。

オフィシャルサイトにも詳細が載っていないので、機能はわかりませんが、おそらく防災拠点としても考えられたつくりなのでしょう。ともあれ、首都の港内を護る重責相応の、威容を備えた建築が供されたことは、隊員の皆さんにとっても喜ばしいことに違いありません。

237020.jpg
フラッグシップ「みやこどり」には、何と専用(?)の桟橋が。大型なので、さすがに他艇同様、メザシに繋留するわけにはいかなかったのでしょう。

背後では、オリンピックの選手村に供された後、一般向け住宅として分譲される建物が次々と完成しつつありますが、こんなに桟橋が近いと、色々と気を遣いそうでちょっと‥‥。船上での訓練や整備、いや暖機だけでもクレームの対象になりそうで、建物を遠ざけて作るとか、も少し何とかならなかったのかなあ、と思ってしまいます。私の取り越し苦労ならいいのですが。
撮影地点のMapion地図

(元年7月28日撮影)

(『7月28日の水路風景…5』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 朝潮運河 消防艇