京浜運河地帯に拾う…4

(『京浜運河地帯に拾う…3』のつづき)

77036.jpg田辺運河との丁字流近くまで来ると、目に入ってくるのがこの、三井埠頭の二つのクレーン。

いや、正しくは散積船から荷揚げをする設備ですから、アンローダーというべきなのでしょうが、オレンジに塗りあげられた、まったく型式の異なる二つの巨大なクレーンが屹立するさまを見るのは、同じ形のものがずらりと並ぶコンテナ埠頭とは、また違った楽しさがあります。

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特に左のコレ、リンクの動きが想像できそうな、形の面白さもさることながら、IHIの銘が入った大きなバランスウェイトが、ジブの先端に高々と突き刺さっているあたり、どこか不安にさせられる外観でもあり、興味を惹かれますね。

クレーンの知識」(日本クレーン協会)によると、このクレーンは「(ダブルリンク)引込みクレーン式アンローダ」になるようです。先端をよく見ると、浚渫船にあるようなベルト式のバケットがぶら下がっていて、鉱石などのばら荷を陸揚げできるようになっています。

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田辺運河の前を通過したところで、うまい具合に陽が射してきました。日清製粉のサイロが白く輝いてキレイ…。サイロの前でバンザイをしているこれ、小名木川の東京製粉(『5月14日の内部河川…3』参照)で見たものの大型版ですね。
撮影地点のMapion地図

77039.jpgそして東芝前とくれば、鶴見線の海芝浦駅。雲が切れて陽射しが強くなり、停まって風を受けない状態だと、汗ばむくらいになってきました。

山口氏は電車でここへ来られたことがあるそうで、水上から眺める海芝浦駅の潮焼けした(?)表情に感慨深げなご様子でした。わかりますよ、陸上から訪ねたところを水上から改めて見たとき、またその逆であっても、何かいいしれぬ感動がありますよね。

77040.jpgホーム上屋の板壁、今回改めてよく見てみたら、かすれてよくわからないものの、何か書いてあったようですね。側…航…行、「右側航行」かしら?

せっかく来たのだから、電車の停まっているところも撮りたいですね、という話になり、山口氏に携帯で時刻表をチェックしていただいたら、次は約1時間後とのこと。う~ん、1時間待ちはちょっとツライ…。残念ですが、またの機会といたしましょう。
撮影地点のMapion地図

(23年10月10日撮影)

(『横浜港を横切って』につづく)

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タグ : 京浜運河 海芝浦駅