5月3日の「隅田川橋梁」…4

(『5月3日の「隅田川橋梁」…3』のつづき)

151016.jpg前部の出入口から後部デッキまで、お客さんをぎっしり満載した水上バス、「リバータウン」が下航(タイトルはこの少し前のシーン)。橋の断面と船とのツーショットは、貴重なだけにできるだけ撮っておきたいもの。

下写真、月島側のそれを上流側から眺めて、気づかされたことが一つ。橋脚の真上に当たる側面、濃いグレーで三角形に塗り分けられていますよね。単なる塗り分けなのか、それとも、これから三角錐型の整流カバーみたいなものを取り付けるのか‥‥。

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ついこの間まで、この位置から下流を見ると、旧臨港消防署の建物や桟橋が目に入ってきたんだよなあ‥‥。昨今の水辺の変化の速さ、激しさには、毎度のことながら驚かされるばかりです。

151018.jpg「隅田川橋梁」にお別れして、新月島運河(新月島川)へゆるゆる進入。以下、落ち穂拾い的に何枚か。

浜前水門をくぐって、併設されている浜前橋のフラットな裏側を見上げながら。ムクのスラブとあって、桁裏にはわせる余裕がないためでしょう、パイプやら電路らしいものが、ガードレールと一緒にびっしり並んでいるのが見えますね。わずかな桁側面には、「最高潮面上高さ2m」の文字も。A.P.換算では、4.1mということになるのでしょうか。

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勝ちどきマリーナの前にさしかかったところで、女性スタッフが出て来られたので、先日、撮影時にお世話なったお礼を言上しつつ微速で通過。

その少し先にもやっていた曳船、「12東庄丸」のファンネルマークが素敵だったので一枚。ペンキ書きでない、抜き文字なのがまたよろしく、まめに手入れされているのか、塗りも鮮やかでした。
撮影地点のMapion地図

(26年5月3日撮影)

(『5月3日の亀島川…1』につづく)

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タグ : 隅田川橋梁 隅田川 新月島運河 新月島川 浜前水門 水上バス 曳船 橋の裏側

7月28日の川景色…4

(『7月28日の川景色…3』のつづき)

129016.jpgゆるゆると隅田川を下り、築地市場の前まで来たところで、左折し浜前水門をくぐりました。朝潮運河に建設中の、環状2号線の橋がどのくらい進捗したのか(『環状2号線の架橋工事…1』参照)、気になったからです。

しかし、周囲に巨大マンションが立ち並んだせいか、もともとこじんまりとした雰囲気の浜前水門が、さらに縮んで見えるなあ…。


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新月島川を抜けてみると、果たして、中央径間の桁の半分、上り線部分が架橋済みでした。

足場で覆われているせいもありましょうが、思ったより桁下高が低いですね。朝潮水門の運転室、電光掲示板ともに、ほとんど桁で隠されてしまっています。右端、橋脚には2灯式信号が設けられています。工事が進むにつれて、水門の設備は順次、橋の北側に移されるのでしょう。

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あっ、左側の径間、角落しで閉鎖されていますね。いよいよこちらも、扉体の更新工事でしょうか?

海側は天端一杯まで角落しを積み上げるのですが、こちらは満潮面より少し上のレベルで留められているので、色あせた扉体がよく見えます。

129019.jpg水門を出たところで振り返って。やはり橋桁が架かると、海側から見た印象も以前とだいぶ異なりますね。

扉体の更新工事が終わったころには、残りの1径間も橋の架設が成っていることでしょう。





129020.jpg朝潮運河を出た後は、芝浦運河地帯も見てみたくなりました。港内を横断し、古川河口・竹芝運河から進入。

浜崎橋も、塗り替えでもしているのか、桁下に足場とネットが張り出して、高欄には「↓航路有効幅員11.0m↓」の横断幕が掲げられていました。
撮影地点のMapion地図

(25年7月28日撮影)

(『7月28日の川景色…5』につづく)

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タグ : 新月島川 朝潮運河 竹芝運河 浜前水門 朝潮水門

5月14日の水路風景…2

(『5月14日の水路風景…1』のつづき)

125011.jpgかしまの後ろに並列してもやうのは、護衛艦いそゆき(ハルナンバー127)と、練習艦しらゆき。

はつゆき型には、過去にもたびたび晴海で出会っている(『7月23日のフネブネ…3』ほか参照)ので、親しみを覚えます。光の加減か、はたまた2隻重なっているからか、上部構造やラティス・マストがより重厚に見えて、ベテラン艦らしい魅力を発散しているように感じられました。

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125013.jpg練習艦隊をゆっくり眺めてから、朝潮運河を北上し、新月島運河の集合場所へ。朝凪の時間帯とあって、港内に出ても水面はまろやかで、行き来する船影も少なく、引き続き爽やかな空気を楽しみつつの移動です。

新月島運河の新島橋も、ご覧のとおり架け替え工事が行われており、向こうには鋼矢板が打ち込まれているのが見えますね。


125014.jpg今回の集合場所であり出発地点でもある、勝どきマリーナに接岸。「本橋発動機(株)」の抜き文字を掲げた、渋いクレーンにシビレる船頭。この日は定休日だったのですが、本橋専務自ら出迎えてくださり、恐縮至極でありました。

本橋専務が淹れてくださった、美味しいアイスコーヒーをいただきながらお話をうかがうと、創業実に85年、社名のとおり、かつては舶用焼玉エンジン(!)の製造販売もしておられたのだとか。

125015.jpg大型船のエンジン整備のご苦労話など、船頭的にストライクゾーンど真ん中の興味深いお話ばかりで、楽しく拝聴していたら、間なしにH艇長の艇が接岸。スタッフも到着されて、打ち合わせしつつ出航準備へ。

間近に浜前水門、その向こうに隅田川と築地市場を控え、都心といってよいこの地で盛業されている、「船いきれ」に満ちたこの一角! 都内の水路から、船溜が急速に姿を消していることもあり、この雰囲気がたまらなく貴重に思えたものでした。
撮影地点のMapion地図

(25年5月14日撮影)

(『5月14日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 春海運河 新月島運河 護衛艦 浜前水門

7月23日の川景色…1

(『7月23日のフネブネ…3』のつづき)

69016.jpgちょっと戻って、新月島運河(新月島川)で見たものをいくつか。

ここでの楽しみの一つが、石垣護岸を存分に眺められること。一本北の月島運河(月島川)とくらべて、繋留船が少なくちょっと寂しい部分はありますが、その分護岸の鑑賞には具合がよく、古い埋め立て地であることが感じられ、いいものです。

写真のような、水辺に立てられた神社が艇から見られるのも好きなところ。ちなみに船乗りからも崇敬された、住吉さんだそうです。さすが。

69017.jpgまた、木々が水面に張り出しているところもいくつかあり、それが街路樹や桜並木でなく、私有地から生えているものがほとんどであるところも、興味深いものがあります。

ご多分にもれず、大区画の建物が多くなってきましたが、昔ながらの民家が、のびのびと葉を茂らせた大樹とともにたたずむ姿も見られ、石垣護岸によく似合う、しっとりとした水辺風景の魅力がありますね。

69018.jpgほぼ中央に架かる、清澄通り・新島橋をくぐったあたりから、浜前水門を望んで。

数年前とくらべても、だいぶ繋留船が減った気が…。今や、勝どきマリーナの桟橋周辺だけになってしまいました。




69019.jpg
浜前水門をくぐって。管理橋が薄べったいせいか、信号や電光掲示板は左右の堤防上に追いやられ、左右の堰柱にそれぞれ階段があることも手伝って、賑やかな感じがします。

ちなみに浜前水門、佃~勝どきの隅田川東岸では、唯一都港湾局の管理下にある水門で、他の佃水門、月島川水門は、都建設局・江東治水事務所管理の水門です。

69020.jpgやはり気になる旧臨港消防署の庁舎…跡。護岸ギリギリのこの角度から眺めると、陸側の建屋と上部構造が撤去された跡が生々しく、いかにも廃墟のおもむきです。

しかし、何でこんな中途半端に撤去したのでしょう? 再利用するあてがあるのか、それとも単に堤防の切り取り部分で、計画高水位以下になるところができるからか…。そういえば、ここに架橋計画があるとのことですが、着工はいつごろになるのでしょうね。
撮影地点のMapion地図

(23年7月23日撮影)

(『7月23日の川景色…2』につづく)

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タグ : 新月島運河 浜前水門 臨港消防署

新月島運河


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新月島運河
所在地:東京都中央区勝どき5~中央区勝どき6
延長:0.53km
最小水深:A.P.-2.0m
最小桁下高:A.P.+4.3m
メモ:隅田川(青印)河口部と朝潮運河赤印)を結ぶ水路。大正2年(西暦1913年)、現在の勝どき5~6丁目の埋め立てにともない、造られた運河である。新月島川とも呼ばれる。
北端には、臨港消防署(緑印)および、浜前水門(空色印)があり、勝どきマリーナ(黄印)もあるなど、施設が集中している。
両岸護岸近くは、土砂が堆積して浅くなっている場所がある。南端西岸角は、ガレ場になっているので、朝潮運河から左折して進入する際には、接近しすぎないよう注意。
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タグ : 新月島運河 浜前水門 臨港消防署