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5年ぶりに横浜へ…4

(『5年ぶりに横浜へ…3』のつづき)

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おっと、一つ忘れていました。横浜港を訪ねたらやはり見ておきたいのが、防波堤突端の赤灯台‥‥正しくは「北水堤灯台」というそう。青空をバックに、赤い塗装が遠目にも鮮やか。

もっとも近寄ってみると、色褪せや剥離、波浪によるものかハンドレールのゆがみが見受けられ、少々痛ましい感じが。現存する航路標識の中でも、もはや古豪中の古豪といってよい存在ですから、大切に手入れしていただきたいものです。

233017.jpg防波堤の切れ目からやや北西寄りを目指し、大岡川へ向かうとしましょう。遠望する大桟橋には、巨大客船が接舷中。「X」のファンネルマークが目立ちます。

横浜港客船入港予定」(横浜市)を見てみたら、「セレブリティ・ミレニアム」(91,000t)と判明。ここから見てもその大きいこと、さすが9万t超ですね。


233018.jpgさらに進むと、今度は新港埠頭の横でグラブ式浚渫船を発見。やはりミナト横浜、どちらを向いてもフネづくしになってしまうのが楽しいところ。

船名は「第七金剛丸」(松浦企業株式会社)。1700総t、全長59m、グラブ32立米とのこと。



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さて、観覧車「コスモクロック21」を左に、ランドマークタワーを右奥に望みながら、新港町埋立堀川へ進入、国際橋をくぐって街の奥へと分け入ってまいりましょう。好天とあって、みなとみらいも大いににぎわっている様子、久しぶりの横浜水路に胸が高鳴ります。

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進入直後から航跡をなぞる形だった、水陸両用バス「スカイダック」が左へそれたので、追い越しつつ1枚。今や至るところで見かけますねえ、水陸両用バス。その後ろ、汽車道あたりでしょうか、桜並木にまだピンク色の部分が結構残っていますね。

今回の目的の一つは、横浜のお花見水路、大岡川で初めてのお花見を楽しむこと。もちろん桜の盛りはとうに過ぎていましたが、少しでも雰囲気を味わえればよしと、割り切って訪ねたのでした。それが汽車道のそれを見ると、まだイケそうな感触! はやる気持ちを抑えながら、スロットルを絞って河川のペースに戻します。
撮影地点のMapion地図

(31年4月13日撮影)

(『大岡川と残桜…1』につづく)

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タグ : 横浜港 浚渫船 新港町埋立堀川

3月15日の川景色…2

(『3月15日の川景色…1』のつづき)

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帰路の海老取運河にて。浚渫船団がいて警戒船に誘導されながらの通航だったのですが、残念ながら稼働しておらずお休み中のよう。

手前の揚錨船は「あさぎり」。その左にいる白い鉄舟とともに、見たことがある船だなと思っていたらそのはず、10年前、21年にに高浜運河で出会っていたのでした。

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毎度おなじみ羽田可動橋も、うららかな陽射しの下、いいお顔をしていたので一枚。

防音壁とフェンスの上では鵜たちが羽を休め、防護柵の周りにはユリカモメが群れる‥‥。餌が豊富な干潟水路に面している地の利もあるのでしょう、鳥たちにとってはよい社交場のようです。

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過去に何度か触れたと思いますが、京浜運河では首都高羽田線の更新工事が今やたけなわ。塗装も真新しい高架がぐんぐん伸びてゆくさま、やはり気分が高揚しますよね。

手前に見える桟道タイプの現羽田線と、モノレールの橋脚と線路が星霜を経たいい色(?)なだけに、新しい高架の白い肌が際立って見えます。

231059.jpg京浜運河を出て港内を北上中、遠くをプレーニングでスッ飛ばしてゆく警備艇が。ハルナンバー視21「すみれ」。

運河北口にある、湾岸署の繋留施設(舟艇部隊は『水上安全課』なる部署だそう)に寄港するところでしょうか。ホームスピードといったところですね。


231060.jpg隅田川に入り、上下する水上バスたちの姿を愛でつつ遡上。「エメラルダス」が下航してきたところを一枚。ちょうどトップの展望デッキを、スタッフが組み立てている最中でした。

「松本型」水上バスも3隻が揃い、便の頻度も上がって、より多くの人が楽しめるようになったことでしょうね。


(31年3月15日撮影)

(『3月15日の川景色…3』につづく)

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タグ : 海老取運河 京浜運河 隅田川 東京港 羽田可動橋 浚渫船 警備艇 水上バス

3月15日の川景色…1

231051.jpg今月15日は、ゲストを我が艇にお迎えして近場をご案内する予定だったものの、9日に出たときは
快調至極だったエンジンが突然機嫌を損ね、急遽、H艇長に代打をお願いすることに。

燃料も満タンにし、万全の点検をして臨んだつもりでしたが、手落ちがあったようで、何ともお恥ずかしいかぎりです‥‥。

直前のお願いにもかかわらず、快諾くださったH艇長には感謝のほかありません。恐縮しつつ載せていただいた25ft艇でしたが、わずか4ftの違いとは思えない安定感が印象的でした。どっしりとした走りぶりを堪能しながら、東雲運河を一路南下。道々のスナップをご覧に入れましょう。

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おなじみ浚渫船「海竜」、光線の塩梅もよろしく、ディテールもくっきり。若い船ですが、肥えた船型からか貫録が感じられます。一度くらいは稼働中の光景も拝んでみたいもの。

231053.jpg京浜運河をひた走り南端近くまで来ると、巨大なバージを曳いた曳船が、干潟水路を抜けてこちらへ、大きく取舵を取ったところでした。曳船は「第23光運丸」。

しばしスロットルを戻し、針路が定まるまで待ってから、ふたたび増速。重い爆音と白く泡立つ噴流、バージの戸立が分ける大げさな船首波と、力強い航走姿が楽しめました。

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平和島運河の干潟水路に入りました。ブイを目標に取舵を切ったところで、白い行逢船が。「こうえいⅡ」、都港湾局の監視船ですね。ずいぶんキレイですが、新顔でしょうか。

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そして海老取川、おなじみポンジュースの看板‥‥といいたいところですが、実はコレ、全面リニューアルしたピカピカの新品。デザインが全く変わっていないあたり、企業の誠実な姿勢を感じさせるものがあり、感動したものです。

昨年12月に通ったとき、骨組みを残して撤去されているのを発見。海老取川の広告看板で唯一の生き残りも、このご時勢には勝てなかったか‥‥と大いにショックを受けたのであります。

ところが、数人の方がツイッターなどで報告されているのを拝見すると、撤去ではなく更新で、間なしに復活したとのこと。早とちりを恥じ入るとともに、大喜びしてこの日を迎えたというわけでした!
撮影地点のMapion地図

(31年3月15日撮影)

(『3月15日の川景色…2』につづく)

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タグ : 東雲運河 京浜運河 平和島運河 海老取川 浚渫船 曳船

2月10日の水路風景…4

(『2月10日の水路風景…3』のつづき)

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231017.jpg北岸には桟橋が設けられて、曳船と通船が一隻づつもやっていました。上は「第一たか丸」。船名の俗字に味わいが。チャームポイントはちんまりとした操舵室‥‥フードといった方がよさげな小ささ、肩幅くらいしかなさそうですね。

通船は「第二たか丸」と兄弟船、古典的通船スタイルで、全面窓がふた昔前のバスを思わせる、角丸のHゴムなのに目を引かれました。

231018.jpg高架下に入り茅場橋下流、左手に日本橋川で見る船としてはずいぶん大きな土運船と、その向こうには、橋脚に巻かれた鮮やかな色のフェンダーが。

これだけの土運船がいるということは、護岸改修は浚渫を伴うのでしょう。茅場橋をくぐり、鎧橋下流に至ると‥‥。


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台船にユンボを搭載したタイプの浚渫船が出現。大小2隻いるあたり、この工事の規模が結構なものであることを感じさせます。

休日なので工事も休みでしたが、高架とビルのすき間から射しこむ陽を浴びて、浚渫船たちがのんびり昼寝を決め込んでいるように見えました。

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日本橋をくぐってから転回しようと上流側に出たら、珍しくパドルボードのフリートが遡上しているところに出くわしました。5隻(いや、『5枚』?)で、一隻は数人が乗れる大型のようです。

左に一人離れて進む黒一色の彼、リーダーかインストラクターなのか、それとも単に孤独を好んでいるのか‥‥。いずれにせよ、どこかクールな雰囲気を発散していて、ちょっと惹かれるものがありました。
撮影地点のMapion地図

(31年2月10日撮影)

(『2月10日の水路風景…5』につづく)

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タグ : 日本橋川 高架下水路 曳船 浚渫船

川崎の運河群へ向かう…2

(『川崎の運河群へ向かう…1』のつづき)

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前後して恐縮ですが、午前中の往路があまりに暗かったこともあり、上と以下2枚は帰路に撮ったものを掲げます。

澪筋を知る助けとなった、巨大足場を下流側から見たところ。既製桁による足場を上下流側一対組んで、真ん中に鋼管矢板を打った基礎らしいものを挟んでいるのがわかりました。どうも、橋脚を造っているようですね。左手、対岸近くにもクレーンが林立した現場が遠望できます。

検索してみたら、「羽田空港と川崎市を結ぶ新しい橋の整備に着手します」(東京都・29年1月24日、建設局発表)がヒット。環状8号線の延長部として、長さ約600mの橋を平成32年竣工を目指し架橋するとのこと。多摩川の新しい第一橋梁ができるわけですね。

228007.jpg足場の位置は、羽田空港船着場のほぼ真横。かつて、油槽船が横付けしていたバースを流用したもので、頑丈そうなコンクリート製です。

帰路は折よく、「Jetsailor」が横付け中。建造所であるツネイシクラフト&ファシリティーズの当該船ページによると、16総t、スズキDF250APを2機がけ、最大速力24kt、28年4月30日竣功とのこと。


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海老取川澪筋を出て、最初に見た浚渫船団を下流側から。この船団のおかげで、東西方向の航路は十分な水深が確保されていました。

願わくば本流のみならず、多摩運河に分岐する、南北方向の澪筋も浚渫していただきたいもの! ブイや澪標などは少なく、航路標識はまだしの感がありますが、これはおいおい整備されてゆくに違いありません。

‥‥イヤ、浅瀬だらけで放置感のあった多摩川河口部も、いよいよ大きく変化してゆく時代になったのですね。通航のたびに緊張を強いられてきた(半ば楽しんでいますが)身としては、やはり感慨深いものがあります。

228009.jpg多摩運河の北口は、多摩川の上流側から浅瀬が舌状に伸びており、瀬の最下流部には大きな杭が澪標として設けられていた‥‥はずなのですが、チビていてほとんど視認できず。

あと記憶にあるのより、ずっと下流側への迂回をした気が。浅瀬が成長したのかな?‥‥と、まあ、久しぶりの多摩川横断は緊張の連続。多摩運河に入った瞬間、実にホッとさせられたものでした。

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浮島橋をくぐると、いよいよ運河地帯に入った、という気分が盛り上がってきます。最初に出会ったのは黒いガット船、「第十一大神丸」。ホールドには砂だか泥がまだ見えましたから、今は休憩中でしょうか。
撮影地点のMapion地図

(30年12月9日撮影)

(『川崎の枝運河めぐり…1』につづく)

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タグ : 多摩川 多摩運河 曳船 浚渫船