4月2日の川景色…2
(『4月2日の川景色…1』のつづき)
●きっちりスクエアな「運河の曲がり角」を左折して汐浜運河へ。水面はますます平らかで、艇首で切り裂くのがもったいなく思えるほど。
天然の鏡面仕上げを波立たせてゆく贅沢(?)を味わいながら、分け入ってゆく臨海部のディープ区間、何度訪れても飽きの来ない水路です。

●「団地銀座」を過ぎて、南開橋から西側をのぞき見たところ。ううん、だいぶ雲が厚くなってきて、暗く撮れてしまった…。
この「団地銀座」、両岸のテラスに沿ってハクモクレンが植えられており、満開の時季である3月半ばには、お花見客で賑わうちょっとした名所でもあります。今年は残念ながら、時季を逃してしまいました。

●大横川南支川を守る、洲崎南水門に通り過ぎざまごあいさつ。
だんだん錆の面積が増えてきて、ちょっと痛々しくなってきましたが、無事のようでひと安心。昨年夏、水門右手にあった木(こちら参照)が切られてしまい、ちょっと寂しくなってしまいました。ちんまりしたこの水門とのとりあわせ、なかなか風情があって良かったのですが。
左手の繋船杭が倒れているのは、地震の影響でしょうか。この他にも、いくつかボッキリいってしまっている杭が見られました。
●汐浜運河と平久川・平久運河の十字流にある臨海部のオールドタイマー、白妙橋。
しばらく再塗装工事中(昨年8月29日の写真参照)でしたが、久々に訪ねたらさすがに足場も取り払われ、美しいチョコレート色に塗りあげられていました。
雲がますます厚くなってきて、お化粧直し後の姿を十分にお伝えできないのが残念。近いうちにリベンジしたいものです。
【撮影地点のMapion地図】
●艪漕ぎと桜の様子見が目的なので、ここで右に折れて、平久川を遡上し大横川…旧大島川の区間に進入とまいりましょう。
垂直護岸など撮って、何のつもりだろうと思われるかもしれませんが、イヤ、潮の引いたときの護岸て、何だかワクワクしませんか?
●自分にとって、この貝のこびりついた黒い腹を見せている護岸は、低い橋の連続する内部河川も自由自在に船行きできる、月のうちにそれこそ何度もない(日曜か休みのとれた日だけですから、多くても5~6日!)幸せなひとときを示すサインに他ならないからです!
この日も嬉しさのあまり、やたらと護岸の写真を撮ってしまいました。そのうち機会があったら、干潮時の護岸の写真だけウンザリするほど集めて、自分一人が悦に入るための記事を作ってもいいくらいですわ!
(23年4月2日撮影)
(『4月2日の川景色…3』につづく)

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天然の鏡面仕上げを波立たせてゆく贅沢(?)を味わいながら、分け入ってゆく臨海部のディープ区間、何度訪れても飽きの来ない水路です。

●「団地銀座」を過ぎて、南開橋から西側をのぞき見たところ。ううん、だいぶ雲が厚くなってきて、暗く撮れてしまった…。
この「団地銀座」、両岸のテラスに沿ってハクモクレンが植えられており、満開の時季である3月半ばには、お花見客で賑わうちょっとした名所でもあります。今年は残念ながら、時季を逃してしまいました。

●大横川南支川を守る、洲崎南水門に通り過ぎざまごあいさつ。
だんだん錆の面積が増えてきて、ちょっと痛々しくなってきましたが、無事のようでひと安心。昨年夏、水門右手にあった木(こちら参照)が切られてしまい、ちょっと寂しくなってしまいました。ちんまりしたこの水門とのとりあわせ、なかなか風情があって良かったのですが。
左手の繋船杭が倒れているのは、地震の影響でしょうか。この他にも、いくつかボッキリいってしまっている杭が見られました。

しばらく再塗装工事中(昨年8月29日の写真参照)でしたが、久々に訪ねたらさすがに足場も取り払われ、美しいチョコレート色に塗りあげられていました。
雲がますます厚くなってきて、お化粧直し後の姿を十分にお伝えできないのが残念。近いうちにリベンジしたいものです。
【撮影地点のMapion地図】

垂直護岸など撮って、何のつもりだろうと思われるかもしれませんが、イヤ、潮の引いたときの護岸て、何だかワクワクしませんか?
●自分にとって、この貝のこびりついた黒い腹を見せている護岸は、低い橋の連続する内部河川も自由自在に船行きできる、月のうちにそれこそ何度もない(日曜か休みのとれた日だけですから、多くても5~6日!)幸せなひとときを示すサインに他ならないからです!
この日も嬉しさのあまり、やたらと護岸の写真を撮ってしまいました。そのうち機会があったら、干潮時の護岸の写真だけウンザリするほど集めて、自分一人が悦に入るための記事を作ってもいいくらいですわ!
(23年4月2日撮影)
(『4月2日の川景色…3』につづく)

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マニアパ的水路行…2
(『マニアパ的水路行…1』のつづき)
●ここでプチ航路情報。洲崎南水門から大横川南支川をのぞくと、屋形船の繋留が復活していました。
西洲崎橋の架け替えや、護岸改良工事終了後も、しばらく繋留船の見られなかったここですが、これで旧来の姿に戻ったことになります。通過できないのはちょっと残念ですが、業務船の憩う「生きた水路」であることは、水運趣味的に見て、やはり嬉しいことには違いありません。
●汐浜運河と平久川・平久運河の十字流を右折、平久川から大横川へと、ここからは前回(『水門先生と江東運河地帯…3』参照)とほぼ同じコース。
次第に水路幅が狭まり、橋の桁下高も低くなってゆく、ドキドキ感を味わっていただけるかしら…と思っていたのですが、バドン氏のテンションは、そんな俗世の瑣事を超越したところにあり、沿岸に現れる建造物の、魅力的なパーツを次々と発見しては、一つ一つに論評を加えてゆく手連の早業。
ちょっとしたディテールも見逃さない、そのまなざしはまさに猛禽類、ハンターの眼と言っても過言ではありますまい!
●平久川から、大横川に入った直後の北岸にそびえ立つこの団地は、バドン氏の琴線をいたく刺激したようです。団地ながら、屋上に西濃運輸の大きな看板が掲げられているのも珍しいですが、地上階も西濃運輸のトラックヤードになっているのですね。
ご指摘いただかなければ、いつものようにスルーするところでした。今まで、いかに漫然と水路行をしていたか、思い知らされます。
【撮影地点のMapion地図】
●木場公園横の南北に延びる区間に入ると、さすがに大型の建物は見えなくなりましたが、小さなアパートや民家にも、換気口やちょっとした造作など、カッコイイ部分を目ざとく発見しては楽しまれる、バドン氏の驚異的な眼力。
いやもう、ここまで喜んでいただけるとは、お付き合いいただいた船頭としても、まったく嬉しい限りなのですが…、もしかしたら、バドン氏が茂森橋に気づかないまま通り過ぎてしまうのではという、一抹の不安が芽生えたことも、否定できません。
佐藤氏ご提唱の「最低橋Tシャツ」計画は、水辺の団地の圧倒的存在感の前に、露と消えてしまうのか?

●狭い艇上にぎゅっと詰まった人々(狭くてすみません)、それぞれの思惑をよそに、おなじみ茂森橋がもう目前まで迫っていました。神様は…イヤ違った、復興局そして地盤沈下は、人々の頭上にひとしく最低橋をお遣わしになる…団地趣味界の雄にも、水門写真家にも、そして水路バカにも。
戯れごとはともかく、今まで、お菓子の森に迷い込んだ子供のようだった、バドン氏のテンションが急降下し、他の同乗者とともに、口々に通過への不安を漏らされるまでに。
その地味な外観にもかかわらず、一瞬で観衆のハートをわしづかむ茂森君。やはり君は偉大な最低橋だ!
(21年9月20日撮影)
(『マニアパ的水路行…3』につづく)

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西洲崎橋の架け替えや、護岸改良工事終了後も、しばらく繋留船の見られなかったここですが、これで旧来の姿に戻ったことになります。通過できないのはちょっと残念ですが、業務船の憩う「生きた水路」であることは、水運趣味的に見て、やはり嬉しいことには違いありません。

次第に水路幅が狭まり、橋の桁下高も低くなってゆく、ドキドキ感を味わっていただけるかしら…と思っていたのですが、バドン氏のテンションは、そんな俗世の瑣事を超越したところにあり、沿岸に現れる建造物の、魅力的なパーツを次々と発見しては、一つ一つに論評を加えてゆく手連の早業。
ちょっとしたディテールも見逃さない、そのまなざしはまさに猛禽類、ハンターの眼と言っても過言ではありますまい!

ご指摘いただかなければ、いつものようにスルーするところでした。今まで、いかに漫然と水路行をしていたか、思い知らされます。
【撮影地点のMapion地図】

いやもう、ここまで喜んでいただけるとは、お付き合いいただいた船頭としても、まったく嬉しい限りなのですが…、もしかしたら、バドン氏が茂森橋に気づかないまま通り過ぎてしまうのではという、一抹の不安が芽生えたことも、否定できません。
佐藤氏ご提唱の「最低橋Tシャツ」計画は、水辺の団地の圧倒的存在感の前に、露と消えてしまうのか?

●狭い艇上にぎゅっと詰まった人々(狭くてすみません)、それぞれの思惑をよそに、おなじみ茂森橋がもう目前まで迫っていました。神様は…イヤ違った、復興局そして地盤沈下は、人々の頭上にひとしく最低橋をお遣わしになる…団地趣味界の雄にも、水門写真家にも、そして水路バカにも。
戯れごとはともかく、今まで、お菓子の森に迷い込んだ子供のようだった、バドン氏のテンションが急降下し、他の同乗者とともに、口々に通過への不安を漏らされるまでに。
その地味な外観にもかかわらず、一瞬で観衆のハートをわしづかむ茂森君。やはり君は偉大な最低橋だ!
(21年9月20日撮影)
(『マニアパ的水路行…3』につづく)

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水門先生と江東運河地帯…4
(『水門先生と江東運河地帯…3』のつづき)
●「ウハハハ!低いですねえ、ワハハハ!」F氏が壊れたようにバカウケ(笑)。そう、想像を超える光景を目前にすると、人はもう笑うしかないのです!
偉そうにかく言う私も、嬉しくてやに下がり、ぐふふとブキミな笑い声をもらすていたらく。隣の佐藤氏はきっと、気色が悪かったに違いない…。
●低いとは言っても、まだここは、フロントグラス上端から顔が出せる余裕があります。静かな水路で、ひとり星霜を重ねる橋の古さを味わう余裕も…。
私、以前も書いたように、国内初のエンスーなプレジャーボート、GT-TUG20に大いに魅せられている一人なんですが、ご覧の通り、ブリッジの背が高い…。このすり抜けの快感を捨て去らなければならないことを思うと、まことに残念ながら、乗り換える気持ちにはなれないわけです(今のところ、ね)。
●大横川南支川の南端、洲崎南水門をくぐってから転回して、ふたたび大横川に戻ることに。小さすぎず大きすぎず、イイ塩梅(?)の大きさ、周囲の静かなロケーション、いつくぐっても感じのよい水門です。
今でこそ運河畔にはテラスが整備され、正面から水門をゆっくり眺められますが、佐藤氏が初めて訪れたころは、垂直護岸に囲まれた近づきがたい一角で、撮影にもずいぶん苦労されたとか。
【撮影地点のMapion地図】
●大横川に戻り、都内随一の急カーブ区間を曲がりきると、沢海橋(A.P.+2.6m)が出現。ええもう、ドンドン低くなりますから。
高欄だけ見ると、左にねじれ下がっていて、くぐる人(あまりいないと思われますが)の不安をあおる外観になっているのもイイ感じですが、桁下は水平なので安心です。(何が安心だ?)
●今までの橋と違うのは、永代通りを渡す橋だけあって、幅もぐんと広いこと。割と最近の橋ではあるので、リベットの出っ張りはなく、下面がフラットではあるものの、その圧迫感は相当なものです。
佐藤氏は伏せるように前傾し、私はリンボーダンスのように後ろに反ってのすり抜け。いや~、佳境に入ってまいりました!
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月9日撮影)
(『水門先生と江東運河地帯…5』につづく)

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偉そうにかく言う私も、嬉しくてやに下がり、ぐふふとブキミな笑い声をもらすていたらく。隣の佐藤氏はきっと、気色が悪かったに違いない…。

私、以前も書いたように、国内初のエンスーなプレジャーボート、GT-TUG20に大いに魅せられている一人なんですが、ご覧の通り、ブリッジの背が高い…。このすり抜けの快感を捨て去らなければならないことを思うと、まことに残念ながら、乗り換える気持ちにはなれないわけです(今のところ、ね)。

今でこそ運河畔にはテラスが整備され、正面から水門をゆっくり眺められますが、佐藤氏が初めて訪れたころは、垂直護岸に囲まれた近づきがたい一角で、撮影にもずいぶん苦労されたとか。
【撮影地点のMapion地図】

高欄だけ見ると、左にねじれ下がっていて、くぐる人(あまりいないと思われますが)の不安をあおる外観になっているのもイイ感じですが、桁下は水平なので安心です。(何が安心だ?)

佐藤氏は伏せるように前傾し、私はリンボーダンスのように後ろに反ってのすり抜け。いや~、佳境に入ってまいりました!
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月9日撮影)
(『水門先生と江東運河地帯…5』につづく)

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3月15日の水門
●3月15日に撮った水門たちのスナップを、ここにまとめてみました。
いずれも「水路をゆく」では何度か紹介し、おなじみの面々ばかりですが、こちらに避難してから、水門の記事がまだ少なく、少々寂しいということもあり、改めて掲載します。
●砂町運河の東の出口を守る、新砂水門の扉体。
扇形をした扉体が、水平に回転して開閉する「セクターゲート」なので、開放時は両側の凹部に格納されてしまうため、正面からは扉体を見ることができません。
ほかの艇と一列になって通過しながら、片手でカメラを構え、パチパチやったうちの一枚。
【撮影地点のMapion地図】
●辰巳運河の真ん中あたりにある、2径間のローラーゲートは、辰巳水門です。
運河の幅が広がる区間に位置し、左右は防潮堤が伸びているので、比較的開けた風景の中で、楽しめる水門でもあります。
【撮影地点のMapion地図】
●隅田川から見た、源森川水門。
浅草の対岸にある、北十間川(旧源森川)の入口に位置する水門で、内部は屋形船などの船溜として利用されています。写真でもチラッと見えている、古風なアーチ橋は、枕橋。
【撮影地点のMapion地図】
●大横川南支川の小さな水門、洲崎南水門。
私が好きな水門の一つで、閑静な水路の丁字流にぽつりと立っており、右側に寄り添う木の緑も手伝って、なかなか風情があります。
【撮影地点のMapion地図】
●今やお花見シーズンたけなわの、大横川(旧大島川)から見た、大島川水門の裏側。手前は石張りの橋脚を持つ鋼桁橋、練兵衛橋です。
ちょうど向こうを、観光汽船の水上バス「竜馬」が通過中。
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)

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いずれも「水路をゆく」では何度か紹介し、おなじみの面々ばかりですが、こちらに避難してから、水門の記事がまだ少なく、少々寂しいということもあり、改めて掲載します。

扇形をした扉体が、水平に回転して開閉する「セクターゲート」なので、開放時は両側の凹部に格納されてしまうため、正面からは扉体を見ることができません。
ほかの艇と一列になって通過しながら、片手でカメラを構え、パチパチやったうちの一枚。
【撮影地点のMapion地図】

運河の幅が広がる区間に位置し、左右は防潮堤が伸びているので、比較的開けた風景の中で、楽しめる水門でもあります。
【撮影地点のMapion地図】

浅草の対岸にある、北十間川(旧源森川)の入口に位置する水門で、内部は屋形船などの船溜として利用されています。写真でもチラッと見えている、古風なアーチ橋は、枕橋。
【撮影地点のMapion地図】

私が好きな水門の一つで、閑静な水路の丁字流にぽつりと立っており、右側に寄り添う木の緑も手伝って、なかなか風情があります。
【撮影地点のMapion地図】

ちょうど向こうを、観光汽船の水上バス「竜馬」が通過中。
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)

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最近の大横川南支川
(『最狭水路を抜けてみたい!…3』のつづき)
●大島川西支川を攻めた余勢を駆って、今ひとつの短い狭水路、大横川南支川ものぞいてみることに。改築成ってから入るのは、これが初めてです。
護岸の整備をしてしばらく後、今度は繋留施設の工事が始まったので、以前のように船溜として利用されるのかしら、と思っていたら、今のところ繋留船はいないようですね。
●西岸には、青く塗られたドルフィンが立ち並んでおり、二ヶ所に鋼製の階段も設けられています。ドルフィンの間隔から見て、小型艇向けの設備ではないようです。
少なくとも、乗り合いの釣り船か、屋形船程度の大きさの船が、横付けするために造られたのでしょう。
●階段のアップ。干満の水位差に備えて、3ヶ所の踊り場で乗降できるような造りです。
乗り降りの便だけ考えると、ポンツン桟橋のほうがよいようですが、メンテナンスの手間や耐久性の面からすれば、固定桟橋が有利なのかもしれません。自治体などの防災桟橋も、このような多段式が増えているようですね。
●ドルフィンの対岸は、ゴムのフェンダーがずらりと取り付けられていました。
こちらには、アイやビットなど、繋留用の設備はなかったので、ドルフィンに接岸した船を、保護するためのものなのでしょう。やはり、大型船の進入を考えているのですね。
フェンダーに傷が付いていることから、頻繁に利用されている様子がうかがえました。
●改架されてまだ間もない、西洲崎橋。渡っている人とくらべると、可愛らしさが際立ちます。
塗装は、青の濃淡のツートンだと思っていたのですが、どうやら光の加減で見間違えたようですね。ブルー一色です。(以前の様子は、過去ログ『大横川南支川、ようやく完走…1~2』参照)
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)
(『しんめい丸の上に…』つづく)

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護岸の整備をしてしばらく後、今度は繋留施設の工事が始まったので、以前のように船溜として利用されるのかしら、と思っていたら、今のところ繋留船はいないようですね。

少なくとも、乗り合いの釣り船か、屋形船程度の大きさの船が、横付けするために造られたのでしょう。

乗り降りの便だけ考えると、ポンツン桟橋のほうがよいようですが、メンテナンスの手間や耐久性の面からすれば、固定桟橋が有利なのかもしれません。自治体などの防災桟橋も、このような多段式が増えているようですね。

こちらには、アイやビットなど、繋留用の設備はなかったので、ドルフィンに接岸した船を、保護するためのものなのでしょう。やはり、大型船の進入を考えているのですね。
フェンダーに傷が付いていることから、頻繁に利用されている様子がうかがえました。

塗装は、青の濃淡のツートンだと思っていたのですが、どうやら光の加減で見間違えたようですね。ブルー一色です。(以前の様子は、過去ログ『大横川南支川、ようやく完走…1~2』参照)
【撮影地点のMapion地図】
(21年3月15日撮影)
(『しんめい丸の上に…』つづく)

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