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平成最後のお花見水路…4

(『平成最後のお花見水路…3』のつづき)

232016.jpg4月7日、道々に愛でた河畔の桜たちを、落ち穂拾い的にご紹介。

砂町運河北岸、潮見運動公園の桜並木。陽気がよいとあって、運河のメインラインはプレジャーの通航が多く、終日引き波が絶えなかったところ。桜の下で棹を伸ばした釣り人さんたちも、落ち着かなかったことでしょう。


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豊洲運河北岸は塩浜一丁目、おなじみ東京都専用線廃線跡の橋脚と、廃船敷に沿って咲き誇る、結構な規模の桜並木をツーショットで。遺構と満開の桜、佳き哉、よきかな。

232018.jpg隅田川派川から永代橋を望んだあたり、珍しく小型消防艇が下航してくるのを発見。消防艇が川を走っている、というだけで貴重ですよね。

近づいたところで船名を読むと、日本橋署の「はまかぜ」でした。タイミングよく橋詰近くの桜の前に来たので、これもツーショット。

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久しぶりにくぐった、愛しの茂森橋と桜。下流側西岸、木場公園の敷地内から桜が枝をさしかけていました。

名だたる大横川の狭窄部ですから、両岸に桜を植えて枝を伸ばせば、文字どおり桜のトンネルになるところ。そうなったら茂森橋も嬉しいでしょう。担当部署の皆様、ぜひご一考いただきたく。

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最後はやはり大横川、小名木川との十字流近く、扇橋南側にあった“さわれる桜”に近づいて。

汲めども尽きぬ面白さのある水路天国・江東、この数十年営々と河畔の魅力化に注力してきた、その成果がまさに花開いたのを、目の当たりにする嬉しさとありがたさ。平成最後の水路花見は、江東水路の恩恵これに尽きるなあと、そんな気持ちになったのでした。
撮影地点のMapion地図

(31年4月7日撮影)

(『お花見水路のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 砂町運河 豊洲運河 隅田川 大横川 茂森橋 消防艇 江東内部河川

平成最後のお花見水路…3

(『平成最後のお花見水路…2』のつづき)

232011.jpg次の週、4月7日もお声掛かりがあって大横川へ。週の中あたりに寒い日があって、桜も思ったより長持ちし、葉桜もまだわずかでまさに見ごろ。

というわけで、期待した花筏までには至らず、川面に浮く花びらは密度の薄いものでしたが、それでも船首波が模様をつくる、風流な川景色が楽しめました。


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石島橋下より東を見て。ちょうど左手を和船が艪を漕いで行逢したところで、船影の絶えた瞬間をねらって一枚。桜に隠れて見えませんが、テラス上は結構な人出で賑わっており、黒船橋船着場も、和船を待つ長蛇の列があったのは先週同様でした。

いや~‥‥毎年同じようなことを垂れ流して恐縮ですが、この密度、この咲きっぷり、水面を這わんばかりの低さ、実に見事です。満開の時期に出られて、本当によかったですわ。

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ちょうど日中潮位の低い日でもあったので、せっかくだからと茂森橋をくぐって左へ折れ、仙台堀川へ。何年ぶりでしょうか、満開の仙台堀川を訪ねられたのは‥‥。写真は亀久橋から西、木更木橋を望んだところ。

大横川から隔てること、北へわずか800m弱。川筋が1本違うだけで、同じお花見水路でもこの静けさ。もちろんあちらはさくらまつりの会場で、比較しても詮無いことですが、短い距離を隔てて並行する二つのお花見水路が、動と静をくっきり分けた様子、なにか改めて穴場を発見したような、えらくトクをした気分になったものでした。

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仙台堀川、大横川より若干護岸高が高く、桜が差し掛ける枝も全体に短めなので、少々ボリュームに欠けると感じられるかもしれません。

しかし、写真の海辺橋東側のように、枝に触れんばかりのところも何ヶ所かあり、お花見水路として好環境なのは大横川にそう劣りません。人手が極めて少ないことも手伝って、桜並木を貸し切りしている気分が楽しめるのが、何よりの利点といってよいでしょう。

232015.jpg静かに咲き誇る桜並木を満喫したところで反転、ふたたび亀久橋をくぐって東へ。側面が長方形の珍しい震災復興トラス、高欄から顔を突き出さんばかりにして手を振る子供たちに応えながら、ゆるゆると微速で歩かせます。

横断幕にもあるとおり、仙台堀川は現在、亀久橋から東の区間が、大規模な護岸の改修工事中。見たかぎりでは護岸を前進させて、テラスを拡幅するようですね。
撮影地点のMapion地図

(31年4月7日撮影)

(『平成最後のお花見水路…4』につづく)

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タグ : 大横川 仙台堀川 江東内部河川

平成最後のお花見水路…2

(『平成最後のお花見水路…1』のつづき)

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232007.jpg陽気がよくなったとあって、「和船友の会」の船隊はどれも満員御礼の盛況。笠と法被のいでたちで、軽々と艪をさばく会員の皆さんの晴れ姿、毎年目にしていてもほれぼれするものが。

黒船橋では、「エスエスNANO1」と「エスエスNANO2」姉妹の離合風景を見ることができました。お花見期間限定の特設航路、2隻が狭水路で揃う光景はなかなかの見もの。お客さんも大いに盛り上り、お互いを写真に納めていました。

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船着場前ではさらに、佐野造船謹製のウッデンボートが出現。しかも佐野社長おん自ら舵を取られており、嬉しくなって思わず手を振りご挨拶。

飴色に磨き込まれた船体が西日に輝いて、まあ本当にきれいだこと! 過去にも何度か出会っていますが、走っているのを目にしたのは「関口宏の風に吹かれて」収録以来かも。

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232010.jpgいやしかし、リベンジしておいて本当によかった。まだ木によっては2~3分咲きのものはあっても、来週まで持つかどうかは、これからのお天気次第だからです。

この次の週、4月7日も出る予定があったので、もしそれまで桜が持っていたら、この時期にしばらく訪ねていない仙台堀川の咲きぶりも見てみたいものだ、と考えていたのですが、幸いにして実現できました。次回以降ご紹介します。
撮影地点のMapion地図

(31年3月31日撮影)

(『平成最後のお花見水路…3』につづく)

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タグ : 大横川 江東内部河川

平成最後のお花見水路…1

232001.jpg3月31日はお手伝いがあり、朝から近場をいくつか回ってきました。以下時系列でなく順不同にご紹介しますが、まずは大横川の様子から。

午前中は予報に反して終始厚く曇っており、気温もあまり上がらず震えあがるほど。大島川水門から入り東航、早い時間とあって、黒船橋船着場で「和船友の会」の皆さんが朝礼中のシーンを拝見できました。桜はこのあたりだと、3~4分咲きといったところでしょうか。

232002.jpg例年通り屋台も出ている、石島橋付近では8分咲きから、ほぼ満開の桜もありました。午前中まだ早い時間なのと、気温の低さも手伝ってか、人影はまばらです。

行逢船にも出くわさない、鏡のような静かな水面を、パドルボードのフリートが音もなく進んでくる朝のお花見水路。曇天が惜しくはありましたが、内部河川らしい素敵な川景色でした。

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‥‥と、ここで西航してくる船が。ハードトップが触れんばかり、ギリギリの桁下高をじりじりと慎重にすり抜けて、現われたのは何と、「エスエスSerenade」! バウのデッキに出ていたお客さんが、いっせいにこちらを注目します。

窓越しに笑顔で手を振る、制服姿のZEN船長に応えながら、お客さんにも「行ってらっしゃ~い!」と手を振って離合。今日は書き入れどきですから、船長もきっとお忙しいことでしょう。

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お手伝いは15時前で終わり、混雑する燃料桟橋の順番を待っていたら、偶然同業者のH社長がいてびっくり。聞けば新艇の試乗に来たとのこと。ちょうど晴れて、暑いくらいに天候も回復したことだし、午前中の雪辱を果たそうとH社長を誘い、大横川へリベンジすることに。

16時近くになり陽も傾いていましたが、暖まった桜は見事な開花ぶりを見せてくれ、溜飲が下りまくり。水面も和船、観光船はもとより、プレジャーまで午前中がウソのように結構な賑わいです。

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石島橋の上もまた、桜見物のお客さんでぎっしり。皆さん一杯引っかけたとあってか、はたまた咲きっぷりにつられてかノリがよく、川面を見下ろしてはスマホを構え、盛んに声をかけてくれます。こちらも調子を合わせて「男前に撮ってね!」とポーズ。

前を最微速で進む「エスエスNANO1」も満員の盛況、振り返った乗り組みさんの顔を見たら、またもZEN船長! いや、この日は何往復されたんでしょう、お疲れさまでした。

(31年3月31日撮影)

(『平成最後のお花見水路…2』につづく)

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タグ : 大横川 江東内部河川

12月9日の川景色…2

(『12月9日の川景色…1』のつづき)

228106.jpg雲が切れて、すっかり明るさを取り戻した静かな川面をゆるゆると。しかしなぜ今ごろ晴れるのか(怒)。

自分の日ごろの行いは棚に上げて、天の気まぐれをくさしつつも、陽射しが暖かなのはありがたいもの。更新工事成った両岸、暫定繋留場と真新しい護岸を眺め、昨今の川景色の変化が速いことをしみじみ実感しながら東へ。

228107.jpg大横川との十字流から北を見たところ。両岸は護岸を前進させる準備で鋼矢板が打たれ、河道にはクレーン船と曳船が腰を据えていて、閉塞状態でした。

竪川の護岸改良はほぼ終わったはずだし、堅川水門の更新工事も成ったとなれば、久しぶりに通れるかしらと期待していたのですが‥‥。まだ当分おあずけのようですね!

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そしてお目当ての扇橋閘門前に到着。手前の新扇橋に設けられた予告信号とスピーカーも、すでに新しいものへ取り替えられ、工事が進んだことをうかがわせました。

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おお、当然ではありますが、5月20日に訪ねたときより、ずいぶん工事が進みましたね。

改修を終えた堰柱の覆いが取れ、その上ではついに巻上機室の組み立てが始まっていました。更地だった左手にも足場が立ち、中で新しい操作室棟が造られているのがうかがえます。

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養生を透かして目を凝らすと、屋根らしい鉄骨組み(間違っていたらごめんなさい)が、幅・長さとも大きく広がっているように見えたので、重心の高いシルエットになりそうな予感。

前にも触れましたが、隅田川東岸の更新水門群の例に漏れず、「統一デザイン」になるのかなあ‥‥。ともあれ、足場が外れるときを待つとしましょう。
撮影地点のMapion地図

(30年12月9日撮影)

(『12月9日の川景色…3』につづく)

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タグ : 小名木川 扇橋閘門 閘門 曳船 江東内部河川