「江東ドボクマッピング」の展示拝見
(『仙台堀川公園を歩く…3』のつづき)

●茂森橋周辺をうろついたあとは、越中島に移動。屈曲部に、隅田川からのうねりがゆるゆると入ってくるのを眺めつつ、大横川を渡って門前仲町へとお散歩です。
●門前仲町を訪ねたのは、以前江東ドボクマッピングでお世話になった、深川東京モダン館の皆さんにご挨拶しがてら、ドボクマッピング新観光講座・全6回の終了を記念して、パネル展示が行われているのを拝見してゆこうと思ったからです。
震災復興建築をリニューアルした当館、建築当初は東京市営食堂だったそうですが、往時を思わせるタイル張りの階段を上った二階が展示室。この日はカフェも営業中で、担当のお嬢さんのお給仕で、おいしいお茶をいただきながら、ゆっくり拝見することができました。
【撮影地点のMapion地図】

●講師陣によるそれぞれの講座やツアーが、杉浦貴美子氏作成の地図で一堂に会したさまは、まさに壮観。
個人的に嬉しかったのは、第5回のガソリンスタンド編を担当された、松村静吾氏の地図に、「運河の給油所」第一石油販売(過去ログ『平久運河に拾う…2』参照)が採り上げられていたこと。桟橋手前を、モーターボートが航過する瞬間をとらえた、素晴らしい写真に目を見張りました。
●備え付けのモニターでは、第2回・水門編の佐藤淳一氏、第3回・橋編の八馬智氏の講演をエンドレス上映中。音声はヘッドフォンで聴くことができるようにしてありました。
船頭担当回・水路編の展示は写真右手、階段室のすぐ横に。その前には、「ドボクサミット」とともに拙著も展示してくださっており…ありがたいありがたい。
●まあ、訪ねたのはもうふた月も前のこととて、展示はすでに終了しております、念のため。ちなみに6回の講座内容と、区内各所にある見どころを一枚の地図にまとめた「新観光マップ」は、現在杉浦氏が鋭意製作中で、近々モダン館にて配布予定とのことです。完成が楽しみですね。
(22年12月5日撮影)
(この項おわり)

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●茂森橋周辺をうろついたあとは、越中島に移動。屈曲部に、隅田川からのうねりがゆるゆると入ってくるのを眺めつつ、大横川を渡って門前仲町へとお散歩です。

震災復興建築をリニューアルした当館、建築当初は東京市営食堂だったそうですが、往時を思わせるタイル張りの階段を上った二階が展示室。この日はカフェも営業中で、担当のお嬢さんのお給仕で、おいしいお茶をいただきながら、ゆっくり拝見することができました。
【撮影地点のMapion地図】

●講師陣によるそれぞれの講座やツアーが、杉浦貴美子氏作成の地図で一堂に会したさまは、まさに壮観。
個人的に嬉しかったのは、第5回のガソリンスタンド編を担当された、松村静吾氏の地図に、「運河の給油所」第一石油販売(過去ログ『平久運河に拾う…2』参照)が採り上げられていたこと。桟橋手前を、モーターボートが航過する瞬間をとらえた、素晴らしい写真に目を見張りました。

船頭担当回・水路編の展示は写真右手、階段室のすぐ横に。その前には、「ドボクサミット」とともに拙著も展示してくださっており…ありがたいありがたい。
●まあ、訪ねたのはもうふた月も前のこととて、展示はすでに終了しております、念のため。ちなみに6回の講座内容と、区内各所にある見どころを一枚の地図にまとめた「新観光マップ」は、現在杉浦氏が鋭意製作中で、近々モダン館にて配布予定とのことです。完成が楽しみですね。
(22年12月5日撮影)
(この項おわり)

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江東ドボクマッピングツアーのレポート

しかもありがたいことに、続きもので相当詳しいレポートになる模様。次回を刮目して待ちます!
検索してみると、ほかにも参加された方のレポートがヒットしました。以下にまとめてご紹介しましょう。
●江東ドボクマッピング 新観光講座 水路編 その1
江東ドボクマッピングツアー その2 茂森橋
江東ドボクマッピングツアー その3 扇橋閘門
江東ドボクマッピングツアー その4 クローバー橋
江東ドボクマッピングツアー その5 荒川ロックゲート
江東ドボクマッピングツアー その6 荒川を下る
江東ドボクマッピングツアー その7 そろそろ終盤
(以上、がーちゃんフォトアルバムVol.2)
●江東ドボクマッピング~水路ツアー(トルソー・ヴィーナス)
●ドボクマッピング(社労士いつものとおり)
●江東水路(Future Description ‐何かからはみ出した、もうひとつの風景)
●遅くなりましたが、特記しておきたいことがひとつ。
今回は船頭が手が塞がりがちなこともあり、情けないことながら、とても配布物の作成まではいたしかねると佐藤老師に泣きついたところ、「壁の本」の著者である杉浦貴美子氏(ブログ『underconstruction』サイト『壁』)をご紹介くださいました。
●うかつなことに後で知ったのですが、杉浦氏は銀座での個展を控えたお忙しい時期にもかかわらず、快く配布資料作成を引きうけてくださり、船頭のガサツな原稿を、目が覚めるような美しいマップに仕上げてくださいました。(その一部は、kamawanujp(渡辺勇)氏がツイッター上にアップされている写真で見ることができます)もう額装して飾っておきたくなる素晴らしさ。今回のツアーを完璧ならしめたのは、ひとえに杉浦氏のおかげであります。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
(写真は大横川、22年6月27日撮影)
【22年7月24日追記】がーちゃんフォトアルバムVol.2の続編アップ分を追記させていただきました。

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タグ : 大横川江東内部河川江東ドボクマッピング
江東ドボクマッピング・新観光講座の水路ツアーに参加してきました
●本日は、深川東京モダン館主催の「江東ドボクマッピングツアー」の第一回、水路ツアーに参加してきました。
●「江東ドボクマッピングツアー」の詳細は、上のリンク先を参照願いたいのですが、7月~11月の間、おおむね月に一回のペースで講師を招いて開催される、全6回の講演会と館外ツアーで、講座終了後は土木的名所を集大成した「江東ドボクマップ」の完成を目指すもの。
●企画者のお一人であり、また講師でもあるおなじみ水門先生・佐藤老師より船頭にお座敷がかかり、参加者の皆さんと一緒に船に乗って、水路や橋の説明をせよとのご相談。
その道の大家の方々と並んで、一道楽者が講師役とはおこがましい限りですが、日ごろより江東内部河川にはお世話になっていることもあり、大好きな江東区に少しでもご恩返しになればと、お引き受けすることにしました。
●で、当日現地に到着してみると、肝心のカメラを忘れてしまい、ガックリ。まあ、航行中はもちろん説明に手いっぱいで、写真を撮る余裕はありませんでしたし、道々の様子については、参加者の中に顔なじみの方々もおられたので、そちらのアップにおまかせするとしましょう。
今回のコースは、大横川の黒船橋船着場をスタート・ゴール地点に、茂森橋→扇橋閘門→小名木川→荒川ロックゲート→荒川→砂町・曙北・汐浜運河、という狭水路・低い橋・閘門・水門づくしの楽しいコースです。特に茂森橋は、総勢40人近い参加者を乗せて通過という、最低橋史上における一隻の最多通航人数記録を打ち立てたのではないかと、一人興奮しておりました。

ちょぶさん(がーちゃんフォトアルバムVol.2)撮影の茂森橋通過シーン。艇自体が低いこともありますが、推定潮位が約0.2mということも手伝い、もう最低橋でも何でもないような堂々たる桁下高。逆に貴重なシーンかも。(『最低橋最低水位』のときより、さらに低かったと思われます。)
●目新しかったのは、ウェブ中継の専門家・川井拓也氏によるUSTREAMの実況配信がされたこと(不勉強で、世の中にこういうモノがあることすら初めて知ったです)。以下、留守宅の連れが、泡を食って実況中のモニターをデジカメで撮影(!)したという、ガサツ極まりないもので恐縮ですが、少しご紹介させていただきます。

●嬉しい閘門様通航。右欄ではツイッターによるコメントが次々と寄せられ、盛り上がっております(こちらで見られますが、すごく重くて全部を読むのは到底無理のような気がする。それとも、なにかうまいやり方があるのかしら?)。
この後、6mの南風が吹き抜ける大荒れの荒川を下り、一同ずぶ濡れの憂き目に。その惨状とはうらはらに、映像としては迫力満点だったらしく、閲覧者間では大好評(笑)。

●中でも、一番笑わせていただいたのがこれ。
旧中川、番所橋船着場でお手洗い休憩中。あれっ、何か見覚えのあるものが画面を横切った!

●ツイッター上ではちょっとした騒ぎに(笑)。
●前日まで雨を報じていた天気予報が、ウソのように好天に恵まれ、絶好の航行日和になったのは何よりでした。企画・運営に当たられた皆様、本当にお疲れさまでした!
【22年7月12日追記】ちょぶさんから拝借した、茂森橋通過の写真を追加しました。
また、ツイッターでのコメントは、chocolat_J氏が作成されたTogetterまとめ「(7/10)江東 ドボクマッピング 新観光講座 水路編 」ですべて見ることができるのにようやく気付きました。まとめてくださり、ありがとうございました。

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●「江東ドボクマッピングツアー」の詳細は、上のリンク先を参照願いたいのですが、7月~11月の間、おおむね月に一回のペースで講師を招いて開催される、全6回の講演会と館外ツアーで、講座終了後は土木的名所を集大成した「江東ドボクマップ」の完成を目指すもの。
●企画者のお一人であり、また講師でもあるおなじみ水門先生・佐藤老師より船頭にお座敷がかかり、参加者の皆さんと一緒に船に乗って、水路や橋の説明をせよとのご相談。
その道の大家の方々と並んで、一道楽者が講師役とはおこがましい限りですが、日ごろより江東内部河川にはお世話になっていることもあり、大好きな江東区に少しでもご恩返しになればと、お引き受けすることにしました。
●で、当日現地に到着してみると、肝心のカメラを忘れてしまい、ガックリ。まあ、航行中はもちろん説明に手いっぱいで、写真を撮る余裕はありませんでしたし、道々の様子については、参加者の中に顔なじみの方々もおられたので、そちらのアップにおまかせするとしましょう。
今回のコースは、大横川の黒船橋船着場をスタート・ゴール地点に、茂森橋→扇橋閘門→小名木川→荒川ロックゲート→荒川→砂町・曙北・汐浜運河、という狭水路・低い橋・閘門・水門づくしの楽しいコースです。特に茂森橋は、総勢40人近い参加者を乗せて通過という、最低橋史上における一隻の最多通航人数記録を打ち立てたのではないかと、一人興奮しておりました。

ちょぶさん(がーちゃんフォトアルバムVol.2)撮影の茂森橋通過シーン。艇自体が低いこともありますが、推定潮位が約0.2mということも手伝い、もう最低橋でも何でもないような堂々たる桁下高。逆に貴重なシーンかも。(『最低橋最低水位』のときより、さらに低かったと思われます。)
●目新しかったのは、ウェブ中継の専門家・川井拓也氏によるUSTREAMの実況配信がされたこと(不勉強で、世の中にこういうモノがあることすら初めて知ったです)。以下、留守宅の連れが、泡を食って実況中のモニターをデジカメで撮影(!)したという、ガサツ極まりないもので恐縮ですが、少しご紹介させていただきます。

●嬉しい閘門様通航。右欄ではツイッターによるコメントが次々と寄せられ、盛り上がっております(こちらで見られますが、すごく重くて全部を読むのは到底無理のような気がする。それとも、なにかうまいやり方があるのかしら?)。
この後、6mの南風が吹き抜ける大荒れの荒川を下り、一同ずぶ濡れの憂き目に。その惨状とはうらはらに、映像としては迫力満点だったらしく、閲覧者間では大好評(笑)。

●中でも、一番笑わせていただいたのがこれ。
旧中川、番所橋船着場でお手洗い休憩中。あれっ、何か見覚えのあるものが画面を横切った!

●ツイッター上ではちょっとした騒ぎに(笑)。
●前日まで雨を報じていた天気予報が、ウソのように好天に恵まれ、絶好の航行日和になったのは何よりでした。企画・運営に当たられた皆様、本当にお疲れさまでした!
【22年7月12日追記】ちょぶさんから拝借した、茂森橋通過の写真を追加しました。
また、ツイッターでのコメントは、chocolat_J氏が作成されたTogetterまとめ「(7/10)江東 ドボクマッピング 新観光講座 水路編 」ですべて見ることができるのにようやく気付きました。まとめてくださり、ありがとうございました。

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