2月10日の中川下流部…5

(『2月10日の中川下流部…4』のつづき)

114026.jpgというわけで、全速力のままコースに入りました。ナニカを連想させる形の(笑)紅白のパイロンを横目に、わき目もふらず…ではなく、わき目をふりながらひたすら飛ばします。

しかし、全然フルアヘッドという感じがしないなあ。振り向いて後ろを撮れれば、盛大に沸き上がる船尾波でスピード感が出てよいのですが…。おっと、すぐ目の前で、旗がちぎれんばかりにはためいているのを入れれば、少しは臨場感が出るかしら? 

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バタバタバタ…。はためく音と耳元でうなる風切り音、そして切迫感さえある、かん高いエンジンの爆音。たまにはこういう、張りつめた走りもよいものです。前にも触れましたが、エンジンの健康のためには、「回して」やらないといけないそうですから…。

水面が静穏なので、プレーニングに入ってもほとんど動揺はなし、文字どおり滑るような走りぶり。

114028.jpgカメラだけを横に向けて、競艇場の建物を一枚。まだ10時前とあってか、お客さんはいないようですね。とはいうものの、そもそも何時から始まるのか、この日が開催日なのかどうかすら、何もわかっておりませなんだ。しかし、本当にスピード感がない写真だな。

ひたすら全速で飛ばして、あっという間にコースの上流端が見えてきました。右手には、ブイを連ねたフェンスが河道中央まで延び、左手にはそれを開閉すると思しき作業船などが見られます(下写真)。

114029.jpg

114030.jpgフェンスを過ぎたところでスロットルを戻し、ようやく後ろを振り返ることができました。川幅は広く、フェンスとコースの距離も十分とってあるので、競艇場の建物群はすでに、小さくなっていました。警戒艇に出会ってからここまで、わずか2分足らず。

いや~、久しぶりに堪能しました! 競艇の邪魔をしてしまうわけですから、あまり嬉しそうにするのはもちろん、はばかられますが…。

徐航せよといわれこそすれ、決して全速で走れなどと指示されることのない東京の水路の、たった一つの例外! 競艇場の皆さんにはご迷惑と思いますが、そのかけがえのなさ(?)に、やはり惹かれてしまうのです。
撮影地点のMapion地図

(25年2月10日撮影)

(『2月10日の中川下流部…6』につづく)

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タグ : 中川 江戸川競艇場

2月10日の中川下流部…4

(『2月10日の中川下流部…3』のつづき)

114021.jpg排水機場のすぐ上流にある、湾岸警察署最東端の水上交番・中川水上派出所とも久しぶりのご対面。残念ながら警備艇はいませんでしたが、建物も桟橋も、きれいに維持されているのはさすが。

ポンツン桟橋の側面に、何か書いてありますね。一部フェンダーで隠れていますが、「都台船3号」でしょうか?



114022.jpgいかにも肉厚で堅牢な感じの、都営新宿線の橋の下流に至り、少しスロットルをゆるめて様子をうかがう我が艇。ううん、それにしても今回は遅いなあ…。ちょっと心配になってきました。

何を待っているかって、みなまでいわずともおわかりの方も少なくないでしょう! 中川下流部最大のお楽しみ(といっては不謹慎かもしれませんが)といえば…。


114023.jpg
来 ま し た よ 。(←武者震い)

白いウェーキで緩やかなカーブを描きつつ、船堀橋をくぐって爆音高くこちらへ突進してくる警戒艇! うひょ~、カッコイイ! 

114024.jpg
ご存知、江戸川競艇場の上下流に常駐し、接近してくる船艇の監視・誘導を務める警戒艇です。落水者救助など、コース内での諸作業がしやすいようにでしょう、船体後半のブルワークをざっくり切り取った独特のライン、精悍な印象ですね。

以前と同様、「全速で抜けてください!」と指示があり、手を振って応諾。その前に…とお断りしてから、一枚撮らせてもらいました。お邪魔をしてすみません、ありがとうございました!

114025.jpg遠慮なくスロットルを一杯に倒し、「徐行」のブイを右手に見ながら、船堀橋をくぐってコースへまっしぐら。鈍足木っ端ブネの全速力、流速に逆らっていることも考えると、果たして20ktも出ていたかどうか。

うむむ、写真では止まっているように見えてしまうな。この時点で、かなりのスピードを出しているのですが…。
撮影地点のMapion地図

(25年2月10日撮影)

(『2月10日の中川下流部…5』につづく)

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