日の丸クレーンみたび
(『4月10日の水路風景…3』のつづき)
●4月10日も、帰り道に日の丸クレーン船を見てきました。
前回、3月26日から2週間ほどしか経っていなかったので、大きな変化があったわけではありませんが、S社長は旧軍方面にも理解のある方ですから、きっと喜んでくれるだろうと踏んだのです。

●ううん、青天の陽射しのもと、眺める日の丸クレーンはまた格別ですねえ‥‥。前回同様、北側に資材や発電機を載せた台船が接し、左舷(?)は護岸に密着、打ち込まれた鋼矢板とクレーン船の間をすり抜けながら鑑賞。

●まあ、本当に変化がなく、特記事項も当然ないんですが、晴れた日に目にできたのは幸いでありました。
船名も前回と同じくわからなかったものの、甲板室の妻面に貼られた緊急連絡先に、都内の河川・港湾工事を施工されている企業、金子港湾さんの名前が見えたので、そちら所属の船かもしれません。

●散策の最後は、毎度おなじみイグアナ先生にご挨拶。
靄で白くかすんだ空は、夏に向かって気温が上昇してゆく季節が始まったあかし。冬の抜けるような空とシャープさは望むべくもありませんが、寒さにこごえず軽装で水路を愛でることができるのは、やはり嬉しいことには違いありません。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年4月10日撮影)
(この項おわり)

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前回、3月26日から2週間ほどしか経っていなかったので、大きな変化があったわけではありませんが、S社長は旧軍方面にも理解のある方ですから、きっと喜んでくれるだろうと踏んだのです。

●ううん、青天の陽射しのもと、眺める日の丸クレーンはまた格別ですねえ‥‥。前回同様、北側に資材や発電機を載せた台船が接し、左舷(?)は護岸に密着、打ち込まれた鋼矢板とクレーン船の間をすり抜けながら鑑賞。


船名も前回と同じくわからなかったものの、甲板室の妻面に貼られた緊急連絡先に、都内の河川・港湾工事を施工されている企業、金子港湾さんの名前が見えたので、そちら所属の船かもしれません。

●散策の最後は、毎度おなじみイグアナ先生にご挨拶。
靄で白くかすんだ空は、夏に向かって気温が上昇してゆく季節が始まったあかし。冬の抜けるような空とシャープさは望むべくもありませんが、寒さにこごえず軽装で水路を愛でることができるのは、やはり嬉しいことには違いありません。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年4月10日撮影)
(この項おわり)

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2月6日の水路風景…1
(『2月6日の行徳可動堰…2』のつづき)

●いったん燃料補給に戻り、再度出航。いくつか見ておきたいものがあって、近場の物件をルーチン的に愛でつつの徘徊。古賀オールの第一・第二工場ヤードクレーンの美しさよ。構造物の美を堪能したいなら、冬の好天下に限りますなあ。

●流れでイグアナ先生にもご挨拶。周辺は大型マンションが立ち並んでいますが、あの中の最上階に居を構えると、イグアナ先生の働きぶりが毎日眺められるのか‥‥と妄想。
キヤさん登場以来、動車化が進み機関車は急速に淘汰されているようですが、この日はディーゼル機が手前にいたのでスナップ。機関車も珍物として扱わなければならない時代になりましたか。

●気になっていたものの一つが、東雲水門の旧セクターゲート径間、操作室や管理棟の撤去の進捗状況。
建物はすでに取り壊しがほとんど終わったようで、水門設備も含めて撤去しているのか、もと径間の向こうに重機の姿が見え、杭打機も。テラスの一部になるのかなあ‥‥。
【撮影地点のMapion地図】
●東雲運河に入ったので、恒例のデッドフルで艇のコンディション測定を。思い切りスロットルを押し込んで飛ばしてみると‥‥。
干潮の流速も手伝ってか、48.5km/h、約26.2kt出ました。一昨年12月以来、およそ1年2カ月上架していないので、まずまずの成績といってよいでしょう。
(令和4年2月6日撮影)
(『2月6日の水路風景…2』につづく)

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●いったん燃料補給に戻り、再度出航。いくつか見ておきたいものがあって、近場の物件をルーチン的に愛でつつの徘徊。古賀オールの第一・第二工場ヤードクレーンの美しさよ。構造物の美を堪能したいなら、冬の好天下に限りますなあ。


キヤさん登場以来、動車化が進み機関車は急速に淘汰されているようですが、この日はディーゼル機が手前にいたのでスナップ。機関車も珍物として扱わなければならない時代になりましたか。

●気になっていたものの一つが、東雲水門の旧セクターゲート径間、操作室や管理棟の撤去の進捗状況。
建物はすでに取り壊しがほとんど終わったようで、水門設備も含めて撤去しているのか、もと径間の向こうに重機の姿が見え、杭打機も。テラスの一部になるのかなあ‥‥。
【撮影地点のMapion地図】

干潮の流速も手伝ってか、48.5km/h、約26.2kt出ました。一昨年12月以来、およそ1年2カ月上架していないので、まずまずの成績といってよいでしょう。
(令和4年2月6日撮影)
(『2月6日の水路風景…2』につづく)

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12月12日のフネブネ…8
(『12月12日のフネブネ…7』のつづき)
●最後は毎度おなじみ、墨田川造船本社前で艤装中のフネブネを拝見とまいりましょう。
前回11月14日、「早起き近場散歩…9」の時点では、「いせかぜ」「ひめぎく」が桟橋で艤装中、建屋の中にも建造中の艇が2隻いましたが、約一か月経って、進捗はいかがでしょうか。

●「ひめぎく」は竣工したのか姿を消し、「いせかぜ」も完成間近の様子。代わって左手で艤装にかかっているのは、ハルナンバーCL11「はやかぜ」。こちらは少し小さい違う型で、20m型というやつでしょうか。

●京葉線橋梁越しに望んだ2隻。こうして船首方向から見ると、「いぜかぜ」にくらべ、「はやかぜ」はだいぶダウントリム気味なのがわかりますね。これから艤装が進んで装備を搭載してゆけば、適正なトリムになってくるのでしょう。

●これも毎度のことながら、墨田川造船を離れれば流れで自然と足が向く、イグアナ先生へのご機嫌うかがい。薄曇りでサエないのはちょっと残念ながら、ほんのりとした薄日を浴びてかすかに赤味を帯びた表情、これまた風情があってよいもの。
ほんのさわりだけに留まったとはいえ、久しぶりの未踏破水路探索、また道々も興味深い物件や光景に恵まれて、垂れ流しに何んと2か月近くかかってしまいました‥‥。まあ、それだけ充実した、愉快な船行きだったということであります。
(令和3年12月12日撮影)
(この項おわり)

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前回11月14日、「早起き近場散歩…9」の時点では、「いせかぜ」「ひめぎく」が桟橋で艤装中、建屋の中にも建造中の艇が2隻いましたが、約一か月経って、進捗はいかがでしょうか。

●「ひめぎく」は竣工したのか姿を消し、「いせかぜ」も完成間近の様子。代わって左手で艤装にかかっているのは、ハルナンバーCL11「はやかぜ」。こちらは少し小さい違う型で、20m型というやつでしょうか。

●京葉線橋梁越しに望んだ2隻。こうして船首方向から見ると、「いぜかぜ」にくらべ、「はやかぜ」はだいぶダウントリム気味なのがわかりますね。これから艤装が進んで装備を搭載してゆけば、適正なトリムになってくるのでしょう。

●これも毎度のことながら、墨田川造船を離れれば流れで自然と足が向く、イグアナ先生へのご機嫌うかがい。薄曇りでサエないのはちょっと残念ながら、ほんのりとした薄日を浴びてかすかに赤味を帯びた表情、これまた風情があってよいもの。
ほんのさわりだけに留まったとはいえ、久しぶりの未踏破水路探索、また道々も興味深い物件や光景に恵まれて、垂れ流しに何んと2か月近くかかってしまいました‥‥。まあ、それだけ充実した、愉快な船行きだったということであります。
(令和3年12月12日撮影)
(この項おわり)

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12月12日の水路風景…3
(『12月12日の水路風景…2』のつづき)

●多摩川からだいぶ飛びますが、東雲運河で例によってエンジンの健康管理のため全速を出し、東雲水門も近づいてきたので行き足を緩めたときのこと。
あれっ? 閉塞されたもとセクターゲート径間に異変が! 左手の操作室棟や、径間左右にあった建屋がパネルで養生されていますね。

●う~ん、 どうやら建物を撤去している最中のようです。操作室棟はすでに取り壊しが進んでいて、ほとんど姿をとどめていませんでした。
●ローラーゲートをくぐって、北側から見たところ。かつてをしのばせるよすがが失われてゆくのは寂しいですが、致し方ありません。
建物を取り払った後は、どうなるのでしょう。意外と盛り土がされて、沿岸の緑地に取り込まれるのかもしれませんね‥‥。

●恒例のイグアナ先生にご機嫌伺い。午前中は多かった雲も、昼近くなって薄くなり、帰港したころには皮肉にも青空が広がりました。
そうそう、昼前から強風という予報は見事に外れ、終日穏やかで暖かい、よい日和のまま。早起きのおかげで効率よく楽しめましたし、事故もなく帰港できたのでよしとすべきですが、慌てて切り上げてきたのが惜しくなるような結果ではありました。
●もう一つ気になったのは、母港の前から望める対空塗装(?)の廃煙突に、何やら足場のようなものが架けられたこと。こちらもいよいよ取り壊しかしら。
水路風景は今回で打ち止めとし、次回からは道々で出会った、フネブネの姿をご紹介します。
(令和3年12月12日撮影)
(『12月12日のフネブネ…1』につづく)

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●多摩川からだいぶ飛びますが、東雲運河で例によってエンジンの健康管理のため全速を出し、東雲水門も近づいてきたので行き足を緩めたときのこと。
あれっ? 閉塞されたもとセクターゲート径間に異変が! 左手の操作室棟や、径間左右にあった建屋がパネルで養生されていますね。

●う~ん、 どうやら建物を撤去している最中のようです。操作室棟はすでに取り壊しが進んでいて、ほとんど姿をとどめていませんでした。

建物を取り払った後は、どうなるのでしょう。意外と盛り土がされて、沿岸の緑地に取り込まれるのかもしれませんね‥‥。

●恒例のイグアナ先生にご機嫌伺い。午前中は多かった雲も、昼近くなって薄くなり、帰港したころには皮肉にも青空が広がりました。
そうそう、昼前から強風という予報は見事に外れ、終日穏やかで暖かい、よい日和のまま。早起きのおかげで効率よく楽しめましたし、事故もなく帰港できたのでよしとすべきですが、慌てて切り上げてきたのが惜しくなるような結果ではありました。

水路風景は今回で打ち止めとし、次回からは道々で出会った、フネブネの姿をご紹介します。
(令和3年12月12日撮影)
(『12月12日のフネブネ…1』につづく)

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