27年度川走り納め…9

(『27年度川走り納め…8』のつづき)

186041.jpg顔なじみの魚介運搬船「第一八幡丸」も、陽光を浴びてのんびりとした風情。築地大橋架橋のおかげで、ぶつ切りとなった一隻分の桟橋にギリギリ納まる姿は、少々寂しげでもあり、ユーモラスでもあり。

築地大橋が開通したら、橋上から手の届くような近くに船橋が望めることでしょう。乗り組みさんは、人目があって落ち着かないかもしれません。


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8月31日、「『いずも』来航!…9」では丸裸だった汐留川水門、早くも巻上機室が竣功していました。浜離宮公園がほど近いこともあり、小洒落たデザインになるかしらと思っていたらさにあらず、従来のものよりむしろ簡素な感じです。

光線の塩梅がいいこともあって、真っ赤に塗り上げられた角落しの映えること! 新しい扉体もゼヒ赤く塗ってほしいと、赤水門原理主義者としては強く進言するものであります。

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186044.jpgさて、逆光まぶしい港内を南下し、芝浦運河地帯へやってきました。潮位も高めとあって、低い地標高が味わえるであろうとの目論見です。

より狭い水路がよかろうと、迷わず新芝運河へ。舵について背伸びせずとも、目の高さで路面が余裕で見える、一種の解放感が楽しめる区間。外郭堤防と水門があってこその水路風景です。


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右手、ちょっと惹かれるものがあったビル。昭和一桁風の下層に、同じく40年代テイストの上層をポンと乗っけたような、斬新ながらどこか懐かしくなるような外観。最近建ったものでしょうか、地図には「愛育病院」とありました。
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…10』につづく)

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タグ : 汐留川水門 隅田川 新芝運河

「いずも」来航!…9

(『「いずも」来航!…8』のつづき)

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離れ際、張り出しのボリューム感を再度眺めておこうと、艦首方向から。

舷梯はもはやはるか彼方、装載艇も豆粒のようで、改めてその長大さにため息が出そう。張り出し前端の部分、曲面のない角錐にまとめたあたりも目を引かれますね。

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最微速でゆるゆる移動し、「いず」の近くまで来たので、船首側から船橋周りを一枚。こちらも上部構造物、船体のラインとも直線でまとめられ、シャープな引き締まった印象です。

「いず」は阪神淡路大震災の教訓をもとに建造され、平成9年に竣工した大型巡視船で、大きな船橋構造物の中は災害対策本部に用いるスペースなど、「災害対応型」の名にたがわぬ、さまざまな設備がなされているとのこと。「いずも」同様、フラッグシップとしての性格を兼ね備えた船といってよいでしょうね。

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船首を突き合わせて相対する、「いず」と「いずも」を眺めて。3,680総t・全長110.4mと、満載排水量26,000t・全長248m。外観も役割もそれぞれ違いますが、有事の際の頼もしい味方であることには変わりはないでしょう。

大規模災害や領海警備の案件が相次ぐ昨今、海保、海自とも、創設以来最も忙しく、緊張が続いている時期といってもいい過ぎではありません。二隻の艦船に心あらば、どのようなことを語り合っているでしょうか。

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178045.jpg名残惜しく「いずも」と別れた後は、短時間近場回りをして帰港したのですが、その間見たものを二つ。「汐留川水門の工事」でも触れた、汐留川水門の水上から眺めた様子と、通航止めが続く源森川水門を。

何分地場の船以外は入れないとあって、奥の様子はうかがいしれません。機会があったら、陸路眺めにいってみたいですね。北十間川樋門の閘門化はまだかなあ‥‥。


(27年8月31日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 護衛艦いずも 護衛艦 巡視船 東京港 汐留川水門 源森川水門

汐留川水門の工事

177018.jpg昨日、8月22日土曜日のことです。竹芝に用事があって出かけた道々、デッキの上を歩いておりました。

強い南風が頬をなぶり、港内は一面波が立ってキラキラと陽光を反射し、もし艇で出ていたら難渋しそうな海況。デッキ北東側に至ると、当然見えてくるはずのモノが消え失せているのに気づいて、目をゴシゴシする思い。ありゃりゃ‥‥。
撮影地点のMapion地図

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汐留川水門の、巻上機室と扉体が撤去されている!
真っ赤に塗り上げられた角落しと、黄色い横断幕があるばかり。横断幕は上端がたるんで、「平成27年6月15日~平成28年2月15日」と、通航止め期間を記した文言のみ見えました。奇抜な形で知られる排水管のケーシングは、どうやらこのままのようですね。

いやしかし、都心周辺の水門の設備更新、続々といった感じで進められていますね。長年なじんだ水門たちも、ここ数年で大きく姿を変えてゆくことになります。せめて折に触れ、スナップして記録にとどめておきたいものです。

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ありし日の汐留川水門の姿をしのぼうと、本年3月29日に撮った一枚を掲げます。

どんなデザインで復活するのでしょう、浜離宮公園からもよく見える施設ですし、何らかの意匠的な部分は盛り込まれるような気がします。

(27年8月22日撮影)

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タグ : 汐留川水門 浜離宮

3月29日のお花見水路…4

(『3月29日のお花見水路…3』のつづき)

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170017.jpg明石町・聖路加ガーデン前船着場の前を通ると、ちょうど水辺ラインの「こすもす」が接岸体制に入ったところでした。久しぶりの晴れた休日とあって、展望デッキも賑わっているようですね。

ここで驚くべき光景が。月島川水門が、あの特徴ある巻上機室をすっかり外されて、どうやら更新工事中の模様です! 巻上機室周りのみの更新なのか、扉体ごとごっそり取り替えるのか‥‥。びっくりしたせいか、写真もブレブレになってしまいました。

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170019.jpg「隅田川橋梁」‥‥いや、築地大橋と名前も決まった新第一橋を仰いで港内へ。好天と桜に誘われてか、多くの艇が続々と遡上してきます。

浜離宮の前まで来たところで、そうだ、こちらの咲き具合は‥‥と気になりだし、「ちょっと寄り道してゆきましょう」とNさん夫妻に声をかけてから、汐留川水門をくぐって内水面へ進入。


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おお、なかなかの咲きっぷり。桜に近い水面は、すでに近隣のプレジャーが舷を接してもやい、大盛況です。バーベキューでもしているのか、おいしそうな匂いも漂って、遠くに水上バスの汽笛を聞きながら、楽しげな雰囲気をおすそ分けしてもらいました。
撮影地点のMapion地図

(27年3月29日撮影)

(『3月29日のお花見水路…5』につづく)

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タグ : 隅田川 水上バス 浜離宮 月島川水門 汐留川水門 隅田川橋梁 築地大橋

3月23日の水路風景…5

(『3月23日の水路風景…4』のつづき)

149031.jpg水門を微速でくぐり、本流に出たところで周りを見回してみると‥‥、あっ、水上バス「竜馬」が、こちらに大きく舵を切りつつ下航してくる! まだ距離は充分ありましたが、汽笛をボーッ、ボーッと響かせて、ぐんぐん迫ってきます。

これには大いに泡を喰って、スロットルを倒し急加速、やや下流に舵を当てながら、流路中央へまさに横っ跳び。まさか、汐留川水門に入るのかな?

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149033.jpgその、「まさか」でした! 「竜馬」は転舵を終わると、ぐっと行き足をしぼり、お客さんを満載したまま、汐留川水門へ突っ込んでいったのです! 空船でなく客扱いで、こちらを通る便があったなんて! 

しかし、入った後が大変そうですね、水門をくぐった直後に右へ直角に転舵、錨泊艇のある中をそろそろ進み、さらに左へ90度と、水面が狭いこともあって、船長さんも緊張させられることでしょう。浜離宮船着場に他の船が着いているときは、この方法をとっているのでしょうか? 

149034.jpg竹芝桟橋に目をやると、おや、先ほど追い越していった、横浜マリン石油さんの油船らしい彼が、減速・回頭して達着姿勢に入っていますね。

本船へ油の出前に訪れたようですね。小型船舶でも、屋形船クラスになれば、油船に横付けしてもらう例は少なくないとのこと。いいなあ、一度出前されてみたい。ガソリンの油船はやっていないのかしら?


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春海運河にもちょっと寄り道して、客船埠頭に憩う「日本丸」を左舷後方から一枚。この時期、東京港のどこかでもやっている姿はすでにおなじみですが、何度眺めても絵になる艶姿、やはりよいものです。
撮影地点のMapion地図

(26年3月23日撮影)

(『3月23日の水路風景…6』につづく)

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タグ : 隅田川 春海運河 汐留川水門 水上バス 東京港