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9月20日の川景色…2

(『9月20日の川景色…1』のつづき)

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272047.jpg亀島川の屈曲部に架かる、毎度おなじみ亀島橋。両岸は階段状護岸に植え込みを設けて、低い目線で見ると橋詰が埋まったように思えるほどの茂りっぷり。しかし、これではせっかくの階段状護岸が活かされていないような‥‥。

植え込みの及んでいない旧来の護岸上では、鴨さんが休憩中。あんまり草を生やし過ぎると、水鳥たちにとってもとっつきにくい川辺になったともいえそうですね。

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流頭部、日本橋水門は引き続き工事中で、霊岸橋と水門の間の狭い空間を、足場が埋め尽くしたような状態。右径間は通航できません。

272049.jpgちょっと微笑ましかったのが、この信号。足場にさえぎられ、水門本体に設けられた信号が見えにくいため、いわば遠方信号として特設されたのでしょうが‥‥。

灯器をさらに足場が囲んでいるのは、遠くから見えればいいんだからまあ‥‥と思ったものの、この直前には霊岸橋が迫っているので、見づらいことには変わりないのでした。う~ん、何で橋桁に取り付けないんだろう?

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日本橋川に出て遡上。好天とあって、名物江戸橋ジャンクションも格好良さが当社比三割増し。川風もさわやか、鼻歌が出そうな気持ちのよいお散歩を続けます。
撮影地点のMapion地図

(令和3年9月20日撮影)

(『9月20日の川景色…3』につづく)

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タグ : 亀島川 日本橋川 日本橋水門 水辺の鳥たち 高架下水路

9月20日の神田川奥部…3

(『9月20日の神田川奥部…2』のつづき)

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272032.jpg屈曲の内側には、江戸川橋分水路の1本が吐口を開口しています。上流側は落差があるので抜けられないものの、ちょっとぐらいは入ってみたいと思いつつ、径間の狭さに腰が引けていまだ果たせず。

先ほど基礎護岸上にいた鳥たちのうち、鴨さん一家が分水路の中に逃げ込んでいました。ううん、えらく嫌われたものですが、不安げに肩を寄せ合っているさまが何とも可愛らしくて、ピンぼけながら1枚。

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新白鳥橋をくぐって大曲の大屈曲を抜けると、一直線の河道にカラフルな桁橋たち、高架は左手、南側の護岸上に1本脚の橋脚で寄せられ、上空を明け渡す形となって、見通しのよく陽のさす川景色が広がります。

手前、色分けされた桁橋の第一橋、中之橋ですが、高欄左手に掲げたオブジェ(?)の四角い板、元から茶色っぽい塗色だったと思いますが、錆びてしまったようにも見えます。鋼製のものはまめに手入れしないと、褪色や錆が出てきますから、難しいところではありますね。

272034.jpg以前も触れましたが、この区間の気になるものといえば、南側護岸に施された大レリーフでしょう。今日まで何度か大きな地震がありましたが、見たところヒビや剥落もなく、お変わりないようで何より。

写真は小桜橋上流側のものですが、木橋をバックに艪をこねる日除船に、シャッポをかむった男性客の姿も見える舟遊び風景を描いたもの。かつて“江戸川”と呼ばれたこのあたりは、お花見の名所でもありましたから、こんな光景も見られたことでしょう。

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そしてもう一つ、西江戸川橋上流のレリーフは‥‥。最近評判になったシリーズ図鑑のお題を借りれば、「ざんねんなレリーフ」とでもいうべきもの。背景に明治時代の白鳥橋とおぼしき石造アーチ、米俵を満載した舟と、かつてを髣髴させる悪くない絵柄ながら、排水管と水垢べったりでぶちこわしに(泣)。

排水管を数mずらして開口させる手立ても、逆にレリーフをもっと上流側へ掲げることもできずに、この結果となって恒久化されたあたり、管轄の違いによる動かし難さというか、この結果を招いた世知辛さをあれこれ妄想させてしまうのであります。とまれ、このおかげで絵柄以上に印象深い物件になったのは、作家さんには失礼ながら間違いありません。
撮影地点のMapion地図

(令和3年9月20日撮影)

(『9月20日の神田川奥部…4』につづく)

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タグ : 神田川 高架下水路 水辺の鳥たち

9月20日の神田川奥部…2

(『9月20日の神田川奥部…1』のつづき)

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ちょっと戻って、船河原橋西詰の暗渠ポータルのスナップも載せておきましょう。何度か紹介していますが、実用本位な外観の構造物に周りを固められていることもあり、ほんの軽いものとはいえ、輪石風の装飾を施されたこれは、やはりオーラを放つ存在といえます。

護岸、橋、分水路と近くのものを見まわしてみても、このポータルが最も古い構造物であることは、疑いないでしょう。直上に銘板でも掲げて、顕彰してあげたくなりますよね。

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隆慶橋を仰いで。前後の橋は相次いで改架され、今や神田川奥部区間では唯一の古豪鋼橋となった橋、そのディテールを間近でしみじみ眺めました。

新隆慶橋が竣工するまでは、2車線の車道橋でつねに混雑しており、歩道を設ける幅員がなかったため、人道橋を併設して交通量をさばいていました。今や人道橋も撤去され、鑑賞にはかえって具合のよい状況になりましたね。

272028.jpg新隆慶橋の上流東側、水道橋1号分水路の疏通口もスナップ。光が充ち溢れすぎて、何とかみられるのがこの一枚になってしまいました。こうなると好天もよしあしであります。

質実剛健といいましょうか、コンクリート打ちっぱなしの肌もお変わりなく。ここから2度ほど出入りしたことがありましたっけ。


272029.jpg大曲という名のとおりの、白鳥橋前後の屈曲区間内側、鋼矢板を打ち込んだ旧来の基礎護岸が一部残されているのですが、ここはトリさんたちにとって格好の休憩所となっているようです。

鷺、鵜、鴨たちとのんびりくつろいでいた面々、不審船の侵入に当然ながらおかんむり。不満げな鳴き声を残して、散ってゆきました。

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上航時は白鳥橋が上手く撮れなかったので、帰路、上流側からのスナップを。首都高とともに大きくカーブする河道、そこに架かる白鳥橋と、水道橋分水路呑口、存在感十分な二つの構造物。

鋼鈑桁橋の渋さが、硬質な周囲の風景によく似あい、工場密集地だったこのあたりのかつてを、思い起こさせるものがありますね。
撮影地点のMapion地図

(令和3年9月20日撮影)

(『9月20日の神田川奥部…3』につづく)

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タグ : 神田川 高架下水路 水道橋分水路 分水路 水辺の鳥たち

8月22日の水路風景…7

(『8月22日の水路風景…6』のつづき)

270031.jpg少し時間に余裕があったので、神田川に寄り道してみることに。といっても和泉橋の下流で反転したので、ほんの入口をつっついた程度でありますが。

静かな船宿街を最徐航で流し、いつもと変わらぬ川面を眺めながら、何か面白いものはないかしらと見まわしていたところ‥‥これは!


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護岸はっつきチュンさんだ!

大横川では何度か目にしましたが、神田川ではもちろん初めてとあって、愛雀家としては感動もの。海水の濃度が高い水域でしか見られないものと思い込んでいたので、意表を突かれたと同時に嬉しく思ったものです。コンクリ表面のわずかな凹凸に爪をひっかけて、懸命にしがみつき餌を探す姿、実に可愛らしいですね!

270033.jpg隅田川に戻って遡上を続行。墨田区役所前、吾妻橋船着場にはスマートな屋形船が。この船もブルー見物かしら?

船名は「第八濱新丸」、横浜に本社のある濱新さんの持ち船で、令和元年竣工というまだピカピカの新鋭。全長14.5m、19t、定員70名だそう。


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さて、ちょうど1ヶ月ぶりの桜橋~言問橋間に到着。今回は自艇のほか、ボートでの観覧がなかったのは少々寂しいところではありました。

到着がブルー通過の約20分前とあって、桜橋上はすでに結構な賑わい。いやが上にも盛り上がろうというものです。

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風と流速のままにたゆとうていたら、言問橋簡易船着場の近くで、擬木の柵に留まったアオサギさんと目が合ったので、思わずスナップ。リラックスしているのか、あまり細くなっておらず、モフモフとした印象に惹かれました。

先月同様、ブルーとスカイツリーのツーショットを狙って、対岸のテラスと橋上は大賑わいでしたが、こちら東岸は閑散としたもの。鷺さんもゆっくりできたのではないでしょうか。


(令和3年8月22日撮影)

(『8月22日の水路風景…8』につづく)

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タグ : 神田川 隅田川 水辺の鳥たち

7月23日の水路風景…1

(『7月22日の水路風景…3』のつづき)

269071.jpgここから7月23日の道々でのスナップをまとめます。写真は出港前、艇のすぐ近くの桟橋で見かけたスズメさん。

割れ目に繁ったしなびかけの雑草にしがみつき、くちばしで懸命に引き抜こうと格闘していました。どうやら営巣中で、巣材になるものを集めているようですね。暑いのにご苦労さまです。

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ようやく1本を引っこ抜くと、くちばしにくわえて向こうのバースへ飛んでゆきました。もしや、と思って目で追っていったら、何とフライブリッジのついたクルーザーの、フロントグラス上の庇のすき間へ。

出港頻度の低い艇も少なくありませんから、スズメが巣をかけたくなるのも無理はありません。ヒナが育つまで、オーナーさんが訪れないことを祈るばかりです‥‥。

269073.jpg新砂水門の通航待ちで行逢した艇、送電線のパトロール艇というのが珍しく、とっさにスナップ。15年前の夏、クレーン船が旧江戸川で高圧線を切って、大停電が起きたことを思い出したものでした。

検索したところ、「日本リーテック株式会社」がヒット。舷側のロゴからして間違いないでしょう。陸上だけでなく、水上からの目視点検も行っているとは、この艇のおかげで初めて知りました。

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22日に引き続き、新砂水門を出て港内へ向かいました。この日は夏らしい雲が各所で見られ、風があったせいか空もより澄んで、夏空の醍醐味を堪能できたものでした。また改めて後ほど紹介しましょう。

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若洲、太平洋セメントの岸壁では、サイロ群をバックにもやうプッシャーバージ「有明」の姿が。軍艦色の引き締まった感じと、企業名が大書きされた舷側が独特の雰囲気を醸し出して、港湾らしい雰囲気たっぷりの一角。クレーン車がジブを伸ばしているところを見ると、何か備品の荷役中なのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(令和3年7月23日撮影)

(『7月23日の水路風景…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 東京港 新砂水門 水辺の鳥たち