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8月11日の運河風景…2

(『8月11日の運河風景…1』のつづき)

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238022.jpg足場に近づいてみると、上をトラックが通過しました。これは仮橋で、その向こうに見えるもう一つが、本物の足場のようですね。よく見ると街灯や高欄もあって、橋そのものです。

仮橋をくぐって見えた足場は、なるほど両岸とつながっておらず、クレーンも載ってさらに無骨な感じ。ということは、この二つに挟まれて‥‥。

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橋脚の現場があるはず‥‥と首をひねると、おお、もうほとんど完成していたのですね。旧海岸通りとあって、幅の広くどっしりとした外観。

旧工業地帯の面影を残していた、無骨で味のある鋼橋が改架されてゆくのは寂しいですが、かつてと一変してタワーマンションが立ち並ぶエリアとなったのですから、雰囲気に合ったスマートな橋ができるに違いありません。

238024.jpg運河の奥で水路幅が狭まり、通航量も少ないとくれば、水鳥たちのくつろぎの場となるのはパターンですが、ここも結構な量の鴨さんたちがいて、トリ好きの目を楽しませてくれました。

季節柄、ヒナはおらず成鳥のみでしたが、水鳥が少ない季節、これだけの群れが見られるだけで嬉しいもの。「不審船が来たが~」と、イヤそうでしたが!

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そしてお久しぶりです、「喰われるトラス」芝浦橋。その圧し掛かられ、喰いつかれっぷりはお変わりなく、珍橋の雄としての貫録もたっぷり、同慶の至りにござんす。

芝浦界隈がおおきく様変わりするとともに、橋の方も次々と架け替えられてきましたが、新幹線、貨物線の桁を支える鉄道・道路併用橋とあって、ここを架け替えるとなれば大仕事ですから、まず当分は安心してよさそうですね。
撮影地点のMapion地図

(元年8月11日撮影)

(『8月11日の運河風景…3』につづく)

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タグ : 高浜西運河 芝浦橋 水辺の鳥たち

8月1日の内部河川…1

(『8月1日の旧中川…3』のつづき)

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雑なタイトルで帰路の落ち穂拾いをまとめてみました。まずは旧中川の杭列に並んだ鵜さんたちのスナップから。

草いきれ濃厚な暑さにうだる水際の茂みで、4羽揃ってハァハァする気の毒ながら可愛らしいさま。鴨なら露骨に嫌そうな顔をし、すぐ逃げる体勢に入るところですが、この点鵜は肝が据わっていて、微動だにしません。いや、暑すぎて動く気にもならないのかしら。

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北十間川東端近く、小原橋の改架現場を一枚。先々代、先代橋とも橋脚基部はそのまま健在。足場の方は昨年1月に訪ねたときと、見たかぎりあまり変化はありませんでした(暑さで見逃していただけかも)が、工事は着々と進んでいるのでしょうね。

237078.jpgそのまま北十間川を西航していたら、福神橋の手前で北岸に、幟がずらりと並んでいるのを発見。紫色に白く文字を染め抜いた幟はなかなかきれいで、よく目立ちます。

近づいて読んでみると「吾嬬神社御祭禮」とありました。テラス上に浜鳥居を立てて、船からもお参りできたら楽しいだろうな‥‥と妄想。

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左折して横十間川を南下するいつものコース。急ピッチで進んだテラスの造成は基礎がほぼ出来上がって一段落し、路面や柵などの設備はこれからといったところ。

水が溜まった未舗装のテラス上は、この暑さもあって夏草がもくもくと生い茂り、野鳥たちにとって格好の隠れ家を提供しているようです。艇が近づくと、鴨やスズメがガサガサと飛び出てきて、びっくりさせられたこともしばしばでした。

237080.jpgまあ、帰路にこのコースを取ったところでほぼ決まったようなものでしたが、帰りも扇橋閘門を利用させてもらうことにしました。せっかくの供用初日、よく見ておきたいですものね。

シレッと書いていますが、ほとんど風を受けない微速航行続きでのぼせ上り、半ば本能で舵を取り、スロットルを操っているといってもいい過ぎでない状態でした‥‥。
撮影地点のMapion地図

(元年8月1日撮影)

(『新装扇橋閘門通り初め…6』につづく)

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タグ : 旧中川 北十間川 横十間川 小名木川 江東内部河川 水位低下化河川 水辺の鳥たち

8月1日の旧中川…2

(『8月1日の旧中川…1』のつづき)

237066.jpg前回「トリさんたちが潜むのには格好の環境」と書きましたが、通ってみればまさにその通り。水際の茂みや杭の上など、そこここに水鳥たちの姿を見ることができました。

一番数が多かったのは、やはり鵜でしょう。杭の先端に一羽づつとまって、極限まで細くなり、半眼でハァハァする様子はいかにも暑そうです。

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茂みの水際にいたこちらのアオサギ君もホソーくなって、ちょっとマッチョな感じ。どこか、後ろ手にして所在無げに通りを眺めるお爺さん、といった風情で、人間臭さが際立っていました。

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東に曲がった河道はしばらく真っ直ぐになり、北東へ向かいます。直線区間に架かる唯一の橋、平井橋をくぐって。

しかし、表面の傷み方がすごいですね。塗料の劣化が進んではがれ落ち、生地が見えてしまっています。久しく手が入っていないということは、架け替えの予定でもあるのでしょうか?

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平井橋を過ぎたあたりから、河道はぐっと90度近く、小半径のRで西へ屈曲します。都内の水路で、魅力的な屈曲区間はいくつかありますが、ここも間違いなくその一つですよね。

この猛暑にもかかわらず、漕艇クラブの皆さんが練習に繰り出していて、写真にも見えるように行き逢い、抜きつ抜かれつの道々となりました。微速で声をかけながら、十分注意して歩かせましたが、皆さん一様にびっくり顔。どうやら、動力船が入ってきたこと自体が少なく、意外だったようです。

237070.jpg屈曲を曲がり切ったあたりには、両岸に結構な延長を持つ船着場が。写真左が凸型で、それを避けたように右が凹なのが目を引きます。

旧中川水辺公園整備事業について」「防災船着場整備計画<改定版> 」(PDF)によると、左は立花六丁目船着場、右は平井七丁目船着場というそうです。隣接する防災広場の一施設として造られたのですね。
撮影地点のMapion地図

(元年8月1日撮影)

(『8月1日の旧中川…3』につづく)

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新装扇橋閘門通り初め…4

(『新装扇橋閘門通り初め…3』のつづき)

237051.jpg一つ忘れもの。後扉室が開く前、目の前の前扉室ゲートにゴイサギ君が飛来。扉体の上からいかにもうろんげな表情で、じっとこちらを見つめていました。

しばらく船影を見なかった水面が、突然賑やかになったので、きっと不審に思ったのでしょうね。もしかしたら「オレの縄張りに変なのが入ってきたせいで、おちおち魚も捕れやしない」と、ぼやいていたかもしれません。

237052.jpg閘室内から見上げた操作室棟。各階に回廊を備えた3階建てで、3階と前扉室の巻上機室を直接結ぶ階段が設けられているのが目新しい点です。

先代のタイル張りのような装飾はなく、全面コンクリート生地で質素な感じですが、エッジの立ったデザインは新ゲートとお揃いで、悪くありません(偉そうに)。



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前扉室を閉める旨放送があって、洗浄水の水煙を立てながら扉体が降りてゆきます。

しかし、巻上機室の回廊、張り出した幅が結構ありますよね。回廊の通路幅に余裕を持たせたということは、操作室棟から直接行き来できる階段があることを考えると、開放日の見学コースにも盛り込んでもらえるのかしら。ぜひゲート上から、通航風景を眺めてみたいものですね。

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さて、この日の閘程ですが、朔の大潮ということもあり、11:11の最大干潮時、A.P.+0.03mに向かって急速に引いているところ。よって閘程はおよそ1.6mと、少々物足りない結果になりました。

おなじみ「もんぴ君」の水位尺、せっかくのゆるキャラ(?)が、色褪せと汚れで見る影もありません。そろそろ取り替えてあげてほしいところですね‥‥。

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後扉室ゲートが開きはじめました。カヤックの皆さんが固まって待ち構える向こうに、陽光を反射して輝く東側の水面。

私と我が艇にとって平成29年4月20日以来、実に2年3ヶ月余ぶりの通航が果たされようとしていると思うと、大げさですが感慨深いものがありました。

(元年8月1日撮影)

(『新装扇橋閘門通り初め…5』につづく)

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タグ : 小名木川 扇橋閘門 閘門 江東内部河川 水辺の鳥たち

旧源森川周辺を歩く…4

(『旧源森川周辺を歩く…3』のつづき)

236016.jpg枕橋の手前まで来たところで、雨が降り出しました。面倒がって傘を持ってこなかったのがたたり、雨宿りできるところまで駆け出すはめに。

せっかく訪ねたのに、雨脚は急速に強まってき、カメラを取り出すのもはばかられるほど。枕橋は特にゆっくり見ておきたかったのですが、信号待ちの間、橋詰にある木の下で雨をしのぎながら、特徴ある親柱を一枚撮っただけに留まりました。残念‥‥。

小走りに横断歩道を渡って、濡れながらこのまま去るのは惜しいと、源森川水門も一枚。手前に見える橋台の高欄も素敵ですね。

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236018.jpg水門左手の小径からテラスに出て、首都高向島線の高架下に走り込んで、一息つきました。水路上だけでなく陸上でも、首都高の高架に救われるとは。まったくありがたやであります。

おりしも東武線の電車が上下2本、いい音を立てて鉄橋を渡るところでした。しばらく雨宿りしなければなりませんが、ここなら退屈せずにすみそうです。

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水際に降りて、源森川水門を柵越しに眺めていたら、数羽のサギさんがそろりそろり、といった感じで歩いているのを発見。

水門のすぐそばとはいえ、サギの足が立つくらいですから、護岸沿いは浅いのですね。それとも基礎護岸みたいな段がついているのかしら。

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ベンチに腰かけて顔を拭いていたら、間近でボーボーと鋭い汽笛の音が。びっくりして顔を上げると、観光汽船「ホタルナ」が船首をこちらに向けていました。背後に見える離桟直後の下航便を避けて、転舵急減速したようです。

この一帯は観光汽船の浅草や、水辺ラインの吾妻橋など、船着場が隣接する河港といってもよいところ。雨宿りのひとときは、絶好のフネ見物の時間になりそうです。
撮影地点のMapion地図

(元年6月30日撮影)

(『隅田川畔のテラスにて…1』につづく)

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