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お花見水路のフネブネ…1

(『平成最後のお花見水路…4』のつづき)

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232022.jpg3月31日の道々に出会ったフネブネをまとめました。毎度おなじみ墨田川造船前、艤装中の巡視艇はPC128「あさぎり」。

「はまゆき」「うみぎり」とハルナンバーの続いた艇を見てきましたが、続々と建造される巡視艇たちを見てきて、代替の時期と察せられはするもののやはり、頼もしい気持ちになります。


232023.jpg小名木川にもやっていた曳船、「第一関東丸」。肌寒い曇り空に、甲板や船底色の赤系塗料が鮮やか。ホワイト/グレーのツートン塗装も引き締まった雰囲気でいいですね。

操舵室側面に掲げられた船名版が、彫り込みの木製をおごっているのも、可愛がられている感じがして好感が持てました。

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この日、一番驚いたのはこの船との出会い。大横川のお花見リベンジから帰路につき、次々に現われる行逢船を避けながら、相生橋をくぐっていると、春海運河から見覚えのある船が。

ええっ、あれは「カワセミ」? いや、そうに違いない! 「『カワセミ』運航の休止について」でも告知されていましたが、29年3月31日から姿を消していた老嬢「カワセミ」に、久しぶりに出会えたというだけでも興奮もの。しかし、以前とちょっと違うところがありますね。

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近づいたところでよく見ると、トップに柵を巡らせて屋上のデッキを復活させたこと、塗装のパターンも以前と異なること、そして何より、側面に「オリエンタルクルーズ」「EXP」の文字が。水辺ラインを離れたのだと、合点がいきました。

未確認ながら、「カワセミ」は機関の不調で航路を外れ、休止状態と耳にしていたので、移籍は意外でありました。塗装もきれいなところから、ドック入りをしたのだとすれば、エンジンも修理か載せ替えをしてもらったのでしょうか。ともあれ、せっかく大阪から遠路帰郷してきた身でもあるし、これからも東京の水路で活躍してほしいと願わずにはおれませんでした。
撮影地点のMapion地図

(31年3月31日撮影)

(『お花見水路のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 東雲北運河 小名木川 隅田川派川 巡視艇 水上バス カワセミ

3月15日の川景色…2

(『3月15日の川景色…1』のつづき)

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帰路の海老取運河にて。浚渫船団がいて警戒船に誘導されながらの通航だったのですが、残念ながら稼働しておらずお休み中のよう。

手前の揚錨船は「あさぎり」。その左にいる白い鉄舟とともに、見たことがある船だなと思っていたらそのはず、10年前、21年にに高浜運河で出会っていたのでした。

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毎度おなじみ羽田可動橋も、うららかな陽射しの下、いいお顔をしていたので一枚。

防音壁とフェンスの上では鵜たちが羽を休め、防護柵の周りにはユリカモメが群れる‥‥。餌が豊富な干潟水路に面している地の利もあるのでしょう、鳥たちにとってはよい社交場のようです。

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過去に何度か触れたと思いますが、京浜運河では首都高羽田線の更新工事が今やたけなわ。塗装も真新しい高架がぐんぐん伸びてゆくさま、やはり気分が高揚しますよね。

手前に見える桟道タイプの現羽田線と、モノレールの橋脚と線路が星霜を経たいい色(?)なだけに、新しい高架の白い肌が際立って見えます。

231059.jpg京浜運河を出て港内を北上中、遠くをプレーニングでスッ飛ばしてゆく警備艇が。ハルナンバー視21「すみれ」。

運河北口にある、湾岸署の繋留施設(舟艇部隊は『水上安全課』なる部署だそう)に寄港するところでしょうか。ホームスピードといったところですね。


231060.jpg隅田川に入り、上下する水上バスたちの姿を愛でつつ遡上。「エメラルダス」が下航してきたところを一枚。ちょうどトップの展望デッキを、スタッフが組み立てている最中でした。

「松本型」水上バスも3隻が揃い、便の頻度も上がって、より多くの人が楽しめるようになったことでしょうね。


(31年3月15日撮影)

(『3月15日の川景色…3』につづく)

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タグ : 海老取運河 京浜運河 隅田川 東京港 羽田可動橋 浚渫船 警備艇 水上バス

12月30日のフネブネ…1

(『平成最後の川走り納め…15』のつづき)

229076.jpg以下例によって、平成最後の年末晦日となった12月30日、帰路の道々に出会ったフネブネのスナップをまとめます。

旧綾瀬川河口、おなじみ伊澤造船前にて。青空にそびえる高層マンションをバックに、時が止まったかのような鉄の匂い濃厚な川景色。こちらもおなじみ「伊沢丸55号」、船体がだいぶくたびれてきたような。元気で働き続けてほしいものです。

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229078.jpg上は白鬚橋下流で、テラス沿いの杭にもやっていた曳船。船名はタイヤフェンダーに隠れており、多分「しまだ」かな? 年末も晦日なのに、以上2隻は松飾りが見えないのが気になりますね。

右はプッシャー+バージ型式のゴミ運搬船、「すみだ1号」「すみだ2号」。こちらはちゃんと押船の操舵室後部と、バージのユンボ上に松飾りをされていました。

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力強く上航する、観光汽船の水上バス「道灌」を見送って。冬季、しかも今日は風が少し強めとあって、後部の解放デッキが閉塞状態なのもむべなるかな。

航過後に撮ったせいで、首都高向島線の隅田川道路橋――両国ジャンクションと呼んだ方が通りがよいですね――がすっぽり養生されて、銀色に輝いているさまが背景になり、印象的なシーンとなりました。

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隅田川派川から春海運河へ抜けた時点で、スロットルを一杯に倒しデッドフルで爽快にプレーニング。臨海部で見られる年末の風物詩目指して、エンジンの健康管理もあり、しばし全速航行を楽しむことにしました。
撮影地点のMapion地図

(30年12月30日撮影)

(『12月30日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田川 春海運河 曳船 水上バス 清掃船

10月30日のフネブネ…1

(『10月30日の古川…4』のつづき)

227026.jpg爽やかに凪いだ水面を、微速で進入してくる「新東京丸」。そう広くはない運河の出口なので、橋脚をかわした直後にすぐ面舵を当てて、回避の姿勢を取りました。

このまま橋の間際まで前進し、スラスターがついているとはいえ180度転回して出船で達着するのですから、風圧側面積を考えると、実に見事なものです。


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航走中にこんな近くで見るのは初めて。光線の塩梅もよろしく、いい表情が撮れてよろしゅうござんした。

昭和58年竣工、もう大ベテランといってよいお歳ですが、よく手入れされているのか、くたびれた感じはしません。しかし、船橋の後ろと船尾によさげな露天デッキがあるのに、乗船できても出ることまかりならぬとはもったいないような(こちら参照)。ご事情はお察ししますが、そろそろ、着席絶対の原則を改められてもよいのではないでしょうか。

227028.jpg艇を右に寄せたので、日の出桟橋にもやう水上バスが目の前に。丸いお尻を逆光に反射させて、「ホタルナ」が客扱い中でした。

スタッフも撮影が終わって気持ちが寛いだのか、スマホをかざして写真を撮っています。せっかくのお天気ですから、ちょっと遠回りして帰りましょうか? と提案すると、皆さん賛成してくださいました。

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左に折れて竹芝埠頭を眺めつつ遡上。おなじみ「さるびあ丸」が、真っ白な舷側に波紋を映して接岸中です。全てがくっきりとクリアに、美しく見えるこのありがたさ。しつこいですが、快晴って本当にいいものですわ。

その上、港内の水面は油を流したように穏やか、少し飛ばしても、滑るように気持ちのよいプレーニングが楽しめるとくれば、機嫌の悪かろうはずはありません。

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佃島を右へ折れ、隅田川派川に入って間もなくのこと。押船と小型台船のコンビに行逢しました。押船は「公進丸」。台船の上には、木枠で梱包したパネル様のものが、大量に積まれていました。
撮影地点のMapion地図

(30年10月30日撮影)

(『10月30日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 竹芝運河 隅田川派川 東京港 水上バス 曳船 新東京丸

「エメラルダス」を探して…2

(『「エメラルダス」を探して…1』のつづき)

222026.jpg吾妻橋をくぐる直前、視界の左端に入ってきた銀色の反射。あれかな? 西側の径間をくぐってみると‥‥。

いや~、ようやく捕捉であります「エメラルダス」! 船着場に着桟中だったのですね。テラスには人だかりが‥‥と思いきや、乗船前でお客さんはまだ待合所の中ということもあるのでしょう、人けもなく静かでした。


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まずは舵そのままでスロットルをしぼり、サイドビューから。一見して「松本型」1番船、「ヒミコ」をなぞった窓配置であることがわかります。甲板室のラインは、後端の盛り上がりと、ブリュスター銃座っぽいアレが失せた分、若干おとなしめな印象を受けました。

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222029.jpg転回して接近しつつ、右舷前方より。操舵室周りは窓配置の線を整理(?)したせいでしょうか、「ヒミコ」よりすっきりした感じに。すぐ後ろ屋根上、可動式の翼みたいなギミックも健在。

先輩2隻と揃えた、ごつい水密扉っぽくデザインしたドアも素敵。恥ずかしながら、近づいてみて初めて気づいたんですが、「EMERALDAS」の前に「QUEEN」がつくのですね‥‥。

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識別点、というと大げさですけれど、「ヒミコ」「ホタルナ」と全く異なる雰囲気を発散していたのが、このおいど‥‥イヤ、船尾部分。何やら微妙に丸みをつけた、尾翼ともつかぬ突起が2本、側面を延長した形で突き出ていたのです。

適当な例えかどうかわかりませんが、コレを目にした瞬間、板金加工で使う叩き出しの木型を、一発で思い出してしまったおっさん。わかりづらくてすみません。ともあれ、新造船「エメラルダス」の舟航をことほぎ、これから大川筋の華として活躍されることを願っています!
撮影地点のMapion地図

(30年8月5日撮影)

(『8月5日の落ち穂拾い』につづく)

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タグ : 隅田川 水上バス