7月10日の水路風景…15

(『7月10日の水路風景…14』のつづき)

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「ホタルナ」の船尾を追いながら、隅田川派川との分流点までくると、永代橋のタイドアーチが足場で覆われており、遠目の印象ががらりと変わっていました。吾妻橋や両国橋と同じく、長寿命化工事に取りかかったようですね。

194072.jpgすっかり恒例となった、大島川水門の進捗観察。左径間、1番ゲートの工事が佳境に入ってきたようで、堰柱の間には足場が立ち上がり、近いうちに巻上機室が載せられそうな雰囲気になってきました。

左端に見える白い通船、見覚えがあると思ったら、「5月3日の西側河川…10」のとき、小名木川で出会った船でした。



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続いて、小名木川の西口を通り過ぎようとしたら‥‥おっと、ここの新小名木川水門も工事中なのでした、寄っていきましょう。

あらら、中央と右径間、2・3番ゲートが扉体、巻上機室とも取り払われ、こちらも大規模な更新工事のようですね。

194074.jpg台船と護岸の間に入り、1番ゲートに近づきながら仰いでみると、ブツ切りになった巻上機室の切断面に、取ってつけたような妻板がかぶさっているのに目を引かれました。

しかし、外観はそう痛んでいるようにも見えないのに、何やらもったいないような気もしますが、いざというとき十全に機能してくれなくては困る施設ですから、一定期間ごとの更新は必要なのでしょう。

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ゲートをくぐって河道中央に出て、東側から一枚。橋にせよ、水門にせよ、オリンピックが開催されるころまでには、外観はもとより、安全性ともに面目を一新することでしょう。川景色も、今とはずいぶん変わったものになっているに違いありません。
撮影地点のMapion地図

(28年7月10日撮影)

(『7月10日の水路風景…16』につづく)

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タグ : 隅田川 小名木川 大島川水門 新小名木川水門 水上バス 台船

7月10日の水路風景…13

(『7月10日の水路風景…12』のつづき)

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194062.jpg第一航路へ出て北上、レインボーブリッジをくぐり隅田川河口へ。工事中の水門たちの進捗状況を、少し眺めてから帰ろうと思ってこちらに足を向けたのですが、例によって引っかかりそうな雰囲気。

河口から上流側を見たところ。大川口も隅田川大橋の架橋で、雰囲気がだいぶ変わりましたね。ここまで遡上して、オッと目に留まるものがあり、舵を転じて引き返しました。やっぱり引っかかった。

194063.jpg気になったのは、月島埠頭の先端近く、凹形に湾入した船溜。ここもF-0(左手、上流側の一辺)、F-1(奥と下流側の二辺)と、ちゃんとバースナンバーが振られています。

左に水上バス「いりす」がもやっていますね。あの向こうに、ちらりと見えたものがあったのです。



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初めましてのリムジンボート。すでに4年前から就航しているので、ご存知の方も多いでしょうが、今までナマで出会ったことはありませんでした。

姿勢の低い流線型のフォルムは、装飾を抑え塗色を白黒2色でまとめたことも手伝い、精悍な雰囲気。右舷側から見ると、とっかかりのなさそうなつるりとした外観に、どこから乗り降りするのか判じかねましたが、「リムジンボートについて」(Limousine Boat)掲載の図面や写真を拝見したところ、謎が氷解しました。

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こちらと反対側、左舷が達着舷になっていて、ルーフまで大きく開くハッチが備えられているとのこと。室内には幅広なタラップもあり、リムジンの名に恥じません。

エンジンはチルトアップしてあったので、タイプ表記がよく見えませんでしたが、ヤマハF300Bかな? 運航は観光汽船興業‥‥水上バスの東京都観光汽船の子会社で、芝浦通いのアーバンランチもこちらの運航です。一度、走っているところを見てみたいですね。
撮影地点のMapion地図

(28年7月10日撮影)

(『7月10日の水路風景…14』につづく)

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タグ : 隅田川 隅田川大橋 水上バス 東京港

散りぎわのお花見水路…5

(『散りぎわのお花見水路…4』のつづき)

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190022.jpg恒例、大島川水門の進捗観察。左径間の工事はあらかた終わったのか、ついに扉体が上がり、右径間の工事が始まったようですね。左径間、堰柱の表面に加工の跡がありますが、装飾でも施されるのかしら。

水門を出た直後にひらけた、対岸の眺め。堤防上の桜並木がピンク色の線となって、芝の新緑と対をなし、なかなかきれい。舵を右に切り、隅田公園の桜を見に行ってみましょう。

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吾妻橋をくぐり、観光汽船の桟橋近くで一枚。もう盛りは過ぎたものの、まだ咲いている木もちらほらあって、結構な人出です。「道灌」「竜馬」の甲板室の赤い塗装も水面に映えて、春めいた雰囲気にあふれていました。

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言問橋の上流は、墨堤でも高密度の桜並木を誇るエリア、屋台でも出ているのか、川面までいい匂いが漂ってきます。

え~と、この窓付き円筒は? 流路を監視するカメラでも入っているのでしょうか。

190025.jpgそうそう、源森川水門も更新工事が始まっており、旧源森川の区間は、ご覧のとおり完全閉塞状態なのでした。中に船をもやっている船宿さんは、一時移転されたのでしょうか。

護岸も含めて改修工事となれば、あの古びた石垣護岸や、「水道鐡管埋設位置」の石柱(『「源森川」で吸われる…1』参照)も、見られなくなってしまうということか‥‥。刻々と変わりゆく都内河川、まめに訪ねておくにしくはありません。
撮影地点のMapion地図

(28年4月9日撮影)

(『散りぎわのお花見水路…6』につづく)

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タグ : 隅田川 大島川水門 源森川水門 水上バス

3月21日の川景色…3

(『3月21日の川景色…2』のつづき)

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望み薄ながら、いちおうこちらの咲き具合も検分しておきましょうと、隅田川から浜離宮前水面へ。まあ、結果はいうまでもないのですが、建物の影になっていたこともあり、雲も厚くなってきて撮れる自信がなかったので、カメラを向けるのはやめておきました。

とはいうものの、庭園の緑を長めながら、静かな水面にたゆたうのは乙なもの。折よく長声を吹鳴しつつ、水辺ライン「さくら」が出港。船内もデッキも結構な乗船率、春めいてきた川面に誘われたのでしょう。

189012.jpg間なしにふたたび長声が聞こえてきて、今度は都観光汽船「道灌」が水門をすり抜け、のっそりと登場。

緑を映す穏やかな水面と、港情緒を盛り上げる汽笛の音、やはり浜離宮前は独特の魅力があります。桜の方はちょっと残念でしたが、出船入船の賑やかさも手伝い、大いに楽しめました。



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こちらも長声吹鳴で築地川水門を出て、港内に出かけたところで‥‥おっと、一つ忘れもの。汐留川水門が工事成った姿をスナップしておきましょう(過去の写真はタグ『汐留川水門』参照)。

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港内に出てレインボーブリッジ西詰に来たところで、ジェットフォイル「セブンアイランド虹」が出港してゆくところにでくわしました。

かん高いタービン音と排熱の陽炎、刃物のような水中翼をギラリと光らせて、ゆっくりとハルボーンで港外へ向かう姿。このまま追いかけて、離水の瞬間を見届けたい誘惑にかられます。

189015.jpgそして京浜運河に入って南下を始めれば、レディ・クリスタルの出港に行き合ったりと、フネブネ連続コンボ(?)。ううん、空模様はアレでしたが、今日は結構ラッキーかも。

大横川、浜離宮と外してなお、ちょっと悪あがきをしてみたくなり、目黒川に向かってみることに。さて、如何でありましょうや?

(28年3月21日撮影)

(『3月21日の川景色…4』につづく)

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タグ : 隅田川 京浜運河 東京港 水上バス ジェットフォイル

11月29日の水路風景

184001.jpg昨年11月29日は、秋晴れに誘われて軽く近場回りをしてきました。天高く、馬は肥えずとも河水も澄み、川景色がいっそう映えてくるこの季節、通い慣れた水路群を気楽にお散歩するのは、楽しいものです。

以下、道々に拾った水路風景や、おなじみの物件たちの様子をまとめてみました。
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タグ : 大横川 隅田川 神田川 日本橋川 朝潮運河 水上バス カワセミ 高架下水路 大島川水門