祝・護衛艦「いずも」就役!

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海上自衛隊の空母型護衛艦、「いずも」がいよいよ竣功し、本日3月25日に引渡式(PDF『護衛艦「いずも」の引渡式・自衛艦旗授与式について海上自衛隊)があるとのこと。まずはお祝い申し上げます。

「他地方の基地に行ってしまったら、もう会えないなあ」と、心配していた配属地も横須賀ということが発表され、正直、ホッと胸をなでおろしたことではありました。休日に陸路訪ねられる距離ですし、もし東京港でのお披露目があったら、もう横っ飛びに自艇で出動だ! と、不謹慎にもよこしまな期待ばかりがふくらんで、おっさん気もそぞろであります。

何度か触れたように、空母型護衛艦、中でも「いずも」が大好きで、艤装中をわざわざ自艇で訪ねては、その雄姿に惚れ惚れしたものでした。あれからもう1年半あまり、早いものだ‥‥と一人しみじみするばかり。ともあれ、乗り組みの皆さんの安全と、「いずも」の活躍、そして船路の安からんことを祈らずにはおられません。
(訪問時の詳細は『いとしの護衛艦「いずも」…1』以下のシリーズ参照)

(25年9月28日撮影)

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タグ : 護衛艦 護衛艦いずも 横浜港

夕暮れの運河風景…2

(『夕暮れの運河風景…1』のつづき)

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137051.jpg港内に入って、横浜の街に目を向けると、陽はすっかり傾いて街並みは雲の影に沈み、水面に光のラインを作っていました。まさに、秋の日はつるべ落とし。

日没まであと1時間半を切ったこともあり、しぶきがかぶるのも構わず、行き足を緩めずに京浜運河をひたすら東航。西日を浴びた扇島火力発電所の煙突は、なぜか煙を吐いていませんでした。


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飛ばした甲斐あって、20分ほどで大師運河に到達。オレンジ色のLPGタンカーが、夕陽を浴びてさらに色濃く朱に染まった美しさに、「おっ」と目を惹かれたものの、ゆっくり眺めるいとまもなく、さらに前進です。

137053.jpg多摩運河に入ったのは、ちょうど16時。静かな水面の向こうに、夕陽を反射させた浮島橋と、その上に重なる首都高の高架を見たときは、正直ホッとしたものです。

これで、視界が利く間に多摩川の澪筋を抜けられる! もっとも、写真は明るく写ってはいるものの、水面はすでに夕闇が迫り始め、行き交うフネブネも、灯火を点灯させているものが多くなってきました。我が艇もマスト灯・両舷灯を点け、久方ぶりの薄暮航行となりました。

137054.jpg海老取運河を抜けたところで、しぼったスロットルをふたたび倒し、飛ばしに飛ばして京浜運河北口を出ました。多摩運河からここまで38分、のんびり屋の我が艇としては、新記録かもしれません。

薄暮の船行きはめったにないことでもあり、夜を迎えつつあるレインボーブリッジを背景に、点灯するマスト灯を一枚。寒さが身に沁みた帰り道ではありましたが、夕陽を浴び、また夕闇に沈みゆく運河畔も、日中とはまた違った味があるなあと、再認識したことではありました。
撮影地点のMapion地図

(25年11月1日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 京浜運河 多摩運河 横浜港

夕暮れの運河風景…1

(『新しい霞橋』のつづき)

137045.jpg堀川・中村川を戻り、堀割川を下ってしばし、「9月28日の堀割川…3」でも触れた、天神橋の架け替え工事現場を通過。前回とは逆に、台船や曳船は東岸寄りに固まっており、前ほどの緊張感もなくかわすことができました。

舷側のみならず甲板上まで、船体を赤錆びさせた曳船、「宇山200号」に惹かれて一枚。台船に鋼材と、錆色の目立つ風景は、お仕事ブネの雰囲気みなぎる、硬派な魅力に満ちた眺めでもあります。

137046.jpgわざわざ堀割川を下ったのは、根岸湾に出て横浜ベイサイドマリーナに寄港するため。ビジターバースにもやって、M艇長と遅い昼食です。

実はM艇長、船舶免許の講習はこちらだったとのことで、いわば母港への里帰りといったところ。バースも空いていて、センターハウス前にもやうことができ、スタッフの対応も丁寧で、ゆっくり休憩することができました。


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137048.jpg15時過ぎにベイサイドマリーナを解纜、根岸湾を横断して、南本牧運河を東航。南本牧大橋の主塔を仰ぐと、ほんのり赤みがかっています。日が短くなったとあって、もう夕暮れが迫っているのですね。

この橋の初めて見せる夕景に魅せられながらも、日が落ちる前に多摩川を越えねばと、スロットルを倒して行き足をつけました。新橋の工事現場を横目に見つつ、増速前進。

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本船の動きをにらみながら航路を抜け、振り返った横浜ベイブリッジも、これまた夕暮れの装い。陽が落ちるとともに、気温もぐっと下がり、寒気が服を通して沁み入ってきました。帰路を急ぐとしましょう。
撮影地点のMapion地図

(25年11月1日撮影)

(『夕暮れの運河風景…2』につづく)

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タグ : 堀割川 南本牧運河 横浜港 曳船

11月1日の大岡川…1

(『11月1日の運河風景…3』のつづき)

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京浜運河を出て、ほぼ針路そのままで港内を横断すれば、お久しぶりの大岡川の入口。大観覧車・コスモクロック21、ミカンのふさのような、グランドインターコンチネンタルホテルを左右にあおぎ、意気揚々と進入開始。

137017.jpg以前も触れましたが、大岡川の河口の延長部を含めた、新港の周りにあるこの水路、正確には「新港町埋立堀川」なる名前があるそうです(参考:『川の街・横浜 ミナトを支えた水運』横浜開港資料館刊)。

その新港町埋立堀川を進み、おなじみ汽車道のトラス橋をあおいで。逆光に目を細めて見上げたトラスは、今日も汽車道を散策する人々で賑わっているようでした。


137018.jpg大岡川に入り、北仲橋、弁天橋とくぐったところで、両岸に広がる業務船の船溜風景。う~ん、逆光がツラい…。

ビル街に挟まれた街場の水路で、無骨な曳船や通船の憩う姿を眺められるのは、これまた乙なもの。大岡川にやって来た実感が、体にじわじわと染み入ってくるような眺めです。

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今回一番の、ハートをわしづかまれた船! 以前訪ねたときも、ここにいたかなあ? 気づいていなかったとしたら、実に悔しいと思わせるほど、魅入られてしまったのです。

一見、「変わったカタチの通船だな」とやり過ごそうとし、「イヤ違う! 何だこれ?」と二度見してしまったほど。不細工な客車(失礼)のような、中途半端に長い操舵室の前は、作業甲板のフラットなどでなく、ホールド。小なりといえど、船倉を持った独航艀なのでした。

ホールドのハッチは、その前後に無造作に積まれた木の板なのでしょう。舷側にタイヤのフェンダーをみっちりぶら下げた、木造らしい曳船似の船体と、後からとってつけたような上部構造が醸し出す、アンバランスな魅力! 船名は薄れてよく読めませんでしたが、「第一武丸」のようでした。

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やはり大岡川とくれば…。都橋商店街を、ご本尊の都橋下から眺めて。先日念願かなって、2階の張り出しから川面を眺めることができただけに、改めて水面から見上げてみたくなりました。
撮影地点のMapion地図

(25年11月1日撮影)

(『11月1日の大岡川…2』につづく)

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タグ : 大岡川 横浜港 橋の裏側

9月28日のタイクーン

(『9月28日の中村川…2』のつづき)

135081.jpg横浜の川を訪ねたとなれば、昼食はやはり桟橋付きレストラン、タイクーンに寄らなければウソというものでしょう。到着が13:30と少し遅かったせいか、桟橋にもやっているのは持ち船だけで、すいていますね。他の艇とメザシにならず、桟橋に直接着けられるのは、これが初めてだと思います。

ちょっと暑いくらいの天候でしたので、もちろんテラス席へ。何しろ、目の前に展開されているのは…。

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135083.jpgこんなバージの入れ替え風景なのですから、屋内に入って見逃す手はありません!

左手から正面にかけて、すべてみっちり詰まった黒いバージの群れ、群れ! その間を曳船が排気を噴き上げ、重い爆音を轟々と響かせて、器用に曳き出しを演じてくれるのですから、料理を口に運ぶ手もおろそかになろうというものです。


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135085.jpg楽しいランチを終えて、桟橋で出港準備。例によって、隣接する新山下貯木場閘門の遺構を一枚。蔦の絡むひなびた姿、こちらもお変わりなく。

天気予報は終日晴天のはずでしたが、タイクーンに着いたころからにわかに空がかき曇り、怪しい空模様になってきました。帰りは、ちょっとピッチを上げた方がよいかもしれませんね。
撮影地点のMapion地図

(25年9月28日撮影)

(『曇り空の京浜運河で』につづく)

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タグ : タイクーン 新山下貯木場閘門 横浜港 曳船