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10月30日の運河風景

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10月30日火曜日は、撮影のお手伝いで古川にいってきました。穏やかな好天に恵まれて、まことに気分爽快。天候不順が長く続いた後だけに、実にありがたかったものでした。

写真は、この秋初めて出会ったキンクロハジロ君たち。長旅の疲れか、首をくるんと突っ込んで丸くなっている子が多かったです。群れの中には、オオバンの姿も見られました。

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六叉流から東雲運河に入り、港内へ向かいます。ここしばらく、曇天になれていたせいか、雲一つない晴天は光量過多な感じがして、目がチカチカするくらい。サングラスを持ってくるべきでした。

そんな逆光の中、東京港埠頭(株)の黄色い清掃船、「第六清海丸」と行逢。平日ならではの業務船の稼働風景、今日はいくつ見られるかなあ。

227003.jpg‥‥と期待していたら、さっそく平日でなくては目にできないものが。おおお、宇部さんのダブルリンク式引込みクレーン、動いてるぞ!

船倉から砂をすくい上げて、今まさにホッパーへ落とし込もうというシーンに出くわしたのであります。お手伝いの道々なので止めることはできず、走りながら見当をつけ、片手でバシャバシャやりました。

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グラブから砂がだばぁ、と流し込まれる瞬間! いや、あわただしく行き過ぎながらでありましたが、この一瞬にここにおられて、本当によかったです!

227005.jpg東雲運河、港内とデッドフルで気持ちよく飛ばし、毎度おなじみ古川河口‥‥いや、その延長線である竹芝運河に到着。

第一橋たる人道橋、確か長らく使われていないと聞いていましたが、桁まですっぽり養生されて、工事に入ったことがわかりました。整備してふたたび供用されるのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(30年10月30日撮影)

(『10月30日の古川…1』につづく)

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タグ : 東雲運河 竹芝運河 水辺の鳥たち 清掃船

10月14日の川景色…4

(『10月14日の川景色…3』のつづき)

その3 :豊洲市場開場を祝う
226016.jpgおなじみ豊洲新市場を右手に見ながら、東雲運河を南下しているときのこと。そうだ、今日は今までと違って、市場はすでに開場しているんだ、と気づきました。

紆余曲折はありましたが、何はともあれめでたいことです。この4日前、10月11日に取引開始したばかりの新市場、運河から見てわかる変化は何かあるでしょうか。


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正横に来ると、ちょうどトラックがスロープを降りてくるところに出くわし、左手の特徴ある大屋根の下にも、トラックの姿がちらほら。本当に開場したんだなあ、としみじみ。

魚介運搬船の市場横づけが移転後も継続されたという、水路にも縁浅からぬ施設だけに、やはり嬉しいものがありました。そうそう、春海運河側に設けられた、岸壁も見ておかなくては。

226018.jpg春海運河に回ると、おなじみの山吹色に塗り上げた船体が、しかも2隻もやっていました。手前が「第三八幡丸」、奥が「第一八幡丸」。

石炭埠頭のかつてを思うとささやかですが、この岸壁のお陰で豊洲は、今後も埠頭としての面目を保つことになるんだと思うと、感慨深いものがありました。


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思い切り寄せながら、「第三八幡丸」の船橋周りを眺めて。舷側がずいぶんくたびれて、任務の厳しさを感じさせるものが。

新しい船だとばかり思っていたのですが、「第三八幡丸」(船の写真館)によると平成4年竣功、もうかなりのベテランです。

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「第一八幡丸」も船首から。ガット船とか、こういった小型の本船って、自分的にはすごく夢のある存在です。小説「無頼船」シリーズの孤北丸や、アニメ「七つの海のティコ」のペペロンチーノ号など、物語の中で活躍するフネブネが思い出されてしまうのです。

ともあれ、舟運とのご縁がつながり、「河岸」としての形を小規模ながら受け継いだ豊洲市場開場を言祝ぐとともに、春海運河で眺められる船影が増えて、これまた嬉しいことではありました。
撮影地点のMapion地図

(30年10月14日撮影)

(『10月14日の川景色…5』につづく)

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タグ : 東雲運河 春海運河

東京花火大祭の夜に…1

223001.jpg8月11日はお手伝いで、夕暮れ迫る運河に艇を出しました。お台場で開催される花火大会、「東京花火大祭」の様子を水上から映像におさめるためです。

船から花火を観覧するのは、子供のころ町内会で釣船を借りて両国の花火に出かけて以来で、自艇ではもちろん初めて。お手伝いのお声掛かりがなければ、まず自発的に花火を見にゆくなど、考えもしなかったことでしょう。

東京近郊は、夏ともなれば各地の河川や海浜で花火大会が催され、自艇での花火見物はたやすくできる環境(入域船に制限のある大会もありますが)にもかかわらず、混んでいるところが好きでないのと、生来の面倒臭がりから、未経験のまま過ごしてきました。

夜間は川景色を愛で、また写真に撮るという楽しみ方がほぼできなくなる、といったことも理由の一つではありますが、まあ、あまり関心がなかったというのが正直なところです。しかし、考えてみれば、花火大会(川開き)も、江戸時代からの歴史がある、街場ならではの水辺文化といってよろしいもの。あだやおろかにはできまいと、お手伝いのお話をお受けすることにしたのでした。

223002.jpg話は出発前に戻ります。午後遅くマリーナにおもむき準備をしていたら、数人の若い海上保安官が、在艇オーナーを順繰りに訪ねているのが目に入りました。間なしに我が艇にも来られたので、「ご苦労さまです」とご用向きを伺うことに。

要は「東京花火大祭をプレジャーボートで観覧することは、安全上の観点から自粛してほしい」との啓蒙活動なのですが‥‥。諸注意を伺った後にいただいた、うみまる君を描いた不織布バッグの中には、ペンやウェットティッシュなどうみまる君グッズのほか、なぜか会場周辺の航路や進入禁止水域を示した水路誌が。

つまり、建前としては行ってほしくないけれど、禁止はできないのでこれらの書面をよく読み、諸注意を守って事故は起こさないように、とのご指導と解釈し、配布物をありがたく頂戴することに。

毎年、各花火大会でのプレジャーの事故は耳にしていますから、当局としては頭の痛いところでしょう。業者船艇以外は完全禁止、ということにになったりしないよう、安全面には十二分に気を配りたいところであります。

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不謹慎ではありますが、在艇時に海上保安官の訪問を受けるのは初めてなので、新鮮かつ嬉しい体験でした。

写真は東雲運河、時刻は19時近くで陽はビルの向こうに落ち、夕焼け空に名残りを残すのみ。この日の予報は夜に入って雷雨とあり、実際、午後早くには強いにわか雨にたたられたので、薄手のヤッケを着てずぶぬれ覚悟での出陣。あとはどうか天気が持ちますようにと、祈るばかりです。

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東雲運河を抜けて港内に出たところ。すでに沿岸に灯る明かりが点々と目立ち始め、久々に見る薄暮の水辺風景に、心洗われる思い。港内とて波はそれなりにありますが、風は思ったより穏やか。あとは雨さえ降らなければ‥‥。

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観覧水域として目指したのがここ、レンボーブリッジ西詰のループ下。会場から見ればはるか対岸ですが、航路を阻害せずに漂泊でき、花火を適度な距離で、しかもいい角度で眺められる場所ではあります。

実は出港前、同じくお客様を乗せて花火観覧に向かうベテランH艇長から、「ループ下がいいですよ」とアドバイスを受けていたのでした。ここが安全面だけでなく、趣味的にも実に面白く過ごせるポジションだったことを、この後実感することになります!
撮影地点のMapion地図

(30年8月11日撮影)

(『東京花火大祭の夜に…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 東雲運河 東京港

英艦「アルビオン」拝見!…1

222001.jpg英海軍のドック型揚陸艦「アルビオン」が晴海に入港したとの報を受け、8月5日、勇んで出かけてきました。いつものとおり東雲水門を抜けると、スロットルを一杯まで倒しデッドフルへ。

以前も触れたように、いつもは低速で流しがちの水路者、ときどきはエンジンの健康を考えて、高回転数で“運動”させてやらねばなりません。おかげさまでまことに快調、23kt超で爽快に飛ばすことができました。

222002.jpg豊洲を回ったところで、見えてきました。左のハルナンバー463はホストシップのわが掃海母艦「うらが」、右が「アルビオン」。

何分この酷暑下のこととて、空気中の高い湿度で薄靄がかかり、何を撮っても締まらないことおびただしいのですが、これは致し方ありません。


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まずは「うらが」から。戦闘艦艇でない、この種の艦にお目にかかれるだけで嬉しいものが。

母艦として掃海用資材をかかえ、さらに機雷敷設艦を兼ねて広大な機雷庫をも有する本艦は、乾舷は高く幅も広い、いわば肥えた船型。同じく収容力重視の「アルビオン」と外見的には釣り合っていて、ホストシップとしてはまことに好適な感じがしたものです。

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お約束の真正面から一枚。風はおおむね真南で、艦首の国旗がきれいに横へなびきました。背後の豊洲にあるビル群の霞み方から、暑さと湿度の高さがわかろうというもの。

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微速で舷側へ出、艦橋とマスト周りを見上げて。海自が遅ればせながら、ステルス効果を意識して造ったマストの、初期のものと記憶しています。

今日の目で見ればずいぶん無骨な感じですが、ヤードもよく見ると角柱断面で、当時なりに気を配った設計だったことがうかがえました。
撮影地点のMapion地図

(30年8月5日撮影)

(『英艦「アルビオン」拝見!…2』につづく)

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タグ : 東雲運河 春海運河 軍艦

5月20日の巡視船…1

220001.jpg5月20日の日曜日は、19日の予行と合わせて海上保安庁の観閲式が羽田沖で挙行され、東京港にも参加船艇が寄港すると聞き、巡視船見たさで出てきました。

ちぎれ雲がたくさん浮かんだ青空を見上げつつ出航。写真は砂町運河と曙運河の十字流。護岸とテラスの工事でしょうか、杭打船が並んでいます。


220002.jpg流れ来るちぎれ雲は急速に密度を増し、時々日が陰るようになりました。予報通り曇りになるようですね。

東雲運河に入ると、ほかに船影のないのを確かめてから、スロットルを一杯に倒しデッドフルに。急がないと、陽射しの下で巡視船を拝めそうにありません。到着するまで、どうか持ちますように‥‥。


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全速のまま港内に出て豊洲の突端をかわし、晴海埠頭を遠望したところで‥‥何とか間に合いました! 「そうや」、ヘリ巡視船の最年長で、01のハルナンバーも誇らしげですね。

すでに雲は濃く、一刻の猶予もなさそうだったので、飛ばしながらズームで連写したものの一枚。白い船体色はやはり、陽射しの下で見たいものです。

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近づいたところでようやく減速、先頭から「そうや」、「やしま」、「だいせん」の3隻が居並んだところを。いずれも大型のヘリ巡視船で、もの凄くトクをした気分!

みるみるうちに雲はすき間を狭め、いちばん奥、「だいせん」のいるあたりはすでに暗く陰っていますね。後少し、持ってくれればいいのですが。

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まずはお近づきのご挨拶と、「そうや」の前を最微速で航過しながら、真正面のいいお顔を。

観閲式を前にお化粧直ししたのか、舷側の塗色も美しく、30年超のPLH最古参とは思えないほど。船首水線近くに僅かな段差が見えるのは、砕氷時の乗り上げを考えての補強でしょうか。
撮影地点のMapion地図

(30年5月20日撮影)

(『5月20日の巡視船…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 東雲運河 春海運河 巡視船 台船 東京港