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船底清掃の効果!

238001.jpgフジツボつけてデッドフル!」の後日譚です。フジツボをみっちりぶら下げたままでも、エンジンさえ健全ならば水路徘徊に差し障りはないものの、あのものすごい“抵抗値”を実感した後となれば、燃料をどれだけ無駄にするかと考えるだけで気が重くなります。

そこで、急ぎ上架して、船底の清掃と再塗装をお願いすることにしました。船台が空いたとの知らせを受け、8月11日にヤードへ回航。先行艇が水をしたたらせ吊り上げられてゆくのを、桟橋で眺めながら順番を待ちます。
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タグ : 砂町運河 東雲運河

7月28日の水路風景…3

(『7月28日の水路風景…2』のつづき)

237011.jpg墨田川造船を離れ南下、木村造船所に近づくと、珍しく船台の建屋がシャッターを開けていました。

物見高くのぞき込んだところ、港湾局の指揮艇「はと」と、奥にもう一隻が上架中。今年は妙にフジツボの付着が多い年(後で触れます)なので、船底の清掃と再塗装は例年以上に依頼が多そうですね。


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そのまままっすぐ港内へ出ようと、東雲水門を通ったら、一径間が扉体を下ろし、閉鎖していました。ご存知のとおり東雲水門の扉体は二段式で、水面上に出る上部の扉体が真っ赤な塗色。船艇の衝突防止のため、視認性をよくする意味でも、目立つ赤であることは理にかなっています。

この十数年で、赤い扉体の水門はほぼ絶滅状態となりましたが、ふだんの見栄えよりまず安全を第一として、ぜひご一考いただきたいものです(とエラそうなことをいっていますが、単に赤水門原理主義者なだけ)。

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穏やかな水面に誘われて‥‥というよりこの酷暑、スピードを出して風を受けていないと暑くてしょうがないということもあり、少し涼をとろうと港内を沖へ。

レインボーブリッジをくぐりつつ、橋脚の間からアンカレイジの質量感を愛でて‥‥イヤ、それにしても暑い、熱い‥‥。

237014.jpg緑豊かな第六台場からも、湯気が上がるのではないかと思われるほどの暑熱。この森、確か鵜さんたちのねぐらになっていると聞きましたが、みんなハァハァしてるんだろうなあ。

写真でいう右側、北岸には遠目にも白く見えるほどの、大きな砂洲ができていて、思わずビーチングしたくなるいい雰囲気。ちなみに上陸禁止なので、ゆめ実行などされぬように!

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第六台場を回って北上しようとしていたら、水陸両用バス「スカイダック」の一隻に追いつきました。ボディ全面に「ポケットモンスター」のピカチュウがぎっしり描かれた、楽しいデザインです。お客さんが盛んに手を振ってくれたので、こちらも笑顔で応えました。

SKY BUSの「イベント情報」によると、横浜のみなとみらいで実施中の「ピカチュウ大量発生チュウ!2019」というイベントのタイアップなんだそう。旧中川をはじめとして、今や都内でも3カ所となった水陸両用バスですが、このピカチュウ号はお台場海浜公園を出て、第六台場を一周して戻るコースとのことです。

(元年7月28日撮影)

(『7月28日の水路風景…4』につづく)

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タグ : 東雲北運河 東雲運河 東雲水門 東京港

4月13日の水路風景…2

(『4月13日の水路風景…1』のつづき)

233076.jpg橋脚工事の足場を後に、多摩川を遡上しつつ振り返って。川面は鏡のよう‥‥とまではいかないものの、風も収まって穏やかで、空を映しあくまで青く、航跡で乱すのがもったいなくなるくらいでした。

国際線ターミナルや駐車場を整備しているのでしょう、空港にもクレーンが林立して、このあたりの沿岸も、訪ねるたびに風景が変わってゆきます。


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おなじみ羽田可動橋‥‥東側の桁が陽を浴びてきれいだったので一枚。使われなくなって20年余り、目立った傷みこそ見られないものの、桁側面の褪色も進んで、だいぶ寂しい雰囲気が濃くなってきました。

233078.jpg京浜運河を北上していると、都水道局の京浜運河水道橋のすぐ南、昔からある沈船が目に入りました。大井埠頭、八潮1丁目の西あたりです。

潮が引くと、舷側や甲板がすっかり錆び落ちて、肋材ばかりが目立つ残骸が顔を出します。これも年々崩壊が進んで、わかりにくくなっていますからお気をつけて。写真にも写っていますが、北側にブイがあり目標となっています。

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品川埠頭北端、東京港内ではもはや希少になったこの手の施設、宇部三菱セメントのアンローダー。川崎・横浜のそれらとくらべたら小規模ですが、近づいて仰げばやはり結構な迫力。鉄の息吹が濃厚に匂う一角であります。

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東雲運河まで戻ってくると、東電堀を発した水陸両用バス「スカイダック」と反航。お客さんと手を振りあってのすれ違いです。

少し離れてからカメラを向けたら、あらら、もろ逆光で黒くつぶれてしまいましたね。しかしこうして見てみると、冬とは違った鋭い陽射し、引き波のギラギラとした反射に、もう夏が近いことを感じさせたものでした。

(31年4月13日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 多摩川 海老取運河 京浜運河 東雲運河 羽田可動橋

3月15日の川景色…1

231051.jpg今月15日は、ゲストを我が艇にお迎えして近場をご案内する予定だったものの、9日に出たときは
快調至極だったエンジンが突然機嫌を損ね、急遽、H艇長に代打をお願いすることに。

燃料も満タンにし、万全の点検をして臨んだつもりでしたが、手落ちがあったようで、何ともお恥ずかしいかぎりです‥‥。

直前のお願いにもかかわらず、快諾くださったH艇長には感謝のほかありません。恐縮しつつ載せていただいた25ft艇でしたが、わずか4ftの違いとは思えない安定感が印象的でした。どっしりとした走りぶりを堪能しながら、東雲運河を一路南下。道々のスナップをご覧に入れましょう。

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おなじみ浚渫船「海竜」、光線の塩梅もよろしく、ディテールもくっきり。若い船ですが、肥えた船型からか貫録が感じられます。一度くらいは稼働中の光景も拝んでみたいもの。

231053.jpg京浜運河をひた走り南端近くまで来ると、巨大なバージを曳いた曳船が、干潟水路を抜けてこちらへ、大きく取舵を取ったところでした。曳船は「第23光運丸」。

しばしスロットルを戻し、針路が定まるまで待ってから、ふたたび増速。重い爆音と白く泡立つ噴流、バージの戸立が分ける大げさな船首波と、力強い航走姿が楽しめました。

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平和島運河の干潟水路に入りました。ブイを目標に取舵を切ったところで、白い行逢船が。「こうえいⅡ」、都港湾局の監視船ですね。ずいぶんキレイですが、新顔でしょうか。

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そして海老取川、おなじみポンジュースの看板‥‥といいたいところですが、実はコレ、全面リニューアルしたピカピカの新品。デザインが全く変わっていないあたり、企業の誠実な姿勢を感じさせるものがあり、感動したものです。

昨年12月に通ったとき、骨組みを残して撤去されているのを発見。海老取川の広告看板で唯一の生き残りも、このご時勢には勝てなかったか‥‥と大いにショックを受けたのであります。

ところが、数人の方がツイッターなどで報告されているのを拝見すると、撤去ではなく更新で、間なしに復活したとのこと。早とちりを恥じ入るとともに、大喜びしてこの日を迎えたというわけでした!
撮影地点のMapion地図

(31年3月15日撮影)

(『3月15日の川景色…2』につづく)

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タグ : 東雲運河 京浜運河 平和島運河 海老取川 浚渫船 曳船

3月9日のフネブネ

(『英艦「モントローズ」来航!…4』のつづき)

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ちょっと戻って二つほど。これもおなじみの顔ですが、宇部のクレーン下に仲良くもやう「第三豊和丸」、「第五豊和丸」の姉妹船をぐっと寄せてスナップ。

美しい塗装とともに、この種の船が見せる量感豊かなスタイル、よいものです。恐らく同型船ですが、船首だけ見てもゴムフェンダーの取り付けや、水線下に2条、斜めに走るリブの位置が異なるなど、ディテールの違いが見てとれ楽しいもの。

231047.jpg船ではないですが備忘録として。テラス工事のため、長らく豊洲運河側に仮設のポンツン桟橋を設けていた豊洲運河水上派出所。東雲運河側のテラスが竣工して、繋留設備も新たに設置されました。

今となっては、ちょっと懐かしくなるような外観で、数ある水上派出所の中でも最も「交番」らしいこの派出所にも、落ち着いた日々が戻ってきたようです。

231048.jpg相生橋で左へ舵を切り、豊洲水門をくぐろうとしたら先行船が。おお、プッシャーバージタイプのゴミ運搬船、「すみだ1号」だ! 走っているところに出くわすのは、これが初めてです。

嬉しくなって、水門と豊洲橋をくぐるしばしの間、航跡内を続航。排気の香りと橋の作る陰翳、逆光の中きらめく航跡のコントラストに陶然となり、シャッターを切ったのが3月12日からのタイトルです。

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橋をくぐってからは増速して、追い越しざま撮ったのが上の一枚。航行中の姿勢はご覧のとおり、2隻が「へ」の字を保ったまま。

普通なら、ピッチングで凹んだり、盛り上がったりと形の変化がみられるものですが、バージが小型なせいでしょうか。お尻の重いバージを、押船がなだめすかして進ませているようで、微笑ましいものがありました。

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最後は新砂水門近くで見かけた、いかにも前歴が海保船艇、といったこの艇。帰宅後「海上保安庁全船艇史」(海人社・平成15年)をひもといたところ、昭和54年に1番艇が就役した「しようこう」型灯台見回り船の後身のようですね。現在の船名は「MTS2011」、警戒船任務にでも就いているのでしょうか。

(31年3月9日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 東雲運河 豊洲運河 砂町運河 独航艀 清掃船 水上派出所