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11月2日の川景色…2

(『11月2日の川景色…1』のつづき)

161006.jpg花川戸の鉄橋をくぐったところで、右手に「ホタルナ」が漂泊しているのが見えてきました。観光汽船の浅草乗り場には、「リバータウン」が接岸して客扱い中、着桟待ちですね。

邪魔にならないよう、左に寄せて微速で流しながら眺めていたら‥‥おおお、吾妻橋をくぐって「ヒミコ」が遡上してきました! 


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SFチックな姉妹船が河上で居並ぶ、めったにない機会に出会えたことで、テンション急上昇。ランデブーの瞬間がうまく撮れるかしら、と、N氏と揃ってカメラを向けました。

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161009.jpg‥‥まあ、何分腕が悪いのと、陽の低い時間帯とあって影になりいま一つでしたが、「松本デザイン姉妹」が鼻突き合わせる貴重な瞬間、自然頬も緩もうというものです。

「ヒミコ」は舵そのまま、微速でゆるゆると「ホタルナ」の横を航過して、東武線鉄橋の上流へ。僚船のいないところまで上って、回頭するのでしょう。



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「リバータウン」の爆音が高まり、桟橋を離れ始めて間もなく、今度は水辺ラインの「こすもす」が! 距離は充分取られていたと思いますが、こちらから見ると両船がずいぶん接近しているように感じられたので、ドキリとさせられる一瞬ではありました。二天門の船着場に向かうのでしょうね。

いや、天下の大川とはいえ、同時に4隻もの水上バスが集中するところに出くわせるとは! さすが都内水上観光の拠点の一つ、「河港」と呼んであげたくなる輻輳ぶりであります!
撮影地点のMapion地図

(26年11月2日撮影)

(『11月2日の川景色…3』につづく)

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タグ : ホタルナヒミコ水上バス東京都観光汽船東京水辺ライン隅田川

9月25日のフネブネ

(『新芝川再訪…6』のつづき)

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9月25日に出会ったフネブネの姿を、いくつか。

荒川の河口付近で上流に舵を切ろうとしていたら、下ってくる独航艀らしき船影を発見。急いで河道を横断してから遡上に入り、反航しつつの一枚。
今までもたびたび出会っている、油槽船の東丹丸でした。日曜に出くわすのは珍しいですね。

74037.jpg東丹丸と別れた直後、東京湾から入ってきた3隻のクルーザーが、次々と追い越してゆきました。

お友達同士のフリートでしょうか、先行の艇が行き足をゆるめて、少し遅れた1隻を待ってあげていた様子に、優しい気遣いが感じられて、微笑ましく思ったものです。



74038.jpg帰路、隅田川を下って浅草近くまで来ると、水辺ラインの浅草(二天門)船着場に「さくら」が着桟中。

都観光汽船の個性豊かなフネブネも、もちろん好きなのですが、都内で水上バスに乗るならやはり、眺望抜群のトップデッキがある、水辺ライン船隊をひいきにしたいところです。


74039.jpg少し下流には、おなじみ観光汽船のフラッグシップ・ヒミコも横付けしており、二船社の水上バスが並んだ川面は、どこか華やいだ雰囲気。

流線形の船体が、新しい船着場と待合所のビルによく似合います。



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さらに下って築地市場前。えーと、この船を見るのは初めてのような…。一見して「川の船」とは違った、瀬戸内などの渡船航路が似合いそうな造作と、ツートンのブルーに塗りあげられた船体が印象的です。

甲板室に掲げられた屋号で検索してみたところ、「東京ベイクルーズ 拓海屋」さんの持ち船と判明。船名はわかりませんでした。

 
(23年9月25日撮影)

(この項おわり)

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