4月8日のお花見水路…1

豊洲運河、塩浜1丁目の桜群に目を奪われたところから、今回のお花見がスタート。東京都専用線の廃線跡際にある桜たち、河中に立つ例の橋脚も一緒に。
【撮影地点のMapion地図】

その対岸、ヤマタネの倉庫を背にした、越中島公園の桜並木(写真下)も見事。何分水面から遠いので、ここからではよくわかりませんでしたが、桜の下ではすでに宴が始まっているのでしょうか。


●隅田川本流に出れば、西岸には新川2丁目の桜並木と、この分流点の沿岸はぐるり、桜づくしの感がありますね。おっ、ちょうどいいタイミングで、ヒミコが下ってきましたね。桜をバックに、春らしい一枚を。
まあ、水面から距離のある桜を艇から眺めても、文字どおり手の届かない思いで、ちょっと残念な気持ちになるのはいつものこと。やはり木っ端ブネの目指すお花見スポットとくれば、

●大横川しかありますまいよ(断言)。
練兵衛橋をくぐった瞬間の光景に、何やら「ほわ~」というBGMのような音が脳内に充満する、このピンク色のカタルシス(意味不明)。都内のどこよりも濃厚な、可航水路から最も近い桜並木。しかも小型艇限定のお花見水路コースともなれば、“飽き、たけなわ”に至らず、毎年通い続けるのもむべなるかな。春だけに。ええ。
【撮影地点のMapion地図】
(24年4月8日撮影)
(『4月8日のお花見水路…2』につづく)

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平成7年のスナップに拾う

いずれも平成7年8月初旬に撮ったもので、懐かしい、などというのは大げさな気がしないでもありませんが、この足掛け17年間の水辺の変貌ぶりは凄まじく、こうして眺めてみると、当時は想像もつかないような変わり方をした場所も少なくありません。
●カメラは家から持ち出した安物の一眼レフで、舵を取りつつ扱うには鈍重過ぎ、フィルムも限られていたこともあって、勢い撮る数も少なくなろうというもの。「アレを撮っておけばよかった!」と、後でずいぶん後悔させられたものでした。
ここでも懐かしくなるというか、軽快で思うさま撮れる、デジカメのありがたさを改めて実感してしまいます。まあ、写真のまずさはこのころから相変わらずですが、お目汚しまで。
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豊洲運河
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豊洲運河
所在地:東京都江東区越中島2~江東区豊洲4
延長:1.5km
最小水深:A.P.-4.0m
最小桁下高:A.P.+4.0m
メモ:砂町運河を経由し、荒川~隅田川間を連絡するルートにあたるため、業務船・プレジャーボートを問わず通航が多い。東雲運河(青印)、汐見運河(赤印)、汐浜運河(緑印)、春海運河(空色印)が接続する。北西側末端部には、豊洲水門(2径間、青鋲印)がある。
区間中央付近には、東京都専用線の廃線跡である橋脚(赤鋲印)が、2基残されている。橋桁は撤去済みで、橋脚天端には灯標が取り付けられているので、夜間航行の際も、注意していればすぐ視認できる。
豊洲水門近くの豊洲橋は、20年9月現在、橋の新設工事が行われており、また豊洲三丁目付近も再開発の工事で、業務船が繋留していることが多い。



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