1月21日の川景色…1

(『1月21日の目黒川…3』のつづき)

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目黒川を後にし京浜運河を左折、ちょうどやってきたフライブリッジ付きクルーザーの航跡に入り北上。冬晴れの下で仰ぐ品川埠頭橋、かっこいいですねえ。

216037.jpg港内に出て行き足を上げ、レインボーブリッジをくぐるあたりで、はるか向こうに白い箱型の何かが同航しているのが目につきました。水陸両用バスのようです。

舷側のロゴ「KABA3」で検索してみると、「お台場・水陸両用バス『TOKYO NO KABA(KABA3)』が運行へ!」(とよすと)がヒット。おお、台場にもスロープができたんだ。昨年11月27日より運航しているとのこと。

216038.jpg‥‥と、前方はるかに消防艇の赤い船体が。‥‥あれはフラッグシップ「みやこどり」ですね、よく見ると微速で航走しています。きっと演習の帰りでしょう。

ということは、入港接岸作業が見られる! これは息せき切っても駆けつける価値ありと、スロットルレバーをグンと倒し、全速! 幸い水面は穏やかで、艇はプレーニングに入っても文字どおり滑るよう。間に合うかな?

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何とか間に合いました。十分間合いは取ったつもりでしたが、後ろからすっ飛ばしてきた不審船としては警戒されないよう、減速して手を振りつつ、接岸の様子を拝見。

逆光の中、配置についた乗り組みの方々が醸し出す緊張感。官船らしい、引き締まった空気が間近に伝わってきます。

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少し距離を置いたところで、右回頭中の姿を振り返ってもう一枚。低い舷側にくらべて大きな上部構造物、宙をにらむ幾多の放水砲。高層ビル群をバックにすると、いかにも東京港を護る船、という感じがしてよいものですね。

(30年1月21日撮影)

(『1月21日の川景色…2』につづく)

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タグ : 京浜運河 朝潮運河 東京港 消防艇

1月21日の古川…1

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1月21日は、お手伝いで近場を巡ってきました。ずいぶん遅い本年初出航であります。すでに大寒波と大雪が近く訪れると予報されていたものの、当日日中は思ったより暖かく、少し靄がかかったものの、よく晴れ風もきわめて静穏とあって、気持ちのよい川走り初めを楽しむことができました。

東雲運河に入ると、前回12月10日に見かけた、豊洲運河水上派出所前の工事が気になって、通過しながらスナップ。二隻の杭打船に挟まれて、少々肩身狭い風に姿を映す派出所。階段の周りには、パイプ組みの足場とポンツン桟橋が架設され、工事の離着船に利用されているようでした。

216002.jpg北西の微風とあって、港内に出ても水面は素晴らしく滑らか、デッドフルで飛ばしても、ほとんどピッチングを感じないほど。

晴海沖には、土運船とグラブ式浚渫船が作業中、日曜日にご苦労さまです。右側のマストに、上から球形・菱形・球形の形象物を掲げているのが見えますね。作業中で他船を避けることができませんよという、操縦性能制限船の形象物です。

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快適にプレーニングして、あっという間に竹芝運河へ到着、直進して古川を遡上します。

桁下に水面の波紋を映す橋梁群、奥に横断幕が掲げられ、工事中で足場が架かり、桁下A.P.+4.1mとのこと。潮位が高いので、ぐっと低く感じられますね。

216004.jpg新幹線をはじめ、多くの線路が渡る鉄道橋をくぐって。ここの橋脚、あまりに橋が過密なせいか、長々と壁のように連なり、上流側のレンガ橋脚ともつながっていて、切れ目のないのが珍しいですよね。

しかも、首都高まで支えているわけで‥‥。橋梁名は知らないんですが、一つの橋として扱われているのか、それとも竣工年ごと、路線ごとで区別しているのか。

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橋をくぐれば‥‥ハイ、こんちまた麗しいギッシリぶりで! 久しぶりに航過する金杉の船宿街、お元気そうで何よりであります!
撮影地点のMapion地図

(30年1月21日撮影)

(『1月21日の古川…2』につづく)

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タグ : 東雲運河 東京港 竹芝運河 古川 高架下水路 浚渫船 豊洲運河水上派出所 水上派出所

12月10日の川景色…2

(『12月10日の川景色…1』のつづき)

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クレーン兄弟の奥には、「海王丸」がもやっていました。年末も近いとなれば、港内に休む練習帆船の姿は風物詩といってよいものです。

岸壁に寄せていたので、そのまま真正面から接近し、右舷をなめるように航過して堪能。冬の青空と多檣船、まっことよきかな、佳き哉。

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214033.jpgふたたびすっ飛ばして、豊洲、晴海の沖を過ぎ、隅田川河口でZEN船長の「エスエスSerenade」を発見。

航跡に入ったりしてしばらく遊んで(すみません)いたら、竹芝にジェットフォイル「セブンアイランド友」が接岸中なのを見て、ツーショットを撮りたくなり、右舷側から。フネブネの息づく活気ある川景色、いいですねえ。


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そして浜離宮前、観光汽船「リバータウン」。ああ、待ちに待った冬の陽光の下では、何を眺めても、撮っても楽しい。たのしい。

214035.jpg佃大橋下流で、「TOKYO WATER TAXI」の一隻に追いつきました。今回もハルナンバー00、「2月26日の運河風景…1」でお世話になった1番艇です。

スロットルをしぼってカメラを向けたら、船尾にいた乗り組みさんがこちらに気づき、にこやかに手を振ってくださいました。
撮影地点のMapion地図

(29年12月10日撮影)

(『12月10日の川景色…3』につづく)

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タグ : 東京港 隅田川 水上バス

12月10日の川景色…1

(『境川西水門の工事』のつづき)

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以下、出渠した12月10日のスナップです。冬の陽光を背に、江戸川閘門後扉室。一緒に入ったPWC2隻が、まだ扉体の滴も切れないうちに、勇ましく飛び出してゆきました。

214027.jpg懐かしい電話ボックスに入った、閘室横のインターフォン。だいぶ前にも触れましたが、同じものが前扉室と後扉室の外側に、計3つ備えられています。

通航艇はカメラで監視されており、閘門からの指示があればスピーカーで放送されるし、本当に用がある人は携帯で電話するでしょうから、今となってはまず用がない設備ではありますが、この型の電話ボックスがほぼ壊滅した今となっては、実用されているだけである意味貴重かもしれませんね。

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往路では上架されていた水辺ラインの水上バス、修理が完了したのか桟橋にもやっていました。トランサムに船名がなかったのでわかりませんでしたが、今回ようやく「あじさい」と判明。きれいに磨かれた船体が、冬の陽光に輝いています。

214029.jpg旧江戸川を出た後は、出渠後の足慣らしを兼ねて思い切りスロットルを倒し、すっ飛ばして港内に出ました。

木材投下泊地の南側、防波堤沿いに浮いていたコンクリートケーソン、「利島港防波堤(北)」の表記あり。こういう質量過剰なのっぺりしたものが、間近に拝めるというだけで眼福というもの。だいぶ長い間ここにいるのか、少し汚れが目立ちますね。

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デッドフルで飛ばしたまま、鉄鋼埠頭の前まで来て行き足をゆるめました。住友重機械の渋い銘板を掲げたクレーン兄弟、光線の具合もよろしく、ディテールくっきりなのに惹かれて。岸壁ギリギリまで寄せて見上げると、鉄の量感が迫ってきてよいものでした。
撮影地点のMapion地図

(29年12月10日撮影)

(『12月10日の川景色…2』につづく)

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タグ : 旧江戸川 東京港 江戸川閘門 閘門 水上バス

8月19日のフネブネ

8月19日はお休みをいただき、小型船舶免許の更新講習を受けるついでと、曇り空の下、軽く近場をお散歩してきました。その折のスナップを少し、まずはフネブネから。

210001.jpg回転数の高い爆音を耳にして外へ出てみると、大きなバージを曳いた曳船が、盛大に白煙を吹き出しながら、ちょうど目の前を横切るところでした。

船名は見えませんでしたが、操舵室のハッチに三角のオーニングをかざして頑張る姿、菅笠をかむって働く農夫さながらで、朴訥とした魅力にあふれていました。


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隅田川は勝鬨橋上流で行き足をゆるめ、月島川水門を眺めていたら、日本橋船着場ではおなじみの顔、「エスエスSerenade」が遡上してきました。

ZEN船長が舵を握っておられるだろう、と手を振ったのですが、帰宅後船長より連絡があり、やはり気づかれていたとのこと!

210003.jpg続いて、2月26日にお世話になった「TOKYO WATER TAXI」の1番艇、ハルナンバー00が登場。ご挨拶しておこうと思ったら、船長は違う方のようだったので、そのままやり過ごしてスナップのみにした現金な船頭。

船長にもうかがった、60隻の大量建造計画(『27年度川走り納め…14』でも触れています)はどうなったでしょうか。

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港内を横断していたら、テイクオフ寸前の「セブンアイランド虹」と、フォイルボーンで入港してきた「セブンアイランド大漁」の離合シーンに出くわして、もう興奮コーフン!

何回もシャッターを切ったものの、この重苦しい曇天とあっては、胸のすくようなシーンとはいいがたい仕上がりに。それでも重なり合うタービン音と水煙が織りなす勇壮なシーンに、しばし陶然となったことではありました。

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豊洲運河を経て六叉流まで戻ってくると、砂町運河からセメント船「第三十二芝浦丸」が操舵室を畳んだまま西航してくるのに出くわし、これまた嬉しいものが。

所属は芝浦海運株式会社、擁する船隊の船影や要目は、「船舶紹介」に掲載されています。いや、楽しいページですわ!「第三十二芝浦丸」は全長36.95m、320tもの積載量があるのですね。

(29年8月19日撮影)

(『8月19日の晴海橋梁…1』につづく)

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タグ : 砂町運河 隅田川 東京港 独航艀 曳船