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4月7日の徘徊スナップ…2

(『4月7日の徘徊スナップ…1』のつづき)

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芝浦通船の船溜にもやっていた、白い通船のいいお顔を狙って、正面から撮ってみました。何度も同じことをいって恐縮ですが、これぞ"ツーセン"だなあと思わせる古典的(?)スタイルに、たまらなく惹かれているのです。

傾斜した前面二枚窓の左舷側に、旋回窓を備えているのがチャームポイント。屋根の青、甲板室・船体の白、水線下の船底色と、いつ見ても塗装がきれいで、本当によく手入れされています。船名は撮り忘れましたが、たぶん「第三十港丸」。

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芝浦運河北端近く、新芝浦橋の改架工事現場を通って。左手には一面ガラス張りのビルがそびえて空を映し、圧倒されそうな光景です。

錆色の仮橋の手前にもやう、紅白のジブをもたげたクレーン船と、下周りのないユンボを甲板に固定したタイプの浚渫船が、作業船隊の中心のようですね。浚渫船は高林産業(株)の「第二富士丸」とありました。

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新芝浦橋は桁の架設はまだでしたが、橋台がほぼ完成に近づいていました。写真は西側橋台です。橋台の下部を空洞にしたラーメン構造で、テラスが造られればこの空洞が人道になるのでしょう。近くにある芝浦西運河の船路橋と、同様の造りですね。

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日の出埠頭の水上バス乗り場は、桟橋上に白いオーニングが張られていますが、ここがユリカモメにとって格好の社交場らしく、この日もたくさんくつろいだ姿を見ることができました。

暖かな陽射しを浴びて、ボリボリと羽繕いしたり、平たくツブれてお昼寝をしたりと、まあ可愛らしいこと。顔の羽毛が黒い"夏毛"が散見されるのも、春先ならでは。しかし、フンの掃除が大変そうですねえ‥‥。

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古川河口‥‥竹芝運河から港内へ出てみると、こちらもこの陽気とあって、プレジャーの出船が実に多く、"輻輳"という字がぴったり来る状況。満開の桜を見に訪れたのでしょう、隅田川を目指して次々とプレーニングしてきます。

‥‥いやしかし、皆さんお飛ばしになる‥‥。川に入ったら反射波でさぞ翻弄されそうと思うと、申しわけないですが少々憂鬱になりました。
撮影地点のMapion地図

(令和6年4月7日撮影)

(『4月7日の徘徊スナップ…3』につづく)

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タグ : 芝浦運河東京港通船水辺の鳥たち

3月31日の徘徊スナップ

(『4月7日のお花見徘徊…9』のつづき)

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いったん3月31日のお話しに戻ります。道々出くわした、お花見以外の話題をまとめて。

曙北運河を北上していたら、流路中央やや東寄りに、白いものが浮いているのに気づきました。距離のあるここからでも、そこそこの大きさなのがわかります。浮標か、浮流物か‥‥さて何でしょう。

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タグ : 曙北運河大横川大島川西支川江東内部河川東京港

新造艇の名前は?

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3月31日、4月7日は2週続けて出かけることができました。いわずと知れた毎年恒例、お花見であります。せっかくなので、まとめた方がよさそうなものは、2回分いっしょに垂れ流してしまいましょう。まずは巡視艇から。

汐見運河を西航、墨田川造船本社前を通ったら、ジブチ向け巡視艇が艤装中でした。あれ? 「SAAD OMAR GUELLEH」は辰巳に移動していたはず‥‥。よく見るとハルナンバーはP-16、新造艇だ!

315002.jpgこのときは時間がなかったので一航過しただけ、トランサムの艇名は確認せずじまいでしたが、建屋の中をズームでのぞいてみると‥‥。

あっ、もう一隻建造中の船体がありますね。輸出艇なのか、海保艇なのか‥‥。いずれにせよ楽しみ。続々と新艇が建造されるさまを拝見しているだけで、何だか力が湧いてくるような気がするのですから、不思議なものです。

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帰りに辰巳にも寄ってみると、3月10日にはいた「ぼうそう」と「ひよどり」は姿を消し、「SAAD OMAR GUELLEH」一隻のみに。建造に時間がかかったせいでしょう、喫水線下もだいぶ褪色してきました。

舷側のベコベコ‥‥いわゆる"瘦せ馬"が目立つのは、海保船艇と違って塗色がグレーだからか‥‥。軽量構造を目指すあまり、極端な薄板にしたとか、素人だけに斜め上の妄想をしてしまいました。

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4月7日、気になっていたハルナンバーP-16の名前を知りたくて、東雲北運河を下る形で航過。トランサムをのぞいてみると‥‥。

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え、ええと、「ALI MOHAMED KAKO」‥‥でいいのかな?
字の送りが微妙で、「AL I MOHAMED K AKO」にも見えるのですが‥‥。いずれ検索してみよう(今はしないあたり)。

(令和6年3月31日・4月7日撮影)

(『運河の給油所、解体』につづく)

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タグ : 東雲北運河墨田川造船巡視艇東京港

3月10日の水路風景…2

(『3月10日の水路風景…1』のつづき)

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おなじみ青海埠頭西側のクレーン群。しつこいですが、爽快かつ豪気な眺めをこうして堪能できるのも、雲一つない極上の晴天あってこそ。ありがたやありがたや。

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台場内水面、北西側の旧防波堤上では、河津桜の群落が満開を迎えていました。遠目に見ると、水面上にピンクのラインが走っているようで見事。旧防波堤が石組みの法面ということもあって、川辺の風景のようにも見えますね。

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ズームでたぐってみると‥‥あらら、こちらも第六台場に劣らず、鵜の社交場になっているようですね。背後の木の枝に、営巣しているのが何ヶ所も見られ、黒い翼を広げ盛んに飛び回っていました。人が上陸しないここは、まさに鵜の天下。餌の魚も豊富なのでしょう。

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314035.jpg工事中の豊洲水門をスナップ。第2径間が赤い角落しで閉鎖されていました。かなり大規模な改修工事になるようです。

角落し、「赤」と書きましたが、えんじに近い、渋くて実にいい色なんですよ。右は堤防上に置かれていた予備と思われる角落しですが、水門の扉体もこの色に塗ってほしいと思わせるほど。赤水門原理主義者かつ、暖色系の船にも弱いたちなので、なおさらそう感じたのかもしれません。
撮影地点のMapion地図

(令和6年3月10日撮影)

(『3月10日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 東京港豊洲運河豊洲水門

3月10日の水路風景…1

(『さようなら、船の科学館本館』のつづき)

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10号地で「フェリーどうご」を愛でていたときのこと。船首側‥‥西側角に建つ、十号地信号所が目に入ったので、惹かれて通りがてらスナップ。張り出した監視所風の部分が、ちょっと航空管制塔を思わせる造作。上に載せた櫓状構造物には、信号の灯器や観測機器が備えられ、「F」(自由信号)を現示していました。

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西側、青海埠頭との間に回り込んでからもう一枚。ああ、渋くていい感じ。堅牢そうなコンクリートの塔ですが、築何年くらいなのかな‥‥と検索してみたところ、こちらのPDFがヒット。昭和56年度設置だそうで、思ったより若い(?)ことが判明。

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信号所をもう一つ。東京海上保安部にほど近い、青海信号所。平成27年の設置、翌28年3月より運用開始されたそう。かつて船の科学館にあった13号地信号所の機能を、こちらに移したものといってよいでしょう。

十号地信号所とは対照的に、鉄塔なのがまた違った魅力を放っていていいですね。しかし、背後に自らより高いビルが迫っているのって、せっかくの鉄塔が台無しになったようで、ちょっと哀れな感じが‥‥。さらに左手前にはクルーズターミナルができてしまったため、この南側防波堤の先端に、第二信号所を設けて補うはめになったあたり、ご難続きのような気がしないでもありません。

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第二航路を西航し、第一航路へ出るか出ないかのあたりで、富士山が見えました! 3月初旬とあって、まだ全身白装束の、見事な雪化粧。前衛の山々を従えた威風あたりを払う姿、手前に並ぶ大井埠頭のカラフルなコンテナ群とのコントラストも素敵で、大いに喜んだものでした。

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ヤードライトやクレーンの合間からのぞく姿もまた佳し。ああ‥‥雲一つない晴天のありがたさを、しみじみと噛みしめる船行き。

でも、ほんの少しだけ白味がかった青空に、春の訪れが近いことも感じさせ、冷気で張り詰めた真冬のシャープさとは、また違った滋味を噛みしめたのでした。

(令和6年3月10日撮影)

(『3月10日の水路風景…2』につづく)

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タグ : 東京港