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水辺ライン初乗り…3

(『水辺ライン初乗り…2』のつづき)

8026.jpg水門を出たところで、河口を横断するカッターが見えました。もう一艘いたのですね。その手前を、観光汽船の水上バス「道灌」が遡上してゆく…。
輻輳水域ですから、お気をつけて。

ちなみにこのカッター、マストを立てて帆走訓練もできます。以前、砂町運河で、帆装したカッターに出会ったことがあり、クリンカー張りの船体に白帆を上げた、その優美な姿に惚れ惚れしたものです。

8027.jpg内水輸送の主役といえばやはり、独航艀。新河岸まで上るのでしょうね。

平日の川はやはり、働くフネブネの船影が休日とくらべて桁違いで、フネ好きとしてはこたえられません! こういう川景色をたまに目にしてしまうと、ほとんど日曜にしか航行できないのが、本当に残念に思えるのです。

8028.jpg出船入船を楽しみながら、旧防波堤を抜けて、お台場の内水面に入りました。

幸せそうな二人の後姿が、よく似合う水辺の風景…。




8029.jpgお二人がお台場で降りたので、今度はこっちが幸せになる番です(笑)。展望デッキの前方真ん中を独り占め。

何だかこの、下に「東京水辺ライン」がドンと入る構図、気に入ってしまった…。次回からは、みんな同じような写真にして、ズラリと並べてみたくなってきました!


8030.jpg今回、一番ドキドキしたシーン!
プレジャー型ボートで荷役をしているというのもさることながら、その手に汗握る過積載ぶりがなんとも…。

積荷は清水タンクでしょうか。幸い、スカッパー(排水口)が船尾側にしかないようなので、辛くも浸水はまぬかれているようですが、こちらの引き波で沈んでしまわないか心配で、視界から消えるまで見守ってしまいました。
撮影地点のMapion地図

(21年6月26日撮影)

(『水辺ライン初乗り…4』につづく)

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タグ : 隅田川 独航艀 東京水辺ライン 水上バス

水辺ライン初乗り…2

(『水辺ライン初乗り…1』のつづき)

8021.jpg浜離宮船着場を定刻に離岸。係りのおばさんが、取り外したタラップを几帳面に鎖錠するのを見ながら、船は後進で桟橋を離れます。

おばさんは、先ほど見えた海洋大学のカッターに乗る学生さんたちとは顔なじみらしく、親しげに手を振っていました。カッターと仲良し、いいなあ。

8022.jpg築地川を出て、広くなったところでスラスターをふかし、水門に向かって転回。

おや、先ほど乗った新東京丸が、もういつもの桟橋に帰ってきている…。本日の「視察」は、我々が乗った回で終了のようですね。お疲れさまでした。


8023.jpgおなじみスイングゲートの築地川水門。いつもより視点が2mほど高く、しかも舵を握っていないため、両手がフリーという恵まれた(?)状況で通るのって、何かすごく新鮮な気が…。

水門左側の水深表示は、3.6m。先ほどからの南風も弱まって、水面は穏やかな表情です。気持ちの良い航行が楽しめそうですね。

8024.jpg石垣の上から見た時は、径間は船の幅の倍寸くらいあったように見えたのですが、いざ船に乗って水門に突入すると、その狭さは予想以上。自分が舵を取っていないにもかかわらず、妙に緊張してしまいました。

我が艇で言うと、径間4mくらいの小水門をくぐる感覚でしょうか。

8025.jpg緊迫(笑)の水門通過も無事終了。船は一旦お台場へ立ち寄り、その後隅田川を遡上するコースです。結構な遠回りではありますが、欲求不満がつのっていたのでしょう、少し長時間乗っていたい気分だったので、むしろ嬉しいくらいでした。

やはり私にとって、船室から外に出られないまま、窓越しに水辺の景色を眺めさせられるのは、たとえは悪いですが、蛇の生殺しに等しいものだったようです。それだけに、四周さえぎるもののない、展望デッキに立てることが、何よりもありがたく思えました。
う~ん、仮に将来、今の艇を乗り換えるにしても、視界のさえぎられるハードトップ付きの艇には、やはり乗れそうもありません…。

(21年6月26日撮影)

(『水辺ライン初乗り…3』につづく)

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タグ : 築地川水門 浜離宮 東京水辺ライン 水上バス

水辺ライン初乗り…1

(『浜離宮散策』のつづき)

8016.jpg水上バス乗り場から、隅田川畔、スイングゲートの築地川水門が見える岸辺はすぐ近く。せっかくだから、水門に入ってくる船を撮ってみようと、草むらをかき分けてウキウキと石垣の上へ。

水門の正面に出てみると、ちょうど先ほどのカッターが、櫂拍子を揃えて、眼下を通り過ぎてゆくところでした。ニス塗りのスターンをよく見ると、所属表記は「東京商船大学 15」とあり、嬉しくなりました。子供のころから長い間、「ショウセンガッコウ」と呼び習わしていたものですから、「海洋大学」という名称は、やはりしっくり来ないのです…。

8017.jpgやがて、ポーッ、ポーッとおなじみの汽笛を鳴らしながら、最微速で水上バスが入ってきました。

この手の船としては比較的小型の、水辺ラインの水上バスですが、見通しの悪い築地川水門を通るのは、やはり緊張を強いられるのでしょう、岸から見ていると、まさに恐る恐るといった感じです。

8018.jpg水門を抜けると同時に、大きく面舵を切り、水路の奥へ。う~ん、船の通る水門って、やっぱりイイなあ…。何かこう、水門がイキイキして見えますよね。

ちょうど潮位の低いときに当たったので、トップの展望デッキが開放されています。新東京丸では、船室にじっとしていなければならなかったので、これで欲求不満も解消できそう!

8019.jpg土手を駆け下りて、船着場に戻り、列の後ろへ並びます。実は私、水辺ラインの水上バスに乗るのは初めて。自艇から眺めることはよくあっても、これまで乗る機会に恵まれなかったのです。

多彩なラインナップの、観光汽船の水上バス船隊にくらべて地味ではあるものの、白塗りの統一されたデザインには、いかにもフネらしい、独特の魅力がありますね。

8020.jpgさて、勇んで階段を上がってみてビックリ、白いトップいっぱいに、「東京水辺ライン」のロゴと、電話番号が書かれているじゃありませんか。まるで対空表記です。橋から見下ろされることを意識したのでしょうか。

自艇からは、食傷するほど船影を目にしてはいるものの、これはさすがに乗ってみなければわかりません。今さらながら、新たな発見をした気分で、ちょっとした感動でした。
撮影地点のMapion地図

(21年6月26日撮影)

(『水辺ライン初乗り…2』につづく)

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タグ : 築地川水門 浜離宮 東京水辺ライン 水上バス